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【ハンド】第4戦 順天堂大 執念のディフェンスで流れを呼び込み今季初勝利!!/2026年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 

ハンドボール

2026年4月26日(日)
国士舘多摩

戦評

ここまで3試合戦って未だ勝利のない法大。その中で迎える第4戦の相手は昨季リーグ4位の順天堂大学。法大と同じくここまで3敗と今季は苦戦を強いられている。そんな2チームの試合は立ち上がりからお互いに点をなかなか奪えない守り合いから始まった。その後も攻守ともに拮抗した展開を繰り広げ12-14で前半を終える。後半からは法大のペースで試合が進むも順大も負けじと粘りをみせてくる。残り1分になっても勝敗の分からないこの試合を最後に制したのは法大。チーム全体の執念が勝り30-29と好ゲームを繰り広げた。

試合結果

トータル試合結果

30
法政大学
12 前半 14 29
国士舘大学
18 後半 15

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月18日(土) 国士舘大学 ⚫︎21ー31 日大八幡山
2  4月19日(日) 日本大学 ⚫︎23ー26 日大八幡山
3 4月25日(土) 明治大学 ⚫︎24ー31 国士館多摩
4 4月26日(日) 順天堂大学 ○30ー29 国士舘多摩
5 5月2日(土) 日本体育大学 日大八幡山
6   5月3日(日) 中央大学 日大八幡山
7   5月10日(日) 早稲田大学 明治大学和泉
8    5月16日(土) 筑波大学 三郷市総合体育館
9    5月24日(日) 東海大学 国士舘多摩

個人得点

竹中 …7点
宜寿次 …6点
石原 …6点
石川…4点
溝 …2点
松尾 …2点
阿部…1点
菅沼…1点
中村光…1点


戦評

 
目標としている入替戦回避に向け、そろそろ勝利が欲しい法大。今日こそ今季初勝利を掴むことができるか。その試合は立ち上がりに35秒で竹中友哉(スポ3=法政二)が相手のファウルを誘発し、7メートルスローを獲得するところから始まった。そして先制点をとっておきたい法大にとってはまぎれもないチャンスが到来と思われたが、ここは相手のGKに軍配があがりこの好機を逃してしまう。このプレーにより相手は盛り上がり、その勢いのまま攻撃を仕掛けてくる。しかし、副主将のGK宮田怜(社4=北陸)が負けてはいられないと言わんばかりのセーブを見せ、見事相手の勢いを消してみせる。このどちらにも行き渡っていない流れを手にしたい法大は、2分半に中村光希(経2=法政二)のアグレッシブな姿勢から再び7メートルスローを獲得する。ここで任されたのはエースの宜寿次政伍(スポ3=興南)。強烈なシュートを放つもここも相手GKにとめられてしまう。さらにその1分後、主将石川純也(社4=中部大春日丘)のパスカットから竹中(スポ
3)がフリーでシュートを放つもまたもや相手のGKの好セーブに見舞われる。すると、相手に4分と5分にその隙をつかれ遂にこの試合初の失点をしてしまう。なんとか反撃をしたい法大が初得点を記録したのは8分、そこでようやく試合が動き始める。そこからは11分に両利きプレイヤー溝時照(福祉4=東大和)が左手でサイドから2連続得点を決めるなど両チーム点の取り合いが始まる。

試合の流れが変わったのは13分。法大の粘り強いディフェンスが機能しはじめ、20分まで1得点しか奪わせない展開をつくる。すると、竹中の2連続得点や阿部純誠(経3=法政二)のサイドシュートが飛び出し1点差まで追い詰める。しかし、その後は相手も息を吹き返し再び取って取られの展開になる。そして試合はそのまま進み、29分をきったところで宜寿次が相手のファウルを誘発し2分退場をさせ数的有利をつくる場面が訪れる。するとその隙を逃さずサイドから石原幸樹(経2=神戸国際大付)が決めてみせ、ここで前半終了。12-14と2点差で折り返し後半での逆転を見据える
 ハーフタイムを挟んで後半、開始早々順大は前半終盤にも退場者が出ているため、7人がフィールドに立てないにも限らず、7人出てしまうというミスを犯し、2人目の2分退場者を出す。つまり、法大は2人の数的有利の状況で試合を戦うこととなる。 その中で法大は19秒、1分30秒に石原(経2)が2連続ゴールを決めるなどこの隙を突いて、すぐさま同点に追いついてみせる。相手も対抗する姿勢を見せるも、GK宮田(社4)がシュートを何度も止め、相手に流れを渡さない。そして、6分に竹中(スポ3)のゴールで遂に逆転に成功する。

その後も法大ペースで試合は進むも相手は昨季リーグ戦4位の強豪。法大の少しのミスも逃すまいと高い集中力で圧をかけてくる。しかし、20分に竹中(スポ3)のパスを石原(経2)が空中でキャッチしゴールを決める見事なスカイプレーを決め、法大の盛り上がりは最高潮に。その勢いのまま主将・石川純也(社4)が3連続ゴールを決める。勝利が近づいてきたかと思われたが相手もこの試合幾度となく見せてきたGKの好セーブを皮切りに意地の攻撃をみせ、試合終盤にはリードを許してしまう。このピンチを救ったのは途中から出場した菅沼匠(社1=法政二)。昨日初出場を果たした1年生が29分にリーグ戦初ゴールとなる起死回生の同点ゴールを決める。もうどちらが勝ってもおかしくない最終局面。最後のゴールを決めたのは法大だった。29分50秒に竹中(スポ3)が気合いでディフェンスをかいくぐり勝ち越しゴールを決めた。順大も最後の攻撃を仕掛けてくるも決死のディフェンスで食い止めたところで試合終了。法大は今季初勝利を30-29の接戦で制した。次週は強敵日体大と中大との連戦となる。この試合の流れのまま法大は1部リーグの台風の目となれるか期待がかかる。

 

#39 石原幸樹 選手 (経2=神戸国際大付)/トップ写真


選手 インタビュー

竹中友哉 選手(スポ3=法政二)

ーー今日の試合の内容を振り返って
前半は立ち上がりにミスが目立ったんですけどディフェンスで粘れて、失点を防げたのでその勢いで悪い雰囲気のまま試合を進める時はなかったと思います。

ーー前半の立ち上がりシュートを止められる場面が多かったがその時の心境は
自分のシュートミスがメインだったんですけど自分はその時から試合を楽しめていたので気楽にプレーを続けることができました。

ーー試合を分けたポイントは
後半の立ち上がりで逆転したことでいい流れのまま試合をプレーできたので良かったと思います。

ーー残り30秒で決勝点となる得点を決められたが
あの場面はエースが1対1で得点するって話だったんですけどその役目が自分に回ってきてびっくりしました。でもここは気持ちで行こうと思って点を決めた時に観客の方が盛り上がってるのも見えて最高に気持ちよかったです!

ーー今季初勝利の感想
自分たちは最近ずっと入替戦にいて、今季は行かないことを大前提にしてるのでまずは1勝できて良かったんですけど、これから2勝、3勝と積み重ねて1部の中でも上位に食い込めるよう頑張りたいです。

ーー次戦に向けての意気込み
相手の日体大は一人一人のポテンシャルは高いんですけど、チームとしての力は法大の方が高いと思うのでチームとして戦っていきたいと思います。

 

(インタビュー 田部凌誠)

 

菅沼匠 選手(社1=法政二)

――今日の試合を振り返って
最下位同士だったので、なんとしてでも勝ちたいという気持ちでした。

――昨日のリーグ戦初出場について
初出場はしたんですけど、負けていた中で結構まだ試すって感じだったんですけど、でも試合に出てからはチームに貢献したいなと思って今日も望みました。

――昨日の明大戦から変えたことは
自分としてやろうとしたことは、チームの約束事を意識して、共有したことだと思います。

――リーグ戦初ゴールがチームを救う同点ゴール、心境は
大事な局面でチャンスをもらえたんですけど、不安の方が多くてボールが回ってきたら決めようっていう強い気持ちを持ちました。

――今日の出場は重要な場面だったが、監督からなにか言葉を貰ったか
戦術についてはなかったんですけど、自分のできることやりきってこいと言われました。

――チームは今季初勝利、ご心境は
最高です!!!!

――次の試合に向けて
まだまだ厳しい試合が続くんですけど、今日みたいに勝てるように準備していきたいと思います。

(インタビュー 冨松健人)

(記事・撮影 田部凌誠  冨松健人)
写真提供:法政大学ハンドボール部

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