【ハンド】2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第2節 対東海大 安定した試合運びで相手を圧倒!14点差をつける快勝で今季初勝利!
2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第2節 対東海大
2018年4月15日(日)
日本大学八幡山体育館アリーナ
開幕戦の大敗から気持ちを切りかえ臨んだ第2節。対する相手は東海大だ。序盤よりオフェンスで良い流れをつかんだ法大は、前半で17-9とリードを広げる。後半もその快進撃は止まることなく、多くの選手が得点を挙げる活躍を見せ、終わってみれば34-20と大差をつける快勝となった。
試合結果
トータル試合結果
34 法政大学 |
17 | 前半 | 9 | 20 東海大学 |
---|---|---|---|---|
17 | 後半 | 11 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
21 | GK | 仲村充 | 社会4・藤代紫水 | 0 | 0 |
3 | CB | 山本祐輝 | 社会3・浦和学院 | 3 | 6 |
13 | RB | 服部流征 | 経済3・高岡向陵 | 3 | 3 |
5 | LB | 松岡寛尚 | 経済3・藤代紫水 | 11 | 16 |
22 | RW | 本田拓海 | 社会3・法政二 | 5 | 6 |
7 | LW | 田島走 | 社会4・藤代紫水 | 5 | 9 |
33 | PP | 橋口博隆 | 社会1・雄城台 | 1 | 5 |
交代選手
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
16 | GK | 深井亮太 | 理工4・浦和学院 | 0 | 0 |
2 | CB | 山本晃大 | スポ健3・雄城台 | 0 | 2 |
8 | CB | 福本直也 | 経済4・法政二 | 0 | 0 |
4 | LB | 沖山葉太 | スポ健4・法政二 | 0 | 0 |
25 | RB | 本田悠也 | 社会2・大分 | 2 | 2 |
18 | LW | 小林昇太 | スポ健3・法政二 | 1 | 1 |
37 | LW | 西遼太 | 経済1・法政二 | 1 | 1 |
6 | PP | 佐々木崇明 | デザ工4・盛岡一 | 1 | 1 |
10 | PP | 黛祐貴 | 経済4・富岡 | 1 | 1 |
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝-分-敗 | 得点 | 失点 | 得失点 | 勝ち点 |
1位 | 筑波大 | 2-0-0 | 62 | 40 | 22 | 4 |
2位 | 早稲田 | 2-0-0 | 61 | 55 | 6 | 4 |
3位 | 日体大 | 1-1-0 | 55 | 47 | 8 | 3 |
4位 | 日本大 | 1-1-0 | 58 | 56 | 2 | 3 |
5位 | 法政大 | 1-0-1 | 53 | 50 | 3 | 2 |
6位 | 明治大 | 1-0-1 | 50 | 48 | 2 | 2 |
7位 | 東海大 | 1-0-1 | 42 | 52 | -10 | 2 |
8位 | 中央大 | 0-0-2 | 46 | 55 | -9 | 0 |
9位 | 順天堂 | 0-0-2 | 48 | 60 | -12 | 0 |
10位 | 国士舘 | 0-0-2 | 37 | 49 | -12 | 0 |
※9位と10位は2部との入れ替え戦へ
※勝ち点が同点の場合、対戦間の勝敗によって順位を決定する
春季リーグ 結果
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 4月14日(土) | 筑波大 | ●19-30(詳細) | 日本大八幡山 |
2 | 4月15日(日) | 東海大 | ○37-20 | 日本大八幡山 |
3 | 4月21日(土) | 日本大 | ー | 国士舘大多摩 |
4 | 4月22日(日) | 中央大 | ー | 日体大健志台 |
5 | 4月29日(休) | 国士舘 | ー | 明治大和泉 |
6 | 5月3日(休) | 明治大 | ー | 日本大八幡山 |
7 | 5月4日(休) | 順天堂 | ー | 日本大八幡山 |
8 | 5月12日(土) | 日体大 | ー | 国士舘大多摩 |
9 | 5月19日(土) | 早稲田 | ー | 国士舘大多摩 |
戦評
今節の相手は昨年の春、秋ともに勝利している東海大。前節で筑波大に対し惨敗した法大だったが、今回は一転、終始相手を圧倒した試合運びを見せた。
試合は序盤から法大がペースを握る。リーグ戦開幕前に「1本目のサイドシュートを決めきることを意識したい」と語っていた本田拓(社3)が、その言葉通り開始早々、速攻から見事にゴールネットを揺らした。また、ディフェンスでのミスが目立った今日の東海大。そのミスを逃さずに攻めた法大は次々に点を重ねていく。前日の試合では圧倒されたディフェンスも今日は決して当たり負けることはなかった。高い位置から当たる積極的なプレーに加え、随所にGK仲村(社4)の好セーブも光り、前半を17-9で折り返す。
後半も法大の攻撃はとどまることを知らずに攻め続ける。パスカットからの速攻で松岡(経3)、山本祐(社3)が連続して得点を挙げるなど確実に点を重ね、15分のタイムアウト時には27-14とその差を13点に広げていた。その後も危なげない試合運びを見せる法大。途中出場の小林(スポ3)、佐々木崇(デザ工4)にもゴールが生まれると、28分の34点目は新戦力の西(経1)が決め、34-20で試合終了。見事リーグ戦初勝利を挙げた。
昨日の惨敗からチームを立て直し、圧倒的な勝利を収めてみせた法大。しかし、リーグ戦はまだ始まったばかり。昨年以上の成績を残すにはここで満足してはいられない。法大ハンド部の黄金時代到来へ、ここからが本当の勝負だ。(山﨑有馬)
選手コメント
仲村充
―今日の試合を振り返って
昨日が昨日だったのですが、うまく切り替えることができました。皆の持ち味が出たいい試合だったと思います。
―好セーブが数多く見られました
正直に嬉しかったです。昨日はチームの力になることができず悔いが残っていたので、今日に活かせることができればいいなと思っていました。その中での試合だったので、切り替えて思いっきり止めました。
―昨日の敗戦からの切り替えは
昨日の試合で法大のハンドボールの悪いところが全て出尽くしたと思います。これ以上悪くなることはないと皆で切り替えていきました。
―リーグ戦初勝利となりました
素直に新チーム初勝利なので嬉しいです。
―来週の日大戦に向けて
自分は次戦は就活でいないのですが、代わりには深井が出てくれます。彼ならやってくれると信じています!
本田拓海
―今日の試合を振り返って
一番は勝てたことが大きいと思います。昨日の試合でボロボロに負けてしまったこともあり、今日は全員がしっかりと試合に取り組めました。試合の序盤から、相手のミスを逃さずに法政が攻めていけたのが、ここまで点差をつけられた結果に繋がったのだと思います。
―課題として挙げていた、試合が始まってから1本目のサイドシュートが今日は決まりました
いつも意識していることでもあるので、最初に速攻から決めることができて、その後のシュートもリラックスして打てたかなと思います。
―昨日の試合との違いは
体は昨日の筑波の方が強かったので、その点で今日の方がやりやすかったというのがあり、全員がアグレッシブに動けたと思います。
―ディフェンスでは積極的に当たりにいっていた印象があります
昨日は当たり負けていた部分があり、強く当たるというのを忘れていたのかな、というのをチーム内で話し合っていたので、今日はそれを意識して高い位置で当たったり、ボールに飛び込んだりというような場面を多く作ることができたと思います。
―結果的に34点をとっての大勝という形になりました
昨日の初戦で負けてしまったので、一勝が欲しいというところで、しっかり勝てたというのは満足しています。でも、やはりリーグを通して勝っていかなければいけなくて、足りないところは0ではないので、そういうところを意識してやっていきたいです。
―次戦に向けて
ここからどんどん盛り上げていって調子をつけて、ここからがリーグ戦の本当の勝負だと思うので、全部勝つつもりでやっていきたいと思います。
西遼太
―今日の試合を振り返って
みんな調子が良くって、先輩たちも頑張っていたので、出られたら1点取りたいなと思っていました。
―今日がリーグのデビュー戦となりました
特に緊張もせず、堂々とプレーできたので良かったと思います。
―法政大に進学した理由は
みんな結構自由に、自分の好きなプレーをしているところに魅力を感じたからです。
―プレーの持ち味は
高校の時は会場を盛り上げるプレーとかをするのが好きでした。そういったことをしていきたいです。
―今日の試合で意識したことは
サイドシュートでシャバーラというスピンシュートで下に打つと見せかけて、上に打つ技があって、それをやろうかなと思っていたんですけど機会がありませんでした。なのでこれ以降でやっていきたいです。
―今後へ向けて
試合に出たら盛り上げるプレーをして、会場をわっと沸かせたいです。
フォトギャラリー
- 本田拓はサイドシュートを量産した
- 仲村は好セーブを連発しチームに貢献
- 試合後半にはけがから復帰直後の福本直も出場した
- 厳しいマークの中で11点を獲得した松岡
- 山本祐は攻守ともにチームの要として活躍する
- 昨日に引き続き好調な田島
- リーグ初出場となった小林
- シュートを決め会場を沸かせた佐々木崇