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【ボクシング】リーグ戦開幕!白熱の接戦繰り広げるも惜敗/第79回関東大学ボクシング1部リーグ戦 対中央大戦 

ボクシング

第79回関東大学ボクシング1部リーグ戦

2026年5月9日(土)
後楽園ホール

昨年3位の法大は悲願のリーグ戦優勝を目指し、開幕戦に挑む。対する中大は昨年4位。4-4で最終戦を迎える大接戦となったが、あと一歩及ばず惜敗。悔しい黒星発進となった。

見事判定勝利した円谷

試合結果

トータル試合結果

4

法政大学

5

中央大学

 

試合結果

 階級 勝敗 選手名 スコア 対戦相手
F 吉田太雅(文2) 3-2 波多野陽
B 正山五月(文1) 2R 0’45” 木村琉雅
B 小川悠希(文4) 0-5 山田心
L 円谷健聖(営3) 5‐0 山川空蒼
L 尾上仁勇(法3) 5‐0 内田冴介
W 清水駿允(キャ1) 2R 1’43” 渡辺大虎
W 横井貫大(法4) 1R 1’12” 伊達勇次郎
LM 小池立騎(文3) 2R 1’32” 中崎太相羅
M シルバイエシュア(キャ2) 0-4 渡邊柊弥

 

対戦相手 勝敗 スコア
中央大学 4-5

戦評

昨年3位の法大は、悲願のリーグ戦制覇へ向け初戦に挑んだ。相手は昨年4位の強豪である中大。会場には大きな声援が響き渡り、序盤から互いに譲らぬ白熱した戦いとなった。優勝を狙う法大にとって初戦である今回、勢いをつけるためにも何としても勝利をつかみたい。

第一試合に登場したのはフライ級の吉田太雅(文2=崇徳)だ。大学生となって2度目のリーグ戦に臨んだ吉田。全日本では2回戦敗退という悔しい結果に終わったが、その悔しさを晴らすような戦いを見せた。1Rは相手の素早い動きにもひるむことなく積極的に距離を詰め、鋭いボディをヒット。2R以降は徐々に相手のペースをつかみ、自らのリズムで試合を展開していく。最後まで攻め続け、接戦の末に勝利をつかみ取った。

第二試合はバンタム級の正山五月(文1=東福岡)が登場。1年生ながら物おじしない堂々としたファイトスタイルを見せ、4年生相手にもひるむことなく1Rから果敢に前へ出る。試合序盤には相手の強烈なパンチを受けダウンを喫したものの、その後は的確なパンチを当て返し挽回を狙った。迎えた2Rでも積極的に攻め続け勝利への執念を見せたが、再びダウンを奪われRSC負け。敗れはしたものの、1年生らしからぬ気迫あふれる戦いを見せた。

第三試合は同じくバンタム級の小川悠希(文4=作新学院・主将)がリングに上がった。サウスポースタイルの小川は、主将として何としても勝利をつかみたい一戦。1Rは相手の積極的な動きに対し、うまく距離を取りながら冷静に対応し、鋭い左ストレートをヒットさせる場面も見せた。しかし2Rは相手の勢いに押され、思うように有効打を重ねることができない。3Rも最後まで粘り強く戦い抜いたものの、相手の印象が上回り判定負けとなった。

第四試合はライト級の円谷健聖(営3=水戸桜ノ牧)が登場。1Rから鋭いボディを中心に好打を重ね、積極的な攻撃で主導権を握る。2R以降は相手の打撃を受ける場面も見られたが、ラウンド終盤には一気に攻め込み強い印象を残した。迎えた3Rではジャブを効果的に使いながら自らのペースへ持ち込み、冷静に試合を展開。最後まで攻めの姿勢を崩さず、判定勝利を収めた。

続く第五試合は同じくライト級の尾上仁勇(法3=高松工芸)が出場。サウスポースタイルの尾上は、1Rから慎重に様子を見ながらも積極的に前へ出て、鋭い左をヒットさせる。2R以降はキレのあるジャブを軸に好調な滑り出しを見せた。相手はオーソドックススタイルでかみ合いづらい場面もあったが、巧みに距離を取りながら冷静に対応。さまざまな種類のジャブを使い分け、相手に的を絞らせない試合運びを見せ、判定勝利を収めた。

第六試合はウェルター級の一戦。清水駿允(キャ1=日大山形)がリングに上がった。1年生ながらリーグ戦の舞台に立った清水は、1Rから相手の強烈なボディを受ける厳しい立ち上がりとなった。リーチの長い相手に苦戦を強いられる中でも、2Rには鋭いストレートをヒットさせるなど反撃を見せる。しかし、相手の右ストレートを受けダウン。そのままRSC負けとなり、悔しい結果に終わった。

第七試合は同じくウェルター級横井貫大(法4=菊華)が登場。序盤から鋭いボディを当てるなど積極的な攻撃を見せた横井だったが、相手の圧力とパワーあるパンチに押される苦しい展開となる。その後も相手の猛攻を止めることはできず、1RでRSC負けを喫した。

続く第八試合はライトミドル級の一戦。小池立騎(文3=駿台学園)が登場。ここまで敗戦が続いていただけに、流れを変えたい一戦となった。小池は序盤からプレッシャーをかけながら前へ出て、大きな一撃を狙う積極的なボクシングを展開。2Rには強打を狙い果敢に攻め込む姿勢を見せた。試合は相手の負傷によりドクターストップとなり、小池が勝利を収めた。

4-4で迎えた最終第九試合。勝敗の行方を左右する大一番に、ライトミドル級のシルバイエシュア(キャ2=作新学院)がリングに上がった。何としても勝利をつかみたい法大。1R、相手のペースにのみ込まれないよう巧みに距離を取りながら戦い、多くの手数を出して応戦する。一発で流れが変わりかねない緊張感のある接戦となった。2R以降は鋭いボディを当てる場面も見せたが、相手の激しい接近戦に徐々に押し込まれる展開に。最後まで懸命に前へ出続けたものの、流れを変えることはできず判定負け。

結果は4勝5敗で中大に敗戦。敗れはしたものの、1年生の活躍や粘り強い戦いが光る一戦となった。リーグ優勝へ向け悔しさの残る黒星スタートとなった法大。次戦での巻き返しに期待がかかる。

(飯沼美音)

選手コメント

尾上仁勇(法3=高松工芸)


ーー今回の試合を振り返って
全然ダメでした。1R目から熱くなっていつも練習していたことがだせず、パンチが全部大ぶりになってしまいました。

ーーリーグ戦初戦でしたが、緊張感などは
緊張はあまりなかったです。楽しみと倒してやりたいって気持ちが強かった。

ーーご自身のストロングポイントは
自分の強みは踏み込みと体の強さです。瞬間的に飛び込む速さと近い距離になった時の体の強さには自信があります。

ーー想定していた試合運びは
1Rから積極的に攻撃して自分のボクシングを徹底して相手になにもさせず、できたらRSCも狙おうと思っていました。

ーー自身の試合で良かった点などは
左下のボディを当てた時はよかったと思います。でも自分の良い所、練習してきたことがだせず悔しいです。

ーー次戦に向けての意気込み
2週間後にある東洋戦では、心は熱く、頭は冷静に挑み、自分のボクシングを徹底して、個人チーム共に勝利します。

(インタビュー・山鳥優里)

 

(取材:松野要、山鳥優里、篠崎勇希、飯沼美音)

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