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【空手道】第61回東日本大学空手道選手権大会 男女共に3位入賞を成し遂げた!

【空手道】第61回東日本大学空手道選手権大会
第61回東日本大学空手道選手権大会

2025年5月5日(月)
日本武道館

日本武道館で行われた東日本の頂点を決める大会、東日本大学空手道選手権大会。昨年のこの大会で男子はおよそ50年ぶりの東日本優勝を果たし古豪復活を印象付けた。部全体として男子は連覇、女子も優勝という目標をもって臨んだこの大会。結果は惜しくも男女ともに第3位という結果に終わったが、多くの選手が試合を通して圧倒的な力を見せ、部としての強さを印象付けた。また、判定勝ちや残り僅かの時間で技を決めるなど白熱する展開を制し勝ち進んだことも事実。この悔しい経験を糧にさらなる飛躍を遂げることができるか。今後の法大空手部から目が離せない。

試合結果 男子団体組手

対戦相手校 成績
福井大学(2回戦・シード権のため)  勝利
拓殖大学(3回戦) 勝利
国士舘大学(準々決勝) 勝利
駒沢大学(準決勝) 敗北

女子団体組手

対戦相手校 成績
愛知大学(2回戦・シード権のため) 勝利
国際武道大学(3回戦) 勝利
明海大学(準々決勝) 勝利
帝京大学(準決勝) 敗北

選手コメント

三川弦太

ーー大会を振り返って一言
去年優勝した中で連覇したいという気持ちを強く持って臨んだ試合だったんですけど、結果としては3位に終わってしまって悔しいという気持ちが大きいです

ーー調子は
一回戦の立ち上がりはあんまりよくなかったですけど、そこから徐々に上げていけたかなと思います。やはり準決勝で負けてしまったので今後は勝ちきれるような存在になりたいと思います。

ーーチーム全体でどのようなことを意識していたか
昨年優勝した時も全ての試合で大将として出場させていただいて、やはりみんなが繋いでくれたバトンを締めなければいけない存在だと思っていたのでしっかりみんなの思いを無駄にしないように勝ちに繋げていければと思っていました。

ーー準々決勝は6ポイント差をつけての勝利でしたが、勝因は
全体的にいい流れで自分の良さを出せたかなと思います。

ーーチームとしては大会中どのようなことを意識していたか
大会前としては一年生が新しく入ってきた中で強くて新戦力となる選手が多いので新しい風が吹いて部にいい雰囲気が出てきたので上下関係なく意見を言い合えるというのは部全体として意識していました。

ーーこの大会においての目標は
2連覇でした

ーー次の大会は個人での出場になるが目標
団体では昨年3位という悔しい結果に終わってしまったので今年こそは優勝できるように頑張りたいと思います。

本條雪華

ーー大会を振り返って
昨年より順位は一つ上げられたんですけど、帝京大戦っていう大事なところで勝ち切れなかったっていうのと、来年は優勝目指して勝ち切れるように頑張ります。

ーー調子は
特に好調っていうわけでもなかったんですけど、悪いこともなく、自分の動きが出せていた部分はあったのでよかったなと思います。

ーー準々決勝に臨む時の心境は
最悪引き分けでもいいのかなって思ったんですけど、チームのこと考えたらここで自分で勝って終わらせたいという気持ちがあったので最後一点取れてよかったと思います。

ーー準々決勝では残りわずかな時間で勝負を決められましたがその時の心境は
びっくりというか驚きというか、その中でも安心はあったんですけど、その後もラスト数秒気を抜かずに戦えたのはよかったと思います。

ーー大会当初の目標は
東日本優勝っていうのはブレずに考えてました。

ーー次の大会に向けて
勝敗もついてくると思うんですけど、東日本の時と同じように自分の動きを全部出せたらと思います。

阿部遥佑

ーー今大会を振り返って
昨年優勝して2連覇を狙っていたので、準決勝で負けてしまってすごく悔しかったんですけど、まだこれから後期に関東大会とインカレがあるので、そこでしっかり優勝できるように、反省してまた一から頑張りたいです。チームとしては悪くなかったので、あとちょっと気持ち的なところがあれば勝てると思います。

ーー調子は
最初の方はあまり良くなかったんですけど、試合を重ねるごとに上がっていって、負けはなかったので良かったです。

ーー今年は六大学空手から負けなしですが、好調の要因は
あまり調子は良くないんですけど、調子が良くないからこそ無駄な動きを減らして、相手に隙を与えないようにしていて、そして相手の隙を狙ってポイントを取ることを意識していたら負けないようになっていました。

ーー1本技を多く決められていましたが、どのようなプランで試合に臨まれましたか
自分は体が大きいので手だけで戦ってしまうともったいない所があって、やはり大きい相手に足などを出されると対戦相手は怖いと思うので、足を多く出していて、そういったことを意識していたら何本か決まっていました。

ーー次の大会に向けて
今月末の関東学生は個人戦なのですが、優勝できるように頑張ります。

ーー団体戦の目標は
団体戦はしっかり体制を整えて関東を優勝して、その次に行われる全日本大会が本番なので、そこで優勝できるように頑張ります。

成澤美咲

ーー今大会を振り返って
先輩たちと一緒に団体で戦えたことは良かったのですが、技術的なところと精神的なところがまだまだ大学で戦って行く上では足りないなとすごく感じた大会となりました。

ーー調子は
初戦からそこまで良い訳ではなく、最後までエンジンがかかりきらない状態で終わってしまったのが、あまり良くなかったかなと思っています。

ーー大学に入学後初めての大きな大会でしたが、どのような気持ちで試合に臨まれましたか
1年生ということもあって、そんなに気負わずに思い切ってやれればいいかなと思っていたので、プレッシャーという面ではそこまで大会前から感じることは無かったのですが、いざ戦うとなると現場でしか分からないことがあったのかなと思いました。

ーー初めての大会の雰囲気は
武道館自体は小さい頃から行ってた場所ではあるので、会場の緊張感はそこまでなかったですけど、大学は学校の応援がすごくて、それを感じれたのは良かったなと思っています。

ーー3回戦で延長戦に突入して、判定勝ちになった際の心境は
その瞬間はほっとしたというのが1番でした。

ーー目標はなんでしたか
団体では優勝を目指していて、個人としてはしっかりチームの戦力として戦えるようにということを意識していました。

ーー次の大会に向けて
関東学生に向けて、東日本大会で出た反省をしっかり活かしながら優勝に向けて頑張りたいと思います。

ーー次の団体戦の目標は
優勝に向けて日々練習に取り組んでいるので、後悔のないように4学年全員、チーム全員で協力しながら頑張って日本一を掴み取ります。

(取材、写真:朝長亜衣・齋藤凌)

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