2020年2月23日(日)
法政大学多摩キャンパス
新たに始まった企画『法大スポーツグラフィックス』。法大体育会の活躍をさらに広めるため、普段は取材を行っていない体育会各部にご協力いただき、来るシーズンに向けた思いを語っていただいた。
体育会陸上ホッケー部
チーム沿革
1924年に創部され、2020年で95周年を迎える。近年は成績が低迷気味だと評されるが、かつては多くの日本代表選手や監督、コーチを輩出した歴史と伝統を持つチームである。現在(2020年2月現在)の部員は26人。
昨季成績
2019年度関東学生秋季リーグ戦(リーグ戦):7位(8チーム中)
全日本学生選手権(インカレ):ベスト16
全日本王座決定戦・東西交流戦(王座):ベスト8
チーム幹部
役職 | 名前 | 学部・学年 |
主将 | 若松尚輝 | 経済・3年 |
副将 | 入江準一コークェイ | 経済・3年 |
副将 | 高橋優仁 | 社会・3年 |
練習レポート
午前10時から始まったこの日のトレーニング。和やかな雰囲気で行われ、ウォーミングアップからランを中心としたメニューに1時間ほど取り組んだ。その後はボールを使ったトレーニングに移行。最後はゴール前での状況を想定したメニューを消化した。
和やかな雰囲気の中でトレーニングが行われた
監督・選手インタビュー
圷通徳監督
―法大の監督になったきっかけは
女子のホッケー部があった頃に女子の監督を10年ほどしていました。その時ちょうど男子の監督がたまたま辞められるということで、引き継いだという感じです。男子のチームは(監督をして)10年ほどになります。
―指導歴は長いということに
女子も含めるとしたら長いですね。
―練習を指導するのは週末だけというお話を伺いました
土日は休みなので週末だけ来て、学生を指導しています。
―普段は何か他の仕事をしているということですか
一般のサラリーマンをしています。
―平日は学生主体で取り組んでいるということですが
昔から(法大は)学生主体でやっていて、監督が週末に来て、見て、指導して。平日の様子も(学生に)コンタクトして、状況を聞きながらも(学生主体で)運営していくという感じですね。
―法大の選手の印象は
昔から技能の高い選手は多いのでそこを生かして、どのように『勝てるチーム』を作っていくかだと思います。
―法大の伝統的なスタイルというのはありますか
基本は技術力というのも特徴ですが、戦術的に右側を中心に攻めるということがあります。よりシュートをうちやすくするために右側から崩そうというのが昔からのチームの方針です。
―圷監督ご自身は指導者としてどのようなことを考えながら学生を指導していますか
今はホッケーに関して言えば、毎年なのですが基本的な部分のスキルを高めるということです。それは技術的なことも知識的なことも、ですね。今年は特に個々の、試合や練習に臨む上での意識や、普段の生活からのコンディショニング作りだったりという部分を意識しています。
―今年の意気込みは
昨年があまり良くない成績で、法大の歴史を振り返ると何度もタイトルに顔を出していて、学生にはよく言っているのですが、近年関東のリーグ戦では何度か優勝している中で全国レベルの大会では勝てていないので、全国で4強に入っていけるようにやっていきたいですね。
法大OBである圷(あくつ)監督
若松尚輝主将
―ホッケーの競技歴は何年ですか
高校から初めて6年目ですね
―出身高校は
岐阜県の岐阜総合学園高という所ですね。
―中学校までは何か他のスポーツをしていたということですか
サッカーをやっていました。
―ホッケーを選んだきっかけは
進学した高校にサッカー部がなくて、スポーツはやりたかったので、なにをやろうかなというときにホッケーがなじみやすかったのがきっかけです。
―ポジションは
ミッドフィルダーです。
―法大を選んだきっかけは
芝とかグラウンド等の設備をしっかり持っていたので、自由にやりやすい環境が整っていたのが大きかったですね。
―法大のチームのイメージは
チーム全員が一丸となって戦っているイメージがあります。
―主将としてチームをどのようにまとめていますか
強豪校と比べては少し自由な空気があると思うのですが、自分としてはそのような雰囲気で取り組めることによって色々と動きやすかったりもしているので、悪いことではないと思っています。
―チームの今年の目標は
昨年の成績が悪かったのでそれを絶対に上回るということと、関東のリーグ戦では優勝することを目標にやっていきたいです。
―新シーズンに向けて一言
リーグ優勝できるようにチーム一丸となって戦っていきたいと思います。
入江準一コークェイ副将
―競技歴は
6年目です。
―中学校までは何か他のスポーツを
サッカーです。
―出身高校は
福岡県の玄界高という所です。
―法大を選んだきっかけは
いろいろな大会に出場していて経験が積めるのではないかなと思ったということと、コートや設備がしっかり整っているというのがきっかけですね。
―ポジションは
僕はディフェンスです。
―得意なプレーは
スピードを生かしたプレーですね。
―副将としてはどのようなことを考えていますか
積極的に、自分の背中で示せるようにということを意識しています。
―法大のチームのイメージは
他の大学に比べて、下級生も上級生もなじみやすいというのが良いところだと思いますね。
―新シーズンに向けて一言
4年間やってきて最後の年なので必ず結果を出したいです。
高橋優仁副将
―競技歴は
10年目ですね。小学校で始めて中学校は他のスポーツをやって、高校でまたホッケーを始めました。
―出身高校は
栃木県の今市高です
―ホッケーを始めたきっかけは
兄がやっていたのが一番の理由ですね
―中学校では何を
アイスホッケーをやっていました。法大のアイスホッケー部にも同期や後輩がいます。
―法大を選んだきっかけは
設備が整っていますし、先輩と後輩も厳しすぎず緩すぎずという関係なので選びました。
―法大のチームとしてのイメージは
他のチームはすごく組織的にやる印象が強いのですが、法政は最低条件としてやることを設定して、あとは自分の感覚や周りとの関係、兼ね合いでやろうという印象がありますね。
―ポジションは
フォワードですね。
―得意なプレーは
テクニックはあると思っているので、切り込んでいくプレーですね
―副将として考えていることは
主将が引っ張ってくれるので、それを支えることを意識しています。
―新シーズンに向けて一言
去年の成績が良くなかったので、取り返せるように、上を目指して頑張りたいと思います。
左から入江副将、若松主将、高橋副将
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