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【サッカー】リーグ王者・国士舘大撃破で4大会ぶりインカレ出場&1部残留! 夏の関東王者が底力を見せる 柳沢監督「強い法政を作っていきたい」 第100回関東大学サッカーリーグ第20節

2026年11月3日(火)
JR東日本カップ2026第100回関東大学サッカーリーグ1部
第20節 法大-国士舘大 国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場

前節の劇的勝利から僅か中2日。5月からリーグ15戦負けなしの関東リーグ覇者・国士舘大学との一戦が幕を開けた。法大は前節からスタメンを9人変更と大幅なメンバー入れ替えを敢行し、試合に臨んだ。前半9分、髙橋宗杜(スポ3=川崎フロンターレ U-18)のゴールで先制すると、後半37分にはPKで小湊絆(スポ4=青森山田・FC東京内定)が3試合連続弾を沈めた。後半45分に相手のセットプレーから失点を許すも、最終スコア2-1で関東リーグ覇者・国士舘大の撃破に成功し連勝を飾った。

▼試合結果

2
法大
1 前半 0 1
国士舘大
1 後半 1

得点者:髙橋宗杜、小湊絆

▼スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
12 GK ステイマンジョシュア草太郎 社2・ガンバ大阪 ユース
3 DF 熊谷康正 現3・前橋育英
16 DF 長田涼平 経3・名古屋グランパス U-18
19 DF 保田成琉 社4=阪南大高・湘南ベルマーレ内定
24 DF 畑野優真 経3・横浜F・マリノス ユース
10 MF 前田康尋 現4・浜松開誠館
15 MF 峯野倖 経2・市立船橋
28 MF 池端翔夢 経3・柏レイソル U-18
9 FW 小泉ハーディ 経1・日体大柏
11 FW 小池直矢 現4・前橋育英・ジュビロ磐田内定
18 FW 髙橋宗杜 スポ3・ 川崎フロンターレ U-18
サブメンバー
21 GK 寺田周太 経4・法政二
20 DF 田辺幸久 経3・大津
22 DF 佐藤凛音 スポ3・市立船橋
5 MF 福本一太 スポ2・阪南大高
6 MF 廣岡瑛太 社1・柏レイソル U-18
7 MF 松田悠世 社3・桐光学園
8 FW 菅原太一 スポ3・浜松開誠館
13 FW 瀬尾凌太 スポ1・桐蔭学園
27 FW 小湊絆 スポ4・青森山田・FC東京内定

▼マッチレポート

後半ATの勝ち越し弾で劇的な勝利を収めた前節から中2日。勢いに乗る法大は前節優勝を決めた国士舘大と対戦。過密日程もあり前節からスタメンを9人変更し、フレッシュなメンバーで王者に挑んだ。

法大は立ち上がりから2トップの髙橋宗杜(スポ3=川崎フロンターレ U-18)、小泉ハーディ(経1=日体大柏)にボールを集め攻撃を組み立てていく。先にチャンスを作ったのは法大。前半9分、右サイドバックの長田涼平(経3=名古屋グランパス U-18)の上がりから得たコーナー。池端翔夢(経3=柏レイソル U-18)の精度の高いボールに髙橋が合わせ先制点を奪う。この1点で勢いに乗った法大は前半13分、高橋のスルーパスに抜け出した小泉がシュートを放つも、これはキーパーの好セーブに阻まれる。その後は両チームがチャンスを作るも決定的なシーンは生まれず、一進一退の攻防が続く。迎えた前半42分、相手左サイドから崩され、キーパーとの1対1となるも、ステイマンジョシュア草太郎(社2=ガンバ大阪ユース)のスーパーセーブで前半最大のピンチを切り抜け、1-0で前半を折り返す。

追加点を狙いたい法大であったが、後半は序盤から相手にボールを握られ、苦しい展開となる。流れを変えたい法大は後半14分に小湊絆(スポ4= 青森山田 ・FC東京内定)、佐藤凛音(スポ3=市立船橋)、後半22分に瀬尾凌太(スポ1=桐蔭学園)を投入するも、依然として相手ペースが続く。それでもステイマンの安定したセーブやディフェンス陣の粘りでゴールを許さない。後半29分には福本一太(スポ2=阪南大高)がリーグ戦デビューを飾る。守備陣の踏ん張りに応えたい攻撃陣は後半32分に小池直矢(現4= 前橋育英・ジュビロ磐田内定)が相手のミスを突きチャンスを作るなど徐々にペースを取り戻していく。迎えた後半37分、小湊がハーフウェイライン付近からボールを運び、ペナルティエリア内の仕掛けで倒されてPKを獲得。これを自らが冷静に決め、3戦連発。リードを2点に広げた。このまま終わると思われた後半45分、コーナーキックに合わせられ失点し、1点差に詰められる。それでも追加点は許さず、試合はこのまま終了。インカレ出場を決める勝ち点3を獲得した。

王者相手に後半は耐える展開が続くも、全員がハードワークを怠らず勝利を収め、4年ぶりのインカレ出場を決めた法大。後期リーグ戦では初の連勝となったが、指揮官が見据える先はインカレでの日本一、そして「強い法政」。そのためにも残り2試合となったリーグ戦は連勝で終えたい。法大サッカーの更なる躍進に期待だ。

(清水悠太郎)

(取材:髙橋明日香、松野要、本橋拓実、渡辺香雛、佐々木日向、清水悠太郎、富田直輝、小棚木孝寛 撮影:髙橋、松野)

▼選手インタビュー

髙橋宗杜(スポ3=川崎フロンターレ U-18)

ーー今日の試合を振り返って
優勝が決まった国士舘ということで、みんなすごく気合入っていましたし、その気合がプレーにでて勝てたかなと思います。

ーー個人の出来栄えについて
小泉ハーディ(経1=日体大柏)と2トップを組むというなかで、自分が求められていたのはセカンドボールを1.5列目で拾うとこだったので、タスクっていうのは自分なりにうまくできたなと思います。

ーーコーナーキックからの得点シーンを振り返って
いつもGKの前に入ってるんですけど、コーナーキックを蹴る前に前田康尋(現4=浜松開誠館)くんが「2回来るぞ」って言ってきて、ボールが来るのかなと思って準備してたら、実際にボールが来て、ボールを触りに行ったってよりはキーパーを絶対に出させないっていうようにブロックしていて、体にボールが当たって入ったという感じでしたね。

ーー守備での貢献について
ユース(川﨑フロンターレ U-18)の頃から自分は守備を求められていて、そこが一つの自分の武器ですし、今日ももちろん求められていて、やることはずっと変えないで守備から入るというのは自分の中であるので、いいプレーができたかなと思います。

ーー小泉ハーディ(経1=日体大柏)と2トップの関係性
今日もすごい良かったかなと思いますね。いつもベンチとか関東リーグ終わった後の練習試合とかで2トップで出場したりしていて、一番やり慣れているので、やりやすかったかなと思います。

ーー次の試合に向けて
次節の東海大学は自分たちより順位が下なので絶対に勝たないといけないので、1部残留はもう大丈夫だと思うんですけど、インカレに向けて頑張りたいと思います。

(インタビュー:小棚木孝寛)

福本一太(スポ2=阪南大高)

ーートップチームリーグ戦デビューとなった今日の試合への思い
今日はけっこうターンオーバーしていて、瑛太(廣岡、社1=柏レイソル U-18)もいなくて、祐希くん(大久保、社3=東京ヴェルディ ユース)は累積で、たまたま自分がベンチに入ったと思っていて、出たらなんかやってやろうと思ってたんですけど、何もできなかったっていうのは悔しかったです。

ーー 1-0の状態での途中出場の際、監督からどんな言葉をかけられたのか
監督からも落ち着いてやるっていうのと、シンプルにまず持ったら背後への意識の部分と、セカンドボールの回収、スライドのところなど、「当たり前のことをやったら全然できるよ」って言われて試合に入りました。

ーーボランチのポジション争いが激しいが、プレーする時に心がけていることはどんなことか
峯野(倖、経2=市立船橋)や廣岡、小倉選手(幸成、経3=鹿島アントラーズ ユース・ファジアーノ岡山内定)とかいい選手いるんですけど、自分はそんな選手みたいに何か一つ優れているという特徴が無くて、なにもずば抜けてないので、常に高いレベルを出し続けて、アベレージを保ちながら良いプレーを続ける、淡々とプレーするという部分は心がけてやってます。

ーー残りのリーグ戦とインカレに向けての意気込み
今日はターンオーバーでたまたま入れて試合に出れたっていうチャンスだったなかで、あと2試合残っているんですけど、ターンオーバーではなくても自分の実力でまずはベンチ入ってポジション奪って、次はスタメンで出る。インカレでも関東リーグでもいいのでスタメンでプレーして、自分が法政のボランチとして定着していけたらなと思ってます。

(インタビュー:佐々木日向)

前田康尋(現4=浜松開誠館)

ーー今日の試合を振り返って
中2日ということで普段リーグ戦に出れていない選手も多く出場していたんですけど、そこはみんなでしっかりやっていこうと声を掛け合って試合に入りました。出た選手全員が闘う、走るということをして、いいサッカーができ、結果的に勝つことができて良かったと思います。

ーーキャプテンマークを任された時の心境
特にこれといったものはなかったです。最上級生ということもありますし、自分はチームの勝利に貢献するだけだと思いました。

ーーサイドハーフでのプレーについて
フォワードやったりサイドハーフやったりという感じで自分のプレースタイル的には色んなポジションができなければいけないと思っています。サイドハーフだったら守備のところのプレスバックであったり、プレスのスイッチになるところであったり切り替えの部分を意識しています。攻撃の部分は間でボールを受けたり、背後を狙ったり、クロス上げる回数を増やそうと意識しています。フォワードでもサイドハーフでも変わらず自分の特徴を出せるように意識しています。

ーー試合に出れない期間どういうことを意識していたか
モチベーションの部分で多少の浮き沈みはあったと思いますが、その中でもやらなければいけないと思います。レベルの高い選手が揃っていて出れる人、出れない人は出てきますが、その中で毎日自分のベストを尽くしてきました。

ーー次の試合に向けて
リーグ戦も残り2試合で、次はアウェイで東海戦ですけど、今日みたいにチーム一丸となって誰が出ても闘う、走る、切り替えというベースの部分ができれば勝てると思います。中3日なので明日からいい準備して勝てるように頑張りたいです。

(インタビュー:清水悠太郎)

池端翔夢(経3=柏レイソル U-18)

ーーリーグ王者に勝利。今どんな気持ちか
自分たちは変わらずいつもと同じことをやっただけなので、特に一喜一憂はしてないです。

ーー後期は途中出場が続く中、後期は今節が初スタメンということで、このことに関してはどんな気持ちか
すごい個人的に色々思うこともあり、すごい悔しい思いもしてきました。しかし、常に最善の準備というのはしてきたので、特に不安もなく自信をもって試合に入りました。

ーー今日の勝因はなんだと思うか
連戦でこれだけメンバーが変わった中で、一人ひとりがどれだけやれるかというのをもう試合前に絶対話してから試合に入りました。本当に全員が持っている力全てを出し切れたことが勝利に繋がったかなと思います。

ーー柏レイソル U-18後輩の廣岡瑛太(社1=柏レイソル U-18)選手がスタメンで活躍する姿をどう見ているか
やっぱりいい選手だなと思っています。悔しさももちろん持っていますけど、盗めるものはしっかり盗んで、自分が目指すべきところにたどり着ければ問題ないので、変わらずやってます。

ーー残り2試合に向けて
残り2試合しっかり勝って、少しでも高い順位でインカレに臨めるようにやっていきたいです。

(インタビュー:髙橋明日香)

柳沢将之監督

ーー試合を振り返って
優勝決まってる国士舘と戦うにあたって、自分たちの力がどれだけ通用するかだったり、上を目指す上では勝っていかなければならない相手ですので、そういった意味では勝てて良かったと思います。

ーー東洋大戦から中2日をどう準備してたのか
中2日ということで、体力面も含めて全員で戦うという意味では、なかなかチャンスが巡ってこない選手が今日出たと思うんですけど、そういった選手がどれくらいできるのかというのがすごい楽しみでありました。またそういった選手が結果を残してくれたっていうのはとても嬉しく思います。

ーー髙橋宗杜(スポ2=川崎フロンターレ U-18)と小泉ハーディ(経1=日体大柏)の2トップ起用の意図
練習試合でも二人はコンビ組んでやってましたし、やっぱり自分が出て得点取ってやるという、気持ちはすごい伝わってきてましたので、そういった意味で今日二人スタメンという形で送り出しました。

ーー後半29分に福本一太(スポ2=阪南大高)を起用した意図
彼も B チームにいたりとか、なかなか試合に絡めない時期があっても、腐らず一生懸命自分のやることをチームのためにやってくれてるということ見てましたので、どこかでチャンスが来たら使いたいなっていうふうには思ってました。そういった中で、今日自信を持って彼を送り出して、すごい良い活躍をしてくれたと思います。

ーー2連勝となったチームの状態と次の試合に向けて
リーグ戦残り2試合全部勝って、少しでも順位を上で終了する。また今年だけではなくて、リーグ戦に限っては来年でも一部でやれることが多分ほぼ決定したと思うので、強い法政というのを作っていきたいです。あとはインカレがあると思いますが、そこもしっかり出場権を獲得して日本一といったところに行けるように頑張ってやっていきたいと思ってます。

(インタビュー:本橋拓実)

▼MATCH PHOTOS

ビッグセーブ連発で国士舘大の猛攻をシャットアウトし続けたステイマンジョシュア草太郎(社2=ガンバ大阪 ユース)

PKを成功させた小湊絆(スポ4=青森山田・FC東京内定)と瀬尾凌太(スポ1=桐蔭学園)のハイタッチとスタメン出場の小池直矢(現4=前橋育英・ジュビロ磐田内定)

勝利を喜ぶベンチの様子 左から長田涼平(経3=名古屋グランパス U-18)、菅原太一(スポ3=浜松開誠館)、廣岡瑛太(社1=柏レイソル U-18)

関東リーグ王者・国士舘大を破り連勝を果たした法大

▼試合後順位表※11月3日時点

順位 大学名 勝点 勝-分-負 得失点
1位 国士舘大 43 13-4-3 17
2位 日本大 35 10-5-5 10
3位 中央大 34 9-7-4 6
4位 東洋大 32 9-5-6 4
5位 法政大 29 8-5-7 ー4
6位 明治大 26 8-2-10 0
7位 早稲田大 25 7-4-9 0
8位 筑波大 24 6-6-8 ー2
9位 日本体育大 24 6-6-8 ー3
10位 桐蔭横浜大 23 7-2-11 -11
11位 東海大 20 5-5-10 -6
12位 駒澤大 18 5-3-12 -12

▼日程と結果

節 日付 対戦校 結果 会場
1 4月4日 国士舘大 ●1−2 味の素フィールド西が丘
2 4月11日 明治大 △0ー0 法政大学城山サッカー場
3 4月18日 日本体育大 ●0ー1 日本体育大学 横浜・健志台キャンパスグラウンド
4 4月25日 筑波大 〇1ー0 フカガワみらいフィールド
5 5月2日 中央大 ●1ー2 味の素フィールド西が丘
6 5月5日 日本大 △1ー1 法政大学城山サッカー場
7 5月9日 桐蔭横浜大 ●1ー5 桐光学園多目的グラウンド
8 5月16日 東海大 〇2ー0 法政大学城山サッカー場
9 5月23日 駒澤大 〇3ー2 法政大学城山サッカー場
10 5月30日 早稲田大 〇2ー1 早稲田大学東伏見サッカー場
11 6月6日 東洋大 △1ー1 味の素フィールド西が丘
12 9月23日 日本体育大 ●1ー2 法政大学城山サッカー場
13 9月27日 駒澤大 〇1ー0 駒澤大学玉川キャンパスサッカーグラウンド
14 10月3日 中央大 △2ー2 法政大学城山サッカー場
15 10月10日 明治大 ●1ー3 明治大学八幡山グラウンド
16 10月17日 桐蔭横浜大 〇3ー1 法政大学城山サッカー場
17 10月21日 日本大 ●1ー5 日本大学アスレティックパーク稲城 サッカーフィールド
18 10月24日 早稲田大 △1ー1 法政大学城山サッカー場
19 10月31日 東洋大 ○2ー1 法政大学城山サッカー場
20 11月3日 国士舘大 ○2ー1 国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場
21 11月7日 東海大 ー 東海大学湘南キャンパスサッカー場
22 11月14日 筑波大 ー 法政大学城山サッカー場

 

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