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【バスケ】残り3.2秒でエース・鍋田が決勝点!!最大16点差をひっくり返し1部昇格! / 第102回関東大学バスケットボールリーグ戦 1部入替戦第3戦 対神奈川大学

第102回関東大学バスケットボールリーグ戦 1部入替戦第3戦 対神奈川大学
2026年11月5日(木)
代々木第二体育館

運命の第3戦。前半はシュートが決まらず、苦しい時間帯が続く。しかし、第3Qで第2戦の後半でも見せたゾーンディフェンスがはまり、相手の得点をわずか3点に抑える。その後はシーソーゲームになるも、1点ビハインドの残り3.2秒でエース・鍋田憲伸(法4=福岡大大濠)が決勝点となるシュートを決め、49-48で1部昇格とインカレ出場を決めた。

試合後喜びを分かち合う佐藤監督と鍋田

試合結果

◯法大

49

10 1Q 22

48

⚫️神大

13 2Q 12
15 3Q 3
11 4Q 11
番号 ポジション 選手名 学部・出身校 得点 REB AS
12 PG 伊藤舷人 法2・法政二 0 2 2
18 PF 八重沢連(CAP) 法4・八王子学園八王子 2 6 2
19 SG 境碧空 法3・法政二 4 7 0
25 PG 鍋田憲伸 法4・福岡大大濠 16 11 4
26 PF 伊藤遙志 営2・福岡大大濠 14 9 0
ロスターメンバー
2 PF 首藤怜 文4・仙台大明成 0 0 0
3 C 藤田簾 法1・国学院久我山 DNP
7 PG 進藤孝虎 文1・九州学院 DNP
8 PG 野田凌吾 国2・藤枝明誠 10 0 0
14 SF 長谷川蒼 国1・北陸学院 3 0 0
31 SF 西海土成嘉 法2・北陸学院 0 0 0
32 PG 菅野汰樹 人4・法政二 0 1 1
67 SF 佐々木寧 法1・正智深谷 0 0 0
77 SF 住吉大和 営4・中部大第一 DNP
91 SF オディギェプレシャス恵 法2・湘南工大付 DNP

※REB=リバウンド、AS=アシスト、DNP=出場なし

戦評

第1Q
法大ボールでスタートした第3戦。最初の攻撃は境のコーナースリーから、伊藤遙志(営2=福岡大大濠)がオフェンスリバウンドを奪うも、得点には繋がらず。その後も伊藤舷人(法2=法政二)のフェイドアウェイ、八重沢連(法4=八王子学園八王子)のフローターなどが惜しくもリングに嫌われる。開始3分、鍋田がフリースローを1本決め、これが初得点となる。流れを手にしたい法大は菅野汰樹(人4=法政二)、長谷川蒼(国1=北陸学院)を投入。長谷川が3点シュートを決め、10-3とするも、その後も神大ペースで時間が進んでいく。相手にバスケットカウントやイージーなシュートを決められ、15-4となったところで法大はタイムアウトを選択。しかしタイムアウト明けも相手のドライブを止められず、点差が離れていく。苦しい展開の中で野田凌吾(国2=藤枝明誠)や八重沢の得点でつなぎ10-22で第1Qを終えた。

第2Q
第2Q開始直後、伊藤遙がゴール下でシューティングファウルを受け、フリースローを2本沈める。その後のディフェンスで伊藤舷が相手のミスを誘う。伊藤遙がダイナミックなブロックショットから自分でゴール下のジャンプシュートを決め切り、10点差としたところで神大がタイムアウトを選択。タイムアウト明けは神大の堅守を前に中々追加点を取ることができない。残り4分25秒で14点差にされたところで法大はたまらず前半最後のタイムアウト。タイムアウト明けに伊藤遙のセカンドチャンスで得点するも、神大にリバウンドからの速攻で得点を許してしまう。神大にドライブから追加点を決められ、34-18と、この試合最大点差となる16点差をつけられる。しかし、その後野田のミドルシュート、鍋田が巧みにファウルを受けフリースローを3本沈めるなどして34-23と11点差で前半を終えた。

第3Q
勝負の後半は神大ボールでスタートした。法大は2-3のゾーンディフェンスを仕掛け、勝負に出る。伊藤舷と鍋田のアシストを受け、伊藤遙と境が連続6得点。開始3分で神大にタイムアウトを取らせる。その後も開始4分まで神大を無得点に抑えるディフェンスで法大ペースに。伊藤遙のリバウンドシュートや野田のフローターで2点差まで詰め寄る。そして残り3分、鍋田のドライブからのレイアップでついに同点に追いつく。その後は両者追加点のない時間帯が続く。残り1分、野田のフリースローでついに逆転に成功し、38-37で第3Qを終えた。

第4Q
運命の最終Qは序盤、神大ペースで進んでいく。開始早々にゴール下のシュートと3点シュートを許してしまい、4点差にされるも、鍋田が難しい場面で3点シュートを決め切り、42-41とする。しかし、その後追加点を阻まれ、さらには連続で2本の3点シュートを決められ7点のビハインドを追う。この残り5分のタイミングで法大は後半1回目のタイムアウトを選択。タイムアウト明け、粘り強いリバウンドから野田が切り込み、5点差とする。さらに境のリバウンドシュート、伊藤遙のゴール下の合わせで残り1分47秒で1点差とした。その後は粘り強いディフェンスからしっかりリバウンドを取り切り、相手に追加点を許さない。残り43.8秒で法大はタイムアウトをとり、フロントコートからの再開を選択。このポゼッションでは鍋田と八重沢のピックアンドロールから八重沢がポップし、3点を放つが、惜しくも入らず。残り6.9秒の法大ボールの場面で法大が最後のタイムアウト。再び、フロントコートからの再開を選択。鍋田がバックドアでフリーになったところに八重沢がアシストし、鍋田がレイアップを決め切った。これが決勝点となり、48-47で試合終了。2019年以来の1部復帰とインカレ進出が決まった。

残り6.9秒から逆転し喜ぶ鍋田

何度も1部昇格を阻まれてきた入替戦。昨年度は2部の難敵たちに苦戦し、入替戦への出場もできなかった。そこから1年、主将・八重沢とエース・鍋田をはじめとする4年生たちを中心に、下級生たちも次々に頭角を表し、リーグ戦を乗り切った。1部相手に通用することを証明できた入替戦。全員が初出場となるインカレでの躍進にも期待したい。

(記事:紺野真帆)

インタビュー

主将・八重沢連(法4=八王子学園八王子)

――きょうの試合を振り返って
前半は向こうに点差をつけられて、ちょっと微妙だな、雰囲気が落ちているなという感じでした。でも昨日の後半少しやったゾーンが今日は後半どハマりして、そこから1年間やってきたリバウンド・ブレイクをやったら自ずと点差も詰められました。最終的にロースコアゲームになりましたが、最後はエースの鍋田(憲伸、法4=福岡大大濠)が決めてくれて、勝ててよかったです。

――第3Qを3点に抑えられた要因は
ゾーンが効いていました。僕たちはゾーンをずっと練習してきたので、下(後ろにいる選手)からどんどん喋ったりだとか、みんながしっかりコンテストして、最後にシュートチェックに行く。そこからシュートが落ちたらボックスアウトしてリバウンドを取ろうという話をしていて、そこからブレイクにつながったのが勝因かなと思います。

――1部昇格とインカレ出場が決まった率直な感想は
本当に嬉しいの一言です。これまで1年間きつい練習を乗り越えて、リーグ戦後も試合が終わった後すぐに強度を上げて1週間練習してから試合に入ったので。その思いも色々あって、本当によくみんな頑張ってくれたな、みんなのおかげだな、というのが一言です。

――苦しい時期もあったリーグ戦をキャプテンとして振り返って
自分がみんなをまとめられるキャプテンかと言われたら、そうでもないと思います。ただ憲伸(鍋田、法4=福岡大大濠)もそうですが、4年生みんながいろんなところで引っ張ってくれて、最終的には同じ方向を向けました。最初は本当に1部に上がれるのか、2部で戦えるのかというきつい言葉もありました。それを跳ね除ける気持ちで、一体となって頑張ってこられたと思います。僕はキャプテンという立ち位置ですが、4年生みんながキャプテンで、それについてきてくれた後輩たちにも感謝しかないです。

――昨日の敗戦後どんな話をしたか
1部の圧力というか意地を感じて、「あれが1部だぞ」という話をしました。かなり食らっている選手や明日どうしようという選手もいましたが、俺らはチャレンジャーだと。2部リーグでも勝てない時期がありましたし、チャレンジャーなら泥臭いところを頑張ろうと話しました。それが最後の何人も絡んだルーズボールやリバウンドにつながったのかなと思います。

――4年生は1部昇格しても卒業のため、1部リーグでプレーできないことが決まっている中、何を原動力に頑張ってこられたのか
去年は4年生の代があまり試合に出ていなかったので、後輩が頑張ってくれているチームで、今年は本当に後輩たちに1部でプレーさせてあげたいと思っていました。今回の入替戦もそうですが、シュートを決めたら名前を呼ばれたり、選手紹介で名前を呼ばれたり、代々木でやったりといった環境でプレーさせてあげたい。プロに行きたい選手もいますし、夢を追いかけるには1部リーグが絶対に必要だと思ったので、その一心でした。

――インカレへの意気込み
僕ら4年生も4年間インカレに出場したことがなく、大学での全国大会は初めてです。最後の大会なので、まずは楽しむことを第一に。勝ち負けも求められますが、本当に楽しく良いプレーをして、インカレではシュートを決めたいと思います。

――ここまで応援してくださったファンやOBの皆様へ
リーグ戦を含め25試合、本当に応援ありがとうございました。入替戦の代々木第二での、法政大学応援団の皆さんの一声一声に本当に救われました。シュートが入った時の歓声が本当に感動的で印象に残っています。インカレはお祭りのつもりで頑張りたいので、応援よろしくお願いします。

(インタビュー:紺野真帆)

鍋田憲伸(法4=福岡大大濠)

——きょうの試合を振り返って
本当に素直にうれしいです。
やっぱりマンツーマンという部分に関しては本当に負けてるところだと思いますし、そこは1部にずっと残ってる神大さんはさすがだなと思いました。でも、それだけではバスケットは勝てないということを証明できた試合だったのかなと思います。ツースリー(ゾーンディフェンス)が効いていたのでやり続けて、信じ続けた結果が今日の勝利なんじゃないかなと思います。

ーー前半苦しい展開が続いたが逆転できた要因は
全員がボールに執着するというか、リバウンドや50-50のボールを取りに行く強気の姿勢が今日の勝因だったのかなと思います。

ーー決勝点を決めたときの気持ちは
デザインした時には正直これしかないだろうなというふうに決めて。本来であれば僕がボールを持って仕掛けるというのがみんな思ってることだと思うんですけど、八重沢(連、法4=八王子学園八王子)からずっと前半も後半もバックドアのパスが入っていたので、そこを信頼しました。ずっと4年間一緒にやってきたので、八重沢にまずボールを託してからバックドアしてシュートを決めるというのを信じきった結果がシュートにつながったと思います。

――4年生は1部昇格しても卒業のため、1部リーグでプレーできないことが決まっている中、何を原動力に頑張ってこられたのか
毎年毎年、僕が1年生の頃から「1部昇格・インカレ出場」を4年生が掲げてきていて、毎年4年生がそれに全力で向かってる姿勢を本当に間近で見てきました。僕たちもそれに向けて全力で戦う姿勢を後輩たちに見せたいなと思っていたので、それが原動力になったんじゃないかなと思います。

――ここまで応援してくださったファンやOBの皆様へ
本当にいつもいつも応援ありがとうございます。ようやくつかんだ1部昇格とインカレ出場という結果にたどり着くことができて本当にうれしく思います。最初で最後のインカレですが、また全員で頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします

ーーインカレへの意気込み
僕たちのバスケットを40分でやるだけだと思いますし、それをチームもそうですけど、見てくださるみなさんに見せたいなと思います。

(インタビュー:川邊暖乃)

伊藤遙志(営2=福岡大大濠)

——きょうの試合を振り返って
きょう負けたら4年生が引退で、相手にも昨日10点差以上つけられて負けたので緊張はありました。序盤から苦しかったですが、それでもしっかり楽しんでプレーできたし、自分たちのバスケットをやるというのを強く意識し続けられました。それで勝てたのでうれしいです。

——個人のプレーを振り返って
昨日はピックアンドロールからドライブやキックアウトで簡単に点をとられてしまって、そこが課題だなと感じていました。それで今日はピックアンドロールに粘り強く対応することと、ドライブをブロックすることを意識しました。

——インサイドでの得点が目立ったが
憲伸さん(鍋田、法4=福岡大大濠)や舷人(伊藤、法2=法政二)がドライブでしっかりズレを作ってくれたのが大きいです。ディフェンスがそれに対応してきたところを、自分が決めきるというのを今日は何回もできたので良かったです。

——苦しい場面で意識していたことは
この試合で負けたら最後だというのはずっと頭にありました。絶対に後悔したくないという思いで戦っていました。

——今後伸ばしていきたい点は
自分たちはサイズが小さいので、相手にリバウンドを取られたり、ルーズボールで負けたりすることが多いです。もっとチームで1つのボールを守るという気持ちを強く持たなければいけないなと思います。

——インカレへの意気込み
自分にとっては初めてのインカレなのでしっかり楽しみながら、1つでも勝ち上がれるように頑張ります。

(インタビュー:黒木結奈)

長谷川蒼(国1=北陸学院)

——きょうの試合を振り返って
きょうは前半に神大さんの勢いがあったので、フィジカルの部分でチームで押されてた場面がかなり多かったです。ハーフタイムでしっかりとチームでもう一回やるべきことを確認し合って、3Qにそれが遂行できて、4Qでは出場した人がしっかり自分の役割を果たすことができたので、良かったと思います。

——昨日の負けから何を改善したのか
自分たちはリーグ戦始まってからずっとやるべきことはずっと同じということを全員で共通認識を持っていました。昨日は負けてしまいましたが、自分たちのやるべきことは変わらずに、しっかりとやることやったら勝てるってみんなで信じてたので、それをもう一回全員で話し合って改善しました。

ーー前半に点差を広げられてしまったときにどのような話を
相手は1部のチームということで、1部でずっとやってきた経験があると思うので、絶対自分たちがビハインドになる展開はあると思っていました。その時間もしっかり全員で我慢して、最後の最後で1点でも勝つとこができればいい、という考えをしっかり持ち続けられたのが良かったと思います。

ーーインカレへの意気込み
自分は1年生で、まだインカレという場も何かわかっていませんが、2部から一気に上がって失うものは何もないと思うので、しっかりインカレっていう場を楽しんでいいプレーができたらなと思います。

(インタビュー:吉川つぼみ)

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◆法大vs神大 入替戦の日程・結果◆
月日 相手 ○⚫︎スコア
11/3 神大 ◯53-49
11/4 ⚫︎55-67
11/5 ◯49-48

詳しい日程、結果、スタッツは学連の公式HPをご覧ください。
過去の試合の記事は各試合のスコアの部分からご覧ください

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