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【水上スキー】女子団体が総合優勝! 男子も総合3位 悲願のアベック優勝ならずも男女そろって表彰台/第71回桂宮杯 全日本学生水上スキー選手権大会

第71回桂宮杯 全日本学生水上スキー選手権大会
2026年9月6日(日)
大潟村水上スキー場

3日間にわたり行われた大会の最終日。男女ともにジャンプ競技で団体2位の好成績を残した。三種目の競技の合算点により女子は総合優勝。男子は3位とアベック優勝ならずも、ともに表彰台入りとなった。

2日目結果

女子団体

総合優勝:4983.28点

男子団体

総合3位:5278.02点

女子団体ジャンプ

2位:1694.12点

男子団体ジャンプ

2位:1635.59点

滑走の様子 荒井聖奈(経4)

戦評

大会最終日は、男女ともに残りのジャンプ競技が行われた。男子では主将・戸谷圭太(グロ4)がチーム内最高距離をマークし、702.29点を記録。それでも総合優勝には届かず、競技後には「すごく悔しい」と語った。一方で、「みんなやり切って、楽しんでインカレを終えられた」と、最後は前向きな言葉を残した。

女子では峯苫萌(営4)がチーム内最高距離で876.47点をマーク。女子団体総合優勝に大きく貢献し、「喜びしかない」とその瞬間を振り返った。

男女アベック優勝はならずも4年生最後のインカレを最高の雰囲気で駆け抜けた。大会終了後には次の主将をはじめ幹部らが発表され、次の大会も見据え始めた。

滑走の様子 関野佑平(営2)

インタビュ―

峯苫萌(営4)

ーー今回の滑りを振り返って
目標値は30メートルだったのですが、23メートルを出せば女子チームが優勝できるという状況で、1、2パス目で余裕で超えると思っていた23メートルが出せなかったので、3パス目にすべてを賭けました。

ーースタートした瞬間に感じたこと
あまりプレッシャーを感じないタイプなのですが、今回の滑りでみんなが最後に笑って終われるか泣いて終わるかが決まると思ったので、「絶対やってやらなきゃ」という気持ちでした。

ーー女子団体総合優勝を決めた
毎週合宿に通って毎日一緒にいすぎて嫌いになるくらい一緒にいた仲間なので、最後みんなで笑って終われると思って、喜びしかないです。

ーー涙の理由
皆の今までの努力が報われたということと、皆と最後笑って終われれば何でもいいと話していたので、とにかくよかったという気持ちです。優勝できてとてもよかったけれど、個人成績は物足りなかったという悔しさの半々という感じです。

ーー「懸ける想い」に込められたもの
ここまでOB・OG、保護者の方からたくさん応援していただいたり、直前で怪我で出れなくなってしまった部員や、今ここにいないけれど一緒に戦ってきたチームメイト全員の思いを込めて、絶対にアベック優勝を届けるという、このチームに関わる全員の思いです。

ーーこの日のためにどのような準備をしてきたか
自分が取らなければならない数値や、取りたい数値など、とにかく想定に追われていたのですが、チームみんなで盛り上げて声を掛け合ってやってこられたと思います。

ーー同期に伝えたい言葉 
むかつきすぎて練習途中で帰るとか(笑)、色々ありましたが、優勝できたから言えることかもしれないですけど、全部が必要でしたし、大切でしたし、大嫌いだけど大好きです。

主将・戸谷 圭太 (グロ4)

ーー今日を振り返って
女子チームが、昨日(9/5)終了時点で1位だったので、残りのジャンパー2人がいつも通りやれば優勝できるということで、しっかりやってくれて、優勝を掴めたのですごく良かったです。自分が想像してたよりも女子チームが優勝したのがすごく嬉しかったです。男子チームはビハインドで、自分が飛ぶ前に2位以下が決まっていたのですが、気持ちを入れて最後まで終えることができて良かったなと思います。でも、やはりあと40センチメートルで福岡大学に負けたのはすごく悔しいですし、自分の力不足だなと思ってます。

ーーご自身の滑走の評価は
まずトリックなのですが、大会の焦りがあり、最初は上手くできなかったのですが、ポイントを入れることができました。トリックチーム全員完走で次に繋げられたのはすごく良かったです。
ジャンプでは、色んな方々に期待していただいているのに、39メートルという、いつもなら絶対に飛べる数字を今日は出すことができずに、福岡大学に40センチメートルの差で負けてしまったのはすごく悔しいです。しかしみんなやり切って、楽しんでインカレを終えられたので良かったです。

ーー4年間を振り返って
まず自分が入部した理由ですが、軽率に入部してしまいました。しかし、自分はスポーツがすごく上手かった訳では無いのですが、比較的成長が早く、インカレにジャンプで1年生で出場したりした事でチヤホヤされることが多く、自分のために滑っているというよりは、もっと周りの人に認められたいという感覚がすごく強かったです。しかし、2年生の春に怪我をして、そのシーズンを滑ることができないときに、いろいろな人に支えられて、その時から周りの人達のために滑りたい、上手くなりたい、みんなで優勝したいという気持ちに変わりました。結果的に2年生の新人戦は優勝することができて、すごく嬉しかったです。3年生の時はインカレ2日目の終了時点で、ほぼ優勝できるというところで、自分のジャンプが上手くいかず、優勝を逃してしまって。今年はやっぱり先輩たちのためにも、俺たちが優勝しようという気持ちを持ってる人はすごく多かったと思うし、支えてくださる方々も本当に毎年多くなってて、見たことないほど人が多く、本当にたくさんの方々に支えられて、4年間終えることができたと思います。
自分は主将になったときに、今まで周りを引っ張ったことがなかったので、不安も多かったし、自分よりもリーダーシップや人望がある人はいっぱいいると思っていて、その中で主将に任命されて、あまり自信はなかったです。それでも周り、特に同期が苦しみも悔しさもある中でも頑張る姿を見て、やはり自分が一番頑張らないといけない、となりました。周りの方もたくさん背中を押して、応援してくださりました。そのおかげで1年間、主将として駆け抜けることができました。男子チームは優勝・準優勝を逃してしまったのですが、OB、監督、コーチの方々に「いいチームを作ったな」と、たくさんの人に言ってもらえて、少し救われました。それでもやはり最後に自分が勝たせられなかったのはすごく悔しいです。

ーー「その先にあるものを見るために」に込められたもの
法政大学水上スキー部が発足してから70年間、女子チームは過去2度優勝したことがあったのですが、男子チームは優勝したことがなくて。そして来年からルールが変わり、表彰の形式が変わるので、アベック優勝を取れるのは今年が最後の年なので、男子チームを絶対に優勝させて、70年間で初めての男子優勝、アベック優勝を取りたい、自分たちがまだ見たことない景色を見に行きたいという意図の言葉です。

ーー同期に伝えたいこと
背中をずっと押し続けてくれたのはやはり同期です。とにかく感謝と、「お疲れ様」と伝えたいです。それに尽きます。

ーー後輩に託したいもの
やはり自分が見れなかった男女の総合優勝、実質的な男子優勝を絶対にいつか達成してほしいと思います。自分もこれからOBとして現役の部員を支えたいと思います。

(取材・撮影:山田竣矢、辻原駿介)

水上スキー部の活躍は公式インスタグラムにも掲載しています。インスタグラムはこちらから

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