【バスケ】第99回関東大学リーグ戦 第3節 対東京成徳大 終始リードを許すことなく3連勝!
2023年8月30日(水)対東京成徳大学@駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場
秋季リーグ第3戦の相手は東京成徳大学。今試合は4年生の渾身のプレーが炸裂し、相手に一度もリードを許さない展開に。89-68と勝利し、見事に3連勝を飾る!▲法政のゴール下の要・#6 杉澤ロメオ(文4)と、持ち前のフィジカルを活かしたディフェンスをみせる#74 長橋冬真(営4)。秋季リーグでは4年生の魂の込もったプレーに注目したい。
試合結果
トータル試合結果
89 法政大学 |
22 | 1Q | 13 | 68 東京成徳大学 |
---|---|---|---|---|
30 | 2Q | 22 | ||
18 | 3Q | 18 | ||
19 | 4Q | 15 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#3 今池翔大(文4) | PG | 法政第二 | 23 | 0 | 3 |
#7 本山遼樹(法2) | PG | 福大大濠 | 4 | 5 | 4 |
#23 堤玲太(文3) | SF | 九州学院 | 2 | 0 | 0 |
#6 杉澤ロメオ(文4) | PF | 東海大札幌 | 18 | 5 | 1 |
#74 長橋冬真(営4) | C | 國學院大久我山 | 2 | 9 | 1 |
法政大学ベンチ入り選手
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#32 大川勇樹(スポ4) | SG | 宇都宮短大附 | 0 | 0 | 0 |
#10 坂本温人(現2) | PF | 法政二 | 5 | 3 | 0 |
#24 安原明優(人環4) | SG | 八千代松陰 | 12 | 1 | 0 |
#25 鍋田憲伸(法1) | PG | 福大大濠 | 8 | 3 | 2 |
#11 岡部雅大(国文3) | SG | 國學院大久我山 | 5 | 1 | 2 |
#8 石田泰三(法3) | PF | 北陸学院 | 5 | 0 | 1 |
#80 武川暖(理1) | SG | 法政二 | 0 | 1 | 0 |
#75 柳田大斗(営2) | C | 國學院大久我山 | 0 | 3 | 0 |
#21 藤平皓成(営3) | PF | 正智深谷 | 3 | 6 | 2 |
#14 佐藤正樹(済2) | SF | 法政二 | 2 | 1 | 0 |
試合経過・日程(1巡目)
戦 | 日付 | 対戦相手 | 結果 |
---|---|---|---|
1 | 8/26 | 順天堂大 | 76ー54 WIN! |
2 | 8/27 | 明星大 | 79 ー70 WIN! |
3 | 8/30 | 東京成徳大 | 89ー68 WIN! |
4 | 9/4 | 帝京平成大 | ー |
5 | 9/5 | 関東学院大 | ー |
6 | 9/9 | 玉川大 | ー |
7 | 9/10 | 東洋大 | ー |
8 | 9/13 | 青山学院大 | ー |
9 | 9/16 | 国士館大 | ー |
10 | 9/17 | 上武大 | ー |
11 | 9/23 | 駒澤大 | ー |
戦評
8月最後となった今試合。戦いの舞台は駒澤オリンピック公園だ。有観客試合とあり、観客席には関係者の他にも一般客の姿もあり、賑やかさがあった。対する相手は流れに乗っている東京成徳大学。留学生を筆頭に得点を量産してくる相手だ。連勝中同士の注目の一戦が幕を開ける。
第1Q。#23 堤玲太(文3)の得点から勢いをつける法政は、続いて#6 杉澤ロメオ(文4)がディフェンスリバウンドから自ら得点に繋げる華麗なプレーをみせる。しかし残り6分になると相手の3Pシュートで流れを奪われ、法政のパスミスも重なり重い展開に差し掛かかる。そんな状況を切り抜ける活躍を見せたのが#74 長橋冬真(営4)。高さを活かした堅い守りに応戦席からは「ナイスディフェンス!」と声が飛び交う。タイムアウトが明けてからの残り2分間は法政のディフェンスが光り、22-13で第1Qを終える。
▲第2Qで3Pを3本決め切ったキャプテン・#24 安原明優(人環4)
第2Qの序盤は、相手の#74 筑井大空を軸とした東京成徳大に流れを許しジリジリと点差を詰め寄られてしまうが、#3 今池翔大(文4)の3Pシュートが決まり流れを立て直す。そしてこのQの立役者となったのがキャプテンの#24 安原だ。残り4分間で3Pシュートを立て続けに3本決め切るキャプテンらしいプレーに、ベンチも応援席も大盛り上がり。第2Qは52-35とリードを広げ後半戦へ。
第3Q。立ち上がりは東京成徳大の留学生#37 ディアラ オマールを活かしたプレーにより流れを掴めない状況が続く。そんな中でもゴール下でコツコツと点を稼ぐ#6 杉澤の活躍で、法政は徐々に流れを取り戻していく。その後は#25 鍋田憲伸(法1)の鮮やかなドライブや、#10 坂本温人(現2)のミドルシュートにより得点を重ねる。そして第3Q終了間際には、#3 今池と#24 安原の3Pシュートが決まり、70-53で最終Qを迎える。
第4Qは中盤で、福大大濠高出身の#7 本山遼樹(法2)と#25 鍋田の連携プレーによりコートを支配する。また#21 藤平皓成(営3)のフローターシュートや、#3 今池の3Pシュートが決まり、法政は更に勢いを増していく。終盤はこぼれ球を押し込む#6 杉澤の活躍と、#14 佐藤正樹(済2)のレイアップシュートが試合を決定づけ、89-68で勝利を収めた。
(記事・髙瀬真帆)
写真提供=法政大学男子バスケットボール部
選手コメント
長橋冬真(営4)
ー今日の試合を振り返って
東京成徳大には(昨年)1試合目、2試合目と20,30得点ほど取られていたので、僕自身相手の#37 ディアラ オマール選手について、ディフェンスにかなり注力しなきゃいけないかなと思ったので、ディフェンスを特に重視してプレーをしました。
ー前回の試合から修正したポイントは
前回は明星大学戦で、あそこ(明星大学)はそんなに留学生を使うチームではなくて、僕自身も少し楽という感じではあったんですけど、今回は留学生を使う使わないというところの差を埋める必要があったので、意識して練習しました。
ー今日の試合では相手の#37 ディアラ オマール選手に主についていたと思いますが、ベンチや応援席からも長橋選手に向けて「ナイスディフェンス!」と声が上がっていました。ご自身のプレーを振り返って
ちょっと後半やられてしまったところはあって、でも自分の中でもそれなりにディフェンスはできた方かなと思っているんですけど、(秋季リーグ戦の)2巡目でもう一度東京成徳大と対戦する機会があるので、その時はもっと得点を抑えられるようにやりたいと思います。
ー秋季リーグを通して自分の注目してほしいプレーは
僕としてはやっぱり同じチームメイトの#3 今池翔大との合わせだったり、そこに対してもし潰された場合の僕のドライブであったり、ゴール下の合わせだったりに注目してほしいかなと思います。
ー次の帝京平成大学戦に向けての意気込みを
帝京平成大学は留学生がいないチームで、僕の身長のアドバンテージが出ると思うので、インサイドプレーを積極的に仕掛けて得点を量産していきたいと思います。
ー応援してくださっているファンの皆様へ一言
今のところ法政大学は3連勝という形で順調ではあるんですけど、帝京平成大学戦の次の(相手となる)関東学院大学は、トーナメントでもベスト8に入っているということで、留学生もいて強力なチームだと思うので、僕自身もディフェンスを頑張るというところと、この先も連勝していけるように応援よろしくお願いします。
選手コメント
杉澤ロメオ(文4)
ー今日の試合を振り返って
やっぱりまず勝利したことが一番大事だと思うし、何より20点差離して勝手たことがすごくいいなと感じますし、自分たちの課題となる切り替えてディフェンスするってところを次の帝京平成大学戦までにしっかり改善して、3Pも打てる、ドライブもできる、そしてゴール下の合わせもできるような完璧な状態で試合に臨みたいなと思ったので、そこを(次戦に向けて)切り替えてやっていきたいと思います。
ー前回の試合から修正したポイントは
修正というより、自分たちがやってきたことをやるしかないと思うので、そこをしっかりやるっていうのと、やっぱり試合に出てきた反省とか各々個人個人の反省があると思うので、しっかりそこを(次戦までに)修正していきたいなと思います。
ー第3Qの入りの場面で、多少東京成徳大に流れが入ってしまっていましたが、そんな中でもゴール下でコツコツと点を稼ぐ杉澤選手のプレーが印象的でした。ご自身のプレーを振り返って
ゴール下の合わせも重要だと思うんですけど、何よりドライブを切り込む翔大(#3 今池)もそうですし岡部(#11 岡部雅大)もそうだし、憲伸(#25 鍋田)もそうですけど、やっぱりそういう選手がいるからこそ自分がいるっていう立ち位置だと思うので、そこはすごく感謝していますし、逆にそこで合わせてシュートを落とすような選手では絶対使えないなと思うので、そこをしっかり次に繋げられるようにやっていきたいと思います。
ー杉澤選手はベンチに下がっても常にチームを鼓舞するような声かけをしていらっしゃいました。改めて今年度のチームの雰囲気は
めちゃくちゃいいなって思いますし、自分が4年間法政でやってきた中で一番雰囲気もいいし、何より後輩たちも同期たちも(法政でバスケをやってて)絶対楽しいと思うので、そこを忘れずに今後もやってきたいなと思います。
ー秋季リーグを通して自分の注目してほしいプレーは
やっぱりゴール下の合わせだったりリバウンドですかね。あと自分の目標なんですけど、試合中ダンクするとか、今回は行かなかったんですけど、(試合中)20点を決めるっていう目標があるので、そこを注目していただきたいと思います。
ー次の帝京平成大学戦に向けての意気込みを
絶対に勝ちたいと思いますし、何よりその次も絶対に勝ちたいと思っているので、一戦一戦しっかりと集中してやっていきたいと思います。
ー応援してくださっているファンの皆様へ一言
1部昇格、そしてインカレも出場したいと思っているので、長い試合とはなるんですけど、自分たちも応援してくださることに感謝をして、そこをバネにやっていきますので、応援よろしくお願いします。