【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対中学大 最上級生の活躍もありストレート勝ちも・・・最終戦を前に入れ替え戦行き消滅
2019年度春季関東大学男子2部リーグ戦
2019年5月12日(日)
立正大スポーツキューブ
昨日の亜大戦の死闘から一夜明け、今日は中学大戦だ。今季調子が悪い中学大だが、選手の身長や身体能力は高く、油断できない相手だ。積極的に攻めたい法大は、1セット目から伊元幸正(営4)のクロスが完璧に決まるなど、法大ペース。2セット目も、途中出場の三木祐人(文4)など最終学年の活躍もあり、見事に奪うと、3セット目も勢いそのまま大差で奪いストレート勝ち。しかし、青学大と国士大が今日の試合で勝利し、最終戦を前に入れ替え戦行きが消滅した。
試合結果
トータル試合結果
3 法 大 |
25 | 1セット | 22 |
0 中学大 |
---|---|---|---|---|
25 | 2セット | 23 | ||
25 | 3セット | 19 |
法大スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
10 | 佐藤優弥(文3) | WS |
17 | 前田隆二(営4) | MB |
15 | 村岡拓海(経3) | WS |
5 | 伊元幸正(営4) | WS |
18 | 緒方悠大(法2) | MB |
11 | 中田啓貴(文3) | S |
14 | 大吉 匠(営3) | L |
27 | 森山陸人(営1) | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名 |
---|---|
1 | 西田寛基(営4) |
2 | 三木裕人(文4) |
3 | 竹田健太郎(文4) |
戦評
フルセットの死闘から一夜明け、今日の相手は今季調子を落としているものの、高さがあり油断はできない中学大だ。
第1セット、序盤から村岡拓海(経3)らアタッカー陣が積極的に攻め法大ペースで試合が進み、中盤でも相手のサーブミスや伊元幸正(営4)のダイレクトで点差を離す。先に20点にのせた法大だったが、相手のタイムアウト後打点の高いスパイクに得点を許し、1点差まで追い詰めれてしまう。しかし、佐藤優(文3)の冷静なアタックでブロックアウトを誘うとリードを守りきり、25−22で第1セットを奪った。
続く第2セット、伊元の強烈なスパイクで幸先よく先制する。その後、前田隆二(営4)のブロックなどで連続得点を決めるとそのからも攻撃の手を緩めることなく、20点台にのる。このまま一気にセットを奪うかと思われたが相手はそれを許してくれない。お互い取って取られての一進一退の攻防が続いたが伊元を始めとする攻撃陣の奮闘もあり、25ー23で激闘を制した。
このまま流れを引き寄せたい第3セット、序盤から緒方悠大(法2)のクイックなどでリードを広げる。4点差になったところでたまらず相手はタイムアウト。その後も法大ペースで試合が進み、途中出場の竹田健太郎(文4)の活躍もあり、25−19と大差で第3セットを奪い、ストレート勝ちを収めた・
昨季セットを落とした相手に見事ストレート勝ちを果たした法大。しかし、今日の試合結果で、青学大と国士大がともに勝利し入れ替え戦進出への道は閉ざされた。ただ、セッターの西田寛基(営4)をケガでスタメン出場できない中、亜大と中学大に勝利するなど選手層の厚さを見せつける結果となった。東日本インカレ、そして来季での一部昇格を期待したい。(滝澤智也)
インタビュー
緒方悠大
ー今日の試合を振り返って
出だしはみんな良くて、いい形で入れましたが、終盤になってちょっと追いつかれるところがありました。自分のブロックとかなかなか決まらないところもあったので。けれども、勝ててよかったです。
ー自身のプレーについて具体的には
ブロックの吸い込みとかいっぱいあって、もうちょっとひっかけられたら楽に勝てたかなと思います。クイックも国士舘とか青学戦のときに比べて決定率が低かったです。
ー試合の印象として接戦だったと思うのですが
みんなもそんなに慌てる感じでもなくて、1点ずつ返していけば勝てると思っていました。
ー春リーグを振り返って
今季1部に上がれるってとこで青学と国士舘に勝てなくて、あとは最後勝つだけなんですけど…。入れ替え戦に行けるチャンスはあると思うので、最後しっかり勝って、あとは祈るだけだと思います!
フォトギャラリー
- ケガから復帰した西田
- 最終戦に向け気合いを入れる
- セッター中田と前田
- ブロックをする伊元(右)と緒方(左)
- 伊元のクロスで得点を積み重ねた
- 緒方のブロックで相手のスパイカー陣を止めた