【卓球】2019年度秋季関東学生リーグ戦 1部 3日目 エース青山の奮闘も、勝機つかめず4連敗
2019年度春季関東学生リーグ戦 対早大
2019年9月11日(水)
和光市総合体育館
開幕3連敗でリーグ戦を折り返した法大。連敗ストップと今季初勝利をかけた3日目では早大との対戦となった。2番手の青山が勝利を収めた法大だったが、要所で勝ち切れない試合が続き、1-4で敗戦。Aクラス入りへわずかな望みをかけて日体大と大正大が待つ4日目へ臨む。
試合結果
トータル試合結果:早大戦
1 法政大学 |
1 |
シングルス |
3 |
4 早稲田大学 |
---|---|---|---|---|
0 |
ダブルス |
1 |
試合結果
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
1 | ● | 手塚元彌(営1) | 1-3(7-11、6-11、11-6、9-11) | 五十嵐史弥 |
2 |
○ | 青山昇太(営4) | 3-2(9-11、11-8、11-6、10-12、11-5) | 緒方遼太郎 |
3 | ● | 高取侑史(法4) | 2-3(5-11、11-6、7-11、12-10、8-11) | 川上尚也 |
4 | ● | 青山・盛武大悟(国2) | 2-3(2-11、11-8、5-11、11-8、4-11) | 緒方・硴塚将人 |
5 | ● | 盛武 | 0-3(9-11、7-11、9-11) | 硴塚 |
6 | – | 佐藤陽大(営2) | – | 岩永宜久 |
7 | – | 中野優(法3) | – | 葉波啓 |
戦評
3日目
3連敗中と未だ勝利がない法大。初の白星を目指し、早大との一戦に臨んだ。
1番手には手塚元彌(営1)が登場。得意のバックハンドで攻めるが、1、2セットを連続で落としてしまう。しかし3セット目はフォアハンドも冴え序盤で点差をつけて奪取。その後も順調に得点を重ねていくが、逆転とはならず1-3で敗戦となった。続く2番手はエース青山昇太(営4)。序盤からドライブや打ち合いが決まるが、相手も一歩も譲らず互角の展開となる。2-1と有利な状況だったが、相手のタイムアウト後にカウンターを決められフルセットに持ち込まれてしまう。しかし最終セットは落ち着いたプレーで見事勝利を飾った。流れに乗りたい3番手の髙取侑史(法4)だったが、ミスが重なり、フルセットの接戦で勝ち切ることができない。
ダブルスは明大戦に引き続き、青山・盛武大悟(国2)ペアが登場。1セット目はミスが目立ったが、徐々に調子を上げる。しかし5セット目に先に5点目を取られてしまい、相手の勢いを止められず2-3で敗戦。ダブルスの負けを取り返したい4番手の盛武。早大主将の硴塚将人に引けを取らない粘りのプレーで果敢に迫るが、経験の差を見せつけられ、ストレートで敗れた。
秋季リーグ開幕から4連敗となった法大。明日からは1部残留のために、さらに重要な試合が続く。チーム法政で団結し、初勝利を目指す。(田篠瑞季)
選手インタビュー
髙取侑史 主将(法4)
―今日の試合を振り返って
3番で出て、チームがいい流れの中でどうしても勝ちたかったんですけど、勝ち切れなかったという試合でした。
―フルゲームにもつれ込む接戦となりました
とにかく、相手の持ち味というか得意な部分を出せないように、自分から攻めていくということを心がけていました
―残り3戦へ向けて
これまでの4試合もすべて決して悪い試合というわけではなくて、いい流れだけど勝ち切れない試合が多かったので、明日からの3試合はとても重要な試合になってくるので、みんなで一致団結してチーム全体で勝ち切れるように頑張ります。
手塚元彌(営1)
ー今日の試合を振り返って
今日は格上の相手で、出だしはよくなかったんですけど、最後は少しチャンスがあったのにチャンスをつかめなかったのが悔しいです。
ー今季はまだ勝利がありません
これから戦っていく上で格上の相手にも勝っていかないといけないので、それがこれからの課題です。あとは、1部に残留するには勝ち切らないといけないので、1戦1戦勝っていきたいです。
ー春季リーグを経験しての秋季リーグです
春リーグはチームとして勝てた試合も、秋リーグではまだ勝てていないので、もう一度気を引き締めていきたいです。
ー今日までの試合の個人的な反省点は
前半の1、2セット目が取れていないことが多いので、前半もっと集中していかないといけないと思います。
ー明日に向けて
明日は絶対に勝ちます!
フォトギャラリー
- 4連敗中のチームの中で奮闘を見せる青山
- 手塚の今季初勝利が待ち望まれる
- バックハンドでのブロックなど、随所で好プレーが光った髙取
- 見事なプレーを見せたものの、連勝とはいかなかった青山・盛武ペア
- 気迫のプレーを見せるも、完敗を喫した盛武
- 青山の勝利は連敗中のチームに活力を与えた
- チーム一丸となってプレーする選手を支える