【アイスホッケー】第66回関東大学選手権 2回戦 対東洋大 明暗分けたペナルティ 2-0から逆転負けで決勝リーグ進出逃す
第66回関東大学選手権
2018年4月15日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
初戦を快勝で突破して迎えた2回戦。対する東洋大とは昨年の関東選手権でも対決し勝利した相手。その相性通り、1Pから栗原皐成(法1)の2戦連続となるゴール、PP時の福島勇啓(文3)の得点で2-0とリードする。しかし、2Pに同点に追いつかれると再三、PPの機会逸し残り5分の所でPKで逆転される。その後も攻めた法大だったが同点ゴールは生まれず。2-3で敗れ昨年の再現とはならなかった。敗れた法大は5-8位決定戦に進み、次戦は青学大と戦う。
試合結果
トータル試合結果
2 (30) |
2(11) | 1P | 1(14) | 3 (40) |
---|---|---|---|---|
0(10) | 2P | 1(14) | ||
法政大学 | 0(9) | 3P | 1(12) | 立教大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | ピリ | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|---|
法大 | 1 | 09:50 | 21 栗原皐成 | 67 志田凌大 | ー | ― |
法大 | 1 | 12:52 | 4 福島勇啓 | 86 伊藤俊之 | 21 栗原皐成 | PP |
東洋大 | 1 | 19:25 | 13 出口圭太 | 14 久米誠斗 | ー | ー |
東洋大 | 2 | 29:35 | 27 小堀雄太郎 | 18 阿部魁 | ー | ー |
東洋大 | 3 | 54:59 | 21 古川誠也 | 29 中村太一 | ー | PK |
※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを示しています。
メンバー
SET | FW | FW | FW | DF | DF |
---|---|---|---|---|---|
1 | C 10 鈴木翔弥(営4) | 48 小西遼(人3) | 29 石田和哉(営4) | 14 松井洸(法3) | 76 田畑秀也(法3) |
2 | 67 志田凌大(文3) | 86 伊藤俊之(文1) | A 10 沼田翔(法4) | 4 福島勇啓(文3) | 21 栗原皐成(法1) |
3 | 72 土屋光翼(法2) | 91 土田啓太(法2) | 81 工藤将一郎(法4) | 65 高橋颯人(営1) | 27 小堀健祐(法3) |
4 | A 47 佐藤佑亮(人4) | 13 南陽向(法2) | 19 三田村哲平(営3) | 66 新田谷兼翔(人2) | 16 糸崎勇(法1) |
※GKは#39 中島康渡(法2)が先発出場。控えに#39 吉田駿太(文3)。
戦評
昨年同様、今年も東洋大を破り決勝リーグへ駒を進めることができるのか。
両チーム互いにに多くのシュートを放つ中9分1年生の栗原が先制のゴールを放つ。流れを手にした法大は12分にPPから福島が追加点を挙げる。このままの勢いで次のセットを迎えたいところだが、19分に1点を返され1ピリオドを終えた。
2ピリオドは開始早々両チームスラッシングで退場処分を受け、互いに1人ずつ少ない状況でスタートした。法大は果敢にゴールを狙うも29分相手の得点を許し同点とされる。なんとか流れを手繰り寄せたい法大はその後2度のPPを得るも、得点に結びつかず同点のまま2ピリオドを終える。
3ピリオドが始まり2度PPを得るも、得点することは出来ず。逆に51分と54分にはPKとなり54分東洋についに逆転ゴールを許してしまう。法大はここでたまらずタイムアウトをとり、なんとか同点に追いつこうとゴールを狙うも得点することは出来ず、最後にはメンバーオーバーの反則も取られここで試合終了。
終盤の失点で悔しい失点となり決勝リーグ進出はならず、来週からは5位決定戦に回る。次のシーズンに繋げるためにもここから負けられない。(岡田一希)
インタビュー
志田凌大
ー今日の試合を振り返って
今日の試合は今年初めてAのチームと戦うのでここで勝って勢いをつけて、決勝リーグで上位校を倒そうと思っていたんですけど、最後の詰めが甘くて勝てなくて悔しかったです。
ー対東洋大の作戦は
僕らは挑戦者ということで全力で行こうという話はしていました。
ーペナルティが勝敗を分けました
ペナルティで失点してしまうのは毎年のことなんですけど今年こそは変えていかないと思います。
ー志田選手自身の調子は
1Pは良かったんですけど途中から集中力と運動量が落ちてしまってチームに貢献できなかったので、そこは改善していきたいです。
ー新入生について
みんな個性があっていい選手もたくさんいるのでどの選手が出ても実力的には変わらないので、チーム力いい方向に向かってると思います。
ー次の試合に向けて意気込みを
次の相手は格下なんですけどそこはなめないで全力でやっていきたいと思います。
フォトギャラリー
- 決勝点となる3点目を許し肩を落とす
中央にパスを出す沼田
三田村も決定機を作ったが3点目が遠かった
1点目を決めた栗原を囲む- 志田は1Pの集中力を保つことができなかった
- 土屋も東洋大ゴールに迫った
持前の体躯で好守に貢献した伊藤俊
好セーブを見せた中島だが東洋大の波状攻撃を受け止めきれなかった