【硬式野球】2026新入生囲みインタビュー ~奥村凌大、片山大輔~

2026年2月8日(日)

今年も法大野球部に多くの新戦力が加わった。期待の選手たちがそろうなか、2月8日(日)に野球部主催で行われた新入部員取材に当会も参加し、今回は横浜高校出身の新入生である奥村凌大選手、片山大輔選手に思いを聞いた。

 『スポーツに優れた者の特別推薦入学試験』による新入生一覧

ポジション 氏名 出身高校
投手 秋田康介 大分舞鶴
片山大輔 横浜
川端勝利 木更津総合
菊地斗夢 旭川北
富田櫂成 帝京大可児
南澤謙太郎 日章学園
吉田遥孔 静岡
捕手 有馬凛空 帝京長岡
内野手 大石來輝 高知
奥村凌大 横浜
菊地政善 聖光学院
庄村佑心 木更津総合
田西称 小松大谷
外野手 桑原宇一郎 近大附

選手インタビュー

片山 大輔 投手

ーー高校野球引退後はどのような練習をしてきたか
取り組みは現役とあんまり変わらないですかね。張り切っちゃってけがする可能性もあるので、変わったことはせずに、練習に行って、キャッチボールして、ブルペン入って、ちょっとトレーニングして、走ってという感じですかね。

ーー昨年のセンバツ決勝での1球はどう捉えているのか
甲子園の決勝で投げれると自分でも思っていなかったので、投げさせてくださった監督さんに感謝の気持ちをもって、育ててくれた思いというのを汲んで、大学でも頑張っていきたいなと思います。

ーー高校時代は伝令でマウンドに行った際、内野陣が笑顔になるのが印象的だったが、チームを盛り上げることは得意なのか
自分は結構おふざけキャラだったので(笑)自分がマウンド行くだけで、特に何も言ってないですけどみんな笑ってくれていました。「頑張れ」と声をかけたら「お前に言われなくてもやるわ(笑)」みたいな感じでやっていました。

ーー昨年、横浜高校は東大とのオープン戦で対戦しているが、東京六大学に対してどのようなイメージを持ったか
監督さんからも六大学でやっている大学なんだから敬意を持ってやれと言われました。最初に球場に入った時から設備だったり環境が綺麗で、これが東京六大学なんだなと思いました。

ーー法大へ入学する経緯は
小さい頃から大学でも野球を続けたいと思っていて、親とも野球の発祥の地である東京六大学で野球ができたらなと話していて。その時に法政大学にお声がけいただいたので、入学しました。

ーーチームに合流して法大の雰囲気や印象はどうか
どういう先輩がいるんだろうと思っていたんですけど、本当に皆さん優しくて、どんなことにも笑顔で接してくれて。分からないことを聞いたら全部しっかり答えてくれて、大学生って大人だなと思いましたし、この雰囲気があるのも法政のいいところだと思いました。合流してからは先輩がいい人だなというのが1番の印象です。

ーー横浜高校と似ていると感じる部分は
環境整備、掃除だったりがしっかりしているので、そこが横浜高校に似ているなと思いました。横浜高校は練習の1時間前に来て掃除するんですけど、ほとんど一緒の感じで(法大も)練習始まる前にみんなで掃除してという感じなので。環境がしっかりしているなと感じました。

ーー高校の先輩である山崎隆之介(新法3=横浜 )選手とお話はされたか
「どうなの」っていうお話をしました(笑)入寮前にも何度か連絡させていただいて、そのときにもいろいろ教えていただきました。やっぱり自分の先輩なので、一緒に頑張っていきたいと思っています。

ーー高校時代、明治神宮大会で優勝しているが、神宮球場に対する印象は
神宮では自分は投げていないんですけど、きれいだなという印象がやっぱり強かったです(笑)いろいろな球場でやってきましたけど、やっぱり野球が始まった地で野球ができるのは本当にうれしいことですし、大学でいう聖地で、高校でいう甲子園みたいなものなので。そこで野球ができることは本当にうれしいことだなと思います。

ーー高校時代の同期で早大進学予定の阿部葉太選手、明大進学予定の為永皓選手、野中蓮珠選手は同じ六大学へ進学するが、意識していることは
高校時代阿部は主将で、レベルに差があったと思うんですけど、今回は同じリーグで戦う相手ですし、引退してからずっと同じ部屋で過ごしていて、「頑張ろうな」、「俺絶対三振取るから」というような話をしていたので、阿部は1番対戦したいと思っている選手です。
為永とは結構仲良くて、カラオケとかも一緒に行く仲です。為永ともレベルが離れていて、高校時代は結構打たれることも多かったんですが、「絶対大学ではもう打たれないから」と言いました。為永からも「いや俺もホームラン打つから」と言われたので、そこをねじ伏せるような投球をしたいと思っています。
野中は本当に真面目で、それがあいつの良いところだと思っています。甲子園もベンチに入れなくて悔しい思いをして、引退してからもずっと練習しているような選手で。ベンチを外れてから、大学で頑張ろうよと話していました。東京六大学リーグに入って同じスタートになるので、切磋琢磨して、優勝決定戦などでお互い投げて打てるような選手になろうねという話をしてるので、おこがましいんですけど、野中は自分が期待している選手です。

ーー奥村選手への意識は
すごく視野が広いというか、どんなことにも先手先手で取り組むので、本当に仲間で良かったなと思っています。奥村と一緒に日本一を目指して頑張っていきたいです。

ーーご自身の強みは
常に平常心なところかなと思います。どんな場面でも緊張はしないので、そういう平常心が自分の得意な部分です。ピッチングの部分では、甲子園でも1球で抑えるということがあったんですけど、やはりその1球かける思いというのはどの選手よりあるかなと思います。

ーー大学で任されたいポジションは
やはり先発投手をやってみたいなとは思います。大学1年生では、経験という面で、リリーフであったり短いイニングを投げることが多いと思うんですけど、自分は最後が全てだと思ってるので、大学4年生の時に先発でエースになってるような選手になりたいです。

ーー昨年、法大は投手陣が苦しむ展開が多かったが、新戦力としてどのような形でチームに貢献していきたいか
最初から主戦で投げようとはあまり思わなくて、リリーフであったり、ピンチの場面で抑えられたらと思います。「片山のおかげで勝てた」という試合を作っていきたいです。

ーー4年間での具体的な目標は
奪三振記録です。

ーー法大だと江川卓さんの記録になるが
結構やばいこと言っちゃったなと思ったんですけど(笑)やっぱりそこを超えるのが横浜高校のOBだと思っています。

ーー技術的な持ち味は奪三振力なのか
そうですね。高校時代も三振が取れるピッチャーというふうに監督さんからも言われていたので、三振が取れるというところを大学でも活かしていきたいです。

ーー大学4年間の中で磨いていきたいのは
腕の振りと、下半身の強化というところを磨いていきたいです。高校時代は筋力トレーニングはあまりせずに技術面ばかりだったので、大学に入ったらまた1から体を作り直して、4年生の時に(ピークに)持っていきたいなと思っています。

ーー目標とする球速は
150キロにはのせたいなと思っているので、そのためには下半身の強化が必要かなと思います。

ーー目標にしている投手は
自分の2つ上の杉山遙希さん(埼玉西武ライオンズ)です。杉山さんに憧れて自分も横浜高校に入って、杉山さんに憧れて野球をしているので、杉山さんを越えられるようなピッチャーになりたいです。

ーー法大で憧れの選手であったり、すごいと思った選手は
OBなんですけど、石川達也(令3年卒=現・読売ジャイアンツ)さんです。横浜高校出身で、一度お話しする機会があって、「しっかりやらないと出れないぞ」と。同じ左なので頑張っていきたいです。

ーー4年後はどのような選手を目指しているか
東京六大学を代表するような選手になって、4年後ドラフトにかかるような選手になりたいと思っています。ドラフト1位でプロに行きたいので、そのためには練習であったり、先輩との関係性だったり、自分の持ち味をもう一度1から作り直して大学でも頑張っていきたいなと思います。

(取材:古川千遥、川邊暖乃)

片山 大輔(かたやま・おおすけ)
経営学部新1年 2007年8月23日生まれ
茨城県出身・横浜
183cm86kg・左投左打
『キレのあるスライダーが武器の左腕。高校時代は主にワンポイントリリーフとして試合の流れを引き寄せた。明大進学予定の為永皓選手、野中蓮珠選手、早大進学予定の阿部葉太選手との“横浜高同期対決”に期待が高まる。』

 

 

奥村 凌大 内野手

ーーチームに合流してみてどうか
大学のユニホームを着て、新しいオレンジ色という鮮やかな色で本当にワクワクしています。

ーー法大へ入学した経緯は
東京六大学で野球やってみたいという思いと、法政大学さんの細かな野球というところに惹かれて進学しました。

ーー東京六大学野球にはいつから憧れがあったのか
高校生になってから大学野球の凄さに気づいて自分もここで野球をやりたいなと思いました。

ーー高校3年間で特に印象深かった試合は
夏の甲子園の県立岐阜商業高校との試合です。自分たちが追う立場になって、1度は逆転したんですけど、最後の最後で勝ち切れなくて、悔しい結果で終わってしまったのが1番印象に残ってます。

ーー県岐阜商戦では冷静な状況判断が印象的だったが、横浜高校のどのような練習がつながっていると考えているか
基本的にどの選手においてもまずは基礎基本というところを大切にしているので、キャッチボールやトスであったり、そういう技術練習の基礎のところがつながったと考えています。

ーー横浜高校で培ったものというのは、野球以外の部分でも大きかったのか
メンタル的な部分は試合に大きく影響すると思うので、そういった私生活の指導は自分にとって良かったと思っています。

ーー高校3年時は神宮大会優勝、選抜優勝と常に他校から追われる立場だったと思うが、そのプレッシャーはどのように乗り越えたか
常に追われる立場になって、今のままでは全然抜かされるなと思っていましたし、その中で今までやってきたことを磨いていかなければならないと思っていました。

ーー神宮大会で優勝しているが、神宮球場という球場への印象は
自分は守りやすいと思っています。風向きだったり、守備位置だったりにしっかりこだわってやっていきたいと思います。

ーー高校時代の同期で明大進学予定の為永皓選手、野中蓮珠選手、早大進学予定の阿部葉太選手は同じ六大学へ進学するが、意識していることは
同じ六大学でライバルになるので、やるからには本当に負けたくないですし、全部勝ちたいという気持ちはあります。

ーーここだけは負けないという部分は
守備の部分で視野の広さであったり、細かなバントの部分かなと思います。

ーー大学でもチームメイトになった片山選手への意識は
1人のバッターに対する集中力というところは自分も参考にしている部分ですし、リリーフ以外であったりどんな場面でも投げれるような選手になってほしいと思います。

ーー目標にしているタイトルや数字は
目標としては、まず100安打というところを自分としては掲げて、その時に首位打者であったりが見えてくるかなと思います。

ーープロ野球選手などで理想とする選手は
特にはいないんですけど、ミスの少ない確実性のある選手になりたいと思います。

ーー法大は内野のポジション争いが激しいと思うが、その中でも守りたいポジションは
引き続きセカンドでいきたいです。頭を使いますし、自分は1番難しいと思っています。セカンドを守るということは、チームの中心を任されているということだと思うので、やるからにはしっかりと自分の芯を持ってやっていかなければならないと思っています。

ーー大学からは木製バットになるが、難しさなどは感じるか
少しでも芯を外すと飛ばないので芯に当てるという確実性が難しい部分だと感じました。

ーー高校ジャパンを経験されているが、大学ジャパンに対する思いは
高校で日の丸を背負わせていただいて、大学ジャパンとも対戦させていただきましたけど、今のままでは(大学日本代表には)全然なれないと思うので、もっともっと成長して、いずれは大学でも日の丸を背負えるようになっていきたいと思います。

ーー今年1年目の目標は
まずはしっかり法政大学の野球を知って、その野球に馴染んでいって、自分の個性を出していく中でチームの勝利に貢献できればいいかなと思います。

ーー4年後はどのような選手を目指しているか
チームを代表するような、勝たせられるような選手になって、周りから注目される中でもしっかり自分のプレーをできるような選手になりたいなと思います。

(取材:印南空音、黒岩なつ子)

奥村 凌大 (おくむら・りょうた
経営学部新1年 2007年12月10日生まれ
愛知県出身・横浜
169cm76kg・右投左打
『U18W杯でセカンド部門のベストナインを受賞。高校時代の明治神宮大会V、センバツV、夏の甲子園8強に大きく貢献した。法大の熾烈な内野手の定位置争いの中で、存在感を放つことが期待される。』

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