【水泳】第98回 日本学生選手権 3日目 副主将・石原諒太郎が仲間の声援に応える力泳！！最終日に僅差の得点争いを制すことはできるか

大会結果

予選結果（女子）

予選結果（男子）

決勝結果（女子）

決勝結果（男子）

インタビュー

石原諒太郎

ー レースを終えて今の気持ちは
決勝進出を目指していた僕のメイン種目である200mバタフライが悔しい結果に終わりました。昨日は本当にチームに申し訳ない気持ちでいっぱいで、夜も眠れないくらい落ち込みました。だけど、ここで終わっては4年生としても副主将としても情けないので、気持ちを切り替えて今日のレースに臨みました。1500mの方も点数を取れる可能性や自己ベストが出せる可能性が残っていたので、気持ちだけで最後まで泳ぎ切りました。

ー ゴール直後は「やったー」と叫んでいました
自己ベストを出してチームに勢いを付けることが使命だと感じていたので、達成できたことが嬉しくて思わず叫びました。明日の最終種目には800mのリレーが残っています。今日の結果で自由形の調子が良いと分かったので、アンカーとして、自分のタッチでシード権獲得を決めてスタンドの皆んなにガッツポーズがしたいです。

ー 1500mはどのようなことを考えて泳いでましたか
序盤は周りからとても遅れてしまっていたので、調子が悪いのではないかと心が折れそうになっていました。でも仲間の応援が聞こえたり、見えたりしたので、ここで諦めてはダメだと思い直して最後まで泳ぎ切ることができました。最後の個人種目を自己ベストで泳ぐことができ、チームに流れを作れたと思いますし、周りの方たちに恩返しができたと思います。

ー 1500mの泳ぎに関しては悔いはないですか
1500mは今できるベストパフォーマンスができたと思います。今日はすごく嬉しい結果になりましたが、まだ明日800mリレーがあるので、そこで最高の泳ぎをして、皆んなでとびっきりの笑顔で喜び合いたいです。

ー 昨日の200mバタフライのレース前の心境は
小さい頃から200mバタフライを専門種目としてやってきました。全国中学で優勝したり、インターハイでも決勝に残ったりして、ずっと懸けてきた種目です。そういった意味でレース前は寂しさが溢れ出そうになっていました。しっかりと集中して臨むことができたのですが、気合が入り過ぎていたのかなと思います。

ー レース展開を振り返って
周りがハイペースで入って、前半で2、3秒遅れる形になりました。後半巻き返そうと思って泳いでいたのですが、焦りが出てしまってラスト50mで自分の持ち味が出せずに終わってしまいました。終わった直後は、もう1本泳ぎたかったという思いが溢れ出てきて、皆んなの所に戻るのも辛い精神状態でした。今回、結果は報われませんでしたが、悔しい思いをした昨年のインカレからずっと、やれる準備はしてきました。これだけやってダメだったら仕方ないと思えるほど練習してきたので、やり切ったなと今は思っています。

ー 200mバタフライは相当思い入れが強いのですね
自分が大学まで第一線で水泳を続けてこれたのは200mバタフライという種目のおかげです。1500m自由形は200mバタフライの強化として取り組み初めましたし、本当に200mバタフライのための水泳をずっとやってきました。最後、結果としては報われませんでしたが、まだ200mバタフライのための持久力の強化としてやってきた自由形でチームに貢献できることに喜びを感じています。
本当に200mバタフライに感謝しています。200mバタフライで培ってきた持久力と根性を800mフリーリレーで見せたいと思います。

ー これまでの競技生活を振り返って
全国中学で優勝したり、高校1年生の時はJOで優勝することができていて順風満帆な競技生活を送っていたのですが、高校2年生の時から伸び悩みました。そこから大学1年生の頃までは、試合会場で昔競い合っていたライバルと会うのも恥ずかしかったり、周りから可哀想な奴と見られているのではないかと思ったりしていました。でも今のチームメイトや環境は、自分の努力を認めてくれていて。結果を出して欲しいと願ってくれる仲間の期待に応えたいという思いで3年半競技をやってきました。3年生の時に高校2年時以来ベストを更新することができて、自分がやってきたことに自信が持てるようになりました。大学水泳を通して周りの仲間の大切さだったり、感謝することの大切さを知ることができたのかなと感じています。

綿貫太地

ー レースを振り返っていかがですか
15分45秒を出して得点を稼ぎたいと考えていたのですが、前半から周りに付いて行った分、後半ペースが落ちてしまいました。

ー ベストが出せる自信はありましたか
夏場ここに向けて結構練習を積んでいたので、出せる自信は十分にありました。

ー 初のインカレを終えての感想は
頼もしい先輩方がたくさんいるので、自分は楽しみながらレースをすることができました。

ー 入学以降も順調にベストを更新されています
ベストが出たレースの後も満足せず、しっかり振り返って、また次に記録を更新するためには何を改善すればいいかとか、どこを鍛えればいいとかを考えながら取り組めていることがベストが出せている要因かなと思います。今年度は1500mで思ったようなタイムが出せていなかったのですが、ストロークのテンポが崩れてしまう弱点をインカレに向けて改善を図ってきて、このレースでも1000mくらいまではやってきた成果が出せたのかなと感じています。

ー 今後の目標をお願いします
来年のインカレでは得点に絡めるようにまた1年間しっかり練習をしていきたいです。

男子メドレーリレー

ー レースを終えて
(山尾)本当はA決勝に進みたかったんですけど、最低限B決勝で1番を取ることができたので良かったと思います。

ー 予選が終わってからはどういった話をしましたか
(佐々木)B決勝になってしまいましたが、しっかりと最善を尽くそうと皆んなで話しました。

ー B決勝の泳ぎを振り返って
(由良)予選は僕のせいで負けてしまったんですけど、B決勝ではタイムを上げてこれたので良かったです。
(丹保)個人もあまり上手くいかず、予選でも足を引っ張ってしまいました。先輩たちと決勝に行けなくて悔しかったんですけど、B決勝ではしっかり修正してタイムを上げてこれたので良かったです。

ー 来年の目標をお願いします
(山尾)来年はチームの皆んなが優勝したいと考えていると思うので、これから1年間しっかり力を付けて達成できるように頑張りたいです。
(佐々木)全く今の現状に満足はしていなくて、4人とも個人種目の決勝で戦える力を付けてまたこの舞台に戻ってこれるように頑張っていきたいです。

中島千咲代

ー 予選を終えて
決勝に向けて気持ちの面で余裕を持ちながらも、1本1本出し切ることを目標にしていたので、このタイムでは決勝に残れるかも分からないのであまり良くなかったです。

ー 実際のタイムと泳ぎの感覚がずれていましたか
泳ぎの感覚としては良くてタイムは遅くても45、6秒だと思っていたので、実際のタイムが遅かったです。

ー 手と足の動作の噛み合わせに関しては
800mは400mよりも噛み合わせることができるのでアップの段階から上手く泳げていました。レースでも序盤は良かったですが、後半にかけて隣の選手に置いていかれる形になり、焦りが出た時に噛み合わなくなったのではないかなと思います。

ー 明日に向けて意気込みをお願いします
あと1年、日本選手権、ジャパンオープン、インカレが残っています。そこで勝負するためには気持ちの部分をしっかりと作っていかないといけないと考えています。タイムや前半から積極的に行くというよりも、しっかり勝つという気持ちを持って明日もそうですし、今後泳いでいきたいです。

松野仁衣奈

ー 今日のレースを振り返って
体があまり動かなくていい結果が出なかったです。

ー 今日のレースプランは
前半を落ち着いていって、後半をあげる想定だったのですが、それがあまり上手くできませんでした。

ー 関東インカレから今日に向けての調整は
関東インカレ終わってすぐは、長い距離を泳いで、その後に200メートルに向けてスピードをあげる練習をしてました。

ー 明日のリレーに向けて意気込みは
リレーのメンバーと4人で力を合わせて頑張りたいです。

ー 最後に4年間の目標は
4年生最後のインカレで笑って終われるように頑張っていきたいです。

水上夏鈴

ー 今日のレースを振り返って
前半からもっと突っ込んで行くべきだっのですが、上手く体を動かすことができず、突っ込めなくて、結果も悪く不甲斐ないです。

ー 関東インカレから今日までの練習は
合宿に参加していたのですが、コロナに罹ってしまい、まだ練習再開から1週間しかたっていないため練習量も少なくなってしまった中で、気持ちをうまく保ってやってレースに望んだのですが、4年生のために得点を稼げなかったことが悔しいです。

ー 明日の種目の目標は
とにかく先輩のためにも私自身がもっと頑張って特にリレーは決勝に残りたいです。

ー 今後4年間の目標は
来年のインカレでは必ず決勝に残りたいです。そしていずれは表彰台に登れるような選手を目指します。

森柄花菜

ー 今日のレースを振り返って
コロナに罹ってしまって、調子があまり上がってこなかったので、昨日もそうなのですが、目標としていたタイムも順位も出なかったので悔しい気持ちでいっぱいです。

ー 昨日の200の出来は
去年は決勝には残っていて、14点くらい取れたが、今年は2点しか取れなかったのでもうちょっと上にいきたかったです。

ー 今日のレースプランは何かあったか
100メートルはとにかくいくしかないので、前半から攻める予定ではいたが、うまくあげていけれなかった。

ー 昨日のレースの疲れは
結構ありました。

ー 来年最上級生として過ごす1年の目標は
来年1年生で、200メートルのバタフライで速い子が入部してくるので、その子と一緒に決勝進出を狙っていけるように頑張っていきます。