【バスケ】第63回関東大学バスケットボール選手権 対大東大戦 因縁の相手と激突、新星に屈し敗北・・・
第63回関東大学バスケットボール選手権大会 対大東大戦
2014年5月29日(木)
国立代々木第二体育館
昨日、慶應大に今季初勝利を果たし勢いに乗る法大。今日の相手は、昨季入れ替え戦で劇的勝利を果たした大東大。法大に敗れ2部に降格の憂き目にあっただけに、強い執着心の持って勝利を狙ってくるに違いない。今季のチームは大型新人ビを中心としたインサイドが大きな武器。沼田を欠いた法大は果たしてどこまで立ち向かうことができるのか、注目が集まる。
>トータル試合結果
53 法政大学 |
9 | 1Q | 25 | 80 大東文化大学 |
---|---|---|---|---|
11 | 2Q | 24 | ||
13 | 3Q | 16 | ||
20 | 4Q | 15 |
法政大学スターティングメンバー:大東大戦
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#67 佐藤 翔耶 | 181/78 | G | 2 | 3 | 4 |
#24 加藤 寿一 | 190/75 | F | 6 | 6 | 2 |
#19 田宮 開 | 183/72 | GF | 0 | 0 | 0 |
#31 安達 幹 | 187/87 | PF | 7 | 2 | 1 |
#5 松澤 大晃 | 197/82 | C | 15 | 1 | 3 |
法政大学交代選手:大東大戦
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#1 神津 陵平 | 184/79 | F | 2 | 1 | 0 |
#7 藤井 裕太 | 175/65 | G | 0 | 0 | 0 |
#11 中野 広大 | 182/71 | F | 3 | 1 | 0 |
#14 植村 哲也 | 175/75 | G | 4 | 0 | 1 |
#25 上山 敦士 | 185/80 | PF | 0 | 1 | 0 |
#34 萩原 陵太 | 190/75 | C | 7 | 2 | 0 |
#35 山岸 玲太 | 178/68 | G | 7 | 1 | 0 |
戦評
第1Q。先制点は大東大。法大も加藤寿一(文3)がすぐに得点を返す。しばらく攻防が続くも、ビーガンファオを起点し高さを活かしたOFを展開され徐々に劣勢に。残り2:51、7-14とペースの掴めない法大はタイムアウトを要求し、体制を整えようとする。だが最後まで攻めきれず、その後の得点は松澤大晃(法4)のミドルのみとなった。一方、大東大は高橋諒多やビの3P、山崎渉真の速攻などを決め更に点差をつける。9-25の16点差で第1Qを終え、このうち松澤が7点、加藤が2点稼いだのみであった。
第2Q。序盤、ゾーンDFに切り替え、中を中心に守り相手のシュートチャンスを減らす。その間に山岸玲太(営3)、加藤などが積極的にゴールを狙うもシュートが入らない。中盤、山岸、萩原陵太(営2)、神津陵平(法3)と連続して得点をあげるが、その流れは続かなかった。高さで劣る法大はリバウンドを確保できず、幾度もセカンドチャンスを相手に与えてしまう。加えてこのQのラスト、オールコートDFで当たるものの花井大悟に3Pを決められ撃沈。20-49で前半を折り返した。
第3Q。なんとか追いつきたい法大。佐藤翔耶(文2)、藤井裕太(社2)を中心に早い展開に持ち込み、シュートを打ち続けるが得点に結びつかない。安達幹(経4)のポストプレーやゴール下でなんとか得点すると、それに加藤、萩原も続く。残り4分半で5人中4人をメンバーチェンジ。ガード陣も山岸、植村哲也(文1)に入れ替わり、OFでよりスピードを増したがリズムを掴みきれなかった。大東大はシュートチャンスが減っても確実に点を取ってくる為、33-65と点差は縮まらない。
第4Q。開始後すぐに中野広大(法2)、山岸が得意の3Pを決め少しずつ流れに乗り始める。大東大がベンチメンバーを使いだしたこともあるが、全員がDFやリバウンドで粘りを見せペースを掴む。ゴール下では松澤、安達幹が安定して得点を重ねていった。それでも前半の大量失点は痛すぎた。最終的には53-80で試合終了。昨年度の入れ替え戦で勝利した相手だが、今回は敗北を喫した。次は11・12位決定戦に臨む。(宮下優希)
試合後の選手のコメント
安達幹
ー今日の試合を振り返って
立ち上がりからたくさん点数を取られてしまいました。やはりリバウンドですね。相手の、特にセンターのリバウンドを抑えられなかった所と、タイトにディフェンスがつけなくて点数をかなり決められてしまった所が敗因だと思います。
ー大東大は外も強いチームでした
昨日の慶應戦のディフェンスが良かったので、昨日と同じ事ができればなと思っていたのですが、できなかったです。大東は外と中のバランスが良くて、インサイドな大きな選手がいるのでリバウンドとりやすくて、外の選手は思いっきり打ってきましたね。結構打たれてしまいました。自分達は下でリバウンドをもっと取らないといけなかったと思います。
ー沼田選手が出場できない中で
沼田は1番の得点源である選手でチームを支えるプレーヤーなので、いなくなって、自分達がどれだけできるのかという部分が大きなポイントだと思います。沼田がいない部分を補って、補った上でそれ以上のプレーができるチームを作っていかないといけないなと思います。
ー明日に向けて
明日の1試合もそれを意識して、頑張りたいと思います。
山岸玲太
ー今日の試合を振り返って
今日は入りがすごく悪くて、その時点でほぼ勝敗が決まってしまったように感じます。(その試合の入りの悪さというのは)アップの時から気持ちを作りきれていなかったことが一番大きいと思います。
ー戦ってみて大東大の印象は
新しい1年生が入ってきて、リバウンドが去年より強くなったと思います。ただ、自分達もボックスアウトなど基本的なことができなかったし、取るという気持ちも足りませんでした。
ー相手にフリーで3Pシュートを打たせてしまう場面が多く見られたのですが
コミュニケーションの部分でズレができたり、ボールマンに対してプレッシャーをかけられなかったことが大きいですね。激しい当たりがいつものようにできませんでした。
ーチームの得点が伸び悩む中、山岸選手は効率良くシュートを決めていたように感じます
この大会が始まってから、あまりシュートを打っていなかったので今日は積極的に打ちにいきました。フリーになるチャンスも多かったので。
ー明日も順位決定戦は続きますが、明日までに改善することは
出だしのところでもっとアグレッシブにいけるようにしたいです。