【アイスホッケー】第66回関東大学選手権 1回戦 対立教大 ルーキー大活躍!大量15得点で初戦突破!!
第66回関東大学選手権
2018年4月8日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
日本学生選手権から早3カ月。待ちに待った関東選手権が開幕した。今季のオレンジシールズは主将に鈴木翔弥(営4)を据えて挑む。初戦となった今日の立教大戦では5人の1年生がメンバー入り。栗原皐成(法1)、伊藤俊之(文1)、高橋颯人(営1)、南陽向(法1)に公式戦初ゴールが生まれるなど15点を奪い快勝。次戦の東洋大戦に向け弾みをつける形となった。
試合結果
トータル試合結果
15 (77) |
6(24) | 1P | 0(3) | 0 (5) |
---|---|---|---|---|
3(23) | 2P | 0(1) | ||
法政大学 | 6(30) | 3P | 0(1) | 立教大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | ピリ | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|---|
法大 | 1 | 05:43 | 23 沼田翔 | 21 栗原皐成 | 67 志田凌大 | ― |
法大 | 1 | 10:42 | 91 土田啓太 | 7 上村光輝 | ー | ― |
法大 | 1 | 11:23 | 13 南陽向 | ー | ー | ー |
法大 | 1 | 17:16 | 86 伊藤俊之 | 81 工藤将一郎 | 72 土屋光翼 | ー |
法大 | 1 | 17:55 | 65 高橋颯人 | 81 工藤将一郎 | 72 土屋光翼 | ー |
法大 | 1 | 18:55 | 29 石田和哉 | 19 三田村哲平 | ー | ー |
法大 | 2 | 22:08 | 72 土屋光翼 | ー | ー | ー |
法大 | 2 | 28:20 | 23 沼田翔 | 21 栗原皐成 | 67 志田凌大 | ー |
法大 | 2 | 33:41 | 48 小西遼 | 29 石田和哉 | 10 鈴木翔弥 | ー |
法大 | 3 | 46:29 | 81 工藤将一郎 | 91 土田啓太 | ー | ー |
法大 | 3 | 47:24 | 72 土屋光翼 | ー | ー | ー |
法大 | 3 | 49:03 | 10 鈴木翔弥 | 48 小西遼 | 76 田畑秀也 | ー |
法大 | 3 | 49:55 | 21 栗原皐成 | 23 沼田翔 | 67 志田凌大 | PP |
法大 | 3 | 50:26 | 23 沼田翔 | 67 志田凌大 | ー | ー |
法大 | 3 | 54:21 | 10 鈴木翔弥 | 48 小西遼 | 29 石田和哉 |
※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを示しています。
メンバー
SET | FW | FW | FW | DF | DF |
---|---|---|---|---|---|
1 | C 10 鈴木翔弥(営4) |
48 小西遼(人3) | 29 石田和哉(営4) | 14 松井洸(法3) | 76 田畑秀也(法3) |
2 | 67 志田凌大(文3) | 86 伊藤俊之(文1) | A 23 沼田翔(法4) | 16 糸崎勇(法1) | 21 栗原皐成(法1) |
3 | 72 土屋光翼(法2) | 91 土田啓太(法2) | 81 工藤将一郎(法4) | 65 高橋颯人(営1) | 27 小堀健祐(法3) |
4 | A 47 佐藤佑亮(人4) | 13 南陽向(法2) | 19 三田村哲平(営3) | 66 新田谷兼翔(人2) | 7 上村光輝(営4) |
※GKは#33 伊藤崇之(法4)が先発出場。控えに#39 中島康渡(法2)。
戦評
1ピリオドから法大攻撃陣が奮起する。5分に沼田のシュートで先制すると、10分には左サイドを突破した土田がゴール前でDFをはがし追加点を奪う。11分、中央に切り込んだ南がゴーリーの足元を抜くシュートで公式戦初ゴールを挙げる。さらに、17分にもルーキーの伊藤俊が自陣からの素早い攻撃で初ゴールを決める。その後も高橋、石田が得点しこのピリオドでは計6点を奪った。
2ピリオドは3得点にとどまったが守備陣が安定感を見せ相手に決定機を与えることなく終える。
最終ピリオドは再び攻撃陣が盛り返す。1セットの石田、鈴木にもリズムが生まれ終始相手陣内でプレーを続け、46分からの3分半で4得点を奪うなど立教大を寄せ付けず最終的に15点を挙げる快勝で1回戦を突破した。
ついに開幕した関東選手権。初戦は「1年生に初ゴールを決めさせたかった」という言葉通り多くのルーキーたちが公式戦初ゴールを挙げた。チームの核となる1セットの石田らにも得点が生まれており、調子は上向いているだろう。次戦の相手は東洋大。昨年の同大会でも対戦し勝利し8年ぶりの3位につなげた。昨年の再現なるか。鈴木新体制となったオレンジシールズに今年も期待が懸かる。(山﨑志馬)
インタビュー
沼田翔
ー今日の試合を振り返って
勝てば来週が東洋大戦ということで次につなげられる試合をしようと思って試合に臨みました。
ー多くの1年生がメンバー入りをしましたが
1年生に初ゴールを決めさせてあげたいというみんなの気持ちがあったので、1年生にパスが自然と集まりましたね。
ー沼田選手のセットも1年生が多かったですがプレーをした感想は
去年は4年生が3人だけだったんですけどそこに1年生が入ってきて活躍をしてくれたので良かったです。
ー沼田選手自身も3得点でしたが
ゴールを決めようとは思っていなかったんですけど、こういう格下相手だと手を抜いてしまう癖があるので僕は4年生ですし副キャプテンとして、こうであるべきだというプレーがしたかったのでそれが得点につながって良かったです。
ー今季はアシスタントキャプテンを務めますが目標とするチーム像は
チーム一丸となれるようにしていきたいと思っていて、インカレでは(準々決勝で)無得点で終わっているので点をとって笑顔で終われるようなチームが理想です。
ー次の東洋大戦に向け意気込みを
縁があるのかわからないですけどここまでの4年間いつも東洋と当たるので、そういう意味でも今年を占う1戦になると思うので僕自身は走ってチームにいい流れを与えられるように頑張りたいと思います。
伊藤俊之
ー今日の試合を振り返って
初めての公式戦で堅さというか慣れない部分があったのですが、先輩とのコミュニケーションをもっと取っていけば思い通りのプレーができるのかなと思います。
ーチームには馴染めたか
私生活では結構馴染めてますね。先輩も優しいので気さくに話しかけてくださってます。アイスホッケーの面でも先輩方はしっかりパスをくださって制限なくプレーできているのでやりやすい環境でできてますね。
ー公式戦初ゴールについて
チャンスはいくつもあって自分はもっと決めたかったのですがとりあえず初ゴールできたのでよかったかなと思います。でもやっぱり次の東洋戦が大事になって来ると思うのでそこでゴールを奪いたいと思います。
ー次の試合に向けて
1年生ですが遠慮せずに、自分の強みである体の強さを活かしたハードワークで力は相手が上かもしれませんがチームで団結して頑張りたいです
フォトギャラリー
- ゴールを決めた栗原と沼田
- ゴール前で競る佐藤
- 志田は今季もハードワークが期待される
- 新田谷も積極的にゴールに迫った
- 肩口を狙いすましたシュートで得点した石田
- 土屋もセンスが光るプレーを見せた
- 応援席に挨拶する選手たち