【サッカー】総理大臣杯関東予選(アミノバイタルカップ) 一回戦 法政大1ー0城西国際大 公式戦3連勝達成!セットプレーからの決勝弾で一回戦突破
総理大臣杯関東予選(アミノバイタルカップ) 一回戦 法政大ー城西国際大
2017年7月1日(土)
時の栖スポーツセンター裾野グラウンド
総理大臣杯出場をかけて行われるアミノバイタルカップ。一回戦の相手は千葉県1部に所属する城西国際大であったが、後半に挙げたゴールを守り切り、難なく退けた。二回戦では専修大と東海大の勝者と対戦する。
試合結果
トータル試合結果
1 法政大 |
0 | 前半 | 0 | 0 城国大 |
---|---|---|---|---|
1 | 後半 | 0 |
試合スタッツ
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
56分 | 得点 | 法政大学 | 上田綺世(末木裕也) | 1-0 |
56分 | 交代 | 法政大学 | 松澤→平山 | |
69分 | 交代 | 法政大学 | 川崎→高木 | |
75分 | 交代 | 法政大学 | 上田→橋本 | |
86分 | 交代 | 法政大学 | 大西→渡辺 |
※法大のみ掲載
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 成績(出場・得点) |
12 | GK | 吉田舜 | 社会3・前橋育英高校 | 2・0 |
23 | DF | 関口正大 | 現福1・新潟明訓高校 | 2・0 |
19 | DF | 加藤威吹樹 | 経済2・サンフレッチェ広島Y | 5・1 |
3 | DF | 前谷崇博 | スポ健3・ガンバ大阪Y | 9・3 |
7 | DF | 川崎雅哉 | 現福4・静岡学園高校 | 10・1 |
24 | MF | 大西遼太郎 | 社会2・ジュビロ磐田Y | 2・0 |
13 | MF | 末木裕也 | スポ健2・ヴァンフォーレ甲府Y | 4・0 |
8 | MF | 紺野和也 | 現福2・武南高校 | 10・0 |
20 | MF | 上田綺世 | スポ健1・鹿島学園高校 | 10・5 |
28 | MF | 竹本大輝 | 経済1・成立学園高校 | 0・0 |
18 | FW | 松澤彰 | 現福2・浦和レッズY | 10・4 |
サブメンバー | ||||
---|---|---|---|---|
1 | GK | 関口亮助 | 経済4・浦和レッズY | 9・0 |
32 | DF | 鳥居俊 | 理工1・東京VY | 0・0 |
33 | DF | 高木友也 | 経済1・法政第二高校 | 0・0 |
5 | MF | 土橋優樹 | 現福4・川崎フロンターレY | 7・0 |
11 | MF | 青柳燎汰 | 現福3・前橋育英高校 | 8・1 |
16 | MF | 渡辺淳揮 | 社会3・初芝橋本高校 | 7・0 |
25 | MF | 上田慧亮 | 現福4・前橋育英高校 | 0・0 |
26 | MF | 橋本陸 | 経済2・西武台高校 | 0・0 |
37 | FW | 平山駿 | 経済1・三菱養和SCY | 1・0 |
※成績はリーグ戦のみ
この後に行われた一回戦第2試合は、濃霧による延期が決定。日程なども後日発表されることになった。
マッチレポート
スターティングメンバーはいつもと大差のない顔ぶれ。その中で竹本大輝(経1)が左サイドで公式戦デビューを果たした。城西国際大はカテゴリーが下の相手だが、好調なリーグ戦の勢いそのままの戦いが期待された。
大方の予想通り、試合の主導権を握ったのは法大。最初のチャンスは12分、ペナルティーエリア内のルーズボールに、上田綺世(スポ1)が右足を振りぬくが相手GKの好守に阻まれる。以降は4-5-1のブロックを敷く城西国際大に対し、両サイドバックが高い位置を取りサイドから好機を演出。前半を通して2度、川崎雅哉(現4)のセンタリングに合わせる形を作ったが、共に枠を逸れた。その弊害を被ったのが30分、中盤でボールを奪われるとサイドでのトランジションで劣勢に立たされ、城臺映伍がGKの吉田舜(社3)と1対1になる場面を作られる。このシュートは僅かに逸れ、事なきを得た。その後もボールを掌握し、竹本の鋭い飛び出しや、松澤彰(現2)の振り向きざまのシュートなどでゴールを脅かしたが、結局0-0で折り返す。
迎えた後半は「ハーフタイムに自分たちの中でじれずにやり続けようと(話した)(大西遼太郎)」とリスクマネジメントをしつつ、徐々に攻勢を強める。そして56分、末木裕也(スポ2)の左コーナーキックに上田が合わせて先制に成功。ルーキー離れした1年生ストライカーは、これで3戦連発となった。
直後に平山駿(経1)を投入したベンチは、リーグ戦では出番に恵まれなかった選手を積極的に起用。高木友也(経1)や橋本陸(経2)がピッチに立ち、その左サイドから攻撃を活性化する。大きなチャンスを作ることはできなかったが、2点目を狙う姿勢を明確に打ち出し、相手陣地で試合を進める時間が続いた。
ストッパーの徳元悠平からの高質なフィードを起点に、終盤15分間は反撃の姿勢を見せる城西国際大。81分には2列目の飛び出しにヒヤリとさせられ、その直後にも決定的なシュートを浴びた。法大は86分に渡辺淳揮(社3)を投入。中盤を安定させ、このまま相手の攻撃をシャットアウトすることに成功した。総理大臣杯に向けた重要な船出を勝利で飾り、二回戦へと駒を進めた。
昨年は一回戦で東京都リーグ所属の大東大に足元を掬われたが、今年はしっかりと勝利し二回戦進出を決めた。ここから先は関東1部のチームとの対戦が組まれている。二回戦の相手は、一回戦第2試合延期の影響で未定だが、この日以上に一筋縄ではいかないだろう。全国出場へ向けた本当に厳しい道のりは、ここから始まっていく。(下田朝陽)
選手コメント
大西遼太郎
―試合を振り返って
昨年も1回戦で負けていて、相手は千葉県1部のチームでしたし、絶対に難しくなるのは分かっていました。その中で勝利出来て良かったです。
―攻めても点が入らない時間が続きました
とにかく先制点を取るのが大事だとチームで話をしていました。本当は前半に取りたかったのですが取れなくて、ハーフタイムに自分たちの中でじれずにやり続けようと。それで先制点を取れたので、ハーフタイムで修正出来たのが良かったと思います。
―ボールを持つ時間が長い中で相手の守備にはどのような印象を
割と裏が空いているなと思っていました。そのイメージがあったので、どこかタイミングがあれば狙っていこうと考えていました。実際ありましたが、自分の質が悪くて通らなかったので、それはもっと上げられるようにやっていきたいです。
―これで公式戦3連勝ですが
リーグ戦で4試合勝てなくて、メンバーがガラリと変わりました。3連勝の内の最初のゲーム、流経大戦の前に自分たちでミーティングをして、そこでより身が引き締まりました。皆の思いを聞いて勝ちに対する思いが強まったと思います。
―出られなくなった選手もいる中でどのようなプレーを見せたいですか
自分の特徴を出すのはもちろんなのですが、チームのために出来ることをしっかりとやりたいです。具体的には献身的にやるのが特徴だと思っているので、それを出していきたいです。
―次節に向けて
リーグ戦と違ってトーナメントは勝ちにこだわらないといけないです。なのでそれを最優先にして頑張っていきたいです。
フォトギャラリー
- 前節からスタメンを1人変更して臨んだ
- デビューから3試合連続出場の関口
- 上田はこの日も決勝点を記録
- 献身的なプレーで中盤を支える大西
- 竹本は初ゴールのチャンスもあった
- 試合を通して攻撃の起点となった紺野
- 加藤ははつらつとしたプレーを披露
- 橋本は左サイドで躍動