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【テニス】2022年度関東学生テニストーナメント大会 男女単2,3回戦・複2回戦 男子シングルスでは主将の矢島と2年の新井が、ダブルスでは守屋・大田ペアがベスト16入りを果たす!

2022年度関東学生テニストーナメント大会
2022年5月10日(火)、11日(水)
大宮けんぽグラウンド

5月9日から開催されている関東学生テニストーナメント大会(春関)本選。男子シングルスは主将である矢島淳揮と2年の新井翼の2選手が男子ダブルスでは守屋達貴・大田空ペアがベスト16入りを果たした。

惜しくも敗退した猪川・上伊倉ペア

男子シングルス2回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
矢島淳揮(スポ4)  6-2,6-0 藤田大地(早大)
佐藤太耀(現福3) 7-5,1-6,6-3 藤川侑志郎(筑大)
森田凌矢(社3)  6-4,6-4  河内健(明大)
新井翼(スポ2)  3-6,6-2,6-0  山口駿(駒大)
大田空(スポ3) 2-6,2-6  植木海音(駒大)
大西洋平(経済2) 4-6,3-6   中村元(筑大)
平井健太郎(経済2) 2-6,1-6 丹下将太(早大)

男子シングルス3回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
矢島淳揮 6-2,6-1 森田凌矢
新井翼 不戦勝 小久保蓮 (早大)
佐藤太耀 3-6,4-6 町田晴(明大)

男子ダブルス2回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
守屋達貴(人4)・大田空 6-2,6-4 林航平・赤西大樹(慶大)
矢島淳揮・村田雄飛(社4)  4-6,7-5,9-11 松村英俊・間宮浩輝(専大)

女子シングルス2回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
 猪川結花(社4)   6-7,4-6   大沼愛弥(明大)
上伊倉理子 (社2)  5-7,4-6  吉川ひかる(亜大)
中込笑愛(スポ2) 1-6,1-6  浅野汐香(立大)

女子ダブルス2回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
 猪川結花・上伊倉理子  6-3,6-7,0-10 中山麗未・中島美夢(亜大)
山崎京香(社4)・鵜飼日南乃(スポ3) 7-6,0-6,5-10 足立理帆・松田望愛(早大)

戦評

5月10日 男女シングルス2回戦

男子シングルス
2回戦からの登場となった新井翼は、初戦で山口駿(駒大)と対戦した。ファイナルセットまでもつれ込む激戦となったこの試合は、新井がシード選手としての意地を見せる結果となった。ファーストセットは3-6で落としたものの、セカンドセットから形勢逆転。粘り強いストロークで流れをつかむと、6-2で試合を振りだしに戻した。そして迎えたファイナルセットは、集中力を切らすことなく相手を圧倒し、なんと終わってみれば6-0。相手に1ゲームも与えない完ぺきな試合運びで強さを見せつけ逆転勝利を収めた。昨年度は1年生ながらインカレ出場、勝利を収めるなど、男子シングルスのエースへ名乗りを上げた新井。大学2年目最初の大会で、どこまで成績を伸ばせるか。

続いて男子シングルス2回戦に登場したのは、初のシングル本戦で見事初戦を突破した平井健太郎。昨年度のインカレファイナリスト・丹下将太(早大)と対戦した。格上との対戦となるが、得意のストロークで流れをつかみたい。ファーストセットは、第1ゲームから激しいラリーが展開される。相手のサービスゲームにもかかわらず、一歩も引かない強気の姿勢を貫くが、惜しくもブレイクとはならず。その後はパワーのある相手のショットに押され、流れをつかむことができない。2-6、0-6のストレート負けで実力差を痛感する結果となった。しかし、自らの武器を生かしたプレーは随所に見ることができた。この経験を糧に、悲願のインカレ出場を目指す。

女子シングルス
予選突破の勢いそのままに初戦を突破した中込笑愛は、淺野汐香(立大)と対戦。立大勢との連戦に臨んだ。しかし、苦しい展開を強いられる。試合後、「初戦と同じ大学だったので対策されていた」と語るように、なかなか自身の持ち味を発揮できず。結果は1-6、1-6のストレート負けとなった。しかし、押される展開ながらも、粘り強いラリーを展開し、隙あらばネット前に詰める積極性も見ることができた。法大入学後はじめての本戦でつかんだ『一勝』は、彼女の自信を大きく深めたに違いない。

5月11日( 男子シングルス3回戦、男女ダブルス2回戦)

男子シングルス3回戦
男子シングルス3回戦に登場したのは矢島淳揮と森田凌矢。昨年の春関2回戦では矢島に軍配があがり、1年越しの対戦となった今試合。矢島は主将としての意地を見せられるか―、そして森田は昨年のリベンジを果たせるか―。大注目の一戦となった。
ファーストセット。矢島はコートの隅を突くストロークで森田を圧倒する。森田をわずか1得点に抑え3連続でゲームを取る。このままワンサイドで試合が運ばれるかと思われたが、森田も反撃を見せる。第4ゲームでは3連続でサーブ得点を決め、今試合初めてゲームを取る。その後も長いラリーが続き両者譲らない展開となったが、矢島がスライスを使うなど1枚上手で着実にゲームを取っていく。第8ゲームでは矢島がスマッシュで痛恨のミスをし、デュースにもつれ込む。しかし森田も3回のサーブミスで攻めきれず6-2で矢島がセットをものにした。
セカンドセットでは矢島が主将としての貫禄を見せつける。森田の反対を突く鋭いストロークやスマッシュを打ち込み、一切反撃の猶予を与えない。3-0となり迎えた第4ゲーム。森田に焦りが出たからか、ミスが重なってしまう。森田の隙を見逃さなかった矢島はその後も攻め込み難なく試合を運ぶ。5-0で迎えた第6ゲーム。森田がコートぎりぎりを攻め込み、何とか1ゲーム取り返した。迎えた第7ゲーム。矢島がサーブから森田のペースを崩しゲーム奪取。6-1で矢島に軍配が上がった。
昨年同様、矢島に軍配が上がった今試合。矢島に勝つため、「攻めるプレーをしたが、思うようにいかなかった」という森田。新たに見つかった課題を強化し、インカレ本戦で成長した姿に期待したい。
対する矢島は昨年惜しくも4回戦敗退となっている。矢島にとって最後となる春関でベスト8進出なるか。

男子シングルス3回戦に登場したのは佐藤太耀。ファーストセット。序盤から力強いフォアで着実にポイントを重ねていく。拮抗した展開が続く中、試合が動いたのは第4ゲーム。なかなかチャンスを生かしきれず、サービスゲームを落としてしまう佐藤。その後も丁寧にボールを拾い上げていくも流れを引き戻すことができず、このセットは3-6で相手に軍配が上がった。なんとしてでも取りたいセカンドセット。佐藤がブレイクすると相手もすぐさまブレイクバックし、試合は一進一退の展開を見せる。しかし第5ゲームから相手の勢いに押され、劣勢に。粘り強く戦うも、4-6でストレート負けを喫した。試合後自身のプレーとその反省点を冷静に分析しながら、「今年のインカレこそ優勝したい」と前を見据える佐藤。今後の躍進に期待がかかる。

女子ダブルス2回戦
女子ダブルス2回戦に登場したのは山﨑京花・鵜飼日南乃ペア。同日1ラウンドでは大会初日に雨天中断となっていた1回戦に勝利し、インカレ予選出場権を手にした山﨑・鵜飼ペア。2回戦に勝利しインカレ本戦出場を決めたい試合だ。
ファーストセット。序盤から相手の強いスマッシュを返すことができず劣勢に。流れをつかめず0-3に。しかしサービスゲームである第4ゲームでキープをすると、その後はネット際での鵜飼のスマッシュや山﨑の長いストロークで果敢に攻め込み3-3と盛り返す。その後も一進一退の攻防が続く中、鵜飼のリターンエースが決まるなど得点を重ね7-6(6)でファーストセットをものにした。
ファーストセット同様に攻め切りたかったが、セカンドセットに入ると流れは一変。「守りに入ってしまった」という山﨑・鵜飼を見逃さなかった相手はすかさず仕掛けてくる。正面を狙うスマッシュや左右に振るストロークで得点を奪われ反撃の余地なし。0-6でセカンドセットを落としてしまった。
迎えたファイナルセット。ここでも相手の強さは健在だった。鋭く打ち付けるスマッシュで得点を奪われる。山﨑・鵜飼も強いストロークで反撃を見せるもあと一歩届かず4-10で敗戦。惜しくも3回戦進出とならなかった。

女子ダブルス2回戦に登場したのは昨年度からコンビを組む猪川結花・上伊倉理子ペア。インカレ本戦への出場権がかかった試合が幕を開けた。ファーストセット。序盤は相手の勢いに押されブレイクを許すも、すぐさま立て直す猪川・上伊倉ペア。抜群のコンビネーションで相手を翻弄し、ゲームを5連取。難なくこのセットをものにした。セカンドセット。ファーストセットとは打って変わり、1-4と相手のリードが続く苦しい展開に。しかし第6ゲームから冷静にゲームを積み重ね、6-5まで盛り返した2人。試合は第13ゲームまでもつれ込んだ。両者一進一退の攻防を見せるも、最後は相手の粘り強さに押されこのセットを落としてしまう。勝負のファイナルセット。「敗因は守りに入ってしまったことと経験の差だ」と語るように、このセットでは終始思うように動くことができない猪川・上伊倉ペア。0-10でこのセットを奪われ、試合は幕を閉じた。(記事、写真:溝口真央、東夏紀)

予選から奮闘してきた山崎・鵜飼ペア

選手コメント(5月10日)

平井健太郎

ー格上相手にもストロークを武器に打ち合っていました
ラリーでも簡単にエースをとられるほど圧倒されたわけでもなく、良い感じにラリー戦に持っていけました。ですがその中でも相手のボールの質が自分より2倍くらい優れていたので、そこでラリーをしていても劣勢になってしまい取り切れないことが多かったです。

ー事前取材の際にネットプレーを意識していると言っていましたが
なかなか、相手のボール浅くならなかったのでネットプレーにはなりにくかったですが、あまりポイントは取れなかったものの、甘いボールが来たらチャレンジできたのでそこは成長したと思います。

ーシングルスでは春関初出場となりました。率直にこの大会を振り返って
1回戦の相手から結構強くて余裕がないと思っていましたが、一個目は勝てました。2回戦は格上の相手だったのですが、何とか食らいついていけて。本戦は全員強いと思うのでまた成長して、来年はインカレ本戦目指して春関で2つ勝てるようにしたいです。

中込笑愛

ー初の春関本戦出場でした。振り返って
今まで予選から本戦に上がれたことがなかったので、今回本戦に上がれただけでもとりあえずうれしかったです。本戦の1回戦に勝てばインカレ予選に出られると聞いていたので、勝てて自分的にはすごく満足です。ですが次はもう少し勝てるように頑張りたいです。

ー相手が攻めてくる中で積極的に打ち合っていましたが自己評価は
昨日の試合の方が自分的にはうまくいったと思っています。今日の試合は相手が昨日と同じ大学の人というのもあり、自分のプレーが読まれていました。もう少し改善出来たらゲームが取れたのかなと思います。

ー自身のプレーの強みは
左利きなのでサーブとフォアでクロスで打つと相手がバックになることです。バックが苦手な人が多いので、バックを狙ったり、小技を使うことが自分のプレースタイルです。

ー今後の目標を教えてください
今回1つ勝てたので、次は2つ勝ってインカレ出場を決めたいです。

選手コメント(5月11日)

森田凌矢

ー今日の試合を振り返って
部内でやる練習試合で毎回今日のようなスコアだったので、今日は何か変えないと勝てないだろうなと思いました。自分は粘り強く戦うタイプなのですが、攻めるようにした結果が今日のスコアでした。

ーファーストセットでは連続でゲームを取ることもありました
今日の試合は一貫して攻めることをメインに考えていました。その攻めがいい形で行けば得点がとれていましたね。

ー大会を通して見つかった課題は
昨日までは粘り強いプレーをして、今日は攻めるプレーをしたら思うようにいきませんでした。なので攻める部分を磨いておきたいと思いました。それをプレーでやるかは別として、攻めもできるようにした上で粘りのプレーをしたいです。あとけがで復帰してから横の動きが届かなくなったこともあり、粘りの方も少し弱くなっていると感じます。けがは治ってはいるので、フットワークを回復させたいです。

ー今大会の結果を振り返って
この大会のドローを見たときに「今日の試合まで勝って去年のリベンジをしよう」と思ったので、正直に言うとここまで勝ちたかったです。去年はけがで夏関に出られなくて、今大会はけが明けで不安な状態だったのですが、なんとかインカレ本戦につながったので良かったかなと思います。

ーインカレまで約3か月ありますが、伸ばしていきたいところは
インカレは今よりも暑くなる中で、僕の粘り強さは夏に生きてくると思います。もっと体力をつけて、気合で乗り越えていきたいです。

佐藤太耀

―今日の試合を振り返って
昨日の試合よりも足が動いて、フォアもだんだん良くなっていました。ですがやはり試合勘が無く、一本取らなければいけないところで自分のミスが出てしまいました。そこが敗因だとも思っています。この試合は反省点もたくさん出ましたし、次につながるような試合になったと思います。

―後半の方が自分の力を出しやすいのでしょうか
僕は最初が良くないんですよ。アップはしっかりしているのですが、感覚があまりないというか。感覚でテニスをする派なので、コートサーフェスやボールに慣れないと良いテニスができないというのもあります。後半になってくると、相手が怖気付くところで思い切ってやってポイントを取れるところが強みだと思いますね。ですが今後は夏で暑くなるので少しでも早く終わらせないと辛くなってしまいます。最初から頑張れるように練習していきたいと思います。

―今大会で得た課題は
バックハンドをしっかり打てるようにすることです。あとはフォアもところどころで合ってなかったり、足がもつれてしまったこともあったので、そこですかね。練習していない期間が長かったので、まだ自信が出なく足が止まって手打ちになってしまうこともあります。なのでそこを体重乗せてグッと打てるようになれば、より良く試合を進められると思います。

―インカレ本戦に向けて一言お願いします
今出た反省に加えて、強化していくところがたくさんあるのでそこをしっかりやりたいです。今年のインカレこそ優勝したいと思っているので、頑張ります!

矢島淳揮・村田雄飛

―今日の試合を振り返って
矢島:率直に悔しいですね。負けたことはもちろんですが、実力を出し切れずに負けてしまったのでもどかしさがありますね。ダブルスの基本的なところを抑えられなかったことが調子を出せなかった原因だと思います。
村田:悔しいですね。就職活動でお互い練習量は減っていましたが、ここ何日間は今日に向けて調整していまひた。それでも実力を出せなかったり、練習とのギャップがあったりしました。今後はやり方を工夫して、変えていけたら良いなと思います。

―矢島選手の考えるダブルスの基本とは
矢島:サーブリターンに尽きると思っています。今日の試合はサーブリターンでセットポイントから自分がリードした状態で試合ができない、全部後手後手になって圧力をかけられた状態からポイントが始まってしまいました。そこで相手に楽をさせてしまったし、自分たちはプレッシャーを感じながら始まってしまいましたね。

―ターニングポイントを教えてください
矢島: ファイナルセットですね。最初は0-3でリードされたのですが、そこから巻き返して9-6までいきました。ですがマッチポイントで雄飛も僕もミスをしてしまったんですよ。そこでボレーを決めていたら勝てたというところを落としてしまったので、僕たちも気持ちが少し沈んでしまったし、相手にも希望を持たせてしまったと思います。

―今大会で得た課題は
矢島: サーブリターンです。今大会でこれまであった課題がより浮き彫りになりました。インカレ予選までにそこを直して、セットポイントから相手にプレッシャーをかけて始めることができるように練習していかなければならないと感じました。
村田:練習で課題をいくら直したとしても大会等の緊張した場面で出せなかったら意味がないと思います。なので大会に出る機会を増やして行けたら良いですね。

―昨年の春関の結果と今のチームの状況を比べていかがですか
矢島:チームとして危機的な状況だと思っています。法政大学は例年ダブルスが強いと言われていたのですが、今回ダブルスはベスト16に残っているのも1ペアだけですよね。春関本戦に上がれたのも3ペアでそのうちの2ペアもすぐ負けてしまい、インカレ本戦から出場することはできません。なので危機感を持って練習をやらなければならないと思っています。

―インカレ予選に向けて意気込みをお願いします
村田: インカレ予選までの過程を大切にして、これから望みたいと思います。今回はシードで出ましたが、試合に出てみたらシードの実力もなく負けてしまいました。なのでここからひたむきに練習に取り組み、チャレンジ精神を持って積極的にいろんな所へ行きたいです。そして課題を克服できるようにしていきたいと思っています。
矢島:死ぬ気で2回勝って、インカレ本戦への切符をつかみます。そしてインカレ本戦でもベスト4以上を目指して頑張ります。死ぬ気で頑張ります!

―矢島選手は次のシングルスの意気込みもお願いします
矢島: 相手はライバル校の明治で、なおかつ2個下の子なので絶対に負けません。勝ちます!

山﨑京花・鵜飼日南乃

―今日の試合を振り返って
山﨑:今日の試合は流れが相手に行ったり、自分たちに来たりしたのですが、流れが来た時にしっかりと攻めることができたので1セット目は取れました。2セット目からは守りに入って隙を与えてしまい、負けてしまったと思います。そこを攻めきれるようにすることや、アグレッシブにいけたらよかったと思います。
鵜飼:自分たちは予選から上がってきた身で、相手はシード選手だったのでプレッシャーもなく、自分たちからポーチに入るなど展開していけたのでそこは良かったです。2セット目からは相手のミスを待ってしまった部分があったので、もっと畳みかけられたら良かったと思います。

―守りに入ってしまったのが敗戦の原因に
山﨑:そうですね。あとは、ゲームの中は競っていても、1ゲーム1ゲームが取れなくて流れを持っていかれちゃったなと思います。

―今大会の結果については
山﨑:結果としてインカレ予選に出られることにはなったので、最低ラインはクリアできたと思います。まずはそこが良かったなと思います。ですが上の相手に勝てそうで勝ちきれなかったのが悔しかったので、インカレ予選までにレベルを上げていきたいです。
鵜飼:予選の1戦目がすごくきつかったのもあって、試合数を重ねるごとに内容が良くなってきていました。今回もう少しで勝てそうだったのもありますが、自分たちよりも少し上か同等の選手たちに勝ち切れるようにしたいです。

―予選の1戦目はどのような試合でしたか
山﨑:結果が5-3、5-4と競っていて、負けてもおかしくないくらいの内容でした。そこが苦しかったです。準決勝、決勝は割と簡単に勝てたので1戦目から上げていけたのは良かったです。
鵜飼:そこが悪すぎて逆に吹っ切れました。なので次の試合から良くなっていったと思います。
山﨑:悪すぎて全部良く見えちゃうんだよね(笑)。

―今大会を通して得た強みや戦い方は
山﨑:私がしっかりと作って鵜飼が決めるという形だと良い流れが来るし、私もやっていて気持ちがいいなと思います。なのでそこが私たちの強みですね。

―見つかった課題は
山﨑:攻めるところで攻めきれなかったことです。もっと二人で声を掛け合って攻めていけたらよかったです。
鵜飼:基本的な、ファーストサーブを決めることやリターンミスを減らすことが大事なポイントになるとできない部分がありました。あとは大事なポイントの時にどのように詰めていくかを考える必要があると思いました。

―インカレ予選までに強化していきたい部分や詰めていきたい部分は
山﨑:もっといろいろな引出しをもって攻めるプレーをしていきたいのと、ボレーに二人とも出られたらいいなと思います。
鵜飼:京花さんが後ろで私が前、という良い形の中でも、きわどいボールやセットプレーで何球目にでるなどを決めていきたいです。また私が後ろにいるときも京花さんが前で動けるような、ストロークで作ってく展開を練習していきたいです。

猪川結花・上伊倉理子

―今日の試合を振り返って
猪川:格上の相手でしたが、自分たちのプレーができました。ですが最後の最後で取ることはできませんでしたね。
上伊倉:ファーストセットは自分たちから攻めることができて、良いプレーが多かったのです。セカンドセットは途中で離されましたがどうにか追いついて、タイブレークまでいくことができました。ですが最後のマッチポイントから取りきれない展開が続いてしまいましたね。

―敗因を教えてください
上伊倉:タイブレークのところで守りに入ってしまったところですかね。あとは経験の差です。

―今大会で得た課題は
上伊倉:取りたい時に守りに入ってしまうので、そこでもっとギアを上げていけると良いと思いました。

ーインカレ予選に向けて一言お願いします
猪川:単複共にインカレ予選からなので、とりあえず本戦に上がって両方1個でも多く勝てたら良いなと思います。
上伊倉:シングルスは初めてのインカレ予選出場なので、まずはしっかり本戦に上がれるように頑張りたいです。ダブルスは昨年苦しんで本戦に上がったので、実力をつけて勝てるようにしたいです。

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