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【水泳】2年・岡村が二日続けての決勝進出!二日間でMVP級の活躍!/第66回日本選手権 (25m) 2日目 

第66回日本選手権 (25m)
2024年10月19日(土)・20日(日)
東京アクアティクスセンター

「最速」を決める、短水路の日本選手権の2日目。2年生の岡村梨香が二日連続で決勝の舞台に駒を進める活躍を見せるが、惜しくもメダル獲得とはならず。この結果、大会二日間通してのメダル獲得者はゼロという結果に。来月行われるジャパンオープンでの巻き返しに期待がかかる。

二日連続で決勝進出の岡村

大会結果

予選結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
100m背泳ぎ 17位 森田眞心 (現2) 1分00秒76
15位 伊藤ななみ (社1) 1分00秒37
400m自由形 16位 松野仁衣奈(スポ3) 4分15秒67
6位 岡村梨香(スポ2) 4分10秒99 決勝進出

予選結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
100m自由形 17位 竹鼻涼太(スポ3) 48秒75
100m背泳ぎ 18位 諏訪遥希(経1) 53秒14
100mバタフライ 25位 丹保陸(人3) 53秒11
400m自由形 18位 白戸亮太(営2) 3分48秒79

決勝結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
400m自由形 決勝 4位 岡村梨香 4分06秒78

Close Up

岡村梨香

二日連続での決勝進出を果たした岡村。ただ、足のけががあり万全の状態ではなかったという。一日目は50m背泳ぎの予選・B決勝、200m自由形の予選・B決勝を泳ぎ、二日目は400m自由形の予選・決勝に出場と数多くのレースをこなした。このレースの多さからくる疲労感については「予選はきつかったけど、どちらかというと楽に早く泳げた方だったのでその分決勝で疲れがきたのかなと思いました。」と語り、二日連続決勝進出という結果については「今までの選手権では400mしか決勝に残ったことがなく、200mも残ったとしてもB決勝だったので、二つとも決勝に残れたのは初めてで嬉しいです。」と喜びをあらわにした。今大会を通して着実に成長を遂げていることを証明した岡村。来月のジャパンオープンではどのような泳ぎを見せてくれるのか。期待に胸が膨らむばかりだ。(齋藤凌)

けがの影響を感じさせない泳ぎを見せた

インタビュー

岡村梨香

―今日のレースを振り返って
今日は予選が10秒で、レース前のアップの時に本当に体がだるくてどうしようと思っていたのですが、必死に隣について行きました。

―今回のレースのプランは
予選の前半は抑えたつもりがなかったのですが、タイム的には抑えた結果になってしまい、それよりは攻めたレースをしようと思いました。

―2日間で数多くのレースをこなしているが疲労感は
予選はきつかったけど、どちらかというと楽に早く泳げた方だったのでその分決勝で疲れが来たのかなと思いました。

ー2日連続の決勝進出について
今までの選手権では400mしか決勝に残ったことがなく、200mも残ったとしてもB決勝だったので、二つとも決勝に残れたのは初めてで嬉しいです。

ー同じレース(予選)に出場していた松野選手について
朝一回も会っていなかったのですが、刺激し合える良い先輩だと思います。

(取材:金山遥南)

伊藤ななみ(1日目決勝終了後)

―今日のレースを振り返って
あんまり今まで調子が良くなかったんですけど、その中での試合ということで、できることをやろうと思っていて、ベスト(タイム)は更新できたんですけどメダルにはあとちょっと届かなくてそれが悔しいです。

―今日に向けてどのような練習を
9月以降のオフが明けてからの練習で、まずは動きをしっかり作ってペースを上げていこうっていう練習をずっとしてました。

―今日はどのようなレースプランで
後半にあんまりスタミナが持っている意識がなかったので、前半からいくっていうことを意識してました。

―来月のジャパンオープンに向けて
決勝に残ってメダルを取るために、ベストを更新できるように頑張ります。

(取材:齋藤凌)

諏訪遥希(1日目決勝終了後)

ー今日のレースを振り返って
3月ぶりの短水路で、ベスト(タイム)は予選と決勝で出たんですけど、目標にしていた52秒台が全然遠くてちょっと悔しいですね。

ー今日に向けてどのような練習を
第一にやっぱり決勝に残ることで、そのためには54秒では残れないなって思って、予選でしっかり53秒出せて良かったんですけど、昔からバサロ(潜水泳法)が得意でずっとやってきたんですけど、大学入ってからその調子が上がんなくて、そこを重点的にやったんですけど、久々の短水路っていうこともあって負荷というか疲労が結構きつかったなという感じです。

ー長水路と短水路で感じる違いは
やっぱりバサロの回数、ターンの回数っていうのが多くなって、元々はそのバサロが得意でやってきたんですけど、大学入って長水路の練習が多くなって、そっちの方が得意になってきて、バサロの回数が増えると、足が本当にきつくて動かなくなってきちゃうので、そこが一番の違いかなと。

ー今日はどのようなレースプランで
後半をもうちょっと上げたいと思っていたんですけど、なかなかうまくギアを上げることができなくて、もう悔しいとしか思えないです。

ー来月のジャパンオープンに向けて
一番本命の200(m)の長水路でしっかり決勝に残ることが第一で、ちょっとまだ遠いんですけど世界水泳とかのスタンダード(標準記録)を視野に、まだ1秒8ぐらいあるんですけど、そこを目標に頑張ろうと思います。

(取材:齋藤凌)

 

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