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【ハンド】第1戦 対中央大学 後半同点と健闘するも黒星スタート 2024年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 

ハンドボール

2024年4月20日(土)
国士舘大学多摩体育館

それぞれ学年が上がり新入部員を迎え、新体制となった法政大学男子ハンドボール部が迎えた春リーグ2024初戦は、昨年度リーグ王に輝いた中央大学。奮闘するも惜しくも敗戦。黒星スタートとなった。

初得点を決めた新1年竹中友哉

試合結果

トータル試合結果

25
法政大学
10 前半 16 31
中央大学
15 後半 15

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月20日(土) 中央大学 ⚫︎25-31 士大多摩
2    21日(日) 筑波大学 国士大多摩
3 27日(土) 明治大学 国士大多摩
4      28日(日) 早稲田大学 明治大学和泉
5  5月4日(祝) 国士舘大学 日大八幡山
6    5日(祝) 日本大学 日大八幡山
7   11日(土) 順天堂大学 埼玉県三郷
8     19日(日) 日本体育大学 国士大多摩
9    25日(土) 東海大学 国士大多

個人得点追記予定


戦評

先手を取ったのは法大。試合開始早々#7大島諒真(情報4)のキレのあるパスを受けた#11岩﨑琢未(スポ4)のボールがゴールネットを揺らす。先制点を取った法大はこのまま流れに乗っていきたいところだが、相手は昨年度リーグ王に輝いた中大。そう簡単には点は取らせてくれない。中大の猛攻に押されながらも前半10分過ぎ、#20石川純也(社2)が今季初得点を決めると、続けて#11岩崎が速攻を仕掛け遠方から投げたシュートが鋭く美しい弧を描きゴールネットに入り、法大の士気が上がる。しかし、その後#12宮田怜(社2)のセーブや#17栗田哲太(社3)のゴールが決まったものの、依然点差は縮まらず、10-16法大6点ビハインドで試合は折り返しを迎える。
6点ビハインドで後半を迎えた法大。着実に点を重ねていくものの、中大との差はなかなか埋まらない。そんな中#19竹中友哉が一年生ながらゴールを決めると、負けじと中大もゴールを決めてくる。一進一退の攻防のなか、後半も残り10分を切った時、#11岩﨑が中大からペナルティスローとなる7mスローを取ると、張り詰める空気の中見事得点を決めた。さらにその後2度目の7mスローを決めると、流れに乗った#11岩﨑は次いで鋭いシュートを決めた。しかし、後半少しずつ流れを掴んでいけたものの点差は変わらず、25-31で惜しくも敗戦となった。


選手インタビュー

主将 渡邊桂也 選手(経済・4年)

−今日を振り返って
まあやっぱり法政らしい負け方をしてしまったっていう感じですね。

−中大への作戦は、また後半になって変えたことはありますか
向こうは格上っちゃ格上ですけどあれでも実は1番上手い2人がいなくて。自分たちのやるべき事をとりあえずやるっていう感じだったんですけど。前半は速攻がなくて点差があって早く縮めたかったので後半から押そうと話していたんですけどそれがミスにつながって点差が開いっちゃったっていう。

−惜しくも敗戦してしまいましたが個人、チームとして頑張れたこと
個人的には選手としては最低な日だったなって言う感じなんですけどチームとしてはいつもこういう試合になると最後の方どんよりしているんですけど割と今日は最後までみんな楽しそうにやっていた気はしたのでちょっとなんですけど変化してきたかなって、それを続けていきたいなと思います!

−主将として春リーグが始まってからの気づき
やっぱり甘くないなというのが1番です。練習試合も特別すごい勝率が高かったわけじゃなかったですけどなんだかんだ勝てちゃうのかなとか思っていたりしてたんですけどやっぱ負けたかみたいな。

−筑波大の特徴
カチッとしているっていうかフィジカルもそうですし関東リーグでも1番強いし1番ちゃんとハンドボールしている人たちなので逆に自分たちの自由なハンドボールでやっつけちゃおうかなと思います。

−明日、筑波大への意気込み
勝ちにいくしかないですね。とりあえず5勝という目標があるので筑波大学は格上なのは間違いないですけど今日と同じくどんな試合になっても良い雰囲気を保っていきたいっていう、勝ちに行っていい雰囲気を保つ!

石川純也 選手(社会・2年)

−今日を振り返って
結果では負けてしまったんですけど要所要所自分たちで決めた約束事は出来ていたんじゃないかなと思います。

−後半のタイムアウトはどのようなお話をされましたか?
ミスが多かったのでまずミスをなくしてシュートで終わろうという感じで話しました。

−惜しくも敗戦してしまいましたが個人的に良かったところ、逆にもっと頑張りたかったところ
パスが回ってきてシュートを打つシーンが多かったんですけど要所要所外してしまったので、、。点差が離れたのはシュートミスが多かったのが原因なんじゃないかなと思うのでそれを次の試合では改善していきたいと思います。

−春リーグが始まってからの心境
シュートを打つタイミングがきたらしっかりシュートを決め切るっていうのと試合に出られていない選手とかもいるのでその分(試合に)出ている自覚を持って頑張っていきたいと思います!

−明日、筑波大学への意気込み
きつい試合になると思うんですけど一生懸命勝てるように頑張ります。

GK 宮田怜 選手(社会・4年)

-今日の試合を振り返って
前半からチーム全体としてエンジンのかかりが遅くて、去年から悪い部分も引き継ぎつつの試合スタートだったので少し改善をしていかないといけないところだなと思いました。前半はあまり乗り切らずに試合が進んでいたので、後半は立て直しが効くかなと思っていたんですけど追いつけずという展開になってしまった感じです。

-ハーフタイムは何を話しましたか
技術的な面はディフェンスについて、とにかく簡単なミスをしないとか声を出して盛り上げるとか、ディフェンスオフェンス関係なく盛り上げてって感じです。

-今日の自分の出来具合は
自分含めて、エンジンのかかりが遅くて、あまり思ったようなプレーができなかったので、明日また切り替えて上手いことやっていけたらなと思います。

-試合中意識していたこと
とにかくまずは自分がやれることを100パーセント出し切るということは試合前から意識していたんですけど、試合始まった時はいかに流れを変えるかを意識していました。

-今日のキーパーとしての作戦
ディフェンスと声を出してコミュニケーションをして連携をとりつつ自分ができることをやると言ったように、とにかく単純に、あまり考えすぎないようにやっていました。

-次戦に向けて
今日負けたという結果は置いといて、切り替えてまた新しい気持ちでやっていきたいです。


宮田怜 選手(社会・2年)/トップ写真

勝利とはならなかったものの新1年生、2年生の活躍も見られた。主将が語る”ちょっとした変化”が感じられ、これからの新チームを鼓舞する良い試合となっただろう。そのままの姿勢を持ち法大らしい自由なハンドボールで会場を魅了してほしい。

(取材・記事 真中咲輝・松岡茉満子)

 

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