2021年07月16日(金)、18日(日)
「アミノバイタル®︎」カップ2021 第10回関東大学サッカートーナメント大会
準々決勝 対駒大、準決勝 対東学大
非公開会場
【サッカー】「アミノバイタル®︎」カップ2021 第10回関東大学トーナメント大会準々決勝 対駒大・準決勝 対東学大 マッチレポート
【準々決勝】
試合結果
トータル試合結果
| 2 法政大学  | 
1 | 前半 | 1 | 2 駒澤大学  | 
|---|---|---|---|---|
| 0 | 後半 | 0 | ||
| 0 | 延長前半 | 0 | ||
| 1 | 延長後半 | 1 | ||
| 4 | PK戦 | 1 | 
スターティングメンバー
| ポジション | 背番号 | 選手名 | 学部・出身校 | 
| GK | 21 | 近藤壱成 | 経済3・ジュビロ磐田U18 | 
| DF | 3 | 宮本優 | 現福4・清水エスパルスユース | 
| DF | 13 | 松岡迅 | 経済2・前橋育英 | 
| DF | 5 | 落合毅人 | 経済3・新潟明訓 | 
| DF | 29 | 今野息吹 | 経済2・三菱養和SCユース | 
| MF | 6 | 松井蓮之 | スポ4・矢板中央 | 
| MF | 14 | 田部井涼 | 経済4・前橋育英 | 
| MF | 30 | 中川敦瑛 | 経済1・横浜FCユース | 
| MF | 7 | 安光将作 | 社会4・ジェフ千葉U18 | 
| MF | 4 | 中井崇仁 | スポ4・尚志 | 
| FW | 20 | 佐藤大樹 | 経済4・北海道コンサドーレ札幌U18 | 
| サブメンバー | |||
|---|---|---|---|
| GK | 12 | 中川真 | スポ2・徳島市立 | 
| DF | 2 | 陶山勇磨 | 現福4・帝京長岡 | 
| DF | 26 | 高嶋修也 | 経済3・明秀日立 | 
| MF | 15 | 若林龍 | 現福3・桐蔭学園 | 
| MF | 11 | 田中和樹 | 社会4・浦和学院 | 
| MF | 32 | 青木俊輔 | 社会1・東福岡 | 
| MF | 33 | 渡邉綾平 | 経済2・前橋育英 | 
| FW | 10 | 飯島陸 | 経済4・前橋育英 | 
| FW | 19 | 大塚尋斗 | 社会3・矢板中央 | 
試合スタッツ※交代は法大のみ記載
| 時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 | 
|---|---|---|---|---|
| 3分 | 得点 | 駒大 | 島崎将輝 | 0-1 | 
| 13分 | 得点 | 法大 | 中井崇仁 | 1-1 | 
| 60分 | 交代 | 法大 | 安光将作→若林龍 | |
| 67分 | 交代 | 法大 | 佐藤大樹→飯島陸 | |
| 84分 | 交代 | 法大 | 中川敦瑛→青木俊輔 | |
| 97分 | 交代 | 法大 | 中井崇仁→大塚尋斗 | |
| 104分 | 得点 | 駒大 | 上野正騎 | 1-2 | 
| 106分 | 交代 | 法大 | 宮本優→高嶋修也 | |
| 107 | 得点 | 法大 | 若林龍 | 2-2 | 
マッチレポート
2回戦で立教大に逆転勝利を収めベスト8進出を決めた法大は、準決勝進出、そして総理大臣杯出場権を懸け駒大との一戦に臨んだ。準々決勝で唯一、関東1部同士の対戦となったこの試合。駒大といえば、5月に行われた天皇杯東京都予選決勝で、PK戦の末敗戦を喫した記憶も新しい因縁の相手だ。法大は最終ラインに空中戦に強い落合毅人(新潟明訓)と松岡迅(前橋育英)のセンターバックコンビを採用。攻撃陣は4年生が中心に名を連ねる中、前回対戦でもゴールを決めた中川敦瑛(経1=横浜FCユース)が先発出場を果たした。
法大のボール保持から始まった前半。しかし試合開始早々の3分、ロングボールでPAに侵入されると、強烈なシュートを叩き込まれ2回戦に続き先制点を許してしまう。その後は、法大が反撃を仕掛ける。6分には、田部井涼(経4=前橋育英・横浜FC内定)のスルーパスから佐藤大樹(経4=コンサドーレ札幌U18・町田ゼルビア内定)がシュートを放つもポストに嫌われる。続く13分、左サイドでボールを受けた佐藤が中央へクロス。相手DFに当たるものの、こぼれ球を中井崇仁(スポ4=尚志)が押し込み、すぐさま同点に追いついた。ボールを繋ぐ法大と、シンプルにゴールへ迫る駒大。お互いが特徴を発揮し、一進一退の攻防を繰り広げる。後半には、ゴール前での競り合いで頭部を負傷した相手選手の治療のため、約7分間にわたり試合が中断するなど、試合は激しさを増していく。最大のチャンスは、終了間際の後半アディショナルタイム8分、カウンターの場面。飯島陸(経4=前橋育英)が抜け出し、サポートに上がってきた中井へ。ボールを受けた中井がPA内で倒されてPKを獲得した。しかし、キッカー・中井のシュートは相手GKのファインセーブに防がれ、試合を決めることができず。延長戦へと突入した。
暑さもあり、両チームともに疲れが見えはじめた延長戦。104分、駒大の上野正騎が自陣からドリブルを開始すると、そのままシュートまで持ち込み、勝ち越し弾を沈めた。しかし、試合はまだ終わらない。107分、法大のロングスローからPA内で混戦に。最後は若林龍(現3=桐蔭学園)が足を振りぬき、法大が再び同点に追いついた。その後スコアは動かず、前回対戦同様に決着はPK戦へと委ねられた。
先攻の法大は1人目のキッカー松井蓮之(スポ4=矢板中央・川崎フロンターレ内定)、そして2人目の落合が成功する中、駒大2人目の蹴ったボールがバーを叩きリードを奪う。今野息吹(=三菱養和SCユース)もしっかりと沈め、相手にプレッシャーを掛ける中、駒大3人目のシュートを近藤壱成(経3=ジュビロ磐田U18)が足で止め、4人終了時点で3-1とした。決めれば勝利の法大4人目のキッカー・飯島が冷静にネットを揺らし試合終了。激闘を制した法大が準決勝進出、及び総理大臣杯出場権をつかんだ。
(記事・宮川昇)
PKストップでチームを勝利に導いた近藤(写真提供・法政大学体育会サッカー部)
【準決勝】
試合結果
トータル試合結果
| 3 法政大学  | 
1 | 前半 | 1 | 0 東京学芸大学  | 
|---|---|---|---|---|
| 2 | 後半 | 0 | 
スターティングメンバー
| ポジション | 背番号 | 選手名 | 学部・出身校 | 
| GK | 12 | 中川真 | スポ2・徳島市立 | 
| DF | 2 | 陶山勇磨 | 現福4・帝京長岡 | 
| DF | 16 | 萩野滉大 | 現福3・名古屋グランパスU18 | 
| DF | 5 | 落合毅人 | 経済3・新潟明訓 | 
| DF | 17 | 森山真伍 | 社会4・サガン鳥栖U18 | 
| MF | 6 | 松井蓮之 | スポ4・矢板中央 | 
| MF | 15 | 若林龍 | 現福3・桐蔭学園 | 
| MF | 11 | 田中和樹 | 社会4・浦和学院 | 
| MF | 30 | 中川敦瑛 | 経済1・横浜FCユース | 
| MF | 33 | 渡邉綾平 | 経済2・前橋育英 | 
| FW | 10 | 飯島陸 | 経済4・前橋育英 | 
| サブメンバー | |||
|---|---|---|---|
| GK | 21 | 近藤壱成 | 経済3・ジュビロ磐田U18 | 
| DF | 3 | 宮本優 | 現福4・清水エスパルスユース | 
| DF | 26 | 高嶋修也 | 経済3・明秀日立 | 
| DF | 27 | 細谷航平 | 社会2・サンフレッチェ広島ユース | 
| DF | 29 | 今野息吹 | 経済2・三菱養和SCユース | 
| MF | 32 | 青木俊輔 | 社会1・東福岡 | 
| MF | 7 | 安光将作 | 社会4・ジェフ千葉U18 | 
| FW | 4 | 中井崇仁 | スポ4・尚志 | 
| FW | 24 | 石井稜真 | 経済1・アビスパ福岡U18 | 
試合スタッツ※交代は法大のみ記載
| 時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 | 
|---|---|---|---|---|
| 24分 | 得点 | 法大 | 中川敦瑛 | 1-0 | 
| ハーフタイム | 交代 | 法大 | 中川敦瑛→中井崇仁 | |
| 49分 | 得点 | 法大 | 飯島陸 | 2-0 | 
| 66分 | 得点 | 法大 | 飯島陸 | 3-0 | 
| 68分 | 交代 | 法大 | 若林龍→青木俊輔 | |
| 73分 | 交代 | 法大 | 飯島陸→石井稜真 | |
| 76分 | 交代 | 法大 | 松井蓮之→細谷航平 | |
| 84分 | 交代 | 法大 | 田中和樹→今野息吹 | 
マッチレポート
駒大とのPK戦にまで及ぶ激闘を制し、準々決勝を突破した法大。準決勝では関東大学サッカーリーグ2部に属する東京学芸大学と対戦した。中1日ということもあり前回からスタメン8人を変更。駒大戦でゴールを決め勢いに乗る若林らが名を連ねた。
試合は序盤から法大が主導権を握る。積極的に仕掛けチャンスを作ると、24分。右サイドを駆け上がった森山真伍(社4=サガン鳥栖U18)からパスを受けた中川敦が強烈なシュートをゴールに突き刺し先制に成功する。その後は一進一退の攻防を見せるも両チームゴールを割ることができず。前半を一点リードで折り返した。
後半開始早々試合が動く。49分、左サイドから若林がチャンスを作ると、クロスのこぼれ球を飯島が押し込み待望の追加点を奪う。更に66分、中井の鋭いクロスをまたも飯島が押し込みダメ押しとなる3点目を奪う。その後はピンチを迎えるもGK中川真(スポ2=徳島市立)を中心に落ち着いた粘り強い守備で東学大に得点を許さず、試合終了。3-0の快勝で決勝進出を決めた。
ここまで過密日程の中、Iリーグの選手を含めチーム一丸となって決勝への切符を手にした法大。決勝の相手は産業能率大学。三年ぶりの優勝、そして今季の目標である「5冠」達成に向けた第一歩となるタイトルを獲得できるか、法政イレブンの奮起に期待したい。
(記事・二瓶堅太)



