【テニス】関東大学テニスリーグ 対早大 王者相手にシングルス3勝するもダブルス全敗がひびきリーグ戦初白星は叶わず
関東大学テニスリーグ
第3戦 対早稲田大
2016年9月2日(金)
中央大学多摩キャンパス内テニスコート
関東大学テニスリーグ(リーグ戦)も折り返し地点にさしかかる。第3戦の相手は絶対王者である早大。ダブルスでは健闘するも全敗に終わってしまった。シングルスでは太田悠介(経3)、寒川雄太(スポ3)といった3年生コンビが慶大戦に引き続き勝利を収めた。その後敗北は決定してしまったものの、長時間にわたった死闘を長田和典(スポ4)主将が制し、次戦へと望みをつなげた。
※掲載が遅くなり、大変申し訳ございません。また、当日速報に誤りがありましたこと、この場でお詫びさせていただきます。以下の表にあります結果が正しいものとなります。
試合結果
トータル試合結果
3 法政大学 |
0 |
ダブルス |
3 |
6 早稲田大学 |
---|---|---|---|---|
3 |
シングルス |
3 |
ダブルス
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
D1 | ● | 長田和典(スポ4)・前崎直哉(経2) | 6-1,3-6,2-6 | 松崎勇太郎・河野優平 |
D2 | ● | 山田晃大(社4)・小見山僚(スポ2) | 1-6,5-7 | 小堀良太・坂井勇仁 |
D3 | ● | 米田崇人(社2)・楠原悠介(経1) | 4-6,4-6 | 齋藤聖真・高村佑樹 |
シングルス
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
S1 | ● | 塚越雄人(経4) | 6-4,1-6,4-6 | 小林雅哉 |
S2 | ○ | 長田和典(スポ4) | 7-6(6),3-6,7-6(3) | 島袋将 |
S3 | ● | 前崎直哉(経2) | 5-7,4-6 | 坂井勇仁 |
S4 | ○ | 太田悠介(経3) | 1-6,6-0,7-6(4) | 三好健太 |
S5 | ○ | 寒川雄太(スポ3) | 2-6,6-4,6-3 | 古田伊蕗 |
S6 | ● | 村上彰啓(経4) | 2-6,4-6 | 巽寛人 |
戦評
慶大戦に引き続き、中央大学多摩キャンパス内テニスコートで行なわれた、関東大学テニスリーグ(リーグ戦)早大戦。絶対王者相手にどれだけ白星を挙げることができるかがかぎとなる一戦だ。
ダブルスのオーダーは慶大戦と変化が見られた。D1長田和典(スポ4)・前崎直哉(経2)ペア、D3の米田崇人(社2)・楠原悠介(経1)は変わりなし。D2の山田晃大(社4)の相方として塚越雄人(経4)ではなく小見山僚(スポ2)が参戦。塚越のシングルスへの影響を考慮しての判断か。
最初に動きを見せたのはD1の長田・前崎ペア。ファーストセットは序盤からブレイクを重ね好調さを見せつける。第6ゲームでは長いゲームとなり、デュースまで持ち込み、最後にはブレイクに成功。長田のネット際での巧妙なスライスも生きその後のゲームもキープ。6-1でセットを先取する。その勢いのままセカンドセットに臨みたいところであったが、相手も意地を見せ積極的なテニスでブレイクされてしまう。徐々に劣勢へと追い込まれ、ミスが増える中、セカンドセットを3-6でとられてしまい、試合はイーブンとなる。ファイナルセットではいち早く先にブレイクしたいところであったが、第1、3ゲームでブレイクされてしまう。出鼻をくじかれた長田・前崎ペア。中々思うようなプレーができず、試合の流れは完全に相手のものだった。ファイナルセットはそのままブレイクを返すことは叶わず。2-6で敗戦が決まった。
目新しいペアである山田・小見山はファーストセット、全日本学生テニス選手権大会(インカレ)準優勝ペアである相手に苦戦。サービスゲームが中々キープすることができず。相手の確実なコースでのショットに、アウトを連発。ファーストセットは1-6で落としてしまう。試合の流れは劣勢のままかと思われた。しかし、ここで山田・小見山が本領発揮。両者得意の鋭いフォアショットで果敢に攻め込む。セカンドセット第2ゲームではブレイクを許すも、徐々に調子が上向いていく。第4ゲームでは相手サービスゲームにデュースまで持ち込み、2人の笑顔も見られた。ブレイクはならなかったものの、勢いを手に入れ第8ゲームではブレイクに成功。続く第9ゲームでは山田のサービスが光る。サービスエースでポイントをかせぎ、キープ。しかしここで王者が牙をむく。第11ゲームではブレイクされてしまい、惜しくも5-7で試合に敗れた。
ダブルスとして最後に試合が終了したのは米田・楠原ペア。楠原のサービスゲームから始まった試合。フレッシュなペアらしき積極的なプレーで攻め込み、第2ゲームではブレイクに成功する。しかしその後の第3ゲームではブレイクバックされてしまう。米田のサービスゲームであった。イーブンになった試合に先手を打ったのは早大。第7ゲームでまたもやブレイクされる。ここをキープされてしまうとセットが終了してしまうというゲームではデュースまで持ち込むも、あと一歩及ばず。4-6でセットを先取された。その後もボレーの楠原、ラリーの米田と相性のよさを見せつけるプレーでブレイクを狙うが第7ゲームで再度ブレイクを許してしまう。粘りを見せるが、一矢報いることは叶わず。セカンドセットも4-6と僅差での敗北となった。
S6で出場した村上彰啓(経4)は持ち前の粘りをみせるも、相手の粘りもあって長いラリーが続く試合になった。互いにキープしていく展開も、第5ゲームでブレイクされるとそのまま連続でゲームを取られてしまう。第8ゲームはデュースに持ち込むもミスもありキープされ、2-6でファーストセットを落とした。セカンドセットも第3ゲームにブレイクされてリードを許すと相手のサービスゲームをブレイクできないまま4-6で試合終了。ストレート負けを喫した。
副将である村上は自身と似た粘るプレーをする相手に苦戦を強いられた
S5に出場した寒川雄太(スポ3)はファーストセットでは苦しんだ。第4ゲームにリードを許すと第6ゲームもブレイクされてしまう。続くゲームをブレイクで返すも第8ゲームを落としこのセットを落とした。しかしここから寒川は見違えたかように調子を取り戻す。第3ゲームでブレイクすると第9ゲームではリターンエースを決めてまたブレイク。第10ゲームをきっちりキープしてセットカウントを五分に戻した。ファイナルセットでも寒川は好調をキープ。ドロップショットを使うなど相手を惑わし、相手のミスを誘うテニスを展開していく。第2ゲームから4ゲーム連続で互いにブレイクするという激戦だったが、第7ゲームでブレイクに成功すると、第9ゲームもブレイクしてこのセットを奪取。この試合、早大から初白星を挙げた。
S4に登場したのは今季無敗の太田悠介(経3)。だが、ファーストセットは1ゲームに2回ダブルフォルトをしてしまうなど、なかなか調子が上がらない。第2ゲームから6ゲーム連続でゲームを奪われこのセットをを落とした。だが、ここから太田の本来の力を取り戻していく。最初のゲームをいきなりブレイクすると、そこから次々とゲームを奪っていく。サーブも決まりだし、得意の強力なフォアが冴え渡って試合を有利に進めた。ストレートでセカンドセットを取り、勝敗はフルセットに委ねられた。ファイナルセットはお互いにゲームを奪い合う展開になり、勝負はタイブレイクに。そこでも太田は冷静だった。自分のサービスではきっちりとポイントを取ることで優位に立つ。最後は相手の浮いた球をライン際に叩き込んで、試合を決めた。これで太田は無傷の3連勝を飾った。
S3に出場した前崎直哉(経2)は最初のサービスゲームをいきなり落とすと、第6ゲームもブレイクされ苦しい展開になる。だが、第9ゲームをブレイクで返すなど、徐々に調子を戻すも最終ゲームを落とししまい、このセット5-7で奪われてしまう。セカンドセットはいきなりブレイクして、リードするも第6ゲームで追いつかれそして、第10ゲームでブレイクを許し、ゲームセット。得意のボレーをみせるも、ミスもありストレート負け。これで早大への敗北が決定した。
S1の塚越雄人(経4)の相手はインカレを制した、ルーキー小林雅哉。だが、塚越は序盤から試合を有利に進める。互いにブレイクする展開が続いたが、第10ゲームをブレイクしてこのセットを奪取。法大エースとしての意地をみせた。 だが、セカンドセットからは小林もインカレ王者の実力を発揮し始める。ミスをせずに、確実に打ってくる小林に対して、塚越は徐々にペースを崩してミスが目立ちはじめる。3度もブレイクを許し、勝敗はファイナルセットに持ち越された。ファイナルセットはお互いブレイクを奪い合う展開になり、まさに意地と意地のぶつかり合いとなった。塚越は必死に食らいつくも、第10ゲームを落として敗戦。大学王者に善戦するも、あと一歩及ばなかった。
インカレ覇者相手にセットを奪い苦しめた塚越
主将、長田和典(スポ4)は互いに1回ずつブレイクした後は、キープが続きタイブレイクへ。互いにポイントを奪い合うも長田が際どい所に放って競り勝ち、このセットを奪取した。セカンドセットはいきなりブレイクしてリードするも、第8ゲームに逆転を許してしまい、続くゲームをキープされて五分に戻されてしまう。
ファイナルセットは互角に渡り合うも第9ゲームをブレイクされてしまい、王手をかけられてしまう。 だが続くゲームを長いデュースの末にブレイクバック。続く第11ゲームもブレイクされるも、驚異の粘りでまたブレイクしてこの試合2度目のタイブレイクに持ち込む。タイブレイクでも一時は1-3とリードも許すもそこから6連続ポイントを奪ってこの激闘を制した。長田はこれで今季初白星となり、主将の意地をみせた。
王者早大に3-6で敗れた法大。シングルスで3勝をあげただけに、ダブルス全敗が大きく響いた。ダブルスはリーグ戦で9戦2勝となかなか調子が上がらない。逆にシングルスでは太田が3連勝と好調をキープすると、塚越も相手のエースと堂々と渡り合い、そして主将長田も待望の白星を挙げた。長田はチームの敗戦が決定した中でも、集中を切らさず何度も王手をかけられても諦めず粘って白星を勝ち取った。この主将の背中をみて選手達が何かを感じたに違いない。リーグ戦は残り2戦。法大の意地をみせてほしい。(宮下尚子・渡辺拓海)
選手コメント
寒川雄太
―今日の試合を振り返って
ファーストセットは全然自分のテニスができなくて圧倒的なスコアで取られてしまってセカンドセットの前にベンチにいる小林(雄太・社3)くんと2人でどうすればいいか考えました。そこで出た案をセカンドセットで挑戦してみました。それでセカンドセットは考えながらテニスができて、ファーストセットより自分のテニスができました。ファイナルセットもその流れで1-3で負けてたんですけどそこから逆転できました。内容的には良かった試合だと思います。
―小林選手と話し合って出た解決策とは
ファーストセットはバックハンドを狙おうと思ってたんですけど、相手が回り込んで打つフォアハンドがすごく強かったので、そのままフォア打たせればいいや、と思いました。相手にクロスを出させてもその上で自分から攻めていこうと思いました。
―対戦相手の三好健太選手はバックハンドが苦手という情報があったんですか
大体の選手はバックハンドが苦手かなと思っているのでバックハンドにボールを集めました。チャンスがあれば前に出ることを考えてました。
―本日初の勝利でしたが
すごく流れが悪い中で、絶対自分が勝って良い流れに変えようと思ってプレイしました。
―S5にした理由は
対戦相手が太田(悠介)くんと対戦してた古田(伊蕗)くんで来ると思ってこのオーダーにしました。インカレ(全日本学生選手権大会)では伊蕗くんに勝ってたのでこうしました。でもうまく噛み合わなくて三好くんになりました。こんな状況でも勝てたのは良かったと思います。
―慶大戦からはどのようなことをしましたか
練習はあまりしてないです。試合が続いていたので休養をしてました。ミーティングはありました。
―ミーティングではどのようなことを話し合いましたか
どうすれば早稲田に勝てるかってことですね。早稲田に勝つ勢いでみんなで頑張ろうっていう話しをしました。
―次の対中大戦に向けて
次は勝たないといけない試合が続くと思うのでしっかり勝ちたいなと思います。
ここまでシングルス2連勝中の寒川
太田悠介
―今日の試合を振り返って
ファーストセットは相手が学校の後輩だったりとか、大事なところなので緊張しちゃって。あまり良いプレーができなかったんですけど、セカンドから切り替えて、相手が決めてきたわけじゃないし、自分がミスばっかりで落としていたのでとりあえずミスをなくそうと思って入れて、セカンドとれて。ファイナルも同じような感じでやって、前出たりとか前後のプレーが最近うまくいっているので、ロブで逃げたりとかうまくできたと思います。
―ファイナルセットのタイブレイク前はどのような心境でしたか
試合中はいつも集中しているので、あまり考えていなくて。もし負けていたらチームが負けていたんだなと最後に気付くくらい集中できていましたし、それでタイブレイクでやばいなというよりは自分のプレーができていたので、攻撃的に前に出たりとか。あと、もしボレーがうまく打てればもうちょっと良かったなと思います。
―勝因としては
サーブでやっていこうとしたんですけど、あまりよくなかったのでボレーとかしかける系のプレーをしたりとか強気で攻めたボールが結構いいところに入ったり、そういうところが良かったところかなと思います。
―勝つ自信はありましたか
自信をもってやれているんですけど、自分のプレーに集中するというか。相手どうこうよりも、自分のプレーとか集中力を意識していたので。自身はなくはないという感じでした。
―隣の試合経過は見ていましたか
見てはいたんですけど、そんなに気にならずにさんちゃん(寒川雄太)頑張ってるなくらいで。自分のプレーしか集中できないのでいつも。あまり気にしてはいなかったです。
―個人として唯一リーグ戦で全勝ですが
インカレとかでのってて、相手どうこうっていうよりも自分のプレーっていうのを一番意識して。周りは意識するというよりは自分に集中して、良く集中できているので全勝というかたちでこれているのかなと思います。
―慶大戦について
相手とやったことはなかったんですけど、自分のやることは自分のプレーに集中することだけなので。そこから相手の嫌なところとかを考えてうまくいけると思ったのでしっかり考えてできていたと思います。
―疲れは
試合終わった後とか、寝る前とかにしっかりケアしているので、その辺は全然問題ないですね!
―今日の試合も慶大戦でも太田選手、寒川選手と3年生の方が勝利を収めました。今後リーグが終わるとチームをまとめていく立場になりますが、意識していることはありますか
次のことは考えずに、今に集中してやっているので…。でもこれ(リーグ戦)が終わったら主力の4年生が抜けて、1年生2年生3年生というチームの中で自分が一番練習をしっかりやったりとか、トレーニングをやったりとかそういうところから一番にならないといけないし、テニスでも結果でも全部一番を目指すかたちがたぶん、後輩も感化されて、引っ張っていけるんじゃないかと僕は考えているので。原動力とか僕はあまり持っていないので、4年生になったらプレーとか練習とか行動とかで示せるようにしたいと思います。
―中大戦に向けて
中央は結構勢いがあるチームなので、しっかりそこをぼくの力でまず一本勝って。チームにいい流れをつくれるように。自分が良いプレーをしたり勝ったりすると先輩とか次の人がやりやすい環境をつくれると思うので、でもしっかり自分のプレーをしたいと思います。
「自分のプレーに集中」し、見事個人として全勝を収める太田
長田和典・前崎直哉ペア
―ダブルスについて、今日の試合を振り返って
長田:ファーストセットは自分たちの形ができて、僕がストロークで打って、前崎が前に出るというのが完璧にハマって、簡単にとれたんですけど、その後相手が戦術を変えてきて弱点をつかれたのに対応できなかったのが負けた原因だと思います。
前崎:相手は早稲田のD1で強いことは分かってて、ファーストはいい流れでとれたんですけど、セカンドセットの最初にサービスゲームをブレイクされてから相手に流れを奪われて、最後の方もブレイクバックできそうなポイントでとりきれなかったので、相手に勝ちを持っていかれたというか。
―セカンドセット以降は苦しい戦いでした。フラストレーションのたまる展開だったのではないでしょうか
長田:足を痛めて力強い球が打てなかったということで、精神的に余計な雑念が入ってしまったと思います。
前崎:セカンドセット、ファイナルセットで思うように前に出て動くことができなかったので、なかなか厳しい展開でした。
―強敵である早大との対戦でしたが、どういったモチベーションで臨まれましたか
長田:僕は知ってた相手だったので早稲田というよりは、その相手とやる、という印象でした。特に苦手意識もなかったので、個人戦のような印象で入りました。
前崎:早稲田は大学日本一を連続でとっているところで。ファーストセットとれたのでチャンスはあったんですが、そこでチャレンジャーの気持ちで行けなかったのが敗因です。
―シングルスについて、長田選手はサーブが強化されているように感じました
長田:自分でもびっくりするぐらい良くなったなと試合中に思いました。
―前崎選手は粘りに粘ってという試合展開でしたが、惜しくも敗れてしまいました。試合を振り返っていかがですか
前崎:春関で勝った相手で、先輩方も僕を勝ち数として入れて、坂井(勇仁)にあててくれたと思うんですけど、接戦になってもう少し自分が攻めれるポイントでとりきれなかったので、そこが敗因だと思います。
―シングルス3試合を残した段階で、誰も負けられない状況でした。お互いの試合の状況は気になりましたか
長田:僕はかなり見ながらやってました。別に見てどうという訳ではありませんが、あんまり熱くなりすぎると力入って良くないので、状況を見て試合をしていました。
前崎:自分以外の2つのコート共にファーストセットとってたので、僕が先に負けてはいけないと思ってました。
―次戦以降に向けて
長田:王座の可能性は無くなったので、僕は残り少ないテニス人生思い切りやりたいです。
前崎:4年生と試合できるのももう少しなので、自分たちがいるから安心して引退できると思ってもらえるように全力でがんばりたいです。
本日は両者ともに単複の試合をこなした長田㊧・前崎ペア
山田晃大・小見山僚ペア
―今日の試合を振り返って
山田:相手が強いので、最初から打っていこうということを二人で話し合ってやっていました。
小見山:とりあえず昨日のミーティングとかで僕たちは打って盛り上げようという感じだったので、打てたので自分たちの役割はできたのかなと思います。
―このペアを組む経緯としては
小見山:このコートが速いので、慶応戦をやってサーブをしっかり打てた方がいいんじゃないかという話になって。サーブとがんがん打っていけるペアを入れて、ここで組めばダブルスが入れ替えられるので。それで他につなげようという話になりました。
―相性はいかがですか
小見山:去年組んでいるので、楽しくできればいいかなと。
―山田選手はインカレで対戦した相手でしたが
山田:そうですね。今までたくさんあの二人と(試合を)やっているので、お互いの弱点とか知っているんですけど、でも小見山と組んでやるのは初めてだったのでそこでまた違った、セカンドみたいなプレーができればもうちょっと違ったんじゃないかと思います。
―昨日の練習はどのようなものを行なったのですか
小見山:僕全然試合に出ていなかったので、ここ(中央大学多摩キャンパス内テニスコート)も久しぶりなので、部内でマッチ練習みたいなものをやって合わせただけです。
―小見山選手はインカレ後どのような調整をしてきたのですか
小見山:インカレがあまり勝てなくて良くなかったので、もし自分が出れたらしっかり打てるように、打つ練習をしてサーブも調整してやっていました。
―現在のコンディションは
山田:手首も痛いし、テニスの調子も良くないので、あまり良くないかなという感じです。
小見山:普通です!(笑)。セカンドセットは良かったです。
山田:今日の試合は良かったですね。セカンドセットは。
―山田選手は最後のリーグ戦ですが心境としては
山田:最後、もう引退するので。これからもうテニスもちょっとしかやらないので、頑張ろうと(笑)。今日は二人で負けて当たり前という感じでしたけど、これから頑張ります。
―中大戦に向けて
山田:僕自身出るか分からないですけど、出たら頑張ろうと思います。入れ替え戦いきたくないので、頑張ります。
小見山:僕も出れるか分からないですけど、出れたら自分のペースで戦えるようにして、出れなくてもちゃんとチームの応援して頑張りたいです。
山田㊧・小見山はセカンドセット競っただけに悔しさの残る結果となった
フォトギャラリー
- チームに勢いをもたらした寒川
- フルセットの末、敗れた長田㊧・前崎ペア
- フレッシュな米田㊧・楠原ペアも健闘
- チームに向かってガッツポーズを見せる長田㊧・前崎ペア
- 勢いのあるプレーを見せた山田㊧・小見山ペア
- 太田は残り2戦も白星を重ねることができるか
- 長田主将本日2試合目のシングルスでは粘り勝ち
- 勝ったことがある相手だけに惜敗となった前崎
- サーブが絶好調だった長田
- インカレ覇者に一矢報いることは叶わず(写真:塚越)