【ボクシング】男子M級・シルバイエシュアが堂々の準優勝！　2025全日本ボクシング選手権大会（男子W・LM・M・LH級）

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ウェルター級・松久優作（文4＝東福岡）

ライトミドル級・浜田実來（キャ3＝弘前工業）

ライトヘビー級・浜田実來（キャ3＝弘前工業）

ミドル級・シルバイエシュア（キャ1＝作新学院）

戦評

男子W級　松久優作

ウェルター級・松久優作（文4＝東福岡）は、法大選手として迎える最後の全日本選手権に挑んだ。初戦の相手は高校生ながらに45戦無敗の記録を持つ藤木勇我（興國）。序盤から互いに攻撃を仕掛ける展開になるも、松久は試合のペースをつかめず、相手の持ち味である素早いジャブに終始苦しい展開を強いられた。 2、3Rも試合は完全に相手ペースで進んだ。攻撃に出るも堅固なブロックに阻まれ、クリーンヒットを奪うことができず、試合終了を迎えた。結果は0-5のフルマーク負け。最後まで主導権を握れず、悔しい敗戦となった。

（記事：山鳥優里）

男子LM級　浜田実來

ライトミドル級・浜田実來（キャ3＝弘前工業）は2年前の全日本ボクシング選手権で3位に入っている。今大会はその成績を越えたいところ。初戦は今年の関西学生ボクシング1部リーグ戦で技能賞と階級賞を獲得するなど、その実力を評価される杉山律希（大商大1年＝菊華）。試合は序盤から相手に着実にポイントを取られる。浜田も意地を見せるが上手くカウンターを合わせられるなど、終始相手ペースで試合は進み、フルマークの5－0で判定負けを喫した。

（記事：篠﨑勇希）

男子M級　シルバイエシュア

ミドル級に出場したシルバイエシュア（キャ1＝作新学院）は、接近戦を得意とする持ち味を存分に発揮し、大学生としての初舞台を駆け抜けた。初戦の2回戦では的確なパンチを次々とヒットさせ、RSCで圧倒的な勝利を収めた。準決勝では序盤にリードを許す場面もあったが、2R以降の巻き返しでポイントを重ね、4-1の判定勝ちを収め決勝進出を果たした。決勝戦では相手の力強いパンチと互角に打ち合う展開となり、最後まで粘りを見せたものの、惜しくも1-4で敗退。全国の舞台で見せた戦いぶりは、今後の成長と活躍への期待を大きく感じさせるものとなった。

（記事：飯沼美音）

男子LH級　木場海星

昨年の同大会で1年生ながらミドル級2位になった木場海星（キャ2＝名古屋工学院）。ライトヘビー級として出場する今大会は昨年の悔しさを晴らしたいところだ。初戦の対戦相手は今大会ライトヘビー級の王者に輝いた鳥谷部魁（自衛隊体育学校）。試合は1Rから相手の速さに対応しきれずに主導権を握られると、その後も着実にポイントを稼がれフルマークのユナニマス・デシジョンで敗戦。昨年から階級を上げて挑んだ今大会では、王者に力の差を見せられその悔しさを晴らすことはできなかった。

（記事：篠﨑）