【バドミントン】練習取材 選手インタビュー(男子編)新入生7名が加わり、総勢18名!新体制で挑む新たな1年
2017年3月9日(金)
法政大学多摩キャンパス体育館
リーグ戦、インカレともに悔しい結果に終わり、涙に濡れた昨年。リーグ戦春秋連覇、インカレ団体優勝を懸け、桐田和樹(経3)新主将を中心に、新たな1年が始まる。本記事では、新入生7名を加えた総勢18名と一段と賑やかになった法大男子バドミントン部に、タイトル獲得を目指す本年の意気込みを伺った。
選手インタビュー
桐田和樹(経3)
ー新体制が始まってチームの雰囲気は
1年生が7人入ったので、賑やかになりました。4年生の西川さんなど主力メンバーが抜けて、自分たちが頑張らないとなという、いい雰囲気の中で出来ていると思います。
ー人数が増えて大変なところはありますか
人数が多いところの悪い点は、自分たちもそうだったのですが、仕事をしているうちに揉めたりすることがありますね。逆にいい点は明るくなるので、明るいチームカラーになると思います。
ー主将として気をつけていることは
上級生、下級生のメリハリをしっかりつけるようにしています。厳しいところは厳しく、ミニゲームのときなどは楽しくという風にやっています。
ー今年のチームの目標
インカレの団体優勝はもちろんなのですが、4年生が引退して、ダブルスがいなくなってしまったので、法政はシングルスだけと言われるのではなくてダブルスでも勝てるようにしたいです。
ーダブルスはどのような組み合わせになりますか
やはり自分と山澤(直貴=経1)がダブルスに出るかたちになると思います。小森園(隆平=社3)と、春日井(一生=経2)だったり1年生だったりを起用していくと思います。
ー団体戦では、桐田選手がシングルスで1本取ることが求められてくると思います
立場的にはダブルスも出ないといけないので、去年の西川(裕次郎=社4)さんのような形で、第3シングルスで出てくることになると思います。今、実力的に野田(悠斗=経2)とかも伸びてきているので、そこに強い相手に勝ってもらうのが1番いいかなと思います。
ー桐田選手にとってはラストシーズンとなります
去年は1、2、3年生の中で、個人戦で結果が出せなかったので、団体戦で勝つだけでなく個人戦で勝てるようになっていきたいです。
ー他大の選手で意識している相手はいますか
やっぱり、今まで1回も古賀穂(早大)に勝ったことがないので、1回でも勝てば変わると思うので、一度でも倒していきたいなと思います。
ー昨年はインカレで流した悔し涙が印象に残っていますが、今年のインカレはどういうものにしたいですか
法政はインカレの団体優勝を1番に目指しているチームなので、全試合勝つのは当たり前なのですが、インカレの優勝を最終的に目指して頑張っていきたいです。
ー期待している選手は
やっぱり野田と、1年生だったら元ナシュナルの嶺岸(洸)です。1年生が勝てば上級生も自然と勝たないといけない雰囲気になってくるので、そういうところを野田と嶺岸に期待したいです。
ー引退した4年生から受け継ぎたいことは
受け継ぎたいというと違うかもしれませんが、西川さんがいて、野村が西川さんと組めていたことで野村自身の実力が上がり、ダブルスの主力となってくれたことが、自分たちの中で大きいです。
ー春リーグへの意気込み
優勝を目標にしているのですが、今の実力じゃ厳しいと思うので、勝てるところでしっかりと勝っていきたいです。そして、関選、秋リーグ、東日本と重なってくるので、その積み重ねで勝っていけるような春リーグにしたいです。
ーチームの課題としては
やっぱりダブルスですね。あと体力がない人が多いくて、ダブルス、シングルスを兼ねているとどっちかがおろそかになる人が多いので、そこをしっかり戦えるようにならないとなと思います。
ー1年間の抱負を教えてください
春リーグ、秋リーグ、東日本、インカレの団体で全て優勝を目標に掲げています。個人戦でも多くの選手が総合に出られるように、インカレでベスト8以上に入る選手を増やしていきたいと思います。
小森園隆平(社3)
ー昨年を振り返って
初めて団体戦で出してもらって、チームに勝利として貢献はできませんでしたが、今の4年生のために団体戦は勝ちたかった1年間だったので、今までで一番バドミントンを頑張れました。
ー4年生が抜けてチームに変化はありますか
今の4年生が強かったので、実力が落ちてしまうのは仕方ないと思いますが、その中でキャプテンの桐田がしっかりまとめてくれているので、少しずつ全員が良くなってきていると思います。
ーチームの雰囲気は
普段の練習のときはしっかりと全員目標を持って取り組めて、ミニゲームのときは楽しみながら出来ているので良い雰囲気だと思います。
ー桐田主将の印象は
後輩にとっては怖いと思います。怖さもあると思いますが、色々言ってくれることは後輩もありがたいと思うので良いと思います。桐田が雰囲気を作って自分が和らげる感じです。
ー副キャプテンとしてどんなチーム作りを心掛けていますか
基本的にはキャプテンの方針に任せます。その中で後輩から敬われるようになりたいです。
ー今後のダブルスのペアは
今後は今現在ではまだ全く分からないです。今は、自分たちの個の能力を上げることが一番だと思います。ダブルス陣がいない中で、自分と野村が引っ張っていく立場ですが、2人とも個の能力がまだ足りないので、そこを少しずつやっていきたいです。誰と組むというよりも自分たちの個の力を上げていくしかないと思います。
ー期待の新入生は
長峰は同じ高校の後輩なので、期待もしているし頑張って欲しいと思っています。
ーオフの日の過ごし方は
4年生がいる間は、西さんと早川さんにいまだにお酒を飲みに連れて行ってもらっています(笑)。
ー冬の練習の間に強化してきた点は
ダブルスで、一球一球のパワーを出すためにウエイトなどをしてきました。
ー個人の課題は
フィジカルが弱いことです。
ー個人やチームの目標は
個人としては最後の年なので、団体で優勝です。プレーもそうですが、副キャプテンとしてもチームを支えていきたいです。自分も試合に出場はしていくと思いますし、4年生一人でもチームの勢いは変わってくると思うので、団体戦で一本取れるように頑張りたいです。
ー他大学の印象は
法政は野田、野村、山澤など下の代が結構強いですが、日体大や早大はどうしても層が厚くなってしまいます。シングルスは戦えると思いますが、ダブルスはどうしても他大学より下になってしまっているので、自分もチームもそこが課題だと思います。
ー春季リーグをどのようなものにしたいですか
野村が負傷していて、誰と組むか分からないですが、自分が後輩と組むことになると思うので、いかに引っ張れるかで決まってくると思います。昨年は試合に出場させてもらっているので、それを生かして今年も勝ち運をつけれるようにしたいです。
ー今後の抱負は
インカレ団体優勝目指して頑張っていきます。
野田悠斗(経2)
ー昨年を振り返って
昨年は自分自身としては成長できた年だと思います。春リーグでは、レギュラーで出てることは少なかったですが、大会を重ねるごとに団体戦に出場する機会が増えていきました。そこで、勝つことができるようになってきたらインカレでも強い相手に勝てるようになったので成長できたと思います。
ー学年が上がりチームの中での役割に変化はありますか
昨年は下の代が一つしかいなくて、上の代に引っ張っていってもらうのが強かったです。今年からは、自分も上の代になるので引っ張っていけるような存在になりたいです。
ー団体戦ではシングルスの活躍が期待されると思いますが
今は休み明けで、今のままの状態なら絶対に他校に勝てないので、これからリーグまでに向けてしっかりと追い込んでいきたいです。
ーチームの雰囲気は
自分たちの代も一つ下の代も3人ずつしかいませんでしたが、今年は1年生が7人もいるので賑やかで、関係や繋がりも深くなっていくと思っています。
ー新入生について
まだあまり分かっていない部分もありますが、みんな結果が凄くて、嶺岸(洸)や長峰(善)もベスト4に入っていたり、日光(凌=H29卒,現セーレン)さんの弟(日光駿)もいたりするのでみんな期待できると思います。
ー桐田主将の印象は
メリハリがあると思います。練習中のメリハリがしっかりしています。
ーオフの日の過ごし方は
旅行をしたいです。まとまった休みがないので、休みがあったら海外に行きたいです。
ー冬の間に強化してきた部分は
ウエイトの回数を増やしました。
ー個人の課題は
団体戦の1試合だと体力が持つのですが、東日本やインカレなどのトーナメント戦になると一日3、4試合あり、体力がなくなってスピードやパワーが落ちていくので継続力を持久できるようにしていきたいです。
ー個人やチームの目標は
個人としては、昨年全日本総合に出られるところにいて出場を逃してしまったので、今年は全日本総合にしっかり出ることです。結果と言うよりは、自分の実力がどこまでいくのかを知りたいです。団体は昨年の団体戦で負けて凄く悔しがったので、今年はインカレで優勝したいです。
ー春季リーグをどのようなものにしたいですか
他大学も4年生が抜けて新1年生が入ってきて色々な組み方をしてくると思います。法政も1年生が多かったりして、そういう意味ではどこが勝つのか分からないので楽しみです。
ー今後の抱負は
海外旅行に行きたいです(笑)。
山澤直貴(経1)
-昨年を振り返って
代表にも入ってて海外遠征も多く、インカレでは3位だったんですけど、自分の中では40点くらいの点数で。高3の時は成績も自分的にもすごく成長して、いい感じでいたのにいきなり壁にぶつかったというか。結果も最後のインカレだけで、リーグ戦とか遠征でも全然勝てなくてすごく悩んだというか、バドミントンをもう一度考え直した1年だったかなと思います。
-具体的にどのような部分がよくなかったと感じますか
練習に対する取り組み、あとは自分に対する厳しさが全然なかったですし、ちょっと代表に入って海外遠征に行って、他の選手とは全然違うことをしてそこだけで満足していた部分もあって、そういう部分がやっぱり結果に繋がったのではないかと思います。
-良かった点を挙げるとすれば
インカレの個人戦で3位になって、自分にもちょっと自信が戻ってきて、今も前向きに考えるようになってきています。また昨年みたいに壁にぶつかることが多いと思うので、そこで乗り越えられるように日頃の練習をしっかりやることだけを考えています。
-今年もダブルスに出場されますか
はい、やります。キャプテンとです。
-冬はどのようなことに力を入れて練習に取り組みましたか
特にこれというものはないんですけど、練習を一生懸命やって、あまり余力を残さないように今は心がけているところです。
-新入生について
高校のときから仲が良かったりとか、あとは入ってきて仲良くなったりしました。結構自分はみんなとワイワイしたい人で、積極的に下級生と交流していくので仲はいいです(笑)。
-その中でも注目している選手はいますか
注目している1年生は、やっぱり阿部です!いや、みんな注目してます(笑)。
-春季リーグへの意気込みを
試合に出るか出ないかまだ分からないですけど、出たらしっかり勝ちたいと思いますし、もう2年生で勝たないといけないので、自分にプレッシャーをかけながら練習に取り組んで、本番で日頃の練習の力が出せるようにしていきたいです。
-1年間の目標は
難しいかもしれないですけど春と秋のリーグ戦で全勝、あとはとりあえず今年は勝つことです。何があっても勝つことが目標です。最大の目標は総合でベスト8です。それまでのリーグ戦、インカレも負けないことです。
宮城県出身で、高校は聖ウルスラ学院英智です。
いっぱいあります。
法大は結構練習だったり、部則があったりと厳しくてメリハリのあるチームだと思います。
めっちゃありますね。野村先輩が法大に来て、大会で結果を残していたのを見て自分もそれに憧れて来ました。
先輩方は強くて、球の質がいいのでついていくのに精一杯ですね。
同学年が多いのはすごい大きいと思います。助け合うことができたりと良いところもたくさんあると思うので、良い関係を築いていきたいです。
そうですね。今年は法政のレギュラー定着を目指して、インカレでベスト4、それ以上を目指したいです。全日本総合にも出場して、結果を残したいです。
ここはあまり東京という感じがしないですね(笑)。野村先輩と同じアパートで一人暮らしを始めたのですが、自炊がすごい面倒くさいです(笑)。
全然固定はしてなくて、いろんな人と組んでいます。
フォトギャラリー
- 新入生7名を加え、タイトル獲得を目指す
- 3対3のミニゲームを行った(写真左から春日井、日光、野田)
- 左から上田、藤原、小森園
- ゲームに勝利し、笑顔でハイタッチを交わす(写真左から・長峰、佐藤、吉田)
- ミニゲームに負けて、腕立て伏せをする2年生の2人(写真左・野田、春日井)
- レギュラー定着を目指す下級生(写真左・嶺岸、山澤)
- 賑やかなチームをまとめる新4年生の5人
- 法大男子バド部に加わる7名の新入生(写真後列左から金子優、日光、長峰、上田。前列左から阿部、嶺岸、吉田)