【企画】新人特集 法大を背負う未来のスター候補を発掘せよ!!!俺たちが選ぶイチ押しNO.1ルーキー 〜フィギュアスケート部編〜
新人特集 ~フィギュア編〜
2018年7月26日(木)
法大体育会を熱くする金のタマゴたちを見つけ出せ!新時代を担う1年生ルーキーたちをスポホウ記者がご紹介。もうすでに春で大活躍を見せた大物ルーキーから、まだ試合には出場していないものの近い将来ブレイクが期待される選手まで。この春、法大に入学してきた1年生ルーキーのこれからの活躍を見逃すな。
新人特集:佐上黎
銀盤のプリマドンナ
平昌オリンピックで世界中を沸かせたフィギュアスケート。昨季の法大は小林建斗(文2)が全日本選手権に出場するなど、ルーキー選手が台頭。そして今季は女子に期待の新星が舞い降りた。
女子7、8級の新戦力として加わったのは佐上黎(文1)。中学、高校と大きな大会で結果を残しながら、勉強でも学年上位の成績をキープする、まさに文武両道のスケーターだ。
法大の選手として初めて臨んだ5月の関東学生選手権では、演技前こそ緊張の面持ちを見せていたものの、氷上ではまるで別人。華奢(きゃしゃ)な体を大きく使って堂々とした滑りを見せ、9位という結果を残した。
ライバルの明大には全日本にも出場した経験がある実力者の兄・凌がいるが、「インカレに出るのが1つの目標」との強い思いから法大を選んだ佐上。「スケーティングは他の選手よりもしっかりやっていると思う」と自身の長所と語る。その言葉通り、リンクでは滑らかな滑りで観客を魅了していた。練習では成功率も上がっているループとルッツを本番で決めきれるかが今シーズンの飛躍の鍵を握るだろう。
入学を機にずっと使いたかったと語る「hallelujah」をショートで解禁。計り知れないポテンシャルを秘めた佐上黎の4年間がついに始まった。
(文:湯浅駿)