所沢市民体育館
9月1日から秋季リーグ戦がスタートし、1勝2敗で3日目を迎えた。3日目の相手は中大と駒大。第1試合の中大戦では、インカレのリベンジを果たすことはできず1-4で敗戦したが、第2試合の駒大戦では接戦を制し今季2勝目を挙げた。
試合結果
1
法政大学 |
1 | シングルス | 3 | 4
中央大学 |
---|---|---|---|---|
0 | ダブルス | 1 |
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
1 | ● | 蘇健恒(デザ3) | 1-3(8-11、11-8、10-12、12-14) | 浅津碧利 |
2 | 〇 | 手塚元彌(営4) | 3-1(5-11、11-5、11-7、11-5) | 橋本一輝 |
3 | ● | 加藤翔(法1) | 0-3(7-11、10-12、10-12) | 坂田修 |
4 | ● | 手塚・加藤健太(国3) | 0-3(6-11、6-11、7-11) | 小松隼大・米倉勝 |
5 | ● | 堀千馬(営3) | 0-3(3-11、5-11、8-11) | 小野寺翔平 |
6 | – | 加藤健 | – | 小松 |
7 | – | 原田哲多(営1) | – | 谷本凌 |
4
法政大学 |
4 | シングルス | 2 | 3
駒澤大学 |
---|---|---|---|---|
0 | ダブルス | 1 |
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
1 | 〇 | 加藤翔 | 3-2(11-4、9-11、11-8、5-11、11-7) | 白山遼 |
2 | 〇 | 手塚 | 3-1(11-3、6-11、11-7、11-5) | 小暮桜介 |
3 | ● | 岩永 | 1-3(8-11、14-12、7-11、4-11) | 中橋敬人 |
4 | ● | 手塚・加藤健 | 0-3(7-11、5-11、3-11) | 中橋・木村飛翔 |
5 | ● | 加藤健 | 0-3(9-11、4-11、3-11) | 木村 |
6 | 〇 | 蘇 | 3-0(11-9、11-4、11-3) | 安藤実慶 |
7 | 〇 | 原田 | 3-0(11-7、11-8、11-2) | 相楽将 |
戦評
中大戦
リーグ戦も3日目を迎え、中盤戦に。第1試合の相手は春季リーグ3位の中大。前日に上位校相手に連敗してるだけに、ここで2勝目を挙げたいところだ。
シングルス1番手を任されたのは蘇健恒(デザ工3)。中大のダブルエースの1人、浅津碧利相手に一歩も引かず、粘り強い戦いを見せ、第2セットを奪う。しかし第3、第4セットとあと一歩及ばず、初戦を落とした。2番手で登場したのはエース・手塚元彌(営4)。第1セットこそ落としたものの、その後はエースらしく試合功者ぶりを発揮。相手を寄せ付けず、3-1でチームに1勝目をもたらす。
このまま勢いに乗りたい法大は3番手に加藤翔(法1)が登場。一年生らしからぬ積極的なプレーを見せるも、ストレートで敗戦となった。続くダブルスには手塚・加藤健太(国3)が出場。ここで流れを変えたいところだったが、相手の息の合ったプレーに押され、敗戦。なんとか2勝目を上げたい法大は第4シングルスに堀千馬(営3)を送り出す。しかし中大エースの小野寺翔平相手に、うまく流れに乗れない。必死に食らいつくもストレート負け。ここでゲームセット。1-4で敗戦し、2勝目を挙げることはできなかった。
駒大戦
第1シングルスの加藤翔はカットマンと対戦。幸先よく第1セットを取るも、そのあとは接戦となる。セットカウント1-1で迎えた第3セットを11-8で奪い、勝利まであと1セットとしたが、続く第4セットはミスが続き落としてしまう。勝負の第5セット。4-5と一時リードされるも、逆転に成功しそのまま11-7でこのセットを奪取。戦術を変えながら粘り強く戦った加藤が3-2で勝利を収め、チームに流れをもたらした。
続く手塚も安定感のあるプレーで中大戦に続く勝利を挙げたが、第3シングルスの岩永宗久(法1)、ダブルス、第4シングルスの加藤健太は中橋敬人、木村飛翔に苦戦。勝利を逃し、2勝3敗と逆転を許し、勝利に王手をかけられてしまう。しかし、ここから法大の巻き返しが始まる。第5シングルスを任された蘇は1セット目こそ接戦となったが、第2セット以降は大差をつけて奪いストレートで勝利。これで3勝3敗。勝負の行方は今季初出場の原田哲多(営1)に託された。迎えた第1セット「緊張していた」と語ったように、序盤は相手にリードを許す。しかし、2-5から6連続得点で逆転に成功。11-7で大事な第1セットをものにすると、相手に流れを渡すことなく2セットを連取し、セットカウント3-0で勝利した。
(取材:板倉大吾、齋藤彩名)