【テニス】関東学生テニストーナメント大会 1日目 男子シングルス1回戦レポート
関東学生テニストーナメント大会 1日目 男子シングルス1回戦
2014年5月5日(月)
亜細亜大学日の出キャンパステニスコート
今年も関東学生テニストーナメント大会、通称春関が開幕した。夏に行われるインカレの出場権をかけたこの大会、夏に向けた各々の闘いが今始まる。
試合結果
男子シングルス1回戦
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
● | 小林理久(スポ3) | 2-6,4-6 | 西脇一樹(明大) |
○ | 村上彰啓(経2) | 7-6(6),7-6(3) | 綿貫友哉(東海大) |
○ | 太田悠介(経1) | 6-1,6-2 | 野口 直(専大) |
山田晃大(社2) | 6(7)-7,0-0* | 伊藤勇貴(明大) | |
五十嵐圭汰(社2) | 2-6,4-2* | 吉見恒輝(明大) |
*第2セットは翌日に持ち越し、中断試合となった。
戦評
法大勢でまず登場したのは小林。第1ゲームをブレイクされ勢いに乗れずにいると、その後は互いにサービスゲームを落とさない展開に。2‐4で迎えた第7ゲームで再びブレイクを許すと、ここで降雨のため一時中断。試合再開後、切り替えていきたい小林だったが第1セットは2‐6で落とす。第2セットは互角の競った展開に。4‐4で迎えた第9ゲームをブレイクされた小林は、続く第10ゲームで粘りを見せるも4‐6と初戦敗退となってしまった。
村上は長引いた第一試合の影響からか、序盤に硬さがみられ2ゲーム連続で落としてしまう。その後4‐4とし、さらに一進一退の攻防が続きタイブレークに突入。タイブレークでも互角の闘いを見せたが「向かっていく気持ちでいけた」と何とか第1セットをものにする。第2セットは勢いに乗った村上の一方的な展開であっという間に5‐1とし勝利目前というところまで行ったが、ここから相手の猛反撃にあい、一気に5‐6とひっくり返された。それでも再びタイブレークに持ち込むと、「耐え続けた」と村上が踏ん張り辛勝。2回戦に駒を進めた。
また、期待のルーキー・太田も危なげないテニスで完勝。山田はお互いにサービスゲームを落とさない展開でタイブレークへ突入し、タイブレーク内でもサービスポイントを落とさない展開だったが、最後山田のダブルフォルトで第1セットは終わった。第2セットに入る前に中断が言い渡され、この試合は中断試合となって明日に持ち越された。五十嵐の試合も、第2セットの途中で中断試合となり、持ち越しとなった。(渡邉大地)
試合後の選手のコメント
村上彰啓(接戦を制し、2回戦進出)
―今日の試合を振り返って
きつかったです。
―第1試合が長引いた影響はありましたか
待ち疲れというか、アップしたけど身体が冷えたっていうのがありました。終わりそうで終わらなかったので、
試合前の入りかたが悪かったかなと思います。
―それは試合序盤に影響しましたか
少しだけ影響しましたけど、さほどですね。
―2つのセットいずれもタイブレークでしたが
第1セットは自分が追い上げて、向かっていく気持ちでいけたのですが、第2セットは5-1から追い付かれて、取られたら確実ではないですけど流れが相手にいってしまうので負けるだろうと思って、2つとも追い込まれながら耐え続けたって感じです。
―今大会の目標は
岐阜(インカレ)に予選でも本直でも行きたかったので、それは決まって、あとは強い人とやって一つでも勝つことですね。
―次に向けて
次には格上で、しつこいので自分のテニスがどこまで通用するのか、チャレンジャーとして挑みたいです。
太田悠介(自分のプレーを心掛け見事初戦突破)
―今日の試合を振り返って
二次ファイナルとか自分のプレーができなかったので、自分のプレーをすることで年上の選手とかを苦しめることができると思うので、結構ガツガツプレーしていくことを意識しました。今日は相手の選手のミスとかもあったんですけど、最初から自分のプレーができたかなと思います。
―自分の持ち味は
どんな相手にも嫌なところとかを突いて、つないだり決めたり相手によって対応するところですかね。あとは、サーブ打ってそこからフォアで攻めたりするところです。
―相手の印象は
最初は前評判で関東ジュニアベスト4とか高校の時は結構強かったって聞いてて、3年生だしダメかなとか思ってたんですけど、緊張して相手も結構ミスしてくれて全然自分でも勝てない相手じゃないなと思ってやりました。
―今後の課題は
今日は結構しっかりできたんですけど、ボールが浅くなっちゃったりして、バックハンドはちょっと得意じゃないのでもうちょっと練習したいと思います。
―次の試合に向けて
アジアフューチャーズで一回やったことがあってその時は3-6、5-7でどうすればいいとかは結構分かったつもりでいるので、自分は一年生として元気よくガツガツいくことによって試合の流れをもってこれたらと思います。
フォトギャラリー
- 接戦を制し見事初戦突破した村上
- フォアハンドを放つ村上
- ルーキーの太田も完勝!
- 小林は惜しくも敗れるもダブルスに期待
- 第1セットを競りながらも落とした山田