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【バスケ】全員バスケで圧倒し、立大に快勝!/ 第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対立教大学(2巡目)

第101回関東大学バスケットボールリーグ戦(2巡目)
2025年10月18日(土)
対立教大学 @キッコーマンアリーナ

秋季リーグ第17節は立教大との一戦。立教大は今季まだ0勝ながらも、油断できない相手だ。法大は第1Qから高いディフェンス強度で主導権を握り、22–11と好スタートを切る。第2Qも流れを渡さず、粘り強くオフェンスリバウンドを奪ってチーム全員で得点を重ね、43–28と15点のリードで前半を折り返した。後半も勢いを保ち、第3Q終了時には63–42と点差をさらに広げる。第4Qではベンチメンバーが躍動し、最後は#77 住吉のブザービーター3Pで締めくくり、83–49の快勝。入れ替え戦出場に向け、大きな弾みとなる一戦となった。

▼試合結果

⚪️法政大学 83-49 立教大学⚫️

22<1Q>11

21<2Q>17

20<3Q>14

20<4Q>7

▼スターティングメンバー

#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)PG

#10 坂本 温人(現4=法政第二)PF

#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)SF

#25 鍋田 憲伸(法3=福大大濠)PG

#75 柳田 大斗(営4=國學院久我山)C

▼ベンチ入りメンバー

#0 杉信 イフェアニ(文4=洛南)PG

#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)PF

#8 野田 凌吾(国文1=藤枝明誠)PG

#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)PG

#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)PF

#26 伊藤 遙志(経1=福大大濠)PF

#32 菅野 汰樹(人環3=法政第二)PG

#77 住吉 大和(営3=中部第一)SF

#80 武川 暖(理工3=法政第二)SG

#91 オディギェ プレシャス 恵(法1=湘南工科大附)SF

戦評

第1Q。#14 佐藤のレイアップで先制し、試合が動き出す。法大は序盤から積極的に3Pを放つも、リングに嫌われ得点には結びつかない。それでもオフェンスリバウンドを粘り強く奪い、サードチャンスで#7 本山がゴール下へドライブ。バスケットカウントを獲得し流れを呼び込む。その後も3Pが決まらない時間が続くが、法大はディフェンスの強度を上げ、立大のターンオーバーを誘発。攻撃の口火を切ったのは#10 坂本。苦しい展開の中、力強いドライブからエンドワンを決め、チームを勢いづける。終盤には#25 鍋田が3Pを沈め、#32 菅野がフェイントからレイアップを決めるなど、攻守に渡って流れを掌握。22–11とダブルスコアで第1Qを終えた。

第2Qになると、立大が反撃のギアを上げ、法大は一時苦しい時間帯を迎える。しかし、#18 八重沢が連続得点を挙げて流れを引き戻す。立大にターンオーバーから失点を許した場面では、法大が前半1回目のタイムアウトを要求。早めの判断が功を奏し、立て直しに成功する。再開後は24秒バイオレーションを奪うなど、守備から再びリズムを取り戻した。一時は5点差まで詰め寄られるも、ボックスアウトの徹底と粘り強いディフェンスで主導権を譲らない。立大が立て続けにタイムアウトを取るも流れは変わらず、#7 本山や#0 杉信が落ち着いて3Pを沈め得点を伸ばす。終盤にはファウルからフリースローを与える場面や、ターンオーバーもあったが集中を切らさず。主導権を握り続けた法大が、43–28と15点のリードで前半を折り返した。

第3Q。後半も流れを維持したい法大は、ディフェンスを軸に攻撃へつなげていく。相手に得点を許してもすぐさま3Pを決め返し、追撃を許さない。#7 本山のスティールから#25 鍋田が得点を挙げ、#75 柳田がもぎ取ったリバウンドを#10 坂本がレイアップで沈めるなど、チーム全体でスコアを重ねていく。#32 菅野も積極的にリングへアタックしファウルを獲得。守備面でも存在感を発揮した。終始主導権を手放さなかった法大が63–42とリードを広げ、最終Qへ突入する。

第4Q開始直後、#32 菅野が速攻からレイアップを沈め勢いをつける。試合終盤になっても法大の守備は緩まず、相手の24秒バイオレーションを誘発。激しいディフェンスを体現していた#26 伊藤 遙志はファイブファウルで退場となったが、最後までチームにエナジーを与え続けた。残り約5分で#8 野田、#91 オディギェ プレシャス 恵ら1年生に加え、3年生の#77 住吉、#80 武川がコートに立つ。#8 野田がスピードを生かしたレイアップを沈め、#80 武川はバスケットカウントを獲得。外れたフリースローのリバウンドを#91 オディギェが拾い、再びファウルを誘ってフリースローを得るなど、下級生中心の布陣が試合を盛り上げた。終盤には#91 オディギェの連続スティールから、#77 住吉が立て続けに3Pを沈め会場を沸かせる。#77 住吉がブザービーターでこの日3本目の3Pを決め、試合を締めくくった。83–49、35点差の快勝で法大が堂々の勝利を収めた。

(記事:寺地愛歩)(写真:紺野真帆)

#7 本山

選手コメント

#25 鍋田憲伸(法3=福大大濠)選手

ーー今日の試合を振り返って

始めはいい展開でバスケットができたのですが、後半になるにつれて徐々に動きが重くなってしまいました。逆転されてしまったり、流れが悪いままバスケットを続けてしまったので、そこが今日の試合の1番のポイントだと思います。

ーー試合の入りはよかった印象だが、チームで何を意識して試合に臨んだのか

前回の試合で思いきりよくバスケットができず、自分たちの良さが出ていませんでした。その反省を含め、まず今日は入りからしっかり自分たちのバスケットを思いっきりやろうということを意識していました。

ーー試合を通してファウルトラブルが目立ったが

そうですね。笛が結構軽いというか、いろんな選手がコンタクトする中でファウルになってしまいました。そこをチームでアジャストしきるのが遅くて、相手にフリースローなど簡単な点数を与えてしまったので、そこは反省点の1つだと思います。

ーー3Qに逆転され一時12点差までひらきましたが、あの時間帯はチームでどのような声かけがあったのか

相手の強いところを消せずにやられてばかりだったので、まずそこを抑えようと話しました。また、オフェンスが結構重くなってしまって、いいショットやゴール下のシュートなど簡単な点数が取れてなかったので、セットプレーで修正しようというのをベンチで話していました。

ーー4Qの最後、連続で得点し勝利に導いたが、ご自身のプレーについては

最後はみんなにやれって言われてたのでやっただけで、そこまで試合を通して点数を取るということはできませんでした。結果的に1Qは無得点で、4Qの最後だけ点数を取るみたいな試合展開になってしまって。もっと自分が試合を通して点数を取り、アシストをすることができれば、あのような展開にはならなかったと思うので、次戦以降はそこを意識したいです。

ーー次戦の国士舘大戦に向けて意気込み

国士舘大は身長が高いチームで、法大は結構(身長が)低いチームだと思います。その点を突かれると思うので、しっかり対応してコンタクトしていきたいです。やはり、リバウンドが1番弱みになってしまう相手だと思うので、ボックスアウトに着実に取り組んでリバウンドを負けないように意識していきたいです。チームとして同じ目標を持って頑張ります。

ーー最後にファンの皆さまに一言

いつも応援ありがとうございます。厳しい試合もありますが、これからも頑張るので応援よろしくお願いします。

(インタビュー・紺野真帆)

#25 鍋田

#26 伊藤遙志(営1=福大大濠)選手

ーー今日の試合を振り返って

1巡目は接戦になった相手だったので、気を引き締めてディフェンスから上げていこうとチームで話していました。その中で相手を40点代に抑えて勝てたのは良かったと思います。

ーー途中出場だったが、コートに入るとき意識したことは何か

スタートのメンバーがしっかりとディフェンスから流れを持ってきてくれていたので、その流れを維持しながらどんどん走ってペースを上げていこうというのを意識しました。

ーーハードなディフェンスが光りましたが、ファウルトラブルもありました。その点をどう振り返りますか

前半はまだまだディフェンスでのコミュニケーションミスなどがあったので、後半は気持ち入れ直してファールになったらしょうがないくらいの気持ちでやっていました。そこで吹かれてしまったファールについては悲観的にならずにこれからも続けて、審判にアジャストできればいいかなと思います。

ーー前節、山学戦の敗戦をどうチームで受け止め、この試合に臨んだか

自分たちは今3位で負けられない試合が続きますが、目の前の一戦一戦を40分間かけてしっかり勝ち切ることが大事だと考えて山学大の負けから練習してきました。なので、相手が今何勝何敗であろうと関係なく戦っていこうという気持ちで臨みました。

ーー次戦への意気込み

次の拓殖大戦は、1巡目でディフェンスを我慢して4Qで逆転する展開で勝ち切ることができました。それをまた実現できるように、どんな流れになったとしても自分たちのやるべきことをぶらさずに、40分間やっていきたいと思います。

(インタビュー・寺地愛歩)

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