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【陸上競技】第50回東京六大学対校陸上競技大会 フィールド勢の活躍光り、総合5連覇達成!

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【陸上競技】第50回東京六大学対校陸上競技大会

第50回東京六大学対校陸上競技大会
2017年4月8日(土)
慶大日吉陸上競技場

あいにくの雨模様の中で行われた六大学陸上。法大は主力が多く卒業した短距離では苦戦を強いられたが、フィールドを中心に得点を重ね、見事に総合5連覇を果たした。

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大会新で3000m障害を制した青木

試合結果

男子総合成績

順位  大学名 総合得点 トラック フィールド
1位 法大 175.5点 82点 93.5点
2位 早大 128点 107点 21点
3位 慶大 102.5点 56点 46.5点
4位 明大 88点 51.5点 26.5点
5位 立大 51.5点 19.5点 32点
6位 東大 36.5点 7点 29.5点

種目別結果

種目 選手名 記録 順位
男子100m予選  川辺隼也(スポ3) 10秒84(+0.5) 1組3着
平山裕太(経3) 10秒90(+2.1) 2組5着
同決勝 平山 10秒94(±0) 5位
川辺 11秒09 8位
男子400m予選 本間大介(スポ4) 48秒72 1組2着
同決勝 本間 48秒98 4位
男子800m決勝  中嶋敦史(スポ3) 1分53秒15 6位
中矢光一(経4) 1分53秒92 8位
男子1500m決勝  増田蒼馬(経2) 3分51秒29 4位
糟谷勇輝(経1) 3分53秒45 6位
男子5000m決勝  坂東悠汰(スポ3) 14分12秒47 1位
佐藤敏也(社2) 14分19秒18 4位
男子110mH予選  吉間海斗(経1) 14秒44(+1.3) 1組2着
金井大旺(スポ4) 13秒86(+0.8) 2組1着
同決勝 金井 13秒71(+0.5) 1位
吉間 14秒58 5位
男子400mH予選  小林英和(スポ4) 52秒55 1組2着
高田一就(スポ2) 55秒25 2組3着
同決勝 高田 51秒61 2位
小林 51秒97 3位
男子3000mSC決勝  青木涼真(生命2) 8分54秒56 1位
阿部泰久(理工3) 9分16秒50 4位
男子4×100mR決勝 平山-川辺-村瀬翔太(経3)-勝瀬健大(社1) 40秒63 3位
男子4×400mR決勝 伊深愛生(スポ1)-白幡大輝(経3)-高田-片山雄斗(スポ3) 3分11秒63 2位
 男子走高跳決勝  小川僚太(現福4) 2m00 1位
芋川駿(スポ3) 2m00 2位
 男子走幅跳決勝  松添基理(スポ3) 7m62(+0.6) 2位
佐久間滉大(スポ3) 7m45(-0.8m) 4位
男子三段跳決勝 坂田銀次郎(経4) 15m24(‐1.2) 1位
酒巻陽平(スポ4) 13m96 7位
男子棒高跳決勝 竹川倖生(社2) 5m00 1位
坂本和真(社2) 4m70 2位
男子砲丸投決勝  天野光汰(経2) 14m03 2位
曽我歩希(スポ2) 11m81 3位
男子円盤投決勝  沖見拓真(経3) 44m14 1位
曽我 42m46 2位
男子やり投決勝  望月雄太(経4) 67m75 1位
前田秀悟(1) 59m91 3位
女子100m決勝 田植晶子(1) 12秒36(+1.0) 3位
女子400m決勝 鈴木萌果(社2) 1分00秒30 4位
女子800m決勝 斎藤杏里彩(スポ3) 2分25秒13 5位
女子100mH決勝 鈴木美帆(スポ3) 14秒25(‐0.1) 2位
女子400mH決勝 斎藤 1分06秒20 4位
女子走幅跳決勝 吉武志織(スポ4) 5m06(-0.8) 5位
 

戦評

 季節外れの冷たい雨が降り注ぐなか行われた東京六大学対校陸上競技大会。午前中は各競技は主に予選が行われた。最初の種目は400mH。小林英和は2着、高田一就は3着と危なげなく予選を突破した。男子100m予選では川辺隼也と平山裕太が出場。追い風ながらタイムは伸び悩むも、ともに予選通過となった。
 同時刻に始まった走幅跳には、松添基理と佐久間滉大が出場。前回大会では同率優勝した2人だったが、松添は2位、佐久間は4位に終わった。砲丸投では、天野光汰と曽我歩希が登場。惜しくも2位と3位となった。
 女子100mはルーキー田植晶子が登場。入学後初戦のルーキーは快走を見せるも3位に終わった。そして、3000m障害では法大勢が躍動。阿部泰久と箱根駅伝で大活躍の青木涼真が登場。「優勝と大会記録更新を狙っていた」という青木は序盤から先頭をいく快調な走りを見せる。終盤に疲れが見え、早大選手に猛追されるも、トップを守りきり、大会新記録で優勝を果たした。
 さらに、110mH予選ではエースの金井大旺が登場。ケガを完治させ、順調に調整が出来た状態での圧巻の走りで1位通過。決勝に弾みをつけた。1年生の吉間海斗も予選を突破し好調な滑り出しを見せる。
 午後になると雨は弱まったものの時折風が強く吹き、体感気温も低く感じられるようになる。その中で行われた110mH決勝では、金井が大会新記録で優勝。同じく400mHにおいても高田と小林が2位3位に入る健闘を見せる。
 フィールド競技では、5つの種目で法大勢が頂点に立った。男子やり投では、4連覇のかかった望月雄太が、1投目から他大の選手を寄せ付けないビッグスローを披露。その後も記録を伸ばしながら1位をキープし、見事4連覇を達成した。 三段跳は、走幅跳を専門とする坂田銀次郎が15m台の好記録で優勝。円盤投は沖見拓真と曽我が1位2位に入った。走高跳は小川僚太と芋川駿が記録、試技数ともに並び、決着はジャンプオフへ。最後に先輩の意地を見せた小川がこれを制した。棒高跳は風の荒れる悪条件も、竹川倖生が唯一となる5mジャンプを披露し優勝した。
 5000mに出場したのは坂東悠汰と佐藤敏也。両者とも序盤から積極的に前を引っ張り、抜きつ抜かれつの展開に。ラスト200mで坂東が矢のようなスパートを見せ優勝を飾ると、佐藤もそれに対応し見事4着でフィニッシュした。
 一方で少々課題の残るリザルトとなったのは中距離種目だ。800mに出場した中嶋敦史と中矢光一は、レース序盤から集団にのまれペースを掴めずにレースを終える。1500mでは増田蒼馬と糟谷勇輝が序盤快調に飛ばすも、ラスト200mでのスパート合戦に対応しきれず優勝を逃した。
 そして昨年圧倒的な強さを見せた100mと4×100mリレー。しかしこちらも中距離同様奮わず、100mでは平山、川辺両選手が激走するも5位8位、4×100mリレーにおいても終始早慶の背中を追いかける苦しい展開に。昨年度抜けた穴を埋めきることが出来なかった。
 最終競技となった4×400mリレーでは、3走途中まで首位をキープするも、選手層の厚い早大にかわされ2位に終わった。関東インカレでのリベンジが期待される。
 今年で総合5連覇を成し遂げた法大は、シーズン初戦から好記録をマークする選手が多数だった。次の大学対抗戦となる関東インカレにおいても、今大会の勢いそのままに上位を目指してもらいたい。(藤原陸人、都築慧士、手島莉子、小島雄太)

監督・選手インタビュー

苅部俊二監督

―総合5連覇おめでとうございます
ありがとうございます。

―大瀬戸一馬(平28年度卒)、長田拓也(同年度卒)の2枚看板が抜けた中でこの結果でしたが
大瀬戸と長田が抜けたからと言っても、去年も大瀬戸と長田がバンバン取っていたわけではないので、フィールドがこの大会は(点数が)取れるので、トラックだけだと去年も今年も取れていないので、5連覇っていうのはすごく光栄なことなんですけれども、我々の目標はここではないので、5連覇したなくらいの感想ですね。あんまり感慨深いものは何もないですね。

―100m、400mはあまり目立った活躍がありませんでしたが
やっぱりそこが大瀬戸と長田が抜けた穴が大きいですね。短距離のところは大きいですよね。4継も負けましたし、あと矢野(琢斗=同年度卒)と伊藤(健太=同年度卒)も抜けたので、力っていうのは大きかったですよね。400mHの濱井(涼介=同年度卒)もそうですし。あの学年は非常に強い学年でしたよね。だから逆に今年は、かなり戦力ダウンというのは今日の戦いを見ると否定はできないかなと予想はしますけどね。

―400mの片山選手の欠場については
ちょっと足に不安があって、スタートダッシュでバーンと出るのができないのでやめて。リレーだけにしたっていう感じですね。そんな大事ではないので、関東インカレに向けて、ユニバーシアードもあるし、それを狙わせたいので、ここでは無理させないというような感じですね。

―フィールドは5種目で法大勢が1位となりましたが
フィールドは申し訳ないけれども東京六大学は今そんなにレベルは高くなくて、うちもすごい高いレベルで優勝してるわけではないので、手放しでは喜べないです。関東インカレでは通用しないので、入賞レベルくらいの記録だと思うので、ここでの優勝に甘んじないというか、慢心しないことですよね。悪いわけではないんですけど、ちゃんとしっかりこれで満足しないように。次を見据えていかないと、関東インカレで失敗するので、気を引き締めていかないといけないというところですね。

―前回大会で同率1位を取った走幅跳の松添選手、佐久間選手はともに優勝を逃しましたが
だめでしたね。松添はファールでしたけど、いい跳躍があったので、まあ心配はないですけど。佐久間に関しては、見た限りあまりいい跳躍ではなかったので、ちょっと心配なんですけど。さっきちょっと話をして、ちゃんと課題を持って、次はこうするようにしますということを明確に答えていたので、力はあるので次はちゃんと跳んでくれるかなと思いますね。

―日本に帰国してから佐久間選手の跳躍はどのように変化したのでしょうか
今日見たところは、すごい低空飛行だったなという印象はありますね。跳躍している時間も短いし、そんなような彼らしくない跳躍でしたね。それで踏み切りスピードもあまりなくて、ブレーキかけているような感じだったので。ちょっと歯車が合ってないだけだと思うので、調整してあげれば大丈夫だと思っています。

―走幅跳を専門としている坂田選手が三段跳で15m台の好記録でしたが
ベストなので、関東インカレのA標準も切ったので、能力はありますよね。跳躍に関する能力は非常に高いので。それをまた走幅跳に生かしてくれれば。来週は走幅跳なので、そこで一発跳んでくれればなと。

―110mHの金井選手もライバルに競り勝っての優勝となりましたが
金井は勝ったのももちろん、古谷(拓夢=早大)くんですかねライバルは、いいんですけれども、記録もまたいいので。13秒71は自己ベストで、この時期にしては、そしてこの天候で条件いいわけではないので、今年は非常に楽しみですね。矢澤(航=平25年度卒)と一緒に切磋琢磨してやってきて。本当に追いついてきたなあと思うので、非常に今年のシーズンは楽しみですね。彼はもうユニバーシアードを狙っているので、まだ世界選手権は難しいと思いますが、ユニバーシアードにしっかり出てくれればなと思いますし。

―金井選手は日本選手権より前で、関東インカレ以外で狙っていく大会は
4/29に織田記念があるので、そこで記録を狙わせます。矢澤もそうだけど。

―最後に、関東インカレへ向けて
関東インカレはやっぱり大瀬戸、長田が抜けた穴というのが非常に大きくて。こういう大会はレベルがすごい高いわけではないので、結構分散するので得点が取れるようになっているんですけど、インカレは突出した選手がいないと取れないです。なのでやっぱり各個人が自分の力を発揮しないと、結構2部(降格)ギリギリのところまでくると思うんですね。だから各個人が自分の力を発揮してくれれば問題ないと思うので、それをまずやってほしいということと、その中でも上を目指せる選手が1人でも出てくれればなと。今はまあ、たぶん大丈夫だなって選手が少ないので。金井と、佐久間はちょっと怪しいし、あと今日の棒高跳とか、青木とか、あれくらいしか計算できない感じなので。取るべくやつは取っていかないといけないかなと思いますね。さっきも学生に話したんですけど、気を引き締めていかないとだめだよっていう話をしたので。この大会に甘んじることなく、ちゃんと関東インカレを目指していくっていうことですね。

 

坂東悠汰選手

―レースを振り返って
今回六大学での優勝というのを目標としていてそれが達成できてよかったです。形は悪かったんですけど、優勝できたことは自信になるかなと思います。

―序盤は早大の安井選手が引っ張る形になりましたが
自分で引っ張ることはあまり考えていなかったので、想定通りでした。2分47秒(13分台のペース)くらいのペースだったのでちょうどいいかなと思いました。

―2000m手前で自ら前に出ましたが
ペースは悪くなかったんですけど、後ろを走っていて脚が詰まったんで、前に出ました。思ったよりも辛くてなかなか中盤はペースを上げることができなかったです。

―風が吹いていたのも原因のひとつですか
いや、風というよりは練習の疲労が抜けてきれていなかった感じですね。

―調子がいいと伺っていましたが
調子どうこうよりも練習が積めていたので、そこが自信になっていましたね。少し疲労が抜ききれていなかったですね。

―中盤佐藤(敏也:社2)選手がペースを上げるシーンがありましたが
やっぱり出られてペースを上げられて少し焦ったんですけど、落ち着いて対応すれば最後勝てると思ったんで。

―ラストの追い上げが印象的でしたが
鐘がなった瞬間に切り替えようとは決めていました。練習でラストの切り替えは意識していたのでよかったです。

―昨年に比べ長距離の活躍が目立った大会でしたが
箱根での結果を引き続けているのでいい状態だと思います。

―関東インカレに向けて目標は
今年は5000m、10000mで勝負していきたいと考えています。2種目入賞を目指していきたいです。

―今後の目標としている記録は
13分台を今月にある日体大で出せればと思います。1周66〜67秒くらいのペースというのは常に意識しています。

―少し早い話なのですが、今年は箱根以外の3大駅伝にも出られますが、それぞれの目標は
箱根では少しでもいい順位。出雲は挑戦者という立場なので。去年よりもいい結果を残したいです。

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猛烈なスパートで1位をもぎ取った坂東

 

金井大旺選手

―今日のコンディションは
思ったよりも体が動いてくれました。スタートの感覚もそこまで悪くなかったですね。

―シーズン初戦となりました
昨年度の故障があったので少しの不安はありましたが、うまく乗り切れたので良かったです。

―悪天候の中での競技でした
雨でしたが気温は高かったので、動きやすかったんじゃないかなと思います。

―今日の出来は
優勝こそしたものの、やはり予選の走りにまだ課題が残っていたので素直には喜べないですね。自分の理想としているフォームにはまだほど遠いです。

―その課題とは
抜き足の動作や着地の仕方等、細かい部分が多いですね。一つ一つ確実にクリアしていきたいです。

―最後にシーズンを通しての目標をお願いします
インカレの他にもユニバーシアードがあるので、今年はそちらにも照準を合わせていきたいと思っています。

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接戦を制した金井は大会MVPにも選ばれた

 

青木涼真選手

―見事に3000m障害で優勝しましたが振り返って
最低限優勝と大会記録更新を狙って、達成出来たので良かったです。しかし、後半かなり失速が目立ったので、これからの課題かなと思います。

―終盤、早大の選手に追い上げられたが疲れがありましたか
自分の考えは追い付かれてから並走して、最後に勝負をかけようと思ってました。結局、ずっと離れてて終盤詰められて、ちょっと危ないレースになったかなと思います。

―ということは追い上げられてもあまり動揺はしなかったということでしょうか
明らかにスピードが速いわけではなかったです。とりあえず落ち着いて、最悪追い付かれたら優勝だけを狙ってレースを進めるつもりでした。

―8分54秒56というタイムへのご自身の評価は
シーズン最初の走りなので、上出来かなと思うんですけど、正直自己ベスト(8分51秒55)を超えたかったです。

―雨が降り寒いコンディションについて
雨はそんなに気にならなかったです。

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大会新で3000m障害を制した青木

 

小川僚太選手

―今日のコンディションは
前日から悪いなと思っていたので、それなりの覚悟を持って試合に臨みました。

―悪天候の中での競技でした
そうですね。しかし監督に言われた指示を意識して、それに集中し課題を克服すればそこそこは跳べると思っていたので、天気はあまり気になりませんでした。

―その課題とは
今まで跳ぶ前の助走が6歩と少なかったので、今年から8歩に変えた点ですね。

―シーズン初戦となりました
一応最後の六大学対抗ということで、昨年は6位と悔しい思いをしていたので、良い記録を出して気持ちよく終わることだけを考えていました。なので上出来だったのではないでしょうか。

―今日の記録について
ちょっと低かったですね。まだまだ課題が残ります。

―芋川選手と行われたジャンプオフについて
自分自身3度目のジャンプオフで、今日初めて勝てたということで良かったです。 しかもその相手が後輩だったというのも良い思い出になると思います。

―関東インカレに向けての課題は
やはり助走ですね。歩数を変えてまだ間もないので、練習を重ねて慣れていくしかないです。

―最後にシーズンを通しての目標をお願いします
自分自身これが学生ラストシーズンとなるので、自己ベストと表彰台を積極的に狙っていきたいです。

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芋川との幾たびのジャンプオフに終止符を打った小川

 

竹川倖生選手

―優勝を果たしましたが、今回の結果について
初戦だったので、試合勘に慣れるとか、そういう感じで出たんですけど、調子は良くて正直5m20も跳べそうだったんですけど。次に繋がればいいなと思ったんですけど、課題がたくさんあったので、自分としてはあまり良くはなかったかなと思います。

―風が強い中での試技でしたが
5m20のときに、踏み切る前に結構風が強くなっちゃって、あれ結構振り回されちゃって。風とかそういう時でも跳べるように。違うところにも課題はあったので、そこを修正していけばいいのかなと思います。

―今季の目標は
今季は5m50を跳びたいです。

―最後に今季への意気込みを
去年は関東インカレでは得点を挙げられなかったので、しっかり関東インカレで3番以内、あわよくば優勝したいです。他の大会でも、5m60とかも狙えたら狙っていきたいです。

 

IMG 2271 R条件が悪い中でも5mに乗せてみせた竹川

 

沖見拓真選手

―見事に優勝しましたが振り返って
自己ベスト(46m25)から約2メートル短いので、嬉しいというより悔しい気持ちの方が大きいですね。

―やはり44m14という記録は悔しいのでしょうか
悔しいですね。冬季練習終わってどうすれば飛ぶかが自分のなかで固まってなくて、思うように記録が伸びなかったです。

―2位には曽我選手が入りましたが
この種目は二人だけなので一緒に練習できることでより自分を追い込めたり頑張れたりします。

―大会出場選手のなかで参考記録はダントツの1位の記録でしたが、心の余裕はありましたか
心の余裕よりかは緊張感が抜けてしまった部分もありました。思うように気持ちをのせられなかったかなと思います。

―雨の影響はありましたか
そうですね。序盤はサークルが濡れていて滑ったりしました。後半は乾いて大丈夫でした。

―ご自身のコンディションは
冬季練習終えて、ポテンシャルは上がってますが、技術がポテンシャルについてきてなくて、思うように記録が出てないですね。

―法大は総合優勝しましたが
一応優勝できたのは良かったですけど、自己ベストを更新してないので、関東インカレまでには仕上げていきたいと思います。

―関東インカレの目標は
8位以内の入賞です。チームに貢献したいです。

―納得いってない部分とは
新しい技術を身に付けようとしたときにそれが馴染んでなくて、迷走してる部分があります。その技術はちょっと取り入れずに元の投げ方に変えようと思ってます。

―投げるときに意識していることは
精神面では勝ちにいく気持ちを持つことです。技術的な面では腕が下がる癖を直すことです。

―今シーズンの目標をお願いします
とりあえずまだ全カレの標準記録を突破して、全カレで活躍して、来年に繋げたいです。

 

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曽我とワンツーフィニッシュの沖見

 

望月雄太選手

―4連覇おめでとうございます
ありがとうございます。

―今の気持ちを
今日は条件は悪かったと思うんですけど、その中でもちゃんと4連覇という結果を残せたことは良かったです。ただ、目標としていた記録にはなかなか届いていないので、ここで満足せず、もっと上を目指していきます。

―法大の総合5連覇にも大きく貢献しましたが
チームの得点に自分の結果が絡めることができたのはとても嬉しかったので、僕は来年は出なくなりますけど、来年出る1年生の子にいい感じでつなげられたかなと思います。

―ベストはおととしの本大会の記録ですが、今年見据える記録は
日本インカレのB標準でも70m00に上がってしまって、A標準の71m50をとりあえずは。日本選手権もA標準は74m00という記録なんですけれど、これを切りたいなっていう考えで、74m00を目標にはあげています。

―最後に今季の意気込みを
最後の年になるので、関東インカレであれ、日本インカレであれ、ちゃんと結果で、入賞してチームに貢献し、自己ベストももっと伸ばしていきたいと思います。

 

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大会4連覇を果たした望月

 

フォトギャラリー

  • IMG 1740 R大会新で3000m障害を制した青木
  • IMG 7318 R猛烈なスパートで1位をもぎ取った坂東
  • IMG 2130 R接戦を制した金井は大会MVPにも選ばれた
  • IMG 2087 R芋川との幾たびのジャンプオフに終止符を打った小川
  • IMG 2271 R条件が悪い中でも5mに乗せてみせた竹川
  • IMG 6989 R曽我とワンツーフィニッシュの沖見
  • IMG 2131 R大会4連覇を果たした望月
  • IMG 2313 R5連覇で幸先の良いシーズンインとなった
 

 

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