• HOME
  • 記事
  • アメフト
  • 【アメフト】春に敗戦の慶大に逆転勝ちでTOP8単独首位! RB竹村真柊の3タッチダウン&DB岡村裕のインターセプトで勝利を手繰り寄せた/関東学生アメリカンフットボールリーグ 第4戦 対慶應義塾大学 UNICORNS

【アメフト】春に敗戦の慶大に逆転勝ちでTOP8単独首位! RB竹村真柊の3タッチダウン&DB岡村裕のインターセプトで勝利を手繰り寄せた/関東学生アメリカンフットボールリーグ 第4戦 対慶應義塾大学 UNICORNS

関東学生アメリカンフットボールリーグ 第4戦 対慶大
2026年10月3日(土)
アミノバイタルフィールド

流れをつくるインターセプトを決めた岡村

24-21で慶大を下し、TOP8唯一の開幕4連勝で単独首位に躍り出た!RB竹村真柊(法4=箕面自由学園)が3TDを挙げ、勝利に貢献。ディフェンスもDL赤穂谷怜旺(法2=法政二)のロスタックルや、DB岡村裕(キャ4=佼成学園)のインターセプト、LB瀧川元熙(営4=佼成学園)のQBサックなど、要所で慶大の攻撃を止めた。
中大戦の試合結果はこちら
立大戦の試合結果はこちら
日体大戦の試合結果はこちら

試合結果

トータル試合結果

 

法政大学 ORANGE

0 1Q 0  

慶應義塾大学 UNICORNS

10 2Q 7
0 3Q 0
14 4Q 14
法政大学 ORANGE 24 Total 21 慶應義塾大学 UNICORNS

試合得点

Q ポジション 選手  得点方法 トライフォーポイント(以降:TFP)
2 K 鎭野涼太(社4=法政二) フィールドゴール(以降:FG) ―
2 RB 竹村真柊(法4=箕面自由学園) タッチダウン(以降:TD) ○
4 RB 竹村真柊 TD ○
4 RB 竹村真柊 TD ○

戦評

前の試合から中5日で行われた第4戦。相手は春に20-24で逆転負けを喫した慶大だ。春はロングパスを通され、相手に主導権を握られた。ディフェンス陣が相手のパス対応に対応できるか。オフェンス陣は前の試合同様に、どれだけランを出せるか注目された。

試合は慶大のキックオフから始まった。法大最初の攻撃は自陣25ヤードから。QB菊地慶(法4=法政二)からTE矢作一颯(法4=足立学園)へのパス。菊地慶のキープなどで2度1stダウンを更新し、敵陣まで侵入する。しかし、その後はホールディングの反則による10ヤードの罰退やQBサックでパントを蹴らされる。

続く慶大の攻撃はLB加藤康希(デザ4=鎌倉学園)のタックルなどで防ぎ、パントを蹴らせる。
その後、50ヤード付近で両チームのディフェンスが粘り、パントを蹴り合って再び法大の攻撃に。
自陣14ヤードからRB竹村真柊(法4=箕面自由学園)のラン、WR阿部賢利(営4=法政二)へのパスで、自陣35ヤードまで進み第1Qが終了した。

ランを多く見せた菊地慶

0-0で迎えた第2Q。いきなり試合が動く。自陣35ヤードからの攻撃で、QB菊地慶のパスを相手DBにインターセプトされ、そのままTDを許す。TFPを決められて、0-7と秋リーグ初めてリードを許す。

追う展開となった法大の攻撃は、自陣27ヤードから。しかし、ランが思うように決まらずパントを蹴らされ、敵陣18ヤードからの慶大の攻撃となる。それでも、2nd&3でDB岡村裕(キャ4=佼成学園)のQBサックが炸裂!
流れを引き寄せるディフェンスで敵陣26ヤードからの、法大の攻撃となる。
ここから、QB田邊悠人(営1=日大)が登場。パスが決まらず、4thダウンとなるも、K鎭野涼太(社4=法政二)が34ヤードのFGを決め、3-7と迫る。

この試合でも確実なキックを見せた鎭野

再開後の慶大の敵陣23ヤードからの攻撃。DL赤穂谷怜旺(法2=法政二)のロスタックルなどで押し下げる。さらに、4th&1から相手のギャンブルプレーを止め、法大の攻撃に。
法大の攻撃は50ヤード付近から。3rd&longから矢作へのパスが決まり、1stダウンを更新して敵陣15ヤードまで攻め込む。
その後、QB田邊のスクランブルでゴール前1ヤードまで進む。そして、1st&goalから竹村がエンドゾーンに飛び込みTD!TFPも鎭野が決め、10-7と逆転に成功して前半が終了した。

要所でロスタックルを決めた赤穂谷

ハーフタイムを挟み、第3Qは法大のキックオフで開始。慶大の攻撃は敵陣17ヤードから。ラン、パスで1stダウンを2度更新される。慶大は続けてランを試みるも、DL 児玉陽(社4=私立狭山ヶ丘)、LB 犬飼真基(営3=佼成学園)のタックルで阻止し、パントを蹴らせる。

続く法大の攻撃は1stダウンを更新するも、反則やパス失敗が重なり、パントを蹴って攻守交代となった。
慶大の攻撃は敵陣29ヤードから。ランで1stダウンを更新されるも、法大は粘りのディフェンスを見せる。ランで前進を許した後、3rdダウンでLB 瀧川元熙(営4=佼成学園)がQBサックを決める!慶大をパントに追い込み、攻守交代となった。

続く法大の攻撃は自陣20ヤードから。菊地慶から阿部へのパスやRB今手太陽 (キャ2=駒場学園)のランなどで続けて1stダウンを更新する。ここで第3Qは終了。試合の動きは見せたものの、両者とも得点には至らなかった。

第3QでQBサックを決めた瀧川

迎えた最終Q、法大は第3Qから続く攻撃で敵陣へ迫る。1st&10では菊地慶から阿部への20ヤードのロングパスが決まり1stダウンを更新。さらに今手のランで8ヤードを前進すると、菊地慶自らのランで10ヤードを獲得し再度1stダウンを更新する。相手の反則による10ヤードの前進もあり、ゴール前まで迫ると、最後はRB竹村のランでTD!鎮野のTFPも決まり、17-7とリードを10点に広げた。

K佐々木健斗(キャ2=法政二)のキックオフで再開。慶大は15ヤードの罰退を受け、50ヤード付近から攻撃を開始する。1stダウンからランでロングゲインを許すと、そのままTDを決められた。TFPも成功し、17-14に。法大がリードを広げた直後、またも点差を詰められる。

続く法大の攻撃は自陣25ヤードから。10ヤードの罰退やパス失敗があったものの、RB 宮本樹音(文3=佼成学園)の20ヤードのランで1stダウンを更新。菊地慶から矢作への6ヤードのパスが決まると、菊地慶が自ら12ヤードを走って再度1stダウンを更新する。さらに菊地慶から矢作への15ヤードのパスが成功し、相手陣深くまで迫る。最後は竹村がランでこの試合3本目のTD!鎭野のTFPも決まり、24-14と点差を10点に戻した。

3TDでチームの勝利に貢献した竹村

しかし、慶大も反撃を見せる。敵陣32ヤードからの攻撃で、ランで2ヤードを前進するも、反則による15ヤードの罰退。それでもパスで30ヤードを獲得し、1stダウンを更新する。法大はランを1ヤードのロスに抑えるなど粘りの守備を見せるも、慶大はランで前進を重ね、再び1stダウンを更新。最後は2nd&6からパスでTDを奪われ、TFPも決められ24-21と3点差まで迫られた。

試合時間が残りわずかとなり、慶大は再開後のキックオフでオンサイドキックを選択。ここで、法大が確実にボールを確保し、法大の攻撃に。宮本、菊地慶のランで攻撃を進めるも、4thダウンでパントを蹴らされる。

残り10秒、慶大に攻撃権を渡すもパスを阻止、続く2ndダウンではLB盛暢孝(人2=法政二)のタックルが炸裂。法大ディフェンスが慶大の攻撃を仕留め、そのまま試合終了。24-21で慶大を振り切り、開幕4連勝を飾った。

試合終了間際にタックルを決めた盛

春に敗れた相手に辛勝した法政ORANGE。圧倒することを目標にしていた選手たちにとって、満足できる内容ではなかった。それでも、ディフェンス陣がビッグプレーを連発し、オフェンス陣も後半に高い修正力を見せた。さらに、TOP8唯一の開幕4連勝となり、単独首位に立った。次戦は明大を圧倒するフットボールに期待したい。

(記事:松野要、黒岩なつ子)

インタビュー

RB/竹村真柊(法4=箕面自由学園)   

ーー今日の試合を振り返って

春負けた相手で圧倒しようという話でしたが、3点差という結果に終わって。オフェンスとしてもディフェンスとしても反省や細かいミスが多く出て、自滅した感じがあります。日本一を目指すにあたって、不甲斐ない試合をしたなと思います。

ーー春に負けた慶大との対戦ということで準備はしてきたか
慶大に対して準備したというよりも、日本一という物差しの上で、この夏秋で積み重ねてきたものを出そうと思っていました。慶大に対してというより、目標に対して練習してきた結果だと思います。

ーー3つのTDを振り返って
自分はOLやレシーバーがブロックしてくれた穴を走ったというだけです。自分が取ったというより、オフェンス全体で取れたTDだったので、素直に良かったかなと思います。

ーー前半反則などでうまく攻められていない部分もあったが、後半どのように修正したか
細かいミスというのが前半多くて。そこを修正していつも通りやろうというので、緊迫した状況で選手のマインドであったり焦りというのはプレーに出てしまっていました。そこをもう1回やり直して、平常心というか、いつもやってきている練習通りにやろうという声かけをしていました。

ーー次戦に向けての意気込み
次戦の明治は去年負けてしまった相手なので、4連勝しているということに奢らないようにしていきたいです。そして、オフェンス全体としてランを出して、パスを出してというオフェンスをして、明治戦は圧倒して勝ち切れるようにやっていきたいです。

QB/田邊悠人(営1=日大)

ーー今日の試合を振り返って

今日の試合は急遽出ることになりました。そこで決めることができる、決めなきゃいけないパスを当たり前のように決めきれなかったところが一番の課題です。

ーーパスの出し手が見つからない場面も多かったが
自分たちが決めたいところに対して外れの幅が出てしまいました。そこはもっとしっかり判断して走ることができたかなと思います。

ーー菊地慶選手から試合中にアドバイスなどはあったか
沢山もらえました。出場していて見えてないところとかもいろいろあって、そこをしっかり落ち着いて教えてくれたので、自分もやりやすくできたかなと思います。

ーーここまで後半からの出場が多かったが、2Qの途中から出場した理由は
先輩がけがをされたのでそのタイミングで代えてくれた感じがします。

ーーお父さんは慶大でQBを務めていたのが、何か交わした言葉はあったか
試合後にいろいろ反省をしました。試合前はチャンスが回ってきたらしっかり自分のやれることをできるようにということは言われました。

ーー次戦に向けての意気込み
いつでもいいパフォーマンスできるように準備をしっかりしていきたいなと思います。

DB/岡村裕(キャ4=佼成学園)

ーー今日の試合を振り返って

今日の試合は春、慶應に負けたというのがあったので意識はしてたんですけれども、勝ったはいいものの、同じシチュエーションで最後3点差に迫られてしまったのはDBの責任でもあるし、ディフェンスの詰めの甘さが最後に出たのかなと思います。

ーーインターセプトもあったが、振り返ってどうか
今までの3試合含めてディフェンスのピックが1個もなかったので、今日はDBで絶対ピックしようという目標を掲げてきた中で、自分がそこでオフェンスがピック6された後にボール持ってこれたのは、自分の中では良かったかなと思います。

ーー試合終盤のディフェンス陣全体の意識は
ファーストタックラー以外にも、とにかく全員で集まって11人でタックルしようという目標をずっと掲げていたので、集まりの良さが最後のセカンドキャリアがタックルミスではねたりした後もすぐタックルを集められたのかなと思います。

ーーディフェンスリーダーとして秋リーグが始まってディフェンス陣全体としての意識はどうか
とにかく1人じゃなくて全員でタックルしようというのは日頃の練習からも常に意識してやってるので。それが前回の試合も含めて、キャリアが最後に相手を奥に押し込むというフィニッシュが多かったのは、練習の成果なのかなと思います。

ーー次戦への意気込み
去年明治には負けたということがあったので、特にこの2週間は明治にフォーカスして、徹底的に今日でた詰めの甘さも含めてやっていけたらなと思います。

DL/ 赤穂谷玲旺(法2=法政二)

ーー今日の試合を振り返って

春に負けた慶應相手だったので、今シーズン自分たちは弱いというところを自覚して、その前提から自分たちがまずどういう課題を潰していかないといけないか。2年前の強かった法政ではなく、自分たちの余計なプライドを全部捨てて、1からもう一度自分たちを組み立て直す。そのようなイメージで、大差はつけたかったものの、今日しっかり勝ち切れたというところが春からの成長かなと思います。

ーー試合全体でのディフェンスで意識したことは
とりあえず役割というところで、慶應のオフェンスは大して特別ではなく、シンプルに攻めてくるという印象でした。相手に対して自分の守らなければいけないところにしっかりコミットして、その役割の中からビッグプレーを生み出すというイメージでプレーしていました。

ーー第1Qでのタックルなど自身のプレーを振り返って
今週1週間、しっかり自分は練習できていなかったので、その分試合でぶっつけ本番だったんですけど、それでも自分の実力にしては、サックのようなスタッツがもっと残るような印象的なプレーをもっとしなければいけないという点がありました。それでもしっかりコーチや監督にしっかり期待された中で、近くのプレーという面ではチームに勢いをつけられたかなと思っています。

ーー試合終盤でのディフェンスで特に意識していたことは何か
試合終盤では、相手がランで始めて少し自信を持った感じがあったので、そこで1回中で雰囲気を締めるというイメージで。自分たちのよく負けるパターンとしては、前半の押せていた勢いがそのまま変わってしまうというのがあったので、1回締め直すというところを意識しました。

ーー試合後のハドルでは、どのような話があったか
試合後の話では、今シーズン自分たちは弱いと自覚したものの、この慶應に対してまた点差がつけられなくて。ここから昨シーズン負けた明治や早稲田という強豪チームが来るという中で、自分たちがこれからどういう準備をしていくのか、自分たちが相手に対してどういう思いで戦っていくのかというのを、もう1回来週からの練習に向けて意識しようと話しました。

ーー次の試合に向けて
自分としては、去年1年生で明治戦に出たときに負けたことがシーズンの中で1番悔しくて、自分の中で、明治には勝てるというように勝手に思ってしまっていたところが昨シーズンの1番大きな反省だったなと。 今シーズンはそういったくだらない慢心はせず、自分の実力をしっかり発揮するために、しっかり相手を研究して、相手の嫌がることを常にやり続けようと思います。

(取材、撮影:松野要、加納正義、黒岩なつ子、黒木結奈、吉川つぼみ、熊王菜々海)

◆法政ORANGEのリーグ戦 日程・結果◆
月日 開始 相手 ⚪⚫スコア/場所
8/28 18:00 中大 ⚪38-13
9/12 18:00 立大 ⚪21-16
9/27 11:00 日体大 ⚪31-17
10/3 14:00 慶大 ⚪24-21
10/18 14:00 明大 アミノバイタルフィールド
10/31 14:00 早大 〃
11/15 11:00 東大 〃
【10月4日現在の成績】4戦4勝0敗 1位

過去の試合の記事は各試合のスコアの部分からご覧ください

アメフト部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

関連記事一覧