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【馬術】第54回全日本学生女子選手権大会 好記録を出すもブロック内のハイレベルな戦いに惜しくも敗れ、初日で姿を消す…

馬術

【馬術】第54回全日本学生女子選手権大会 好記録を出すもブロック内のハイレベルな戦いに惜しくも敗れ、初日で姿を消す…

第54回全日本学生女子選手権大会
2018年11月24日(土)
愛知県森林公園

愛知県森林公園馬術施設で行われた全日本学生馬術女子選手権大会。法大からは衛藤みのり(経3)が出場した。ブロックごとに決められた貸与馬に乗るため、乗り慣れていない馬ですぐに特徴を把握し、意思の疎通を図らなければならない中、大きなミスをすることなく走行を終えると、記録も60%を超える高得点を記録。しかし、ブロック内の4人が全員60%を超えるハイレベルな戦いとなり、衛藤は惜しくもブロック内4位で1回戦敗退となってしまった。

DSC 6368 2 R
好記録を出したものの惜しくも1回戦敗退となってしまった衛藤

試合結果

1回戦

名前(学部・学年) 馬名 最終得点率 備考
衛藤みのり(経済・3) 雪月 61.929 1回戦敗退

 

戦評

 愛知県森林公園馬術施設で行われた全日本学生馬術女子選手権大会。法大からは衛藤みのり(経3)が出場した。2日間にわたって行われるこの大会は、初日に1回戦と2回戦、2日目には準決勝と決勝が行われる。初日は馬場馬術のみとなり、32人が4人ずつのブロックに分けられ、そのブロック内での上位2名が次に進出できるという形式で行われた。

衛藤はFブロックに振り分けられ、雪月に騎乗。ブロック内では1番目の騎乗となり、馬の特徴をあまりつかめない中での試合となったが、終始落ち着いた走行を見せる。大きなミスなく競技を終えると、結果も61.929%と好記録。2回戦に向けて弾みをつけたかと思われた。しかし、同ブロックの他3人の選手もそれぞれ見事な走行を披露。結果的に全員が60%を超える記録を出すハイレベルな戦いとなり、最終的に衛藤はブロック内4位という結果に。1回戦で姿を消すこととなってしまった。

準決勝からは衛藤の得意分野である障害馬術が待っていただけに、悔しい結果となってしまった今大会。衛藤自身も「障害は自分の得意な部分だったので、障害の方にいきたかったですね」と悔しさをにじませた。来季は主将となり、後輩を引っ張って行く立場となる衛藤。試合後には、「後輩からも慕われて、尊敬されるような人間になれれば良いかなと思っています」と今後の意気込みを語った。競技経験も豊富で、現在は部活に加えて乗馬クラブにも通う衛藤は、今回の敗戦を糧に、さらなるレベルアップをし、今後の法大馬術部を支える存在となるだろう。
(山﨑有馬)

選手コメント

衛藤みのり 主将

―今日の試合を振り返って
今日乗った馬が雪月という馬なのですが、Fブロックの4人が皆この馬に乗りました。(自分は)そのうちの1番目で、あまりミスなく帰って来られて、点数も61%だったので、その時は良かったかな、と思いました。2番目以降の選手を見ているときも、馬がはねていたり、イレギュラーを少し起こしていたりというところもあったので、いけるかなと思いましたが、結果的に(1回戦を)通過できませんでした。

―雪月はどのような馬か
基本的に乗りやすい馬だと思います。真面目な馬というか、経路を雪月自身が覚えているので、雪月がリードしてくれましたね。

―雪月に最初に乗ったのが衛藤選手でした
後に乗る選手は、馬の特徴がわかって、前の人が失敗している箇所があればそこを直すということができます。1番目はそれがわからない状態でやっていて、多少の有利、不利というのはあると思います。

―普段乗らない馬に乗るときはどのような心がけを
馬を動かすようにはしていて、たらたらさせないようにしています。

―具体的な反省点は
シンプルチェンジなどの細かい部分が少し駄目だったのかなと思います。大きく目立った 部分はなかったのですが、そのような細かい部分が反省点です。

―今日勝ち進めていれば、明日は障害競技がありました
障害は自分の得意な部分だったので、障害の方にいきたかったですね。以前から馬場は苦手だったので、基本はしっかりやってきたつもりだったのですが、結果が出ませんでした。

―これからの課題は
来年も馬場はやらせてもらうと思うので、馬場でうまく乗って、良い点数が取れるように頑張っていきたいと思います。

―来年は主将という立場になります
自分が今3頭乗らせてもらっていて、一番多いのですが、その馬たちも一頭一頭良いところがあるので、そこの部分を生かせられるような選手になりたいです。あとは、自分は乗馬クラブに通っているので、その乗馬クラブでも馬が3頭いて、その3頭でも良い成績が取れるように頑張っていきたいですね。部活の方では主将という立場で、一番上をやらせてもらうことになるので、後輩からも慕われて、尊敬されるような人間になれれば良いかなと思っています。

―次の大会に向けて
次の大会は来週なので、練習期間が少ないというのが問題なのですが、次はミルトス、キャメロット、法泉といった、これまで乗ってきた馬と一緒にやることになります。ミルトスは大川(空、文4)さんが乗ってくださっていた馬なので、自分もうまく乗れるように頑張っていきたいです。キャメロットは、初めての場所なのでどうなるかわかりませんが、良いところを生かせるようにというのと、法泉は障害馬術の馬で、自分の得意分野なので、しっかりと勝ちを目指して頑張っていきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • DSC 6368 2 R好記録を出したものの惜しくも1回戦敗退となってしまった衛藤
  • DSC 6380 2 R乗り慣れない雪月との走行を見事にこなした
  • DSC 6428 2 R競技を終えた衛藤と雪月

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