【硬式野球】打てる捕手としてチーム内での期待度も高い井上和輝 驚異的な長打力と美しい放物線で今季の神宮を席巻するのはこの男だ (秋季リーグ戦直前インタビュー⑭)
井上 和輝 選手
ーー現在のコンディションは
リーグ戦が近づいてきて徐々に仕上がっている感じです。
ーーオープン戦を振り返って
キャッチャー、レフト、ファーストなどいろんなポジションを守らせていただいたのですが、いつでもどこでもいけるように準備はしています。
ーーどのような意識で打席に入っていたか
とにかく積極的に打ちにいくということと、自分の持ち味であり、求められていることは長打だと思うので長打を打つということを意識して打席に入っていました。
ーー春季リーグ後のインタビューで代打での出場の際は初球からと話されていたが、初球への意識は練習や試合でも大切にしているのか
そうですね。バッティング練習の時から意識をして取り組んでいます。
ーー昨季までと変えたことは
特にはないです。
ーー春はベンチから試合を見る時間が多かったと思うが、その中での気付きや学びはあったか。
試合に出ると自分のプレーにいっぱいいっぱいになってしまう部分があるんですけど、春のリーグ戦ではベンチから広い視野を持って試合を見ることができていたので、そういう経験は試合に出た時にプラスに働いていたのかなと思います。
ーー夏の練習で力を入れた部分は
走攻守全てのレベルアップということに力を入れてやってきました。
ーー静岡遠征での収穫は
暑い中だったんですけど試合に出続ける体力だったり、体力的な面で成長ができたと思います。
ーー夏の練習期間の体調や体重の管理はどのようにしたか
体重を落とさないように食事と睡眠は頑張ってやっています。
ーー昨季熱闘を演じた慶大と初戦のカードですが、リーグ戦にベストな状態で入っていくための工夫は
開幕カードは緊張した状態で試合をすることになると思うので、そこにどれだけ自信を持って入れるかということが大事だと思うので、そのための練習をしています。
ーー宿敵の早、明が3、4カードと連続しています。どのように乗り切りましょうか
まずは1カード目の慶大に初戦から勝つということを目標に、後のことは考えずに目の前のことにとにかく集中するという気持ちで頑張ります。
ーー井上選手は早、明戦で安打を打っているが、意識をする部分はあるか
相手は関係なしに出された場面で最高の結果を出せるように準備していきます。
ーー早、明戦では伊藤(樹=早大4年)選手や毛利(海大、明大=4年)選手など好投手の登板が予想されるが、対策は考えているか
普段のバッティング練習からエース級の投手を打つということを意識して練習をしています。
細かい対策はリーグ戦期間中になると思います。
ーー右投手に苦手意識はあるのか
自分の中では特にないです。春のリーグ戦で結果が出ているのは左投手なのですが、左投手の方が嫌な感じはあります。
ーー左投手への対策の方に力を入れているのか
そうですね。どちらかというと左投手への対策の方が多いです。
ーーリーグ戦を通して対戦したい選手は
やっぱり、早稲田大学の伊藤(樹、早大4年)選手とは対戦したいです。
ーー秋からの期待の戦力は
丸山(陽太、スポ健4=成東)さんです。
ずっと怪我をしてて投げられてなかったんですけど、同部屋の先輩として一緒にバッテリー組んでリーグ戦に出たいです。
ーーリーグ戦ではどのような起用になりそうか
まだ分からないんですけど、春と同じ代打がメインになってくると思います。
ーーその中でどのような役割をしていきたいか
とにかく結果を出して、チームの優勝に貢献したいです。
ーースタメン出場、守備位置へのこだわりはあるか
スタメンで出て打席に立ちたいと思っています。
守備位置へのこだわりは特にないです。
ーーリーグ戦の個人的な目標は
ホームランを打つことです!
ーー長打がご自身の強みだと思うが、それ以外に注目して欲しいところは
肩です。
ーーリーグ戦の意気込みを
チームに貢献して、優勝できるように頑張ります!
(取材:黒岩なつ子)
井上和輝(いのうえ・かずき)
法学部1年・2007年2月24日生まれ
東京都出身・駿台甲府
184cm93kg・右投左打
昨季成績:10試合 8打数 3安打 0本塁打 打率.375 2打点 0盗
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【秋季リーグ直前インタビュー一覧(公開次第更新いたします)】