トータル試合結果
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法政大学 ORANGE |
14 | 1Q | 7 |
日本体育大学 TRIUMPHANT LION |
|---|---|---|---|---|
| 3 | 2Q | 3 | ||
| 7 | 3Q | 7 | ||
| 7 | 4Q | 0 | ||
| 法政大学 ORANGE | 31 | Total | 17 | 日本体育大学 TRIUMPHANT LION |
試合得点
| Q | ポジション | 選手 | 得点方法 | トライフォーポイント(以降:TFP) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | WR | 阿部賢利(営4=法政二) | タッチダウン(以降:TD) | ○ |
| 1 | RB | 今手太陽(キャ2=駒場学園) | TD | ○ |
| 2 | K | 鎭野涼太(社4=法政二) | フィールドゴール(以降:FG) | ― |
| 3 | RB | 竹村真柊(法4=箕面自由学園) | TD | ○ |
| 4 | RB | 竹村真柊 | TD | ○ |
戦評
前の試合、立大に苦しみながらも21-16で勝利し、2連勝を飾った法政ORANGE。第3戦の相手は、BIG8から昇格してきた日体大だ。昇格組とはいえ、早大相手に20-28と善戦。個々の身体能力が高く、勢いに乗った時のオフェンスには警戒だ。
試合は日体大のキックオフで始まった。法大は自陣13ヤードから攻撃を開始。QB菊地慶(法4=法政二)からWR脇田大地(法2=法政二)へのパスなどで1stダウンを更新する。続く自陣24ヤードからの攻撃では、ランを中心に前進。RB今手太陽 (キャ2=駒場学園)、RB竹村真柊(法4=箕輪自由学園)のランで1stダウンを更新し、敵陣43ヤードまで攻め込む。
すると1st&10で、QB菊地慶がWR藤田豪(社4=法政二)にバックワードパス。ボールを受け取った藤田が竹村へのパスを決め、スペシャルプレーが完成!ゴール前6ヤードまで前進する。最後は3rd&goalで、菊地慶から阿部へのパスが決まり、先制のTD!K鎭野涼太(社4=法政二) のTFPも成功し、法大が7-0と先手を打った。

WR藤田が起点となり、スペシャルプレーを決めた
しかし直後、K佐々木健斗(キャ2=法政二)のキックオフで試合が再開されると、日体大の強力なブロックに攻められ、リターンTDを許す。TFPも決まり、7-7の同点に追いつかれる。
再開後の法大の攻撃。日体大のキックオフはタッチバックとなり、法大は自陣25ヤードから攻撃を開始。今手のランなどで敵陣へと攻め込む。敵陣46ヤードからの攻撃では、3rd&10となるも、阿部へのパスで1stダウンを更新。さらに、今手のランなどで前進し、ゴール前9ヤードまで迫る。そして、ゴール前2ヤードから、今手がランでエンドゾーンに持ち込み、TDを奪う!鎭野のTFPも決まり、1Q残り1分で14-7と勝ち越した。

RB今手のランで勝ち越した
第2Qは敵陣40ヤードから日体大の攻撃で再開。ランで前進を許すも、4thダウンでパントを蹴らせ攻守交代。法大の攻撃ではランが続けて止められ、4thダウンでパントを選択。DB山下康介(営2=日体大荏原)のパントが敵陣7ヤード地点に決まり、日体大は自陣深くからの攻撃となった。
日体大はランで1stダウンを更新すると、敵陣23ヤードまで前進。それでも、LB加藤康希(デザ4=鎌倉学園) がQBサックを決める!続くランも止めて4thダウンへ。ここでもパントを蹴らせ、再び攻撃権は法大へ。

LB加藤のQBサックで流れを引き寄せた
法大の攻撃は竹村のランで前進し、敵陣24ヤードまで攻め込む。TE矢作一颯(法4=足立学園)へのパスでさらに1stダウンを更新し、敵陣12ヤードまで迫るも、続くパスが失敗。3rd&7では菊地がQBサックを受け、TDとはならず。それでも鎭野が約25ヤードのFGを成功させ、17-7とリードを広げた。
再開後の日体大は、自陣28ヤードから攻撃を開始。ランで前進し、法大陣へ攻め込む。法大ディフェンスもDBジュッフムハマドゥ(文2=明治学院東村山)のタックルで粘りを見せるが、日体大は残り7秒で約35ヤードからのFGを成功させ、17-10と3点をかえされる。
17-10と7点リードで試合を折り返した。

この試合すべてのキックを成功させた鎭野
第3Qは法大のキックオフで開始。日体大のリターン中の反則で10ヤードの罰退があり、日体大の攻撃は敵陣10ヤードからとなる。
ここで、DB 髙田玖仁(人2=法政二)がタックルを決めるなど守備陣が奮闘。4thダウンでパントを蹴らせ、パントリターンで法大が敵陣47ヤードまで侵入して攻撃を開始した。
法大は菊地慶に代わり田邊悠人(営1=日大)がQBを務める。4thダウンギャンブルが成功し、敵陣35ヤードまで進む。しかし、クリッピングの反則で15ヤードの罰退。その後のパスも失敗し、4thダウンでパントを蹴らされる。それでも、パントが日体大の選手に当たり、そのボールを法大が確保!
相手ゴール前8ヤードから再び法大の攻撃となる。このシリーズからQBは再び菊地慶に。1st&goalから竹村がランTDを決め、追加点を奪った。鎭野のTFPも成功し、24-10とリードを広げた。

ファンブルリカバーに選手はこの喜び
K佐々木のキックオフで再開すると、LB宇都宮慶(文4=法政二)のタックルなど日体大の攻撃を守備陣が止め、4thダウンでパントを蹴らせる。
しかし、法大がパントボールをファンブルし、再び日体大の攻撃となる。
日体大は法大陣15ヤードまで攻め込むと、4thダウンでギャンブルを選択して1stダウンを更新。ゴール前3ヤードまで迫ると、4thダウンでランTDを奪われ、点差を詰められる。TFPも決められ、24-17となった。
再開後の法大は自陣25ヤードから攻撃を開始し、菊地慶から今手へのパスで前進したところで3Qが終了。24-17と法大が7点のリードを保ったまま最終第4Qへ入る。
第4Qは両チームがアグレッシブなディフェンスを見せ、パントを蹴り合う展開に。
再び巡ってきた法大の攻撃は、自陣34ヤードから。菊地慶のキープや、竹村のラッシングで1stダウンを獲得。
敵陣40ヤードからの攻撃でも、竹村のランで大きく前進。最後も竹村がランでエンドゾーンに持ち込み、TDを決めた。鎭野のTFPも成功し、31-17とリードを広げる。

竹村がダメ押しのTD
その後の日体大の攻撃では、法大守備陣が粘り強く対応。LB盛暢孝(人2=法政二)、続いてDL中井駿作 (経4=法政二)がタックルを決め、4thダウンでパントを蹴らせて攻守交代。
その後は、少ない残り時間を法大が攻撃で消化する形となり試合終了。法大が31-17で勝利を収めた。
タックルミスや反則など、前節の立大戦の課題を修正し、4TDで3連勝を飾った。ディフェンス陣もオフェンスのミスをカバーするなど、タックルで相手を圧倒した。ただ、法政ORANGEの目標は”日本一”。藤田主将が「3連勝に甘えてるなというのはあまり感じない」と言うように、常に日本一を見据えている。次戦は春のオープン戦で敗れた慶大。ORANGEの春からの成長を証明できるか。
(記事:松野要、黒岩なつ子)
インタビュー
WR/主将・藤田 豪(社4=法政二)

ーー今日の試合を振り返って
準備した部分を存分に出した部分と、逆に試合中にちょっとアジャストが必要になってしまった部分があって、いい部分と悪い部分に2極化したところがあったかなと思います。
ーー良かった部分は
すごい後ろに人がいっぱいいたので、どんどんラインを出してからパスを出そうということで、ランはうまく出せたのかなという風に思っていて。僕はレシーバーなんですけど、レシーバーでも短めのパスを通して、運ぶこともできたのがいい部分だったなと思います
ーー1Qのスペシャルプレーを振り返って
再三ずっと練習していたので、決まったことは純粋にうれしかったというのと、皆が信頼してくれてプレイコールしてくれたので、落ち着いてプレーができました。
ーー春には見せていなかったプレーだったが、いつから準備していたのか
夏頃からずっと練習してました。実際にこの前の試合でもやるかもなと話をしていて、少し先延ばしになって今日出てきたという感じです。
ーーブロックで奮闘しているが、意識していることは
ブロックに限らず、僕らでは日本一っていう物差しをすごく大事にしていて。日本一のDBと当たった時にちゃんと勝てるかどうかというのを基準に頑張っています。
ーー昨日(9月26日)、お父さんがいる京大が立命館大に勝利したが、何か話はしたか
家族ラインで、「おめでとう」と言いました。今日もそれがあったからこそ、気をつけて日体大と戦おうと思いました。
ーー3連勝しているがチームの雰囲気は
3連勝に甘えてるなというのはあんまり感じないです。ちゃんと常に日本一を見据えて、自分たちができることを積み重ねられているかなという風に思っていて。すごいいいことだと思うので、これを続けてどこかで甘えたりせずに頑張りたいなと思います。
ーー次戦への意気込み
慶応ということで。春負けていた相手ということで、それのリベンジもすごく兼ねているんですけど、やっぱり波に乗せるとすごく強いチームなので、圧倒して最初から自分たちのオフェンスをやり続けられればいいなと思います。
RB/今手 太陽(キャ2=駒場学園)
ーー今日の試合を振り返って
まず試合自体に勝てたことはチームとして良かったです。オフェンスとしても最初のドライブは良かったですが、その後の展開で、自分たちの甘いところが出てしまいました。自分たちは日本一を目指していて、その目標を物差しで考えた時に、まだもう少し頑張れた試合だったと思います。
ーー秋季リーグ2連勝している中で、今日の試合どのような意識で入ったか
個人として1、2戦目RBとしてチャンスをもらえる場面が少なくて。その中で今日の試合、たくさんボールを渡してもらえる機会が回ってきたので、自分がゲームを決めてやろうだったり、自分がたくさん走ってたくさん点を取る、その気持ちで試合に入りました。
ーー第1QのTDを振り返って
自分自身、大学に入ってから秋の公式戦でTDすることが今日初めてだったので、本当にうれしくて。自分の中で本当にテンションが上がってしまいました(笑)
ーー相手のディフェンスに打ち勝つシーンが多かったが、実際に対峙してみてどうだったか
映像やフィルムを見た上で今日戦ったので、たぶん当たってきた相手に関しては、自分が当たり勝てると思うシーンもいくつかあったので。実際に戦ってみて、そういう場面が多かったので最後まで粘って良かったなと思います。
ーー前回の試合よりもランが出てたシーンが増えていたが、改善したことは
やっぱり自分たちのランチームとしてランを出し、オフェンスとしてそのランからチームを組み立てようという意識で普段の練習から臨んでいたので、それが結果として出たので良かったです。
ーー次戦への意気込み
次戦もちゃんと自分に回ってきたチャンスをものにしていい結果を残せるように、普段の練習から積み重ねて努力していきたいなと思います。
LB/ 加藤 康希(デザ4=鎌倉学園)
ーー今日の試合を振り返って
いいプレーができた反面、個人としては課題の残るプレーがありました。インタビューしていただけるようなプレーはできていなくて、むしろ足を引っ張ってしまったなと感じています。
ーーQBサックを振り返って
とりあえず奥を見てプレーしようと意識しました。その中で、QBが抜けたのが見えたので、とにかくQBに行っただけです。自分はそんなすごいことをしたという印象はないです。
ーーランが多い日体大への対策は
相手のOLの選手は身長とかが大きいイメージがあったので、まずは自分から当たりにいこうと意識しました。
ーー試合後のハドルではどのような話があったか
本当だったら成功できたというような言い訳は必要ないという話と、今日やられたのが自分たちの現状だからそこをしっかり受け止めるという話をしました。
ーー次戦への意気込み
課題に残った部分をしっかり見直して、次戦ではマイナスをなくしたいです。次は胸張ってインタビューを受けられるように頑張ります。
DB/ 髙田 玖仁 (人2=法政二)

ーー今日の試合を振り返って
練習で準備してきたことは発揮できたのではないかなと思っています。
ーー前の試合ではチーム全体としてタックルミスが多かったが、どのように改善してきたか
毎日練習の後にディフェンスのメンバーでのタックル練習や、キャリアへのアプローチの練習をして、キャリアに対するアプローチの仕方を変えていきました。
ーー夏に取り組んできたこと
とにかくフィニッシュにこだわろうということをディフェンスでは話していて。1ヤードでも奥に倒すというのを普段の練習から全員で意識しようと声をかけてやってきました。
ーーディフェンス陣は下級生が多く出場しているが、どのように高め合っているか
ディフェンス、特にDBは高校の時からやっているという人はあまりいないので、だからこそみんなで会話を重ねるようにしています。自分たちの中で同じイメージを持つということを意識して、チーム、ユニットとしての組織力を高めています。
ーー次戦への意気込み
個人としてはいいディフェンスを続けられていると感じているのですが、ターンオーバーがまだまだないので、そこを意識してやっていきたいと思っています。
(取材、撮影:小杉莞央、松野要、印南空音、黒岩なつ子、山田竣矢、黒木結奈、鈴木秀祥、野崎一翔)



