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【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦 第7週 対東大2回戦 玉熊が完投勝利!12安打9得点の大勝で今季を締める!

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【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦 第7週 対東大2回戦 玉熊が完投勝利!12安打9得点の大勝で今季を締める!

東京六大学野球春季リーグ戦 対東大2回戦
2014年5月25日(日)
神宮球場

前日の勢いそのまま手堅く勝利を収めたい法大。試合の序盤から打線がつながり、連敗記録更新中の東大を突き放す。先発の玉熊はテンポの良いピッチング。ヒット10本と打ち込まれる内容も、完投勝利で今季を終えた。

完投勝利で今季2勝目を挙げた玉熊

試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法 大 0 2 2 3 0 0 0 0 2 9 12 0
東 大 0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 10 1

(法大)○玉熊(2勝)‐安本
(東大)●白砂、関、石上、辰亥‐喜入
 

打撃成績

打順 位置 選手 打率 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 (7) 安慶名 5 3 3 .375 四球 左前安①   三安 二ゴロ   遊直   左前安②
2 (4) 細川 2 0 0 .182 投犠打 二飛   三失          
  H4 岡﨑 3 0 0 .000         中飛     一ゴロ 二直
3 (6) 佐藤竜 4 1 0 .351 左飛   中前安 四球   遊ゴロ   二ゴロ  
4 (8) 畔上 3 2 2 .333 二安   左中間二① 右犠飛①   中飛   死球  
5 (3) 田中 5 1 1 .237 二ゴロ   左飛 一安①   右飛   空三振  
  3 金子 0 0 0 .143                  
6 (9) 若林 2 1 0 .250   四球 四球 三飛     四球   中前安
7 (5) 大崎 3 2 1 .667   投犠打 二ゴロ 二安①     捕犠打   中前安
8 (2) 安本 3 1 0 .200   四球 遊安 中飛     投ゴロ   三犠打
9 (1) 玉熊 4 1 0 .273   投ゴロ 三邪飛   左飛   左前安   死球
    34 12 8                    

投手成績

  球数 打者 防御率
玉熊 9 134 39 10 8 2 3 2.81

ベンチ入りメンバー

10 安慶名(経4=興南) 12 柴田(文2=東邦) 39 大崎(法1=智辯学園)
21 石田(営4=広島工) 35 伊藤晃(社3=掛川西) 28 齊藤秀(文4=北海学園札幌)
14 鈴木貴(人4=済美) 9 金子(キャ2=日大三) 8 畔上(キャ3=日大三)
16 玉熊(法2=北海) 4 岡崎(法4=作新学院) 25 蔵桝(営3=広陵)
19 岩崎(営1=前橋商) 5 細川(文3=福井工大福井) 29 田中(法3=中京大中京)
17 藤森(法1=西武台千葉) 2 皆川(キャ3=西武台千葉) 24 野澤(法3=法政)
13 熊谷(キャ1=平塚学園) 3 伊藤諒(キャ4=神港学園) 1 若林(営3=桐蔭学園)
22 中園(法4=いなべ総合学園) 6 佐藤竜(法3=作新学院)    
20 安本(営4=広島商) 7 吉澤(文4=桐蔭学園)    

リーグ戦結果(5/25現在)

  早大 慶大 明大 立大 法大 東大 試合 勝点 勝率
――   ○●○ ○●○ ○○ ○○ 10 8 2 4 .800
  ―― ○△○ ●○● ○○ ○○ 10 7 2 3 .778
●○● ●△● ―― ○● ●○○ ○○ 13 6 6 2 .500
●○● ○●○ ●○ ―― ●● ○○ 12 6 6 2 .500
●● ●● ○●● ○○ ―― ○○ 11 5 6 2 .455
●● ●● ●● ●● ●● ―― 10 0 10 0 .000

戦評

 勝てばシーズン最終戦となる法大。そして何としても4位になるために勝利が絶対条件となった今日の試合。法大は序盤から多くのチャンスを迎える。

 初回、昨日に続きスタメン出場となった安慶名舜(経4)が四球を選び、続く細川雅生(文3)の犠打、4番・畔上翔(キャ3)の内野安打で二死一三塁とチャンスを演出する。ここで昨日スタメンを外れた5番・田中彪(法3)が打席に入るが二ゴロに倒れ、チャンスを生かせず二者残塁となる。

 続く二回攻撃、再び試合が動く。先頭バッターの若林晃弘(営3)が四球で出塁すると、昨日リーグ戦初出場を果たした1年生の大崎拓也(法1)が初のスタメン起用に応えて、きっちり犠打を決める。続く安本英正(営4)が四球を選び出塁。9番・玉熊将一の一ゴロの間にランナーが進塁し2死二、三塁となる。ここで打席に入るのは1番・安慶名。「一本打たなきゃいけないと思い打席に入った」と、レフト方向にうまく運び今季初打点を挙げ、先制点を掴み取る。さらに2番・細川の打席で相手投手の白砂謙介の暴投の間に三塁走者が生還し、一点を追加し2対0でこの回を終える。

 三回には今季好調の佐藤竜一郎(法3)が先頭打者として出塁すると続く4番・畔上が「ストレートに振り負けないように打席に入った」と左中間を破る二塁打を放ち、三年生二人でさらに得点を加える。その後、大崎の併殺崩れの間に進塁した畔上が、安本の内野安打の間に生還し、さらにリードを広げる。そして、1番から始まる四回の攻撃。安慶名がサードへの内野安打で出塁すると、2番・細川が相手のエラーで出塁。続く佐藤竜が四球で出塁すると、前の打席タイムリーを挙げた畔上が高めに浮いた球をライトに運び、犠飛で追加点。続く田中の内野安打、大崎の初安打初打点で三点を加え、7対0とリードをさらに広げる。

 しかし、ここまで好投を続けていた玉熊が6回に突如捕まる。2番・中杉康仁に中前安打を許すと、3番・山本克志にも左前に運ばれ連打を浴びる。続く4番・初馬眞人には死球を与え、一死満塁となる。5番・笠原琢志は空振り三振を奪うも、迎えるは6番に座る強打者の有井祐人。2ボールからの三球目。「甘く入ってしまった」と試合後に振り返った1球は、左中間に運ばれる走者一掃の二塁打となり、3点を返される。

 後半は東大に押し込まれる場面も目立った玉熊だが、粘りのピッチングで9回を投げ切り完投勝利。しかし、東大の二桁安打は12年秋の明大戦以来であり、課題の残る投球だったことは言うまでもないだろう。来年のエース候補のピッチャーとしての自覚をもって、秋以降のピッチングに精進して欲しい。

 今日の試合で明大が負けたことで、法大の2季連続の5位が決まった。実に58年ぶりの記録である。この不名誉記録を反省し、秋季の挽回に期待したい。(田家正貴)

クローズアップ

安慶名舜(誰よりも苦悩した主将、最終戦で輝きを放つ)

 春季リーグ戦を5位という結果で終えた法大。主将の安慶名舜(経4)は「自分たちが甘かった」と唇を噛んだ。

 昨秋はチームトップの打率.333を記録。今季はレギュラーとして外野の一角を担うことを期待されていた安慶名だったが、先発出場の機会は今週の東大戦を迎えるまでに1試合と、個人としても苦しい日々が続いた。そして迎えた最終カードの東大戦。安慶名は「狙っている打順」と語る1番打者として、2試合連続で先発出場。2試合で合計5安打3得点と、これまでのうっぷんを晴らす活躍を見せた。

 「試合に出てチームを引っ張っていかなければいけない」。一選手としての強い決意を見せた安慶名。たとえ試合に出場せずとも常にベンチを鼓舞し続けた主将が、神宮のフィールドでさらに躍動する姿に期待したい。次なる戦いは、安慶名ら4年生にとって集大成となる秋季リーグ戦。再び「奪取」を目指す安慶名の歩みは止まらない。(遠藤礼也)

試合後の監督・選手のコメント

神長英一監督

今日の試合を振り返って
きちっと先制したので、試合の展開としては悪くないと思います。先制して詰め寄られましたけど、それを中押ししないとこういう展開になるというすごく分かりやすい野球で、東大がチャンスを逃したらうちに(チャンスが)くるという展開ですね。展開としては悪くなかったです。

―今日の玉熊投手について
良く粘りました。(安打を)10本打たれて、失点が3点ということなのですが、ただ(6回の)2死満塁で長打はいけないですね。だからうちは12本しか打ってなくて9点を取って、10本打たれても3点で凌いだというのは、良く粘ったのかと。つまらない四死球を出さなかったことが良かったです。

―玉熊投手を投げさせ続けましたが
先発ピッチャーというのは、基本的に最後まで投げてもらう意志の元にやって、それが途中で意志が通らなくなった時に、リリーバーがいるわけで。いけるところまでいって、それが九回までであれば九回ですし。今日は完投しましたけど、まだまだ苦しかったということですね。

―7回には安本選手のスクイズ失敗がありましたが
あれは少しついてなかったですね。バウンドが高くなってしまったので、ピッチャーが非常に処理しやすいボールになった。まあ失敗と言えば失敗なんですけど、ついてない失敗です。あそこはチームの意識として、7対3になったことで、1点を取って8対3にしたくて「大変なゲームだよ」ということをみんなに植え付けたかったので。シナリオとしては若林が出て、大崎を呼んで「走らすから待て」と。無死2塁になって、打たせてもいいんですけど、そこで僕は「安本にスクイズをやる」と決めていましたので、あえて1死3塁にしたんです。そこまではずっとシナリオ通りです。8対3になればうちの勝ちかなというのがあるんですけど、そこでならなかったのでまた(試合展開が)苦しくなりました。

―点差がありましたが、控えの捕手の柴田選手を起用しなかったのは
点差はあるようで無いです。それについては余裕がなかったということです。ワンチャンスだと一振りで3点入るわけですし、ツーチャンスで6点入るわけですね。全然余裕はないです。僕も長く野球をやっているんですけど、外の方が見るよりも中にとっては、はっきり言って点差はないんです。これは何とも伝えようがないんですけど。7対3になって普通に考えれば4点差があると言いたいところなんですけど、4点差になったという意識が強いです。そこはフィールドに立っている人間とご覧になっている方々との違いですね。特に僕は社会人を経験しているので、すごく厳しい試合を経験していて、5点差があってもエラーが絡んで満塁本塁打を打たれたというのもあったので、怖さを知っているだけに、色々な采配をしてあげたいところですがそうはいかない。本当に信頼ができる3番手がいれば玉熊を降ろせるのでしょうけど、やはり3番目以降の投手が出てこないという課題が玉熊の完投にもつながっているところですね。

―伊藤諒介選手をスタメンから外した理由は
不調です。あと1年生の大崎を使いたかったということです。

―大崎選手は期待に応える活躍でしたね
良いと思います。ただ(七回の)2死1塁からセーフティーバントをされて、ジャックして内野安打にしたのはいただけないなと思います。それが彼の課題ですね。

―田中選手を5番ファーストで起用したことについて
青木助監督とのミーティングで、金子が不調で1割4分台の一塁手は不合格だと思うので、彼に「君しか(一塁手は)いないわけではないよ」とことも含めて、簡単に出られないことを伝えることを含めたスタメンです。田中に期待したというよりも、金子に対して少しお灸をすえたということです。

―田中選手は今後も一塁手ということも
逆に言えば今後というか、このチームははっきり言って解体します。このままでいても勝てないし、力もない、力をつけながら誰が出てくるかということで、既存の考え方をすべて拭って、すべて一度リセットします。石田がエースなのはこの春で、夏のオープン戦を経て誰がエースになるのか。そのつもりでいます。

―今季全体を振り返って、率直なご感想をお願いします
早稲田に連敗して、立教で盛り返して、やっぱり明治と慶應で勝てるべき試合を勝てなかった勝負弱さが出たシーズンでしたね。

―勝てなかったという要因は
1点を取り切れない、1点を守り切れない。野球にはつきものですけど「際」ですね。それが弱かったですね。

―今シーズンの収穫は
怪我で出遅れた佐藤、それと畔上。チームの軸になってもらいたいなと思っていた二人が、センターラインを担ったということですね。セカンドは固まりきらなかったですけど、安本がしっかり守って、ショート・佐藤、センター・畔上というセンターラインとはいかないまでも、この二人が収穫ですね。

―今シーズンに出た課題は
課題には俗に言う山積されていると思います。まずリーグ戦で投げられるレベルの投手を最低でもあと3人はつくらないと。石田と玉熊が何とかいけましたけど、そこの先ですね。3人目以降を「誰にする」のではなく「つくる」。野手についても夏の段階で、本当の意味で秋のリーグ戦のレギュラーだという様な、法政の野手はこの8人だというぐらいに、ぶっちぎったレギュラーをつくりたいなと思います。「これで負けたらうちは負けなんだよ」というような人たちをつくる。つまり二番手との差を明らかにした各ポジションの競争。例えばセカンドなんて団子じゃないですか。そういうことを考えれば、理想としては「この8人の野手で行くんだ」という野手を、各ポジションでぶっちぎった選手をつくっていきたい。明らかなレギュラーを、という気はしています。

―例えばですが、投手陣を再建するためにコーチを招へいするというのは
それも視野に入れる可能性もありますね。臨時的なものなのか、恒常的なものなのかはわからないですけど。そういったことも視野に入れてないわけではないです。

―最後に、監督が選ぶ今季のMVPは誰でしょうか
今季の残念な結果の中では畔上じゃないですか。畔上は試合を決めたのもありましたので、そう思います。

安慶名舜主将 外野手(今季最終戦で意地の3安打)

―今日の試合を振り返って
しっかり先制して、3イニング連続で得点することもできて、すごく(試合の)入りとしてはよかったかなと思います。

―前日同様に初回の先頭打者としての出塁がありましたが
しっかり僕が塁に出ることで、流れを作っていこうと思っていたので、今日も先頭打者としてどんな事をしてでも塁に出ようと。結果的に四球が選べてよかったと思います。

―二回の先制タイムリーの打席を振り返って
打席に入る前に安本(英正)から「先制点が大事で、流れを引き寄せてほしいからしっかり打ってくれ」という言葉もあったので、ここは1本打たなきゃいけないなと思って打席に入りました。

―レフト方向への安打が目立ちますが、意識は
僕のヒットゾーンというか、長所は逆方向へのバッティングだと思っているので、しっかりそこに打てているのは調子が良い証拠かなと思います。

―試合後半は東大に押し込まれる場面もありましたが
玉熊(将一)が結構打たれていたので、少し心配はしていたんですけど、なんとか守りきってくれたと思います。もう少し点が取れれば、後半は違う展開になっていたかなと。少しバッター陣は反省しなきゃいけないと思います。

―今季を振り返って
いろんな方々に期待していただきながら、Bクラスという悔しい結果に終わってしまって、まだまだ僕たちがやっていることは甘いのかなと痛感させられるシーズンだったので、しっかりやらなきゃいけないと思います。

―今季、チームとして見えてきた課題は
負けている試合は後半に逆転されたり、1点差であったりで勝てるところを落としてしまっているので、まだまだ気持ちの部分であったり、(点を)取らなきゃいけないところで取りきるということが出来ていなかったです。監督も言っていたんですけど、個々の能力は他の大学と比べて少し劣っているので、そこはチームとして1つにならなきゃいけないですし、個々の能力をこれから上げるために厳しい練習をしなきゃいけないと思います。

―自身の成績について
リーグ戦の前半は、チームの勝利に自分自身が貢献出来なかったという部分では悔しい思いをしましたし、(試合に)出られない不甲斐なさを痛感しました。後半に向けて調整をしっかり出来ていたのは明るい材料かなと思います。僕が試合に出て引っ張っていかなければいけないなということは、昨日今日の試合を通して、改めてやらなきゃいけないなと思った部分でもあるので、そこは秋につなげていきたいですね。

―秋季リーグ戦へ向けての意気込み
もちろん優勝しなきゃいけないと思いますし、そのための準備を今から始めなければいけないと思うので、全員で1つの高い目標に向かって地に足をつけてやっていきたいです。

伊藤諒介副将 内野手(最終戦でスタメンを外されるなど不本意なシーズンとなった)

―本日はベンチスタートでしたが、グラウンドに出て行く選手達をどのような思いで見ていましたか
一生懸命やってくれという思いでした。

―自身の成績を振り返って、今シーズンはどのようなシーズンでしたか
最悪でしたね。

―ではチームにとっては
チームにとっても、最悪のシーズンだったと思います。

―秋のシーズンに向けて、この夏に取り組もうと思っていることはありますか
やることは一緒だと思いますが、どこのポジションを見ても他のチームに勝っている選手がいないので、個々のレベルアップが必要かなと思います。

―秋のシーズンに向けての目標は
去年からずっと悔しい思いをしているので、これ以上はしたくないなと。最後は笑って終われるように頑張ります。

安本英正 捕手(正捕手の座を掴み、強肩を幾度も披露)

―本日の試合を振り返って
力の差があるので、2桁安打されてしまったのはキャッチャーとして反省すべきところだったんですけど、勝ったことは良しとします。

―玉熊投手が完投しましたが、ピッチングはいかがでしたか
良い球ですけど、やはりかなり疲れた感じでした。終盤も捉えられたので「もうちょっと頑張れ」というようには声を掛けました。

―今季の石田投手の総括を
そんなに点は取られてはいないのに、野手が援護してあげられなかったので負けた試合が多かったので、ピッチングとしては良かったと思います。でも粘り勝てなかったということは石田もダメだなと感じていると思うので、粘り勝てるようになったら本当のエースかなと思います。ピッチングとしては、一番のピッチャーですから、良いと思います。

―今シーズンは安本選手がスタメンマスクを被る試合が多かったですが
一応全試合には出ているんですけど、立教戦から全部スタメンで、それは凄く自信になりましたね。最初の早稲田戦と今日の試合を比べたら、落ち着きと言いますか自信も付いてきたので、周りも見渡せますし、そういうところで良かったと思います。

―正捕手を掴んだという手応えは
春は僕が正捕手だったかなとは思いますけど、秋は秋なので。中園、森川と柴田も居ますけど、あいつらも狙ってくると思うので、そこは僕も負けないように、慢心するのでは無くてしっかり練習して、秋も出られるように頑張ります。

―今シーズンご自身の成績をどう評価しますか
盗塁をそれなりに刺せたと思いますし、守備の面ではまあまあですかね。これで満足している訳では無いんですけど、それなりのことは出来たのではないかなと思います。バッティングに関しては、キャッチャーなのでバッティングは期待されていないというか、まあ打った方が良いんですけど。でも1試合に1本打てるように、3打数1安打を打てるようになっていきたいです。それでその1安打がチャンス、ここで(点が)欲しいというところで打てるようになりたいです。あと打率は2割いってないかなと思うので、打率ですかね。バッティング面では全然まだ満足していないです。

―今シーズン見つかった課題などは
スローイングは割と良かったと思うので、ストップですかね。絶対止めるという、それでピッチャーが安心して投げることが出来るので。あとやっぱりバッティングですかね。

―秋へ向けて意気込みを
春はどのチームにも競り負けて、全員非常に悔しい思いをしました。「優勝」と言葉で言うのは簡単なんですけど、去年に比べたら個々の力がかなり落ちる中で周りのチームと同じことをしても一緒なので、周りのチームが今までやってきたこと以上に練習をしっかりやって、優勝を絶対にもぎ取りたいと思います。

畔上翔 外野手(4番として連日活躍を見せる)

―今日の試合を振りかえっていかがでしたか
負けられなかったので、勝ててよかったです。

―三回のタイムリーを振り返って
一打席目に思っていたより白砂さんの球がきていたので、ストレートに振り負けないようにしようと思って打席に立ったら、ああいった結果になって良かったです。

―ここ数試合、打点を上げる活躍が続いていますが好調を維持していらっしゃいますか
好調というよりは普段やっていることを心がけて打席に入っているだけなので、好調というわけではないです。

―どのような練習がこういった結果につながっていると思われますか
やはりフルスイングをするというか、バッティングの数が極端に増えたので、そういったことがいい結果につながっているんだと思います。

―主軸を任されることが続いていますが意識していることは
四番というのに意識はないですけど、ランナー出たら返さなくてはならない打順なので、そこはしっかり仕事ができるようにしたいです。

―外野手の定位置争いは激しいですが、アピールしていきたいことは
やっぱり長打で返せるようにしていきたいですね。そこがキーポイントですね。

―今季を振り返って
自分はスタートで遅れたんですけど、終盤はかなり良かったので、それを秋はもっと最初から出せるように、もっとしっかりとした自分の形で入れるようにしていきたいなと思います。

―今季を通して見つかった課題や収穫は
もっと打てたかなと思いますし、そこは練習不足かなと思うので、もっと練習していかないと思います。

―それに対して取り組んでいきたいことは
もっともっとバットを振ることですかね。それだけです。

佐藤竜一郎 内野手(チームトップの打率を記録するなど大ブレイク)

―今日の試合を振り返って
序盤に点数を取れたんですが、中押しができず、三者凡退に終わった次の裏の回に東大に3点を取られてしまった。そういう中押しができなかったということが東大を良い風にさせてしまったのかなと思います。

―三回に先頭打者で追加点の足掛かりとなるヒットを打たれましたが
とりあえず塁に出られればいいと思って、あまり大きな当たりを狙わずにセンター中心に打ったら、当たりはよくなかったんですけど落ちてくれました。

―守備に関してはいかがでしたか
エラーをしなかったのは大きかったと思います。今日は結構打球が飛んできたんですけど、落ち着いてできたし、ショートは守備の要だと思うので、自分がミスしないようにという点では失策ゼロはよかったと思います。

―今シーズンを振り返って
出場機会が多く、ショートもずっとやらせてもらっていい経験ができたんですけど、やっぱりチームが個々の弱さが出てしまって、レベルアップが必要だなと感じたので、課題が見えたシーズンだったと思います。

―今シーズンを通して得られた収穫や課題はありますか
守備、打撃においても、ここぞという時の正確性です。守備においては、点数に絡んでしまった送球エラーなどがあったので、そういうのは詰めていって、バッティングではチャンスで絶対に打てるようなバッターになりたいと思います。

―チームトップの打率でしたが
あまりそういうことは気にしないで、自分の1打席1打席に集中した結果がこういう形になったのでよかったと思います。

―打撃へのこだわりはありますか
逆らわずに全方向に打てるのが自分の良いところだと思います。

―重点的に取り組まれてきた練習はありますか
下半身とか体が細いので、体作りとして走り込みなどを重点的にやりました。

―来シーズンまでのオフ期間で取り組みたいことは何ですか
三振数が多かったので、2ストライクから粘り強く出塁できるようなバッターになるために、カットの仕方といったような技術を磨いていきたいです。

―来シーズンに向けて
2季連続でBクラスになっているので、秋はしっかり優勝に食い込めるように、Aクラス、優勝を狙って、これから厳しい練習になると思うんですけど、しっかり耐えて頑張りたいと思います。

田中彪 外野手(オープン戦から台頭し、中心選手へと成長を遂げた)

―今日の試合を振り返って
随所で点を取れて良かったと思います。

―初の5番に入りましたが
1番から5番へ、センターからファーストへ色々変化はありましたけど、そんなにやることは変わりませんでした。

―リーグ戦全体を振り返って
後半になるにつれて自分の打撃の調子が落ちてしまって、疲れとかもあって1シーズンを戦い切る体力がないなと思ったので、秋はそこを改善していければ良いなと思います。

―前半の好調の要因は
考えずにプレーできていたことですかね。打てなくなって、そこから考えて悪循環になって後半は(調子が)落ちてしまったと思います。

―守備でも光プレーが光りましたが
まだまだなので、外野だろうとファーストだろうと自分の良さを出して守れたらなと思います。

―今後打ちたい打順は
こだわってはないですけど、1番かクリーンアップで今の状況と同じように打ちたいです。

―印象に残っている試合や打席は
これというのはなくて、打てる試合と打てない試合の差が激しすぎたので、秋はコンスタントに結果を残せるようにしたいです。

―3年生野手の活躍が目立ちましたが刺激になっていますか
そうですね。来年になっても安心はできないです。出ているメンバーが3年生以下が多いので、打撃の戦力はこれからも変わらないと思います。

―今後、取り組みたいこと
秋に向けてみんなで「練習しないといけない」と分かったので、厳しい練習になると思いますけど頑張りたいです。

―これからに向けて
秋はもっと打ちます。

若林晃弘 外野手(4出塁で勝利に大きく貢献)

―今日の試合を振り返って
課題がいろいろ見つかったので、秋に向けてやるべきことをしっかりやることが秋の結果に繋がると思いました。

―6番ライトでスタメンでしたが
スタメンになった要因は分かりませんが、出場させていただいた分しっかりやることが務めだと思いました。

―選球眼が良かったと思いますが
いつもよりは見えていました。継続していきたいです。

―盗塁を積極的に仕掛けていましたが
相手に嫌がられるように臨んだ結果です。

―空き週に取り組まれたことは
紅白戦もありましたが、自分の役割を考えながら準備をしていました。

―今シーズンを振り返って
悔しさだけが残っているので、秋に向けてまた1からやっていきたいです。

玉熊将一 投手(完投勝利で今季2勝目を挙げる)

―今日の試合を振り返って
ボールが甘いコースにいってしまって、自分の本来のピッチングができなかったです。

―味方の大量援護について
点数はかなりありましたが、ピッチングは一点もやらない気持ちでいこうと思いました。

―空週だった先週の調整について
東大戦が春のリーグ戦の最後の試合だったので、きっちりといい投球ができるようにブルペンで投げ込みました。

―春のリーグ戦の総括
先発で登板させてもらった試合で長いイニング投げることができない試合もあり悔しいシーズンでした。

―秋に向けての課題
自分に長いイニングを投げぬく体力がないことに気付いたので、秋までにしっかりと体力をつけたいと思います。

―新人戦の抱負
出るかどうかはわかりませんが出る機会があったら頑張りたいと思います。

大崎拓也 内野手(リーグ戦初スタメンで2安打1打点の活躍)

―今日の試合を振り返って
前のバッターが先頭で出て、バントも多かったですが、チームに貢献できて良かったです。

―初スタメンでしたが
緊張はしていましたが、チームメートに声をかけて頂いたりしたので、自分のプレーが出来ました。

―得点に絡むことの多い打撃成績でしたが
チャンスで打てるバッターになりたいので、チャンスでも緊張せずに自分のバッティングが出来たら、これからもっとチャンスに強いバッターになれると思います。

―守備面での自信の程は
セーフティーバントを一つファンブルしてしまったことに悔いが残りましたが、他はしっかり捌けていたので、良い経験になりました。

―春のリーグ戦を経験してみて
1年の春から出られるということは、期待されている部分も多いと思うので、その期待に応えられるように、この春のリーグ戦を活かして秋のリーグ戦に繋げていきたいです。

―新人戦と秋のリーグ戦に向けての抱負
新人戦は優勝しかないと思っています、秋も自分が貢献して優勝に導きたいと思っています。

※システムトラブルにより本日の写真は1枚しか載せることが出来ません。

 

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