【バスケ】第99回関東大学バスケットボールリーグ戦 第5節 対関東学院大 攻守がかみ合い5連勝!

第99回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部)
2023年9月5日(火)対関東学院大@川崎市とどろきアリーナ
ここまでリーグ戦負けなしと勢いに乗る法大。留学生をはじめ強靭なゴール下を誇る関東学院大相手に後半からゲームを支配し、91-65。驚異の5連勝を果たした。

▲相手留学生に対し、法大が誇るビッグマンたちは果敢に挑んだ(画像:#75柳田大斗・営2)

試合結果

トータル試合結果

91
法政大学
22 1Q 16 65
関東学院大学
13 2Q 20
25 3Q 18
31 4Q 11

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#3 今池翔大(文4) PG 法政第二 20 3 3
#7 本山遼樹(法2) PG 福大大濠 4 2 5
#23 堤玲太(文3) SF 九州学院 17 3 1
#6 杉澤ロメオ(文4) PF 東海大札幌 3 4 0
#74 長橋冬真(営4) C 國學院大久我山 7 7 2

法政大学ベンチ入り選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#32 菅野汰樹(環1) PG 法政二
#10 坂本温人(現2) PF 法政二
#24 安原明優(キャ4) SG 八千代松陰 2 0 0
#25 鍋田憲伸(法1) PG 福大大濠 4 1 0
#11 岡部雅大(国文3) SG 國學院大久我山 15 1 2
#8 石田泰三(法3) PF 北陸学院 6 1 1
#32 住吉大和(営1) SF 中部第一
#75 柳田大斗(営2) C 國學院大久我山 9 10 0
#21 藤平皓成(営3) PF 正智深谷 2 2 0
#14 佐藤正樹(済2) SF 法政二
#12 北村雄太朗(法3) PF 光泉カトリック 2 1 0

試合経過・日程(1巡目)

日付 対戦相手 結果
8/26 順天堂大 76ー54  WIN!
2 8/27 明星大 79ー70  WIN!
3 8/30 東京成徳大 89ー68  WIN!
4 9/4 帝京平成大 111ー69  WIN!
5 9/5 関東学院大 91ー65  WIN!
6 9/9 玉川大  ー
7 9/10 東洋大  ー
8 9/13 青山学院大  ー
9 9/16 国士館大  ー
10 9/17 上武大  ー
11 9/23 駒澤大  ー

戦評

法大はここまでリーグ戦4連勝。現在2部リーグで4勝0敗と負けなしは国士舘大学と法大の2校のみであることからも、その強さは明らかだろう。後半戦にかけ手ごわい相手と戦うにあたって、前半戦で連勝記録を伸ばしておきたい。そんな中迎えるは身長197cmの留学生#30 フランクリンを中心に攻撃を展開する関東学院大だ。

第1Q。我らがエース#3今池翔大(文4)の個人技が光る。相手の目線からパスコースを読みカットしてから1人でゴールまで運んでゆく。その後は鋭いドライブで切り込みやダブルクラッチを披露し会場を沸かせた。そして、終盤から試合が膠着状態になったところで、#11岡部雅大(国文3)がダンクをなんと2本沈めてみせた。相手留学生の高さもお構いなしに、岡部自慢のドライブで相手ディフェンスを置き去りに。相手の流れになりそうな場面をつなぐ大きな価値あるダンクだった。会場もこれまでにない盛り上がりを見せ、22-16で第2Qへ。

▲#11岡部雅大。法大の起爆剤としてドライブで切り込む姿は圧巻。

 

第2Q。関東学院大が反撃に出る。#30留学生フランクリンの技術レベルが格段に上がっており、オフェンスディフェンスともに次々とリバウンドを制していった。そこから関東学院大は長く攻撃時間を確保し、#6髙野澤海翔が確実に得点を重ねていく。このピリオドは終始関東学院大のペースでゲームを運ばれ、最後は#6髙野澤の美しい弾道の3Pで逆転を許し、36-35。暗い雰囲気が法大ベンチに流れた。

▲福大大濠コンビ#7本山遼樹、#25鍋田憲伸と#11岡部雅大

法大はハーフタイムで綿密に作戦を練り、迎えた第3Q。相手の3Pが連続で決まるも、前半終了時の暗い雰囲気は完全に消え、攻めの手を止めなかった。#23堤玲太(文3)のバスケットカウントで同点とすると、法大のディフェンスが機能し始める。ゴール下でビッグマンたちが留学生相手に強いフィジカルを見せ、攻撃陣もそれに呼応するように得点を重ねた。60-54と、6点リードで最終Qを迎える。

▲法大のシューター#8石田泰三。状況に応じ求められたプレーを展開する頭脳派。

そして最終Q。法大の攻めの姿勢が遺憾なく発揮されたピリオドだった。#8石田泰三(法3)が開始早々躍動する。ゴール下に強靭な相手選手がひしめく中、うまく切り込んで得点を重ねた。#11岡部雅大の速い攻撃もディフェンスが機能することによって活きてくる。最後には#23堤玲太もダンクをお見舞いし、91-65。最終ピリオドに驚異の31点を獲得し、これで法大は5連勝を果たした。

▲リーグ戦初出場初得点を果たした#12北村雄太朗

立ち上がりに苦戦しても、すぐに立て直せることを証明したこの試合は、今後リーグ戦を戦っていくにあたって大きな収穫だったと言えるだろう。夏はチームとして課題だったディフェンス力の向上に努めたという法大だが、まさにその成果が如実に表れている。なんとも誇らしい選手たちによる試合運びで、次戦は玉川大学に挑む。

(記事・伊藤朱音)

写真提供=法政大学体育会男子バスケットボール部

 

選手コメント

石田泰三(法3)

ー今日の試合振り返って

前半自分たちのオフェンスもディフェンスも上手くいっていなくて、結構点差も開かずに終わってしまったんですけど、3ピリから徐々に上げていこうって言って、自分は3ピリの終わりと4ピリのはじめ出ていたんですけど、そこで少しはミドルのドライブとディフェンスでチームに勢いを与えられたかなと思います。

ー自身のプレー振り返ると

前半本当に何も出来なかったので、後半は絶対にチームの流れを変えようって言ってコートに入っていたので、それが少し実行できたので良かったかなと思います。

ー今日よかった選手は

特にエースの(今池)翔大さんと、3年生の岡部(雅大)と堤(玲太)とかが継続して良かったかなと思います。

ー関東学院大学へのゲームプランなどは

今日は相手の6番が当たっていたので、そこは全員でもう止めようっていうのと、あとは留学生のリバウンドは、ビッグマンだけじゃなくて2,3ポジの選手も全員で取り切ろうっていう感じで入っていました。

ー次戦以降の意気込み

今5連勝して勢いに乗っているんですけど、次からの相手は結構強い相手とかも入ってくるので、絶対に連勝できるように頑張っていきたいと思います。

ー応援してくださる方へ

いつも応援してくださり、ありがとうございます。次からの試合も全力で頑張るので、また応援よろしくお願いします。

 

岡部雅大(国文3)

ー今日の試合振り返って

最初はあまり良いスタート切れなくて、3ピリまであまり良い動きというか、トントンの動きしかできなくて、そこは反省点にはなると思うんですけど、最後4ピリで点差を離せたというのはチームとしての力が出たのかなっていうふうに思います。

ー自身のプレー振り返って

一番最初のプレーで、ターンオーバーしてしまって、そのプレーが反省点になるかなって考えていたんですけど、まあすぐ切り替えて、自分のプレーができるように。ベンチから出ている以上、チームの悪い流れを変えるっていうのが役割だと思うので、そこの役割が50点くらいですけど、チームを勝たせることができたっていうのは、大きな仕事ができたのかなって思います。

ー自身のプレースタイル

チームとして外のシュートが入る人とインサイドで体を張る人とがいて。自分は結構ドライブでアタックして点を取るっていう立場、数少ない人間の部類に入ると思うので、そこのアタックするっていう姿勢は絶対無くさないように意識していつもプレーしています。

ー今日のMVPは

インサイドの(長橋)冬真さんと(柳田)大斗かなあって思います。インサイドで留学生相手に体張って。多少ファールなったりとかリバウンド負けちゃったりってする部分はあると思うんですけどすぐ切り替えて自分のプレーをして体張ってリバウンド取って、すぐ走って、っていうのを、リバウンドがんばって点を取るっていう献身的な働きしてくれたので、2人の働きがなかったら絶対勝てなかったと思います。

ー今後の試合に向けて

絶対に今年は入れ替え戦まで行って一部昇格するっていうチームの目標があるので、今年こそは絶対に勝ちたいと思います。

ー応援してくださるファンの方へ

いつも応援してくださってありがとうございます。これからも自分たちのプレーで楽しい試合を観せられると思うので、観に来ていただけたら嬉しいです。

 

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