【ボクシング】第72回関東大学ボクシング2部リーグ戦 対専大 新体制で迎えたリーグ開幕戦をストレートで勝利!1部復帰へ順調なスタートを切る!
第72回関東大学ボクシングリーグ戦
2019年5月11日(土)
後楽園ホール
昨季は入れ替え戦に進むものの、惜しくも中大に敗れ2部残留となった法大。村橋薫新監督を迎え、新体制で迎えたリーグ開幕戦。勝利で飾りたい法大は、LF級の河本航太生(キャ1)が初戦に勝利しチームに流れを呼び込むと、続く選手も危なげなく勝利し、開幕戦をストレートで勝利、1部リーグ復帰に向け順調なスタートを切った。
試合結果
トータル試合結果
7 法政大学 |
0 専修大学 |
試合結果
階級 | 勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
LF |
○ |
河本航太生(キャ1) |
5−0(29-28,30-27,30-27,30−27,29-20) | 仲田海人 |
F |
○ | 馬場叶夢(営2) | RSC(2R) | 荒巻壱成 |
B | ○ | 布元寿弥(キャ3) | 4−1(28-29,29-28,29-28,30-27,28-22) |
玉木秀人 |
L | ○ | 貫井侃偉斗(法3) |
ABD(3R) |
工藤慎也 |
LW | ○ | 佐藤眞男(法4) |
5-0(30-27,30-27,29-28,30-27,30-27) |
清水陸翔 |
W | ○ | 山川宗一郎(文3) | 4-1(29-28,29-28,29-28,28-29,29-28) | 吉場潮音 |
M | ○ | 河津光貴(文4) | 5-0(30-27,30-27,30-27,30-27,30-27) | 新井涼太 |
戦評
来年に東京五輪を控える中で今年も関東大学ボクシングリーグ戦が5月11日に開幕した。昨年、一部昇格を目の前で逃しだ法大にとって初戦の相手は専大。今年こそ一部昇格を目指す法大にとって絶対に負けられない一戦が始まりのゴングとともに幕をあげる。
LF級はこの一戦が大学デビュー戦となる河本航太生(法1)。デビュー戦とは思えないほど落ち着いた試合運びで難なく勝利しチームに流れを呼び込む。その流れに続くようにF級の馬場叶夢(営2)が相手を圧倒しRSC勝ち。その後のB級の布元寿弥(キャ2)、L級の貫井侃偉斗(法3)も危なげなく勝利し、続くはLW級の主将、佐藤眞男(法4)。ここで法大サイドの応援のボルテージが一気にあがる。佐藤は試合後「開幕戦ということや、主将という立場もあり凄く固くなってしまった」と語ったように序盤は動きが固くなってしまったものの主将として意地の勝利をもぎ取る。続くW級の山川宗一郎(文3)も粘る相手を振り切り勝利。最終戦のM級は河津光貴(文4)。第1ラウンドのゴングが鳴るや否や強烈なパンチを次々と浴びせる。終始相手を寄せつけず見事勝利。この瞬間に法大の7-0での勝利が決まる。
昨年2部リーグ覇者の強さを見せつけ危なげなく勝利した法大。今年こそは悲願の1部昇格へチーム一丸となり最高のスタートを切った。(高橋尚輝)
監督・選手コメント
村橋薫 新監督
―監督就任までの経緯は
私が大学1年生の時の4年生の先輩に、前々から(監督を)やらないかと言われていました。しかし、福島に住んでいたのでできなかったのですが、東京勤務になったので、やれるとこまでやろうと思い就任しました。
―今日の試合を振り返って
練習では選手を見ていましたが、実践で見るのは初めてでした。見ていてそこそこ力があるので鍛えがいがあるなと思いました。
―監督就任から重点的に取り組んだことはありますか
一番は練習に対する心構えと練習に対する気持ちです。あとは基本技術です。
―現在のチームの完成度はいかがですか
全然まだまだだと思います。
―期待を寄せている選手は
みんな期待しています。
―今シーズンの目標は
一部復帰です。一戦一戦しっかりやってこうと思います。
―次戦に向けて意気込みをお願いします
一戦一戦心構えと基本技術を強化していきながら、一つ一つ試合をこなしていきます。
佐藤眞男 新主将
ー今日の試合を振り返って
開幕戦ということや、主将という立場もあり凄く固くなってしまい反省の残る試合となりました。
ーコンディションは
少しいろいろ抱えているものはありますが、その中でもチームのために出場を決めているというのもあるので、そこの面に関しては今できる最高の状態で戦えたと思います。
ー新チームの雰囲気
特に後輩たちに感謝していて、後輩たちが凄く盛り上げてチームをいい雰囲気にしてくれています。自分が先頭に立っているというのもありますが、その中でも特に後輩たちのおかげでチームがいい雰囲気になっていると感じています。
ー今シーズンの目標は
もちろん、全勝、一部復帰。これだけです。
ー次戦に向けて意気込みをお願いします
次戦もしっかりチームとしては7-0で勝つということと、自分が出場する階級では相手が全日本ランカーですが去年しっかり彼に5-0で勝っているので今年も圧倒して勝ちたいと思います。
主将の意地を見せた!
フォトギャラリー
- 判定で勝利し笑顔を見せるj
- 村橋監督率いる新生ボクシング部
- 積極的に攻め勝利を呼び込んだ
- 相手を圧倒した
- 主将の意地を見せもぎ取った勝利
- 気合いの入った表情を見せる布元
- カウンターを決める山川