第102回関東大学バスケットボールリーグ戦2部 第2節 対明星大学
2026年8月23日(日)
駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
オータムリーグ2戦目の相手は明星大。鍋田憲伸(法4=福岡大大濠)を中心に序盤から攻守で勢いを見せ、前半を20点リードで折り返した法大。後半は一時6点差まで詰め寄られるも、最後まで集中力を切らさず戦い抜き、リーグ開幕2連勝を飾った。
試合結果
◯法政大学 |
108 |
35 | 1Q | 15 |
86 |
⚫️明星大学 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 22 | 2Q | 22 | ||||
| 19 | 3Q | 29 | ||||
| 32 | 4Q | 20 |
| 番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 得点 | REB | AS |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12 | PG | 伊藤舷人 | 法2・法政二 | 15 | 3 | 3 |
| 18 | PF | 八重沢連(CAP) | 法4・八王子学園八王子 | 18 | 9 | 2 |
| 19 | SG | 境碧空 | 法3・法政二 | 6 | 2 | 0 |
| 25 | PG | 鍋田憲伸 | 法4・福岡大大濠 | 22 | 4 | 8 |
| 26 | PF | 伊藤遙志 | 営2・福岡大大濠 | 4 | 1 | 1 |
| ロスターメンバー | ||||||
| 2 | PF | 首藤怜 | 文4・仙台大明成 | 4 | 3 | 0 |
| 3 | C | 藤田簾 | 法1・国学院久我山 | 2 | 1 | 0 |
| 7 | PG | 進藤孝虎 | 文1・九州学院 | 0 | 1 | 0 |
| 8 | PG | 野田凌吾 | 国2・藤枝明誠 | 8 | 5 | 5 |
| 14 | SF | 長谷川蒼 | 国1・北陸学院 | 7 | 4 | 1 |
| 31 | SF | 西海土成嘉 | 法2・北陸学院 | 13 | 1 | 1 |
| 32 | PG | 菅野汰樹 | 人4・法政二 | 0 | 1 | 0 |
| 67 | SF | 佐々木寧 | 法1・正智深谷 | 9 | 3 | 0 |
| 80 | SF | 武川暖 | 理4=法政二 | 0 | 0 | 0 |
| 91 | SF | オディギェプレシャス恵 | 法2・湘南工大付 | 0 | 2 | 0 |
※REB=リバウンド、AS=アシスト
戦評
第1Q
立ち上がりから法大が主導権を握る理想的な展開となった。
鍋田が相手の隙を突くスティールから鮮やかな速攻を決めると、インサイドでは八重沢連(法4=八王子学園八王子)が体を張ったリバウンドからゴール下を押し込み、さらにアウトサイドからは圧巻の3点シュートを沈めて流れを引き寄せる。これに触発されるように伊藤遙志(営2=福岡大大濠)もリバウンドからのセカンドチャンスを確実に得点へつなげた。
コート上のプレーヤーだけでなく、ベンチとコートが一体となって積極的に声を出し合い、チーム全体で勢いを加速させていく。
その熱量に応えるように、途中からコートに入った西海土成嘉(法2=北陸学院)が果敢なアタックでファウルを誘発してフリースローを獲得。オフェンスの起点となった野田凌吾(国2=藤枝明誠)は、鋭いドライブから伊藤遙のレイアップをアシストしただけでなく自らも3点シュートを射抜き、ディフェンスでも果敢に足を動かしてハードワークを見せた。
終了間際には長谷川蒼(国1=北陸学院)がセンターライン付近から放った超ロングシュートがゴールに吸い込まれ、圧巻のブザービートを披露。攻守ともに相手を圧倒し、勢いそのまま20点という大きなリードを奪うことに成功した。
第2Q
開始早々、鍋田が3点シュートを決めて好スタートを切ると、1年の長谷川、2年の伊藤遙ら下級生も続いて加点。序盤から攻撃の手を緩めず、リードをさらに広げていく。
その後、相手の連続得点や速攻を許してタイムアウトを挟む苦しい展開となるも、法大は集中力を切らさず、伊藤舷人(法2=法政二)のアシストから八重沢が3点シュートを沈めて踏みとどまり、嫌な流れを断ち切った。
相手留学生の高さにリバウンドで苦戦を強いられながらも、西海土や佐々木寧(法1=正智深谷)の3点シュートで応戦して追撃を振り切る。外角から着実に得点を重ねて再びリードを広げ、巻き返した。さらに 境碧空(法3=法政二)が持ち前の軽快な足運びで相手にプレッシャーを与え、存在感を発揮。リバウンドでも積極的に競り合い、チームを支えた。最後は伊藤舷がインサイド勝負を力強く制し、粘り強くスコアを重ねた。
第1Qから点差は変わらず20点。法大が大幅リードで前半戦を終えた。
第3Q
20点リードで迎えた後半。相手の攻撃で始まるも、鍋田の厳しいディフェンスでミスを誘い、法大ボールに。しかし、相手に連続得点を許し流れを奪われると、法大はすかさずタイムアウトを要求する。
タイムアウト明け、相手の隙を突いたバックドアから境が得点。その後も鍋田や伊藤舷を中心に攻撃を仕掛けるが、相手のディフェンスに阻まれ、なかなか得点につなげられない。20点あったリードは一時6点差まで縮められた。
それでも、伊藤舷がアンドワンを決めるなど法大も意地を見せる。さらに八重沢がインサイドで力強いプレーを見せると、鍋田も3点シュートを沈め、再びリードを広げる。76-66と10点のリードを保ち、第3Qを終えた。
第4Q
リードを10点まで縮められて迎えた第4Q。八重沢が相手のファウルを誘うと、フリースローをきっちり2本沈め、さらに2本連続で3点シュートを決めるなど、流れを手繰り寄せる。鍋田のドライブインから攻撃のリズムをつくると、伊藤舷も2本連続で3点シュートを沈めた。
流れを取り戻した法大は、その後もディフェンスの強度を緩めることなく、相手にタフショットを打たせ、リバウンドから攻撃につなげていく。西海土や首藤怜(文4=仙台大明成)、野田らも起用に応え、多彩な攻撃で相手を突き放す。第4Q残り3分39秒、103-77とリードを26点に広げたところで、相手がたまらずタイムアウトを要求した。
タイムアウト明けも流れを渡さない。西海土がドライブインからフリースローを獲得すると、応援席からは「絶対決めろよ」の声。その声援に応え、2本を確実に沈めた。その後はチームファウルがかさみ、相手にフリースローを与える場面もあったが、最後まで厳しいディフェンスを継続。108-86で勝利を収めた。
前半から徹底したディフェンスで相手ビッグマンを中心としたインサイド攻撃を封じ、タフショットを打たせてはリバウンドから攻撃を展開した法大。第3Qには一時流れを奪われ、6点差まで迫られたものの、一度もリードを許すことなく再び突き放した。攻守で力を見せた法大が108-86で勝利し、2連勝を飾った。
(記事:川邊暖乃、田中心之祐)
選手インタビュー
八重沢連(法4=八王子学園八王子)

——きょうの試合を振り返って
昨日は初戦だったのもあってみんな緊張していたのですが、今日はその緊張が解けて、出だしから頑張ろうという気持ちを持てていました。それが結果につながって2連勝できたので、本当にいい試合だったなと思います。
——3点シュートを多く決めていたが
昨日は緊張もありシュートがなかなか入らなかったので、今日は絶対にその不調を断ち切ってやろうという思いでいました。
——次戦への意気込み
次の試合まで2日しかないのでしっかり調整したいです。この2日間の連勝は本当に素晴らしいことだと思うので、この調子で駒澤戦も勝って、3連勝して週末を迎えたいなと思っています。
ーーキャプテンから見た現在のチームの雰囲気は
昨日の試合はみんな緊張しててパフォーマンスが悪かったのですが、今日の試合を通してみんな気持ちよくプレーしたり、互いに声をかけ合ったりできて本当に良かったなと感じます。僕たちはいい意味で上下関係がなく、試合中や練習中になんでも言い合えるチームなので、それが結果につながったかなと思います。
ーーチーム全体として声掛けを重視していたように見えたが、心がけていたことは
メンバーの緊張を少しでも和らげたいという思いがありました。そのためにベンチのメンバーも一緒に戦う意識が大事だと思っています。誰が出ても同じクオリティでプレーできるというのが僕らの強みなので、みんなが緊張している分それを和らげようと声を出し、少しでもリラックスできたらいいなという思いでやっています。
——ファンの皆様に一言
2日間応援ありがとうございました。これから1ヶ月ほど、連日の試合が続くと思いますが、ぜひ応援グッズを手に取って応援してください。よろしくお願いします。
(インタビュー:黒木結奈)
鍋田憲伸(法4=福岡大大濠)、境碧空(法3=法政二)

——きょうの試合を振り返って
境:結構プラン通りの戦い方ができたかなと思います。僕らは40分間で交代を回せるメンバーがたくさんいることが強みなので、そこの部分で相手と差ができると思っていました。最初からリードできてたんですけど、仮に相手にリードされていても40分間で勝つゲームをしようという話をしていました。
ーー20点差から6点差まで縮められた場面があったが、ガードとしてどのように試合を作ったか
鍋田:後半、出だしのところで相手がチェンジングしてディフェンスを違う形でやってきたことに対してすぐ対応できなくて6点差まで行ってしまいました。でも、そこは始まる前から絶対苦しい展開になるというのはみんなに伝えていて、共通認識があったのでそこまで慌てることはなかったかなという印象です。あとは自分たちのやることをしっかりやろうと言って、徹底してやれたので今日の結果になったのかなと思います。
境:最初に(ディフェンスを)変えてきて、僕らがオフェンス攻められないことよりも、それの影響でディフェンスやリバウンドが疎かになってしまう部分がダメだというふうにチームでは話していて。オフェンスの修正はみんながしてくれたので、僕はディフェンスとリバウンドの部分をチームの代表というか、1番前から作る人間としてやり続けようという感じでやっていました。3Qの最後の方にはオフェンスも修正できて楽に点が取れたので、そこはしっかりチームで立ち直れたのかなと思います。
ーー鍋田選手はベンチから指示を出す場面も多くあったが、どんな声かけをしていたのか
鍋田:1番やられていたのはディフェンスとリバウンドのところだったので、そこをまず徹底しようというのは出てる5人に常に伝えていました。そこは本当に口うるさくというか、強調して言っていたことです。
ーー昨日の試合から何か意識を変えたことはあるのか
境:昨日のゲームは入りがあまり良くなくて、ずっとチームとしても自分たちのやりたいことができていない状況で。最後までずっと接戦でギリギリ勝つという展開だったったので、僕たちスタメンとしても、最初の入りをしっかり相手に合わせずに自分のペースでやろうというのは話していました。そこの部分でやっぱり最初 10-0のランを作れて相手にタイムアウトを取らせることができたので、ゲームの早めの修正というところがすごいいい形できたなと思います。
鍋田:昨日は結構自分たちとしても満足のいく内容ではなかったので、まず今日はディフェンスとリバウンドというのを重視していて。とてもオフェンスが強い相手だったので、そこをまず守るというところと、ディフェンスブレイクからの自分たちのオフェンスの展開を綺麗に、スムーズにできるようにというのはみんなに伝えてやっていました。そこがまずは碧空(境)も言ってたように10-0というか、相手がタイムアウトを取るような、僕たちに優位な展開になったんじゃないかなと思います。
ーーここから短い間隔で試合が続いていくが、どのようにコンディションを整えて臨むか
鍋田:いっぱい食べて、いっぱい寝ます!(笑)
境:試合終わりはケアをして、あとはしっかり寝ます。練習もあるのでオフがない状態ではあるんですけど、しっかり練習の中でも、練習じゃない時間帯でもしっかりバスケットのことを考えて集中してけがしないようにやっていきたいと思います。
ーー次戦への意気込み
境:駒澤大学が相手なので、今日とは打って変わってプレースタイルもしっかり堅実にやってくるというか、やっぱり点数を取ってくるチームだと思います。僕らのチームとしての武器はディフェンスと、ローテーションが回せるところだと思うので、そこの部分でしっかり有利に戦っていきたいなと思っています。
鍋田:毎年戦っている相手なので、オフェンスはしっかり僕がコントロールしながら点数を重ねていきたいのと、ディフェンスは境君に全任せで、そこは信頼しているので、境君に任せて頑張りたいなと思います。
(ーー鍋田選手の言葉を受けて)
境:ディフェンスが武器というか、ディフェンスの良さを買われて試合に出れている部分があるので、僕としても去年1年間試合に出られなかったという悔しさをバネに、ここで頑張ってスタメンになれたと思っています。そこの部分は少しプライドというか、そういうところを持って試合に臨んでいきたいと思っています。
——ファンの皆様に一言
境:いつも応援ありがとうございます。毎試合タフな試合が続くと思いますが、法政大学バスケ部を応援してもらえるとうれしいです。これからも応援よろしくお願いします。
鍋田:お願いします!
(インタビュー:川邊暖乃)
野田凌吾(国2=藤枝明誠)

——きょうの試合を振り返って
明星大学は結構1対1(で攻撃してくること)が多くて、それに対していつも広く守って、しっかり最後までリバウンドを取り切ってブレイクを出すという自分たちのバスケットを徹底しようとしました。3Qなどでは、相手がディフェンスのところをチェンジングしてきて、オフェンスをしても苦しい時間帯がありました。そこでベンチの声かけもあり、もう一回自分たちのディフェンスをやって、そこからしっかり速い展開でオフェンスにつなげよう、というのを全員で心がけました。それがいい結果として、シュートのアテンプトが増えて、いい確率で決めきることができたかなと思います。。
——20点差で折り返した後半、最高6点差まで詰められたが、どのような気持ちだったか
自分はベンチから見ていて、相手がゾーンにチェンジングしてきたところで苦しかったと感じていました。自分がセカンドチームで出たときには、ゲームの流れを変える役割があると思っています。セカンドで出たときに、もう一度自分がコート内で声を掛けて、速い展開を作ろうとガードとして意識していました。
——ドライブが好調だったが特に意識したことは
特に意識していることはないですが、前のスペースが空いたら自分がアタックすることによってディフェンスを引きつけられます。その後、周りのシューターや、シュートを打てる選手に対してキックアウトをして気持ちいいシュートを打ってもらえるように、日頃の練習から心がけています。それが今日試合となって、いい形として出たので良かったです。
——次戦の駒澤大戦への意気込み
相手が変わるということで、どんなゲーム展開になるかわからないですが、自分たちがやることは変わらないと思うので、そこはぶらさずに。残り月、火という短い時間なんですけど、しっかりスカウティングなど、いい準備をしてゲームに臨みたいと思います。
——ファンの皆様に一言
リーグ戦が22試合続く中で、毎試合見に来てくださる保護者や、そういった方々の支えがあってゲームができているので、感謝をしています。それに対して自分たちはしっかりいいゲームをして、形として見せることが仕事だと思うので、次も頑張ります。
(インタビュー:石井えみ香)
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GAME PHOTO
| ◆法大のオータムリーグ日程・結果◆ | |||
|---|---|---|---|
| 月日 | 開始 | 相手 | ○●スコア/場所 |
| 【1巡目】 | |||
| 8/22 | 11:30 | 関東学院大 | ○80ー79 |
| 8/23 | 11:30 | 明星大 | ○106ー86 |
| 8/26 | 12:30 | 駒大 | キッコーマンアリーナ |
| 8/29 | 11:00 | 江戸川大 | 東洋大学総合スポーツセンター |
| 8/30 | 13:00 | 立大 | 〃 |
| 9/2 | 15:00 | 東洋大 | とどろきアリーナ |
| 9/5 | 13:00 | 上武大 | 東洋大学総合スポーツセンター |
| 9/6 | 11:00 | 順大 | 〃 |
| 9/9 | 15:00 | 筑波大 | キッコーマンアリーナ |
| 9/12 | 15:00 | 専大 | 専修大学生田キャンパス |
| 9/13 | 13:30 | 拓大 | 東洋大学赤羽台キャンパス |
| 【2巡目】 | |||
| 9/20 | 13:00 | 関東学院大 | 東洋大学総合スポーツセンター |
| 9/26 | 11:00 | 専大 | 駒澤大学玉川キャンパス |
| 9/27 | 13:00 | 明星大 | 〃 |
| 10/3 | 11:30 | 立大 | キッコーマンアリーナ |
| 10/4 | 15:00 | 駒大 | 〃 |
| 10/10 | 15:00 | 拓大 | 拓殖大学八王子国際キャンパス |
| 10/11 | 13:00 | 東洋大 | 〃 |
| 10/17 | 15:00 | 順大 | キッコーマンアリーナ |
| 10/18 | 13:00 | 筑波大 | 〃 |
| 10/24 | 13:30 | 上武大 | 明星大学日野キャンパス |
| 10/25 | 11:30 | 江戸川大 | 〃 |
| 【8月23日現在の成績】2勝2敗 4位 | |||
詳しい日程、結果、スタッツは学連の公式HPをご覧ください。









