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【硬式野球】怖さの中でも掴む手応え ルーキーながらリリーフとして登板を重ねる富田櫂成は小気味良いピッチングを武器に夏の主人公から六大学の主役へ(新入生インタビュー⑦)

2026年4月下旬
今春も法大野球部に新たな戦力が加わった。大学生活にも徐々に慣れ始めた4月下旬、フレッシュな新入生たちにインタビューを実施。今回はその中から、富田櫂成選手の声をお届けする。

 2026年度法政大学「スポーツに優れた者の特別推薦入学試験」による新入生一覧

ポジション 氏名 出身高校
投手 秋田康介 大分舞鶴
片山大輔 横浜
川端勝利 木更津総合
菊地斗夢 旭川北
富田櫂成 帝京大可児
南澤謙太郎 日章学園
吉田遥孔 静岡
捕手 有馬凛空 帝京長岡
内野手 大石來輝 高知
奥村凌大 横浜
菊地政善 聖光学院
庄村佑心 木更津総合
田西称 小松大谷
外野手 桑原宇一郎 近大附

選手インタビュー

富田 櫂成 投

ーー大学生活には慣れたか
若干慣れてきたなという感じです。授業とか生活もそうですし、都会に慣れてきたというのはあります。通学や電車とかにも少しずつ慣れてきて、教室の場所などはまだ不安があるんですけど、hoppii(法政ポータルサイト)にも慣れてきて、スムーズにできているかなと思います。

ーー法大のキャンパスの雰囲気はどうか
キラキラした大学生みたいな感じで、すごくみんな楽しそうで、思っていた大学生活を送れそうだなと思います。

ーー様々な進路がある中で法大を選んだ理由は
自分の成長というところで、1番自分が人間的にも野球選手としても成長できるのがこの法政大学に進学することだと思ったからです。色んなOBの方もいて、就職も強くてということで、自分の人生を豊かにできる選択だと思ったので法政大学を選びました。

ーー高校野球を引退してからはどんな練習をしてきたか
1番はウエイトトレーニングを現役中よりも増やしていました。技術というよりも体づくりを目的とした練習を増やしていました。

ーー入寮まではどんな気持ちだったか
ワクワクとかドキドキとか色んな感情があったんですけど、覚悟を決めてやるしかないと思っていたのでワクワクが強かったかなと思います。高校の時も寮生活だったこともあって、あまりそこ(寮生活)に関しては不安になったりとかはないんですけど、東京というあまり慣れない土地なので、都会に慣れることができるのかという不安は強くありました。

ーーチームに合流してから感じた法大野球部の雰囲気や印象は
練習からすごく雰囲気のいいチームだなと思いました。4年生の幹部である藤森(康淳、営4=天理)さん、土肥(憲将、キャ4=鳴門)さん、片山 (悠真 、文4=八王子学園八王子)さんが中心となってチームを作ってくれているので、今すごくいい雰囲気で練習できているなと思います。

ーー仲のいい同級生は
ピッチャー全員とは仲良いんですけど、同級生は片山(大輔、営1=横浜)くん、奥村(凌大 、営1=横浜)くんとは仲良くしています。特定の人という感じではなく、同級生はいろんな人と交流持っている感じです。

ーー仲のいい先輩は
同部屋の菅井(颯、営3=日大山形)さんにすごくお世話になっています。良くしてもらっていて、ご飯に連れていってもらったり、日頃の気遣いとかもしてくださる方なので尊敬しています。

ーーオフは何をするか
友達と遊びに行ったりとか、気分転換という感じで東京のいろんなところに行ったりとかすることが多いです。

ーーご自身の持ち味は何か
小気味良いピッチングと、コントロールというところかなと思います。

ーー現在の課題は
ストレートの威力です。練習して克服しないといけないなと思っています。

ーー50m走のタイムと、遠投、球速は
50mのタイムは6.7秒くらいで、遠投は117mがマックスで、球速は147km/hが最速です。

ーー富山県出身だが帝京大可児高校に進学したのはなぜか
文武両道というところで、勉強も部活も力を入れている学校だったので、そういうところで選びました。野球だけでなく(大学)進学ということも視野に入れながら進学を決めました。

ーー田口監督には大学に向けてどんな言葉をもらったか
「やりきってこいよ」ということを言われました。東京六大学への進学は初めてということで、「看板を背負って投げてこい」と言われました。

ーー去年の夏の大会では強豪校に対して投げ、勝ち上がったが振り返ってどんな夏だったか
忘れられない大会になったかなと思います。
(ーー1番印象的だった試合は)春の選抜に出場した大垣日大にサヨナラ勝ちした試合は忘れられないですね。

ーー帽子のつばには「夏の主人公」と書いていたがその意図は
チームで1人は「夏の主人公」と言われるような選手がいないと勝ち上がることができないと考えていたので、この夏の大会を自分たちのものにするという意味も含めて、「夏の主人公」と書きました。主人公に近いものにはなれたかなと思います。

ーー夏の県決勝で負けた県岐阜商の甲子園での活躍をどう見ていたか
悔しくて全部見れていない部分はあるんですけど。自分たちが倒された相手で、あそこまで勝ち上がる県岐阜商は本当にさすがとしか言えなかったですね。

ーー六大学野球の印象は
高校時代の六大学のイメージは大学のリーグの中では1番有名で、本当に華のある大学のリーグだなという印象でした。大学に入ってリーグ戦を経験して、今まで経験した野球の中で1番泥臭くて、勝利に対しての執念がものすごく強いリーグだなと感じました。

ーーすでにリーグ戦に出場しているが、初登板の際どのような気持ちだったか
緊張でもうどうしようもなくて。すごく体も気持ちも浮ついてた感じでした。

ーー先発投手のあとの2番手として登板しているが、大島監督から起用法についてなにか言われているか
第2先発というくくりで、先発の選手がいけなかったら試合を作るという意図だと思うので。何か強い言葉を言われたわけではないんですけど、大島さんの意図的には本当にすごく大事な役目だと思うので、「頼んだぞ」という意図が伝わる起用の仕方だなと感じています。

ーー登板数を重ねている中でご自身の中での変化や手答えは感じているか
自分の中で通用するボールと通用しないボールというのがはっきりしてきて、これから六大学で投げるにあたって、今登板できているのはすごくいいきっかけになってるなと思います。

ーー六大学の打者と対戦してみてどうか
もう今までと比にならないぐらい怖さを感じるバッターが多くて、1つの失投とか1つのミスで試合が大きく左右されるバッターしかいないので、すごく怖さを感じています。

ーーチームの一員としてリーグ戦を経験してどう感じるか
こんなにいいチームに自分が加わることができて本当に良かったなという気持ちでいっぱいです。

ーー目標としている選手は
プロ野球選手とかではいないんですけど、自分の中での野球軸としては漫画ですね。茂野吾郎という漫画・MAJORの主人公なんですけど、このキャラが野球を始めたきっかけでもあって、このキャラみたいなピッチャーになりたいと思って続けているので、自分の憧れかなと思います。

ーー4年間の目標は
リーグ優勝して、全国制覇することです。

ーー個人的な目標は
最多勝を取ることです!

ーー法大のファンの方にメッセージをお願いします
今年以降の法政は、絶対期待できるチームになると思います。六大学野球を盛り上げるので楽しみにしていてください!

(インタビュー:黒岩なつ子)

富田 櫂成 (とみた・かいせい)
経営学部1年 2007年11月8日生まれ
富山県出身・帝京大可児
183cm79kg・右投右打

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