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【テニス】平成29年度関東学生テニストーナメント大会2日目 男子シングルス1、2回戦 男子ダブルス1回戦 女子シングルス1回戦 女子ダブルス1回戦レポート

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【テニス】平成29年度関東学生テニストーナメント大会 2日目 男子シングルス1、2回戦 男子ダブルス1回戦 女子シングルス1回戦 女子ダブルス1回戦レポート

平成29年度関東学生テニストーナメント大会2日目
2017年5月2日(火)
有明テニスの森公園

悪天候のため、中止となった関東学生テニストーナメント大会(春関)初日。2日目は天候に恵まれ、絶好のテニス日和となった。青空の下、男子シングルス1,2回戦、男子ダブルス1回戦、女子シングルス1回戦、女子ダブルス1回戦が行われた。

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粘りを見せ、白星を挙げた岡垣

男子シングルス1回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
寒川雄太(スポ4) 6-2,6-4 高畠寛(立大)
岡垣光祐(経1) 2-6,6-3,6-4 鈴木悠揮(明大)

男子シングルス2回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
小見山僚(スポ3) 2-6,5-7 川橋勇太(筑波大)
前崎直哉(経3) 4-6,2-6 伊藤隆(日体大)
太田悠介(経4) 6-2,6-2 樋口廣太郎(早大)
鈴木保貴(スポ2) 3-6,7-5,4-6 岩崎歩(早大)

男子ダブルス1回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
小谷野佑太(スポ3)・萬福健太郎(経2) 5-7,1-6 堀切啓貴・白井裕都(日大)
藤井俊吾(社2)・柚木武(スポ1) 6-2,6-3 戸松昌伸・岩崎太一(日体大)

女子シングルス1回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
小松茉莉奈(経1) 6-2,6-0 東綾香(筑波大)
長野あさか(社3) 4-6,6-4,0-6 下地奈々(社2)
林彩子(社2) 6-4,1-6,4-6 助川峰理(早大)
○  竹内あやか(社1) 7-5,0-6,6-3 廣川真由(早大)

女子ダブルス1回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
江見優生乃(社4)・長野あさか 6-1,7-5 林桃香・二宮歌保(東学大)
竹内あやか・小松茉莉奈 1-6,4-6 長嶋理子・林夏鈴(専大)
  林彩子・下地奈々 5-7,3-3 楚南美波・高橋玲奈(亜大)

※コート利用可能時間を超過したため、明日(5月3日)に持ち越されることとなった。

戦評

男子シングルス
 寒川雄太(スポ4)は最上級生らしく、安定感のあるクレバーなテニスを展開。ストレート勝ちで順当に駒を進めた。

 ルーキー岡垣光祐(経1)は熱戦となった。相手選手の力のあるフォアに対応できず、第1セットを落とすも、第2セット以降は負けじとパワフルなテニスを展開。ブレイクの山を築きこのセットをとると、その勢いのままに第3セットも勝ち取り、うれしい初勝利をあげた。
 
 小見山僚(スボ3)は「得意」と話していた鋭く精度の高いフォアを披露。しかし、第4ゲーム、第8ゲームにブレイクされ、2-6でファーストセットを落とした。セカンドセットでは第3ゲームでブレイクに成功し、上々の滑り出しを見せた。しかし、ブレイクしてもすぐさまブレイクバックする川橋勇太(筑波大)。必死に粘ったものの、2-6,5-7でゲームセット。小見山は悔しそうな表情を浮かべた。
 
 小見山の隣では前崎直哉(経3)が苦戦していた。前崎は序盤から積極的に前へ出る。しかし、相手は逆をつくようなロブショットやボレーを連発。本直選手として成績を残したいところだったが、結果は4-6,2-6。太田悠介(経4)とのダブルスで挽回を図ることとなった。
 
 オフシーズン異国の地で修行を詰んだ鈴木保貴(スポ2)はファーストセットを3-6で落としてしまう。気持ちを切り替え、臨んだセカンドセットでは粘りを見せ7-5というスコアで取る。しかし、ファイナルセット中盤で足を痛め、4-6。強豪校・早大の岩崎歩相手に勝つことはできなかった。
 
 主将太田は終始主導権を握り、6-2,6-2で圧勝。「シングルス優勝」という目標へ一歩近づいた。
 
男子ダブルス
 

 小谷野佑太(スポ3)・萬福健太郎(経3)のコンビは、序盤からミスによる失点が目立ち、無念の敗退。試合終了後には悔しさをにじませる場面もあった。

 藤井俊吾(社2)・柚木武(スポ1)のペアは、柚木の高さを生かした角度のあるサーブを武器に奮闘。プレースタイルの似通った相手ではあったが、力でねじ伏せ、ストレート勝ちをおさめた。

女子シングルス
 

 2日目の勝ち星第1号となったのは小松茉莉奈(経1)。相手にペースを渡さず、ストレート勝ちを収めた。

 長野あさか主将(社4)と下地奈々(社2)の同校対決は、第3セットにたたみかけた下地に軍配。

 林彩子(社3)は、お互いラリーで粘る長期戦に。最後は約1分にわたる長いラリーの末、無念のアウト。悔しい敗戦となった。

 竹内あやか(社1)は第2セットを0-6で落とすも、第2セット以降はしっかりと切り替え、フルセットの熱戦を制した。

女子ダブルス

 江見優生乃(社4)・長野ペアはファーストセットを6-1で制した。しかし、セカンドセットは互角の戦いとなった。6-5で迎えた12ゲーム目。デュースまでもつれるも、相手のミスを誘うプレイで7-5。最上級生でもあり、副将・主将でもある2人は初戦を勝ち抜いた。

 新入生ペアの竹内・小松はキャッチするもボールがネットを越えないというもどかしい時間が長く続いた。打開策を見出せないまま1-6,4-6で初戦敗退が決まった。

 一進一退の攻防を繰り広げていたのは林・下地ペア。ファーストセットを5-7で落とし、セカンドセットでは第3ゲームをブレイクされてしまう。しかし、第6ゲームでブレイクバックし、3-3。流れを引き寄せたところでコート利用可能時間を過ぎてしまい、試合は中断。掴み始めていた流れを明日に引き継げるかが鍵となる。

(戎井健一郎・高野茜)

選手コメント

小見山僚

ー試合を振り返って
何回もやったことある相手で、勝ったり負けたりでした。インカレ本選がかかっている試合の中でファーストセット上手くいかなくて、そこを上手く出来れば試合内容も変わってきたと思います。

ー相手選手の印象は
大学入ってから伸びてる選手でフォアもバックもしっかり打ってくるし、そつなくこなすタイプなので、そういう感じでした。

ーファーストセットを落としたことが大きく響きました
相手が強いのは分かってるので、先に決めようと思って決め急ぎ過ぎて、力んじゃったので。途中から結構打てるようになったので、良くなったんですけど。その力みがファーストは最後までいっちゃったのでそこからリラックスしていければ、最初からいい試合が出来たと思います。気合いが入り過ぎて空回りしましたね。

ー1回戦ではストレート勝ちを収めました
昨日の試合はインカレ予選がかかってたので、ちょっと緊張はしましたけど、年下だし普通にやれば勝てると思ってました。やってみてそんなに負ける相手ではないと思いましたけど、少し気が緩んじゃってゲーム取られたりして。それでもまとめられて良かったです。

ー監督やコーチからは
最近良くなってるから、インカレ予選に向けて普段から伸ばしていこうと言われましたね。

ー次に向けてどんな課題が残りましたか
フォアは結構出来てると思うけど、まだ力んだり、ミスが多いので。そういうのを少なくして、バックハンドとかサーブとか、前に出るボレーを決めれるように。全体的に足りないので力をつけたいと思います。

ー上級生にもなり、リーグ戦出場への思いも強いと思います
去年や一昨年もダブルスで1、2試合しか出てないので、今年はチームの主力にならないといけないし、春関は法政あまり勝ててないので、ここでちゃんと結果出して単複で活躍できるように、頑張りたいです。

ー明日のダブルスに向けて意気込みをお願いします
明日は同校対決なんで。後輩で弱点を分かってる中でやるのは苦手ですけどそれはお互い一緒なんで勝って本直を決めたいと思います。

 

鈴木保貴

ー今日の試合を振り返って
シングルスは、僕は結構身長が低いのでサーブが弱いと自分では思っています。(今日の)相手は逆にすごいサーブが良い選手でした。自分は自分のサービスゲームでも相手のサービスゲームでもラリーが続いてしまうのでやることが一緒なんですけど、相手はサーブが強いからサーブとボアだけとかボレーとかで決まってしまう。そのため、外からみたら同じキープでも、僕からしたら簡単に相手は取っているというのと自分はギリギリの状況でキープできてるというのが、最初は圧力というか見えないプレッシャーみたいなものとなり、ファーストセットの中盤ではそれでブレイクされてしまったかなというのはあります。ファイナルは僕の方がポイントは押していたと思うのですが、相手はサーブという武器があるからそこに最後は頼ってサービスゲームを意地でもキープみたいなのがあった。僕はやはり頼れるサーブとかはないし、頼れるちゃんとした武器がないというのが問題かなと。相手のバックハンドにアプローチしてボレーを決めるというのが試合を通してずっとコンスタントに取れ、一番相手に対抗できる組み立て方でした。僕はいつもそれをやっているわけではなく相手に合わせての対戦だけど向こうはサーブ打ってストロークで決めるというをいつもやっている。いつどこでやっても通用する武器だからいいですけど、僕にその武器がまだないから相手に合わせてるという面で、最後その差がでてしまったのかなていう感じです。

ージャカルタ遠征はいかがでしたか
良い経験はできたと思います。外人と(テニスを)やる機会なんてないじゃないですか。外人の方はとても大きくサーブも速かったため、速いサーブには対応できるようになったと思います。すでに今日も前半は合わなかったけど徐々にサーブにはあっていたのかなと思います。

ー今年の目標をお願いします
今回の春関はサーブをしっかり打っていくようにしてサーブ力がない中でもちょっとでもサーブでのポイントがあったら楽になるかなと思ってこれからはサーブを打った後の甘くなったボールをしっかり一本で決めるなどパターンの練習をしていかなければいけないと思います。それでも、まずはしっかりしたサーブをコースに入れるというのを今回やっていて、あとはまだ去年の冬とかからずっとテニスの戦い方を守るのか攻めるのかとか相手に合わせるのか自分がこのフォアで行くのかとかというが僕はまだ見つかっていない状態だと思っていてそれをまず見つけることが大事だと思っています。自分が誰にでも通用する武器、戦い方、組み立てを見つけられたら強いと思うのですが、春関までにそれが見つからず、まずは今回はインカレにつなげようという感じで臨んで、インカレ予選は出れるようになったので、よかったかなと思ってます。インカレまでに自分のテニスを見つけますようと思います!

小谷野佑太・萬福健太郎

ー今日の試合を振り返って
萬福:今日、序盤の出だしは2人とも良くて5-4で小谷野のサービスゲームでチャンスはあったんですけど、そこで僕の踏み切れなかった2ポイントが、大きく響いてしまいました。そこで切り替えれば良かったんですけど、できなかったのが今日の敗因です。それでも、調子は悪くはないので、今日は悪い部分が大きかったのですが、いいところもあったかなと思います。
小谷野:そうですね。今日はスタートは良かったんですけど、ちょっと取りきれなかった部分がありました。自分たちのサービスゲームは4-1で2ブレイクアップでしっかりキープすればなんてことないセットだったと思うのですが、ファーストセットで相手側にブレイクされてしまって追いつかれてしまってしまったところと5-4の決めきれなかったところが大きかったです。あんちゃん(萬福)はさっきのように言いましたが、ブレイクされたところで気持ちが切れてしまっていつもだったら切れないようにしなきゃいけないんですけど、5-5になった時点で切れてしまったので、ファースト取られてセカンドもそのまま取られながら進んでしまったかなという感じです。

ー先ほど萬福さんから「調子は悪くない」というお話がありましたが、具体的にどこが良かったと思いますか
萬福:リターンと、僕は基本的に後ろでラリーして前で小谷野が動いてボレー決めるんですけど、そのリターンとストロークのところでは全然相手には負けてなかったのかなと思います。事実的には勝てる可能性があったかなという感じでした。
小谷野:自分はサービスゲームでは、フォアサイドはサービスアンドボレーでバックサイドは後ろでラリーするって形を取っており、ファーストボレーも確率が悪くなくというかうまくいっていました。相手に打たせるというかあまり強打されないようなボールを返せていましたし、バックサイドでのラリーもバックが自分は得意なのでそこは自信を持っていつも通り打てていたショットで良かったところかなと思います。あとは前で動く役割としては僕が前で動いて決められていたというのは序盤良かったところではあると思います。

ー今回このペアになった経緯はなんでしょうか
萬福:試合前にみんなに1から3希望を取って決めるんですけど、ダブルスの練習を(小谷野と)した時に結構良くて組みやすいなと思ったので、お互い希望を出しました。

ー今回の予選はいかがでしたか
萬福:最近は試合に出たりしてラリーにおいてはすごい調子が良く、安定していて緊張とかビビることもなくやっていたんですけど、サーブでダブルフォルトを1試合で10本以上してしまってそれがやっぱ痛かったなって思います。それがなかったら別にいいサーブとまでは言わないですけど、サーブを入れるだけでもできてたら内容がちょっと変わってたかなと思います。それでも、最近、シングルスもダブルスもラリーが生きているので、それは今後もさらに強化していきたいなと思います。
小谷野:自分の中で力の差がある相手ではなかったので、ファーストを落としてしまったところで今日のダブルスと同じような感じで取られて焦り、ファーストセットを落として気持ちがきれ、セカンドはあまり自分のいいプレーができず終わってしまったという形が2試合連続で続いてしまいました。多分そこで取っていれば昨日も今日も結果は違ったと思います。2つともかなり勿体無い試合だったと思います。

ー次の試合に向けて意気込みをお願いします
萬福:まずは明後日のダブルスのコンソレがあり2回勝てばインカレ予選には出れるので、去年も同じ状況で1つ目勝ってあと一歩というところで負けてしまったので今年こそはしっかり2つ勝ってインカレ予選に行けるようにまずは一試合一試合頑張って勝ちたいと思います。
小谷野:シングルスもダブルスもコンソレがあってシングルスは1試合でダブルスは2試合勝てば岐阜に行けるチャンスはあります。予選ですが、インカレに出られチャンスがありやはり夏に繋げられ全国に繋がる試合としてはそこが全てだと思うので、結果を出していかないといけないと思います。まず明後日勝ち切ってインカレ予選に行けるように夏に繋げられるように頑張りたいと思います。

フォトギャラリー

  • okagaki R粘りを見せ、白星を挙げた岡垣
  • IMG 3022 R小松は1年生ながら2回戦進出
  • IMG 3298 R1年生ペアが大躍進
  • IMG 3949 R足を痛めながら奮闘した鈴木
  • IMG 3968 R安定感を見せる4年生ペア(江見・長野)
  • IMG 3135 R冷静にコースを決める寒川
  • IMG 3267 R「勿体無い試合」と振り返る小谷野・萬福
  • IMG 3746 Rダブルスに期待がかかる前崎
  • IMG 3362 R粘りを見せるも一歩及ばなかった小見山
  • IMG 4073 R相手を圧倒し2回戦へ駒を進めた太田
  • IMG 4297 R林・下地ペアの勝敗は明日決まる
 

 

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