2021年度秋季関東学生リーグ戦 対早大、日体大、筑波大
2021年12月6日(月)、7日(火)
所沢市民体育館
2年ぶりの関東学生リーグ戦(リーグ戦)が1、2部の入れ替えなどは行われないオープン開催という形式で開幕した。早大と対戦した法大は手塚が白星を挙げるも、1-4で敗戦。翌日には日体大、筑波大と対戦。日体大戦では堀が初白星を挙げ、流れを作ると4-1で今季初勝利。続く筑波大戦は4時間近い激闘を繰り広げたが、最後は加藤が勝ち切り4-3で勝利を収め、2連勝を飾った。
試合結果
早大戦
1
法政大学 |
1 | シングルス | 3 | 4
早稲田大学 |
---|---|---|---|---|
0 | ダブルス | 1 |
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
1 | ● | 蘇健恒(デザ工2) | 0-3(9-11、7-11、8-11) | 川上尚也 |
2 | 〇 | 手塚元彌(営3) | 3-1(11-6、11-7、13-15、11-8) | 柏竹琉 |
3 | ● | 天野宏哉(国3) | 0-3(7-11、11-7、6-11、10-12) | 荒井和也 |
4 | ● | 手塚・加藤健太(国2) | 1-3(11-13、11-9、6-11、9-11) | 岩永宜久・柏 |
5 | ● | 堀千馬(営2) | 2-3(11-7、11-9、8-11、8-11、8-11) | 杉本和也 |
6 | – | 内田柊平(営1) | – | 松本累 |
7 | – | 加藤 | – | 岩永 |
日体大戦
4
法政大学 |
3 | シングルス | 1 | 1
日本体育大学 |
---|---|---|---|---|
1 | ダブルス | 0 |
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
1 | ● | 内田 | 2-3(6-11、5-11、11-6、11-4、7-11) | 芦澤慶音 |
2 | 〇 | 堀 | 3-1(12-10、11-8、10-12、11-6) | 泊航太 |
3 | 〇 | 蘇 | 3-0(11-6、11-8、12-10) | 永田佳大 |
4 | 〇 | 手塚・加藤 | 3-2(5-11、8-11、11-9、11-6、11-7) | 平林大青・芦澤 |
5 | 〇 | 手塚 | 3-2(5-11、11-7、11-8、19-21、11-6) | 平林 |
6 | – | 天野 | – | 窪龍司 |
7 | – | 加藤 | – | 河合優駿 |
筑波大戦
4
法政大学 |
3 | シングルス | 3 | 3
筑波大学 |
---|---|---|---|---|
1 | ダブルス | 0 |
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
1 | ● | 蘇 | 2-3(11-5、11-7、4-11、8-11、6-11) | 竹内佑 |
2 | ● | 米田悠(法2) | 1-3(11-2、8-11、7-11、3-11) | 大関勇太朗 |
3 | 〇 | 堀 | 3-1(11-6、9-11、11-8、12-10) | 幾石光 |
4 | 〇 | 手塚・加藤 | 3-2(7-11、7-11、11-9、13-11、12-10) | 竹内・佐藤祐人 |
5 | 〇 | 手塚 | 3-0(11-8、11-3、11-6) | 佐藤 |
6 | ● | 天野 | 1-3(7-11、11-9、7-11、9-11) | 齋藤玲 |
7 | 〇 | 加藤 | 3-2(11-9、10-12、6-11、11-9、11-9) | 松本光史 |
戦評
早大戦
リーグ戦ここまで2連敗としている法大。第3戦の相手は同じく今季リーグ戦でまだ勝利の無い早大。
1番手の蘇健恒(デザ工2)は、2019年全日本大学選手権シングルスベスト8の実績を持つ川上尚也と対戦。序盤から川上の早い仕掛けへの対応に苦しみ、なかなか自分のペースに持ち込みことが出来ず2セットを連取される。3セット目は連続して得点を取り、流れをつかみかけるも、自身のミスが響きストレートでの敗戦となった。続く2番手の手塚元彌(営3)は、序盤から相手との激しい攻防の中2セットを連取。3セット目はマッチポイントまで持ち込むもあと1点が遠く、デュースにもつれ込み13-15でこのセットを落としてしまう。しかし、相手に傾きかけた流れを離さず4セット目を奪い返し今日最初の白星を収めた。
3番手には3年生の天野宏哉(国3)が登場。互いに一歩も引かない展開の中、セットカウント1-2で迎えた4セット目。順調に得点を重ね一時は5点のリードを築くも終盤、相手に得点を詰められデュースとなり、最後は10-12で惜しくも敗戦となった。1勝2敗で迎えたダブルス。今回のペアは2番手で勝利を収めた手塚と2年の加藤健太(国2)。序盤から相手のボールさばきに翻弄されるも必死に食らいつき、2セット目を奪取。続く3・4セット目も勢いづけたかったが、返球に苦しみ惜敗。チームが追い込まれた中、4番手として現れたのは2年の堀千馬(営2)。1・2セット目は上手く自分のペースに持ち込み奪いとるが、相手も調子を上げ始め後半から一進一退の攻防が続いた。相手からの難しい返球を何度も打ち返すがあと一歩攻めきれず、立て続けに3セットを奪い返され、勝利とはならなかった。 (石井那音斗、川口綜一朗)
日体大戦
前日の早大戦で勝利を逃し、迎えた日体大戦。1番手の内田が惜しくも敗れたが、2番手で登場した堀が躍動。積極的に攻めて流れをつかみ、2セットを先取する。3セット目はデュースの末、落としてしまうが、相手に流れを渡さず、セットカウント3-1でチームに1勝目をもたらした。
流れに乗った法大は3番手の蘇がストレート勝ち。続くダブルスも序盤は相手ペアの勢いに押されていたが、接戦となった第3セットでは要所で得点を奪い、11-9でこのセットをものにする。その後も互いに1点ずつ取り合う展開となったが、勝ち切り逆転勝利。敗戦の続いていたダブルスが、ついに今季初白星を挙げた。勝利に王手をかけて迎えた一戦には、今季シングルスで全勝中の手塚が登場。セットカウント2-1とリードして迎えた4セット目は、互いにマッチポイントを握るも決めきれず、気づけば19-19に。ここで決めたかったが、最後は相手に2連続得点を許しこのセットを取られてしまう。しかし、集中を切らすことなく第5セットも戦い続け、セットカウント3-2で勝利。4勝1敗で日体大を下し、今季初勝利をつかみ取った。 (齋藤彩名)