関東大学バドミントン秋季リーグ戦
9月19日、21〜22日、28〜29日
日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館
全体2位で迎えた後半戦。3位を走る筑波大に惜しくも敗北を喫し、順位が入れ替わる。最終日の日体大戦には勝利したものの、全体3位で大会を終えた。
試合結果
第4戦 総合試合結果
法政大学
2 |
– | 筑波大学
3 |
詳細結果
試合 | 試合詳細(後者が対戦相手) |
---|---|
第1シングルス | 〇八木美帆2ー0佐々木りん(21-19、21-12) |
第2シングルス | 〇竹澤みなみ2ー0青木もえ(21-9、21-12) |
第1ダブルス | ⚫︎堤みほろ・森山紗帆0ー2神山和奏・須﨑沙織(18-21、11-21) |
第2ダブルス | ⚫︎竹澤みなみ・橋村羽奏0ー2中原鈴・広瀬未來(19-21、11-21) |
第3シングルス | ⚫︎櫻井理湖0ー2須﨑(14-21、25-27) |
第5戦 総合試合結果
法政大学
3 |
– | 日本体育大学
2 |
詳細結果
試合 | 試合詳細(後者が対戦相手) |
---|---|
第1シングルス | 〇八木2-0工谷羽音(21‐15、21-17) |
第2シングルス | 〇竹澤2-1平原千裕(17-21、21-16、21-18) |
第1ダブルス | ⚫︎牧野美涼・伊藤結衣0-2安部風花・関野里真(10-21、17-21) |
第2ダブルス | 〇竹澤・橋村2-0谷川莉奈・梶原藍実(21-15、21-18) |
第3シングルス | ⚫︎櫻井1-2今泉明日香(21-7、17-21、21-23) |
エース内田が不在の中、総力戦でチーム力を見せた法大。第3シングルスは2試合連続デュースにもつれこむ手に汗握る戦いとなった。強豪が集う関東1部で負けられない戦いが続く中、全力を尽くして戦う選手の姿が印象に残っている。10月11月に控えるインカレでの勇姿にも期待したい。
選評
5日目 日体大戦
関東大学秋季女子リーグ最終日。日本体育大学と対戦した。
第1シングルスに出場したのは八木美帆。相手が足元に鋭いスマッシュを決め、盛り上がりを見せるも、動じず着実と点を重ねる。長い手足を活かした高さのあるスマッシュを決め、21-15で第1ゲームを終えた。第2ゲームは、18点まで一進一退の攻防が続くも、最後は3点連続得点で、21-17で勝利をおさめた。
第2シングルは前日の筑波大戦に引き続き、竹澤みなみが任された。第1ゲーム序盤相手に左右に動かされ連続失点するが、竹澤の力強いスマッシュによりその差を縮める。しかしコースを狙った攻撃に苦戦し21-17で敗れる。第2ゲームは序盤から果敢に攻める竹澤。コースを狙われるもフットワークを活かした攻撃により連続得点。最後まで粘り強く戦い抜き21-16で勝利した。一進一退の攻防によりファイナルセットへ持ち越す。勢いに乗る竹澤の力強いスマッシュが炸裂するもネットを越さず相手にリードを奪われる展開。それでも中盤相手のミスから流れに乗り始めた竹澤が連続得点し逆転する。最後はコースを狙ったショットを決め21-18で勝利。
第1ダブルスは伊藤結衣・牧野美涼ペアが出場。序盤から我慢対決のような長いラリーが続き、徐々に点差が開いていく。ドライブを多用したラリーからの攻撃に対応しきれず10-21で敗戦。第2ゲームも激しいラリーでの攻防が続く。ここでは主導権を握るシーンもあり、左右に振る激しいラリーで得点を重ねる。伊藤の見事なプッシュも決まり、16-16まで接戦を演じるも、最後はラインコントロールのミスが重なり17-21で試合終了。相手の逃げ切りを許した。
第2ダブルスに出場したのは竹澤みなみ・橋村羽奏ペア。第1ゲーム序盤から強烈な竹澤のスマッシュが冴える。前後に動かされる攻撃に対しても2人のコンビネーションが発揮され、攻めのプレーが続く。粘りの強く戦い抜き21-15で勝利。第2ゲームでは相手にコースを狙われ点差を広げられない竹澤・橋村ペア。しかし最後まで強気強気な姿勢を見せ21-18で勝利した。
第3シングルは櫻井理湖が任された。第1ゲームでは相手に果敢に攻め込まれ連続失点。櫻井もコースを狙った攻撃を行うもコートを捉えきれず21-7で敗戦。第2ゲームでは一進一退の攻防が続き点差をつけられない。しかし中盤高さを生かした素早いスマッシュで連取し、流れに乗った櫻井が勝ちきり21-17で勝利。ファイナルセットへ持ち越す。ラインギリギリのコースを狙った攻撃など果敢に攻めるがあと少し届かず21-23で敗戦。
選手インタビュー
主将・内田美羽(営4=青森山田)
(上)健闘を見せた内田(下)笑顔の集合写真
―五日間を振り返って
3日目の明治で自分が負けてしまってチームに黒星ついちゃって、勝たなきゃいけない場面で勝てなかったという課題が残ったと思います。やっぱりこの5日間を振り返って3勝2敗でやっぱどこも僅差で同じぐらいの実力の中で、インカレで優勝するにはもっとみんなで残りの期間練習しなきゃ改めて日本一は取れないと実感しました。
―内田選手が思うMVPとその理由
シングルスで出た八木美帆選手(人1=福岡常葉)は1シンという立場が多かった中で、緊張もあったと思いますし、また昨日と今日自分が出られない中必ず勝ち星を持ってきてくれる存在だったのでよく頑張ってくれたなと思います。
―後半2試合出場がなかった理由
前回の東日本の大会の2週間前から怪我をしていて、それがあんまりまだ治っていなくてその中で試合に出て肉離れを起こして今はそんなに動けない状況ではないんですけど、インカレを見据えてということで決断しました。
―インカレに向けて一言
やっぱり個人戦は自分の中では絶対にタイトルを取りたいと思っているので、あと10日ぐらいの練習になるんですけどその中で勝つための練習をして、絶対にタイトルを取っていい形で団体戦に臨んでみんなで日本一を体感できたらと思います。
(取材・撮影:石橋知花、大草拓馬、金山遥南、長谷川由梨、山口晴暉)