【サッカー】総理大臣杯関東予選(アミノバイタルカップ) 四回戦 法政大0ー1筑波大 リーグ首位チーム相手に善戦するも、残り15分で決勝点許し惜敗
総理大臣杯関東予選(アミノバイタルカップ) 四回戦(準決勝) 法政大ー筑波大
2017年7月8日(土)
味の素フィールド西が丘
勝利すれば決勝進出となる四回戦。試合序盤からピンチの連続だったが、GKの関口亮助(経4)を中心に粘り強く守る。しかし76分に決勝点を許し、明日の三位決定戦に回ることとなった。
試合結果
トータル試合結果
0 法政大 |
0 | 前半 | 0 | 1 筑波大 |
---|---|---|---|---|
0 | 後半 | 1 |
試合スタッツ
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
52分 | 交代 | 法政大学 | 森岡→加藤 | |
58分 | 交代 | 筑波大学 | 岩田→会津 | |
63分 | 交代 | 法政大学 | 松澤→上田綺 | |
68分 | 交代 | 筑波大学 | 生地→戸嶋 | |
76分 | 得点 | 筑波大学 | 三笘薫 | 0-1 |
77分 | 交代 | 法政大学 | 橋本→ディサロ | |
78分 | 交代 | 法政大学 | 渡辺→土橋 | |
82分 | 交代 | 筑波大学 | 三笘→高柳 | |
90分 | 交代 | 筑波大学 | 西澤→浅岡 |
※法大のみ掲載
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 成績(出場・得点) |
1 | GK | 関口亮助 | 経済4・浦和レッズY | 9・0 |
22 | DF | 黒崎隼人 | 経済3・栃木SCY | 2・0 |
4 | DF | 森岡陸 | 現福1・ジュビロ磐田Y | 8・0 |
3 | DF | 前谷崇博 | スポ健3・ガンバ大阪Y | 9・3 |
33 | DF | 高木友也 | 経済1・法政第二高校 | 0・0 |
16 | MF | 渡辺淳揮 | 社会3・初芝橋本高校 | 7・0 |
25 | MF | 上田慧亮 | 現福4・前橋育英高校 | 0・0 |
26 | MF | 橋本陸 | 経済2・西武台高校 | 0・0 |
28 | MF | 竹本大輝 | 経済1・成立学園高校 | 0・0 |
31 | FW | 平山駿 | 経済1・三菱養和SCY | 1・0 |
18 | FW | 松澤彰 | 現福2・浦和レッズY | 10・4 |
サブメンバー | ||||
---|---|---|---|---|
21 | GK | 山岸健太 | 経済2・前橋育英高校 | 0・0 |
19 | DF | 加藤威吹樹 | 経済2・サンフレッチェ広島Y | 5・1 |
23 | DF | 関口正大 | 現福1・新潟明訓高校 | 2・0 |
5 | MF | 土橋優樹 | 現福4・川崎フロンターレY | 7・0 |
13 | MF | 末木裕也 | スポ健2・ヴァンフォーレ甲府Y | 4・0 |
14 | MF | 長谷川元希 | 現福1・大宮アルディージャY | 8・1 |
15 | MF | 服部剛大 | 社会1・横浜FCY | 5・0 |
9 | FW | ディサロ燦シルヴァーノ | 経済3・三菱養和SCY | 8・1 |
20 | FW | 上田綺世 | 現福1・鹿島学園高校 | 10・5 |
※成績はリーグ戦のみ
総理大臣杯関東予選日程
回戦 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 7月1日 | 城国大 | ○1-0(詳細) | 時之栖裾野G |
2 | 7月3日 | 東海大 | ○2-1(詳細) | 時之栖裾野G |
3 | 7月5日 | 流経大 | ○0-0(詳細) | 味の素フィールド西が丘 |
4 | 7月8日 | 筑波大 | ●0-1 | 味の素フィールド西が丘 |
5 | 7月9日 | 神大 | 味の素フィールド西が丘 |
マッチレポート
三回戦の流経大戦で激闘を制し、公式戦5連勝に加え2年ぶりの総理大臣杯の出場権を獲得した法大。四回戦は前期リーグ戦で負けを喫している筑波大と対峙した。
前半序盤から筑波大の攻撃が炸裂した。11分西澤健太に強烈なミドルシュートを放たれる。その2分後再び西澤がピッチ中盤でターンし、中野誠也にラストパス。関口亮助(経4)と一対一場面で中野にシュートされるもゴールポストに直撃。危機一髪のところでピンチを免れた。32分、野口航のクロスボールのこぼれ球をゴール前で構えていた小笠原佳祐に押し込まれるも関口が片手で弾き阻止。何とか0で耐える。
法大は前半終了間際にフリーキックを獲得。渡辺淳揮(社3)のボールに森岡陸(現1)が反応するもうまく合わせられずチャンスをものにできなかった。全体的にが押される場面が多く、思うようにプレーできないまま前半を折り返す。
後半になると徐々に法大も黒崎隼人(経3)、橋本陸(経2)を中心に右サイドからチャンスを作り始める。しかし、76分最大のピンチを迎える。連続してシュートを放たれるも関口、前谷崇博(スポ3)が最終ラインギリギリのところでなんとかブロック。粘り強く耐えていたものの、その直後に三笘薫に決められて先制を許した。失点後も黒崎からのクロスボールに竹本大輝(経1)が合わせるなど相手ゴールを狙うもこのまま反撃出来ず試合終了。明日の三位決定戦へと回ることになった。
敗戦はしたものの幾度となくあったピンチを耐え1失点に抑えた法大。明日は三位決定戦で関東2部リーグの神大との対戦となる。明日の試合で勝利をものにし、良い流れのまま9月の総理大臣杯へと向かいたいところだ。(杉本ひかり)
選手コメント
上田慧亮
―試合を振り返って
前半はボールを握られる展開でしたが、後半は自分たちが主導権を握る時間も作れたと思います。ですがシュートまで行く本数が少なくて、恐らく倍近く打たれてしまいました。そこが勝敗に差として出たと思います。
―最近はボランチで出場していますが
今年Bチームに落とされて、その時にボランチをやる機会がありました。僕自身は高校1年までボランチをやっていたので、ある程度スムーズに入れ部分もあって、そこで評価されて試合に出場出来ました。ただ、今日みたいなプレーだと厳しいですね。もっとやらないといけないです。
―攻撃的なタスクを担っている
そうですね。僕はロングキックとかはそこまでなので、前への推進力を求められています。パスやドリブルを織り交ぜながら、もっとゴールに直結するプレーをしていきたいです。
―筑波の前線の選手が気になる部分もあった
筑波の9番がドリブルで運んでいけるので、そこをケアしながらという意識はありました。確かに多くのチャンスは作られましたが、こっちもチャンスはあったと思います。全く勝てない相手ではないです。
―三位決定戦に向けて
総理大臣杯には関東の代表して行くので、なるべく高い順位で行きたいです。そのためにも勝って終わりたいです。
高木友也
—試合を振り返って
攻められていましたが(失点を)ゼロに抑えられるチャンスがありました。決めきることができなかったのがもったいない試合でした。
―大学に入ってから初のフル出場となりましたが
自分は法政二高というあまり有名でない高校から来たのですが、絶対に試合に出てやるという気持ちで練習をしていたので、その成果が出て良かったです。
―今日の試合でマッチアップした筑波大学の生地選手の印象は
裏の抜け出しが上手くて、何度もそこでピンチになりそうな場面がありましたが、上手く遅らせたりすることが出来たので良かったです。
―失点シーンに関しては
雰囲気が悪い中ではっきりと切れれば良かったのですが、はっきりと切らずにボールを繋ごうとして逆にカウンターをくらってしまったので、もったいなかったと思います。
―3位決定戦に向けて
次は絶対に勝って3位になれるよう頑張ります。
フォトギャラリー
- 渡辺は良いプレースキックでチャンス演出
- 前半の攻撃は高木のサイドからが多かった
- 平山は松澤との2トップで先発
- 上田綺は後半途中から投入
- 竹本は軽快なステップから積極的に突破を試みた
- 攻撃の起点となった上田慧
- ディサロはこの日が復帰戦
- パワープレーで前線に上がった前谷