日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)
2021年12月26日(日)
帯広の森アイスアリーナ第一
昨日の金沢戦では32-0と圧倒的な力の差を見せつけ快勝した法大。続く同志社戦では第2Pで同点に追いつかれそうになったものの、最後に実力を発揮し7-2で勝利。明日の早大戦へと駒を進めた。(なおインカレは完全無観客となっております。試合の様子は、帯広アイスホッケー連盟でのYoutube等で配信予定です。詳しくは部の公式Twitter、Instagram等をご覧ください。)
試合結果
トータル試合結果
7 (48) |
3(13) | 1P | 0(7) | 2 (26) |
---|---|---|---|---|
0(14) | 2P | 2(13) | ||
法政大学 | 4(21) | 3P | 0(6) | 同志社大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|
法大 | 2:41 | 86 伊藤俊之 | 21 栗原皐成 | 11 髙木然 | ー |
法大 | 11:36 | 91 山村旭飛 | 14 荒井大空 | 29 砂岡鷹 | ー |
法大 | 19:27 | 91 山村旭飛 | 77 安藤永吉 | ー | ー |
同志社大 | 22:21 | 90 近藤龍耶 | 19 永井大尋 | 16 村上大雅 | PP |
同志社大 | 28:50 | 16 村上大雅 | 19 永井大尋 | ー | ー |
法大 | 48:57 | 77 安藤永吉 | 80 金澤颯 | ー | ー |
法大 | 49:06 | 18 金子凌大 | 92 齊藤輝 | ー | ー |
法大 | 55:59 | 18 金子凌大 | 17 北川海人 | 92 齊藤輝 | PP |
法大 | 56:23 | 80 金澤颯 | 28 岡本鱒乃助 | ー | ー |
メンバー
SET | DF | DF | FW | FW | FW |
---|---|---|---|---|---|
1 | 92 齊藤輝(1) | 65 高橋颯人(4) | 17 北川海人(1) | 11 髙木然(1) | C86 伊藤俊之(4) |
2 | A21 栗原皐成(4) | 29 砂岡鷹(2) | 77 安藤永吉(3) | 14 荒井大空(2) | 91 山村旭飛(1) |
3 | 5 菊池聖(3) | 6 塚本純平(2) | 80 金澤颯(2) | 12 山口琢也(3) | A18 金子凌大(4) |
4 | 72 小金澤祐太(2) | 16 糸崎勇(4) | 28 岡本鱒乃助(3) | 15 冷水大雅(3) | 19 楢山皓大(1) |
※GKは#54梯航輔(1)が先発出場。控えに#1柏原瑞(3)。
戦評
前日の試合では、驚異の32得点獲得で1回戦を突破した法大。続く2回戦の相手は関西リーグ戦2位の同志社大。試合は序盤から法大優位の形で展開される。開始3分にキャプテン#86伊藤が先制点を決めると、続いて11分。#91山村が#14からのパスにうまく応え追加点を獲得。その後14分にはペナルティーをとられ一時3on5のピンチとなるも難なく乗り切り、迎えた終盤19分。本日2得点目となる山村が3点目を決め第2Pへ。
続く第2Pでは苦戦を強いられることに。開始早々ペナルティーによりKPとなると、同志社大がそのチャンスを生かし1点を巻き返す。するとそこからさらに勢いに乗った同志社大は、開始8分にも遠くからのシュートを決め2点目も獲得。勢いに押された法大はゴール下までパックを運ぶも得点を決め切れず、主導権を握られたまま試合は最終Pへ。
勝負の最終P。序盤はPPのチャンスもうまく生かしきれずに、一進一退の攻防を繰り返す。流れが変わったのは9分、#77安藤がシュートを決め4点目を獲得すると、その約20秒後にはAC#18金子がキーパーと1対1のシュートを華麗に決めさらに追加点を奪うことに成功。そこから法大は1Pの勢いを取り戻し、15分にはPPの状況で#18金子が、さらにその30秒後には#80金澤がネットを揺らし7-2で試合終了。2Pから3Pの序盤にかけてこそ危ういシーンはあったものの、最終的には快勝という形でベスト8進出を決めた。
明日の対戦相手は、リーグ戦でシュート数こそ相手の倍以上打っていたものの勝利を掴むことのできなかった早大。4年生ラストの大会となるインカレでリベンジなるか。相手にひるむことなく、勝利へ向けて真っ直ぐに突き進んで欲しい。(撮影・取材 鳥越花音、溝口真央)
選手インタビュー
安藤永吉
ー2Pはあまり動きが良くありませんでした
1Pで3-0まで点差をつけたので、心のどこかで勝てるだろうという余裕が生まれてしまいました。そこからみんなが自分たちのやるべきことをやらずに、楽な方へいってしまった結果が失点につながってしまったと思います。
ー3Pの安藤さんの得点により流れが変わりました
あのときはあと1点入れられたらゲームがわからなくなるので、なんとしてでも先に自分が1点を取らなければいけないと思い、機会を狙っていました。そうしたら#80 金澤が良いパスをくれたので、点を決めることができました。
ーPPの際に得点が中々入りませんでしたが、それについてはいかがですか
1人多い状態や少ない状態でプレーをする練習はすごいしました。ですが、もっとシュートを打つことが必要だと思います。ディフェンスからもシュートを打ってゴール前に集まるとか、シンプルなことをやらないといけませんね。
ー秋のリーグ戦では決定力を課題に挙げていましたが、それに向けてどのような調整をしてきましたか
それぞれが練習で一本決めなきゃという意識を持ってやっていたと思います。昨日の試合でもみんなが満遍なく決めることができたので、決定力に対して良いイメージを持てました。なので明日はどれだけそのイメージを持ったままゴールへ向かっていけるかが大事だと思います。
ー明日の早大戦への意気込みをお願いします
リーグ戦の時はシュートを倍近く打って負けてしまいました。ですが今は決定力という部分では良いイメージを持っているので、あとは守りの部分ですね。しっかりと守りの意識を持てば失点は減らせると思うので、今の勢いのまま行きたいです。
山村旭飛
ー今日の試合を振り返って
1Pの立ち上がりという点ではみんな足が動いていてよかったと思うんですけど、1Pで3点取って余裕が出ちゃったからなのか2Pの途中から崩れ始めてしまいました。明日の試合では序盤に点数取ったとしても、0-0の気持ちで戦っていきたいです。
ー3Pに入って切り替えられたのは
3P入ってからも少しバタバタしていて、途中1点入ってから流れがこっちに来てくれました。2Pの間は相手が結構ラッシュをかけてきてたので3Pに入って疲れてくれて、最終的には体力の差だったのかなと思います。
ー今日2点決めましたがコンディションは良かったですか
いやそうでもなかったです。1Pらへんは確かに得点決めれてよかったと思うんですけど、2Pから足が動かなくなってきて、バトルとかも減ってきたので3P通して戦える体力はなかったなと感じました。
ーリーグ戦が終わって見つけた自分自身の課題は
自分は体もあって、シュートも打てる方ではあるんですけど、そこを生かしたプレーができていなかったなと感じてました。なので、シュートをどんどん遠目からでも打っていって、ゴールに向かっていこうという気持ち強く持って練習していました。
―得点力不足という課題に対してはインカレでどう戦っていきますか
点数取れないっていうのは今年1年間の課題でもあるので、みんなで守るという意識を持つようにしています。少ないチャンスでもしっかりものにできたら勝てると思うので、守りをしっかりしていきたいです。
―明日の早稲田戦に向けて
法政は早稲田と結構相性が悪いので、そういうことを一切考えないで最初から挑戦することだけを意識してがつがつ当たってリーグ戦のリベンジができたらなと思います。