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【バレー】 秋季関東大学男子2部リーグ戦 対慶大 強敵相手に果敢に攻めるも、相手の高いブロックを前に攻めきれず敗戦・・・

バレーボール

【バレー】 秋季関東大学男子2部リーグ戦 対慶大 強敵相手に果敢に攻めるも、相手の高いブロックを前に攻めきれず敗戦・・・

2022年秋季関東大学男子2部リーグ戦
2022年10月1日(土)
会場非公開

6連勝と勢いに乗る中、迎えるはここまで全勝中の慶大。春季、1部リーグを経験した強敵相手に積極的に攻めるも、高さのあるブロックを前に得点を奪いきれない。第2セットこそ法大がとったが、終始慶の流れとなり黒星となった。

試合結果

トータル試合結果

1
法 大
19 1セット 25 3
慶大
25 2セット 12
17 3セット 25
  20 4セット 25  

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
6 山本帯刀(文3) MB
8 安部翔維斗(法3) MB
10 中田拓斗(営3) S
21 高橋慶帆(営1) WS
24 渡邊秀真(法1) WS
22 川波颯(文1) WS
17 武田絢太郎(法2) L
26 藤野颯(文1) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

初戦以外は連勝で一部昇格へ歩みを進める法大バレー部。そんな中、これまで無敗の慶大を相手に迎える。慶大は昨季入替戦で惜しくも敗退し、現在二部に所属しているが、一部でも四勝と実力のあるチーム。エース・松本喜輝やU20日本代表にも選出された芳賀祐介ら強力なアタッカー陣と、高さのあるブロック、そして精度の高いサーブを前に食らいつけるか。

第1セット。序盤から慶大の強力なサーブにも対応し5-5。渡邊秀真(法1)のスパイクが慶大・降小雨の高いブロックにシャットを食らうも、すぐ次のプレーで徹底したブロックフォローに入り、再度上がったトスに対し渡邊が決め切り、6-6と拮抗した試合展開に。しかし、法大のサーブをレシーブされると、慶大の高さと技術のある連携攻撃が炸裂し、失点を重ねてしまう。後半は高橋慶帆(営1)のバックからクロスへの強烈なラインショットや、フェイントをおり混ぜ奮闘。しかし、中盤の失点が響き19-25で第1セットを落とす。

続く第2セット。川波颯(文1)が法大の口火を切る。強烈なスパイクとサービスエースで2-0。そこから高橋や渡邊も躍動し6-0と6連続ポイント。慶大・松本の強烈なサービスエースやブロックのわずかな隙間を通したアタックなどで失点するも、苦しい状況で渡邊が落ち着いてリバウンドで攻撃を組み立て直し得点につなげた。さらにこのセット、法大のサーブが輝きを見せる。強いサーブで崩し、相手に思うように攻撃をさせなかった。終始法大の流れでゲームが進み、このセット一度も逆転されることなく25-12で快勝。

この流れのままいきたい第3セットだったが、先制を許すとそこから思うように攻撃展開が広げられず。やはり慶大のブロックは強固だった。芳賀や降にことごとくスパイクを阻まれ、第2セットとは一転このセットは一度も追いつくことができず、17-25で落とした。

第4セット。高橋の高い打点からのスパイクで先制に成功。川波のサーブで崩し、高橋が決めるなど良い流れでゲームを運ぶ。渡邊に相手サーブが集まるも、高いレシーブ力を見せ10-10と善戦。さらに高橋に対し徹底的なマークで3枚ブロックがつくも、それを凌駕する高く強いスパイクで点を重ねていく。しかし慶大の松本や芳賀の巧みなコースの打ち分けがされた強烈なアタックやクイック攻撃、慶大全体の高いサーブ力を前に20-25で惜しくも敗戦となった。

惜しくも敗戦となったが、これまでストレート勝ちの多かった慶大に対して、ダブルスコアの25-12でセットを獲得したことは大きな自信に繋がるのではないだろうか。アジアU20選手権からチームに戻った 高橋の技術力は幾段も上がっていて、どこまで成長するのか楽しみでならない。高橋のほかにも、渡邊は1年生ながら試合中に積極的な声掛けでチームをけん引、川波らジャンプサーブ陣のサーブも強力だった。下級生中心の若いチームとして、これからさらに成長を見せてくれることに期待がかかる。次戦の相手は青学大。慶大とは全く異なるプレースタイルで力のあるチームだ。次戦に勝って、入替戦へ望みをつなげたい。

(記事・写真:伊藤朱音・鈴木しほり)

 

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