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【アメフト】リーグ戦開幕まであと4日‼「もちろん日本一を目指す。チャレンジャー精神を持って、関西を倒すことだけを考えて戦う」リーグ戦直前インタビュー① 〜南雲副将・牧野海副将・高津佐副将編〜

リーグ戦直前取材
2024年8月20日(火) 法政大学川崎総合グラウンド

いよいよ今週の日曜日からリーグ戦が開幕する。勝負の秋の第1戦は9月1日(日)アミノバイタルフィールドで桜美林大学を相手に17時半にkick off予定だ。今年はチームを引っ張る4年生と、アメフト部の方から推薦されたこの秋注目の選手、計8名と矢澤正治ヘッドコーチにインタビューを行った。今回のインタビュー記事は、南雲昇太副将(営4=法政二)、牧野海舟副将(営4=法政二)、高津佐隼世副将(キャ3=佼成学園)編である。

インタビューに応じる牧野海

 今回のインタビュー選手

ポジション 名前
SF 副将 南雲昇太(営4=法政二)
OL 副将 牧野海舟(営4=法政二)
WR 副将 高津佐隼世(キャ3=佼成学園)

インタビュー

南雲昇太

【プロフィール】
生年月日/2002.07.22
学部・学科/経営学部・経営戦略学科
出身高校/法政大学第二
高校
身長・体重/183cm・88kg

――この夏、個人として重点的に取り組んだことは
フィジカルトレーニングは重点を置いてやってきました。自分の強みはフィジカルなので、夏でしっかり伸ばせたと思っています。

――体重を増やすということか
そうですね。体重を増やすというよりは、体脂肪を減らすということを意識しました。

――夏の合宿では、個人よりもチーム全体の練習がメインだったか
そうですね。

――チーム練習の中で、ディフェンス陣として注意した部分は
基礎的な部分はシーズン終盤になるとなかなか力を入れられないので、重点的に行いました。

――夏に手応えを感じた部分は
上級生、下級生を含めてチームの底上げができたと思っています。

――具体的には
プレーの連携です。下級生も練習に参加する機会が多かったので、そこでチームのレベルアップができたと思っています。

南雲のフィジカルを活かしたプレーに注目だ

――春のオープン戦での収穫や通用した部分は
先ほど強みで挙げたフィジカルの部分は、春シーズンを通して発揮できたと思っています。

――夏・秋に向けて強化したいと感じた部分は
頭を使ったプレーです。春シーズンではあまりできなかったので、秋シーズンでは取り組んでいきたいと思っています。

――4年生として迎える最後のシーズン、これまでの3年間と今年の1年で気持ちの変化はあるか
自分的には、あまり違いっていうのは感じられていないです。ただ、これで最後ではあるので、後悔がないようにしっかり一日一日を大事にしていきたいと思っています。

――副将という立場的なことも含めて変化はないと
そうですね。アメフトをプレーしている上ではないですね。

――この秋注目してほしい自分のプレーは
やっぱりタックルですね。自分のフィジカルを活かした、相手に対しての強いヒットとタックルには注目してほしいと思っています。

――秋も引き続きセーフティを
そうですね、はい。

――アメフトを初めて観るという方に向けて、ポジションの魅力を
後ろから守っているポジションではあるんですけど、インターセプトやハードなタックルができて、一発で試合の流れを変えるプレーをディフェンスからでもできるところが一番の魅力だと思っています。

――最後のシーズン、チームとして目指すところは
日本一です!

――『自由と進歩』をどのように捉え、4年間取り組んできたか
自分自身でも、解釈できたのは最近なんです。自由とは、自分たちが成長するための選択肢の自由のことだと考えています。成長するための選択をしながら進歩していくことが『自由と進歩』だと解釈しています。

――アメフトを今後続ける予定は
自分はまだ決まっていません。引退してから決めても遅くないと思っています。

――最後となる大学アメフトへの意気込みを
アメフトに費やしてきた4年間なので、その4年間を最後、良い形で終われるように、これからも一日一日を大事に練習頑張っていきます!

(取材:野田堅真)

牧野海舟

【プロフィール】
生年月日/2002.11.21
学部・学科/経営学部・経営戦略学科
出身高校/法政大学第二高校

身長・体重/176cm 120kg


ーー春シーズンを振り返って
勝利を積み重ねられなかったのが1番大きいと思ってます。関西ともやったんですけど、そこでも大きく実力不足を感じました。春から今シーズンはフィジカル強化を1番に置いてやってきたのもあって、フィジカルっていう点で勝てていた部分も多かったので、そこは秋にもつながるポイントなんじゃないかなって思ってます。

ーー夏合宿でチーム全体で取り組んできたことは
合宿を通して、1週間という長い期間の中で3食の食事の中でもチームのメンバーとずっと一緒にいたことで今まで以上にコミュニケーションが取れました。そこはアメフトにおいても大きく活かせるかなと思いました。


ーー春から秋にかけて個人的に強化した点は

僕自身4年生として、他大学の相手DLに負けないために、フィジカルっていう点では特に力を入れてきたなと思ってます。今年に入ってチームときてもフィジカル強化っていうのはすごい大きなポイントだったんですけど、4年であり副将の僕が頑張らないと、後輩たちもついてこないと思います。そういう点でもめっちゃフィジカルは頑張りました。

ーー牧野選手から見た今のチーム状態は
だんだんまとまってきたかなっていう感じはしてます。一時期上手くまとまらない時期もあったんですけど、合宿も通して、今の夏の練習も通して、本当に密にコミュニケーションを取って取り組んできました。その中で、秋に向けてだんだんと仕上がってきているなっていう印象はあります。

チームの躍進とともに2年連続のオール関東選出へ

 

 

 

ーー秋リーグ注目して欲しいプレーは
オフェンスラインなのであんまり目立たないポジションではあるんですけど、そこでも僕が相手を圧倒して、ボールを持っている選手たちの道を開けるプレーをするので、そこでオフェンスラインの魅力を知っていただけたらなと思います。

ーー秋リーグの個人的な目標は
個人としては昨年度のオール関東に選出していただいたんですけど、今年もポジションがセンターに変わるんですけど、そこに選出されたいなと思ってます。

ーーチームとしての目標は
チームはもちろん日本一を目指しています。昨年度は関西学院大学に大差で負けてしまった部分があったので、チャレンジャー精神を持って、関西を倒す事だけを考えて取り組んでいきます。

ーーリーグ戦に向けての意気込み
今シーズンは本当に日本一を獲りに行ってますし、『No fear, No limits 』っていうチームテーマを掲げています。そこでもあるように、何も恐れる事なく、勝利に向かって突き進んでいって、それが結果として日本一につながってくると思います。そこをぜひご覧ください!

(取材:白戸大貴)

高津佐隼世

【プロフィール】
生年月日/2003.04.04
学部・学科/キャリアデザイン学部・キャリアデザイン学科
出身高校/佼成学園高校

身長・体重/174cm 88kg

ーー春リーグを振り返って
春リーグはなかなか勝てない試合が多かったので、そこから何を学んでいくのかが大事になると思っています。

ーー勝てない中でのチームの雰囲気や声掛けは
やっぱり負けてる時にチームの雰囲気が落ちてしまうとそのまま下がってしまうっていう雰囲気があったので、そこはしっかり変えていきたいです。

ーー副キャプテンとして何か意識してチームメイトに声をかけたりなど、行動で振る舞ったりしていることは
自分はまだ3年生なので、その分4年生、3年生、下級生含めた仲介人でもあると思うので、やっぱり後輩の意見もしっかり取り入れながら、 幹部の話し合いなどそういうところで活かすようにしてました。

ーー春リーグから今日まで、この夏の期間でチームとして取り組んできたことは
チームとして取り組んできたのもフィジカルトレーニングを重きにして、やっぱり去年と比べてウエイトなどの数も増えて、数値でもしっかり重量をあげれるようになってきたので、しっかりそれを活かしたいです。あとはウエイトの技術やフィジカルをしっかり実際のプレイで活かせるようにしていきたいです。

見る者を魅了するプレーでTD量産なるか


ーー先日法大の元アメフト部の栗原さんが来られたと思うが、栗原さんと同じポジションで教わったことで印象に残ってることや活かしてる部分は

やっぱり1番NFLに近づいていたということもあって、他の人と比べると日本人は身体能力、身長で劣ってしまう部分がある中で、外国人の弱点を突くための足りてないところをどう補っていくかというのを学びました。そこは自分も使える技術があったので、しっかり試合を通して使っていこうと思いました。

ーーこの秋、自分のプレーで注目してほしいプレーは
自分はポジション柄、得点に絡むのでそこでボールを持った後の動きなどを注目してほしいです。

ーー個人的な秋リーグの目標は
まず、チームとして日本一になるということは当然目標とした上で、個人としては秋大会のリーディングレシーバーになりたいと思っています。

ーー最後に改めて秋リーグ戦と日本一に向けての意気込みをお願いします。
去年の甲子園の試合を通して悔しい思いをしたので、しっかりその悔しさを今大会に活かせるように、自分だけじゃなくてチーム全体も意気込んでいきたいと思います。

(取材・白戸大貴)

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