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【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対国士大 強敵相手に果敢に戦うも悔しい敗戦となる

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対国士大 強敵相手に果敢に戦うも悔しい敗戦となる

2022年春季関東大学男子2部リーグ戦
2022年5月14日(土)
会場非公開

前週はミスが引き金となり連敗を喫した法大。今試合の相手はここまでリーグ戦全勝中の国士大。スターティングメンバーを大きく入れ替えて臨んだが、あと一歩届かず敗戦となった。

果敢にブロックを試みる安部(写真左)と高橋(写真右)

試合結果

トータル試合結果

1
法 大
25 1セット 27 3
国士館大
29 2セット 27
13 3セット 25
21 4セット 25

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
2 時田晃佑(法4) MB
8 安部翔維斗(法3) MB
9 持田大樹(営3) WS
16 三谷浩太郎(営2) S
21 高橋慶帆(営1) WS
24 渡邊秀真(法1) WS
17 武田絢太郎(法2) L
26 藤野颯(文1) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
2 時田晃佑(法4)
10 中田拓斗(営3)
15 原海斗(営2)
23 小竹飛斗(法1)
25 五十嵐健人(営1)

2連敗中と勢いを落とす法大の相手は、ここまでリーグ戦全勝と好調の国士舘大。秋季リーグ戦では負けを喫しているが、そのリベンジを果たすことはできるのか。

第1セット、法大は相手の隙の無いブロックに阻まれながらも果敢な攻めを見せ、試合は11-11と拮抗した展開に。サーブミスが目立つ荒削りな部分も見られたが、渡邊秀真(法1)の鋭いスパイクを軸に国士舘大に食らいつく。試合は両者譲らずデュースにもつれ込むも、法大は不運なタッチネットなどで相手に点を献上してしまう。粘りを見せるもあと一歩及ばず、25-27でこのセットを落とす。

悔しい形でセットを落とした法大だったが、彼らは集中力を切らさなかった。続く第2セットでは安定したプレイで相手のミスを誘い、8-12とその差を広げる。しかし、相手は今季負けなし。その強気なプレースタイルを攻略できず、中盤で同点に追いつかれてしまう。
流れを断ち切りたい法大は持田大樹(営3)ら攻撃陣を生かそうとするが、互いに譲らず再びデュースへ。28-27と1点をリードする場面、試合を決めたのは期待の新戦力・高橋慶帆(営1)。叩ききったボールは相手コートに落ち、第2セットは法大に軍配が上がった。

続く第3セット。先制点は取るものの、早々に追い抜かれリードを許す厳しい展開に。
リベロ・武田絢太郎(法2)が相手のサーブを全身で受け止め反撃への足掛かりをつくるも、チームが繋がりを欠き17-10と点差が広がっていく。
その後も、相手のブロックに阻まれ思うように点差を縮めらず、25-13と大差で3セット目を落とす。

セットカウントを2-1とし、後が無くなった法大。第4セットでは安部翔維斗(法3)の相手の意表をついたスパイクが光るも、前セット同様相手の守りの固さに苦戦。試合の主導権を握ることが出来ない。対する国士舘大はセットの後半でも勢い溢れるプレーで法大を翻弄。法大アタッカーは焦りからか正確性を欠き、攻撃のミスが目立つセットとなった。終盤には連続得点で意地を見せるも、25-21でこのセットを落とし、苦しい敗戦となった。

法大は、試合を通して自分たちのペースに相手を持ち込むことができなかった。明日の試合では法大バレーを体現し、連敗を止めることを期待したい。

今季初出場を果たした原

インタビュー

吉田康伸監督

-強敵・国士大との試合を振り返って
先週までちょっと選手のコンディションも含め、チーム内でバタバタしていたところがありました。1週間あったということで、気持ちの部分とかコンディション悪い選手を外したりとかで、新たなメンバーを使いました。なので試合前に関しては、(相手が)国士舘というよりチームとしてベストな状態でできるかの不安がありました。ただ、やってみたら思い切って開き直ってやってくれたので、今日くらいのバレーやってもらえれば、あとは技術面での大事なところでのミスとか問題もありますが、こう言う姿勢は貫いて今後の試合もやっていきたいと思います。

-リベロの起用方法について
ディグが得意な分リベロのところに打たせると言うことで、その反対側に高橋くんなどブロックに手を出すこととかもできて、かなり向こうからブレイク取る展開に持ち込めました。この形を多く出せるように新しいメンバーのチーム構成としてやっていきたいと思います。

ー序盤は良い雰囲気でしたが終盤なかなか取りきれなかった
最後は相手エースにすごく打たれたりとかそう言う部分はありますが、そこを押さえるかどうかで、最後勝つか負けるかになってくると思うので、基本今のようなバレーをやれればいいんじゃないかと思います。これを継続していきたいと思います。

-セッターを3人起用していました
ずっと三谷(浩太郎・営2)くんでやっていたんですが、ブロックの問題とかもあって中田(拓斗・営3)くん入れてワンブロック使ったり、習志野から入ってきた高橋(慶帆・営1)くんともコンビ組んでいた五十嵐(健人・営1)も、二枚替えという形で起用しました。あの時は一年生5人出ている展開でしたが、若い選手可能性のある選手もたくさん使っていきたいなと思います。

藤野颯(文1)選手

-今日の試合を振り返って
メンバーが少し変わり、選手ひとりひとりが不安がある中で練習から雰囲気作りができたと思います。不安があるからこそ、コート内で助け合いながら試合ができました。

-リベロとして初出場をとなりました
サーブのカットには少し自信があり、少ししか出ていませんがサービスエースを取られなくてよかったと思います。

-今後に向けて
まだディグが思うようにできていないので、早い球に反応できるように練習することと、ジャンプサーブのレシーブフォームを徹底したいです。

 

次試合は高橋の攻撃で勝利なるか

 

(記事:熊谷芽歩季、写真:伊藤朱音)

 

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