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【サッカー】Jリーグクラブ内定選手記者会見 コメント全文 プロの世界へ挑む8名が、来シーズンへの意気込みを語る!

2021年12月7日(火)
Jリーグクラブ内定選手記者会見
法政大学多摩キャンパス

シーズン終了に先駆け実施されたJリーグクラブ内定選手記者会見。今季は法大サッカー部から9名の選手がプロクラブ加入内定が発表されている。会見には、DF蓑田広大(湘南ベルマーレ内定)を除く8名が出席し、来季に向けた意気込みを語った。

内定選手一覧 ※加入内定順

選手名 内定先 学部・出身校
蓑田広大 湘南ベルマーレ 現福4・青森山田
松井蓮之 川崎フロンターレ スポ4・矢板中央
田部井涼 横浜FC 経済4・前橋育英
佐藤大樹 町田ゼルビア 経済4・コンサドーレ札幌U18
田中和樹 京都サンガF.C. 社会4・浦和学院
中井崇仁 藤枝MYFC スポ4・尚志
飯島陸 ヴァンフォーレ甲府 経済4・前橋育英
宮本優 東京ヴェルディ 現福4・清水エスパルスユース
安光将作 カターレ富山 社会4・ジェフユナイテッド千葉U18

会見コメント

松井蓮之(川崎フロンターレ内定)

来年から川崎フロンターレに加入することになりました、スポーツ健康学部スポーツ健康学科4年の松井蓮之です。まずは選手を代表して、コロナ禍で厳しい状況の中、このような素晴らしい会を開いていただき、ありがとうございます。幼いころから夢であったプロサッカー選手になることができたのは、今まで支えてくださったたくさんの方々の存在があってのことだと思います。自分は結果で恩返しができるよう、感謝の気持ちを胸に刻んで日々努力をし続け、活躍できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

長山一也 監督

松井蓮之選手は、矢板中央高校出身で、今年の大学サッカーをけん引する選手の一人だと思っています。運動量と球際の強さ、展開力、あとセットプレーでも点が取れる選手です。守備にストロングのある選手でしたが、今年は前線に絡んで得点を取ることもできるようになって、プレーの幅が広がりました。川崎フロンターレさんはチャンピオンチームですし、日本ナンバーワンのチームだと思いますが、そこでも特徴を生かしながら攻撃的なサッカーを吸収して、日本を代表する選手になってもらいたいと思います。

向島健スカウト 担当部長

長山監督、コーチングスタッフの皆さん、素晴らしい選手を送ってくださりありがとうございます。私はスカウト17年になりますが、この伝統ある強豪の法政大学さんからの加入は今回が初めてということで、ようやくご縁が叶ってうれしく思います。

松井選手ですが、プレーは長山監督からお話があった通り素晴らしい選手です。我々フロンターレが大事にしている人間性や人間力という部分では、彼と接する中で仲間、家族を大切にするということや、色々なところに配慮ができるところ、YouTubeの動画も拝見させてもらった中で、本当にみんなから愛され、信頼されているなと思います。人間性とスター性も含めて彼にすごく魅力を感じました。彼ならもっと変われる、もっと上手くなれる、フロンターレで長く活躍でき、サポーターからも愛されるのではないかと思って、ちょっと早かったですけど、ちょうど約1年前にオファーを出させてもらいました。この1年ですごく伸びていると思います。次のステージ、プロの世界は厳しい世界ですけども、なかなかJリーガーというものは経験できるものではありません。楽しみながら謙虚に努力して、みんなを幸せにしてほしいと思います。本日は、松井選手含め8選手のJリーグ内定、おめでとうございます。

田部井涼(横浜FC内定)

こんにちは。来シーズンより横浜FCに加入することが内定しました経済学部経済学科4年の田部井涼です。まず自分がプロサッカー選手になれたのも、これまで支えてくださったすべての方々のおかげだと思っています。その感謝の思いを体現するとともに、ファン・サポーターの皆さまと一体感のある三ッ沢のピッチで、一試合でも早く試合に出て、活躍できるようにがんばります。また、必ず1年でJ1の舞台に戻ってこれるように、そしてその中心でサッカーができるようにがんばります。応援よろしくお願いします。

会見後インタビュー
―先輩の高木友也選手とは何かお話しされましたか
練習参加やリハビリで行かせていただいた時に話しました。J2降格はネガティブなことですけど、移籍や契約の関係で、逆にいえば自分に巡ってくるチャンスは増える。自分にとってはポジティブな部分もあるので、チームの結果に一喜一憂しないでやっていこうと話しました。大学3年間一緒にプレーしたので、ホットラインを築いていければと思います。

長山一也 監督

田部井涼選手は前橋育英高校出身の選手です。皆さんご存知のとおり、高校選手権でチャンピオンになって、その時もキャプテンマークを巻いてチームを引っ張っていました。法政大学でも、キャプテンとしてピッチ内外でチームを引っ張ってくれています。今年はけがもあって、なかなか思うような活躍はできていない状況ですが、彼はそんな中で、試合に出られない悔しさはあると思うんですけど、チームのことを考えて、チームメイトにアドバイスをしたり、後輩の面倒をみたり、チームを客観的に見て伝えてあげる作業をキャプテンとしてしっかりこなしてくれています。そんな田部井のキャプテンシーが大臣杯の優勝にも繋がったと思っています。インカレも出場が難しい状態ではありますが、最後まで自分ができることを理解して、取り組んでくれる素晴らしい人間性をもった選手です。

プレー面では、左利きで技術の高いキック、展開力、運動量のある選手です。ゲームメイクが非常に得意な選手で、今年は先ほどの松井蓮之と同じように、より前線で絡む(プレーの)選択肢も増えてきて、得点のにおいを醸し出すような選手になっています。横浜FCさんは今年、残念な結果であったと思いますが、J1復帰のために、彼の力を存分に発揮してくれるのではないかなと思っております。

池西希 強化担当

横浜FC強化部の池西と申します。この度は、このような場にお招きいただき誠にありがとうございます。法政大学の関係者の皆さま、誠におめでとうございます。そしてこのような場に立てているのも、田部井選手が横浜FCを選んでくれたことが大きいと考えております。本人にも感謝しようと思います。

田部井選手と横浜FCの出会いは、法政大学から加入して、今1年目で横浜FCでプレーしている高木友也選手を、今日は出席できていませんが、横浜FC強化部の福田(健二)テクニカルダイレクターが視察していた中で、当時3年生だった田部井選手に目が留まったところが、横浜FCが田部井選手と出会ったところです。3年生の最後、#atarimaeniCUPの決勝戦まで、試合に出て、その後すぐ2月に横浜FCのキャンプに途中から合流していただいて、私もそのキャンプに帯同していたんですが、そこでのパフォーマンスから、宮崎空港でミーティングをして、田部井選手へのオファーを決めたのを思い出します。

オファーを出させていただいた後、チームとしても苦しい状況をシーズン序盤から過ごしていた中で、横浜FCへの加入を早く決めていただいて、シーズン最初の4月から特別指定選手としてチームに帯同できるときはしていただきました。できればシーズン中にチームを救ってくれる選手として、試合出場の打診もしていたのですが、けがとか、キャプテンとしての責任もあり、なかなかチームに帯同することはできませんでしたが、いつも私たちも気にかけていましたし、田部井選手も時にはグラウンドに来て、一緒に練習をする機会もありました。チームはJ2降格という悔しい、残念な結果になりましたが、田部井選手に来シーズン加入していただき、J1昇格という目標を成し遂げていきたいと思っています。

彼の特徴といえば、長山監督からもありましたが、左足のキックの精度、高校、大学サッカーでの経験を通じたゲームを読む力やコントロールする力を高く評価しております。また、彼の素晴らしい人間性も私たちが獲得するに至った大きな要因です。あまり人前にグイグイ出ていく人柄ではないですが、彼の発する言葉の重みや会話の心地よさは、日々接する中で非常に感じています。来シーズン以降、横浜FCでもリーダーとしてチームの中心を担っていただきたいなと思っています。最後になりますが、このような場にお招きいただけたことに感謝しております。また来シーズンもこの場でごあいさつできるように、クラブとしてもJ1昇格とともに、また法政大学から選手を獲得できるようなクラブになっていきたいと思っております。この度は、おめでとうございます。

佐藤大樹(町田ゼルビア内定)

こんにちは。来季から町田ゼルビアに加入することになりました、経済学部経済学科の佐藤大樹です。まず自分がプロキャリアをスタートできるということに関して、親の支えであったり、応援してくださる方々、チームメイトそして指導者の方々には本当に感謝しています。この感謝をまずはプレーで体現して、この先のインカレで絶対に優勝できるように頑張っていきたいと思います。そして来季からはプロという自覚を持ちFWとしてゴールを奪い続け、絶対的な選手になり、J1昇格という目標を達成できるように自分らしく頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

会見後インタビュー
―プロに内定し、今後の抱負を
まずはプロ活動をする前に大学の最後の全国大会があるので、そこで自分の最大限の力を出したいです。法政大学の活動が終わった来年の1年目は本当に重要な年になると思います。そこでやっぱり自分はFWである以上結果にこだわって点を取っていかないと生き残っていけないと思うので、その自分の良さを売りに出してチームの勝利に貢献したいです。チームの目標であるJ1昇格を達成できるように頑張っていきたいなと思っています。

―大学と同じ町田を拠点にプレーされることを楽しみにしているファンに向けて
町田ゼルビアはとても素晴らしいクラブですし、同じ町ということもあって、ファンやサポーターの方々も本当に応援してくださっています。期待に応えられるように、まずは結果で自分の価値を示して勝利に導けるように頑張っていきたいです。

―ご家族からかけられた言葉は
「おめでとう」という言葉を一番にいただいて、どちらかというとホッとしている感じでした。地元が北海道なので、電話で伝えてくれました。小さいころから目指していたプロサッカー選手だったので、親も本当に喜んでくれました。これからがスタートだと思うので、プロになって満足するのではなくてそこで何ができるのかというのを問い詰めて頑張っていきたいと思っています。

―共に頑張ってきたチームメイトに向けて
周りの同期のおかげで自分の評価も上がりましたし、団体競技である以上このチームメイトとやってきたからこそこういう形に至ったと思うので、感謝を伝えたいです。これからそれぞれの立場、それぞれの環境でやると思うんですけど、このチームメイトたちなら誰がプロの世界に行っても活躍できる選手だと思います。お互いそれぞれの特徴を出し合いながら一人一人が成長してプロの世界でも活躍できるように頑張りたいなと思っています。

長山一也 監督

佐藤大樹選手は北海道コンサドーレ札幌U18出身で、身体能力を生かしたプレー、推進力、左足の強烈なシュートが武器の選手です。彼は攻撃では1年生の時からすごく非凡なものを持っていて迫力のある選手だったんですが、学年を重ねるごとに守備の強度も増して運動量も増えてきました。今年は田部井キャプテンがけがをしてしまったので、副キャプテンとして彼がキャプテンマークを巻いて試合をする機会も増え、みんなの前で話す機会も増えました。コミュニケーション能力も非常に上がってきて人間的成長、まとめる力も今年すごく付いてきたのではないかなと思っております。町田ゼルビアのスカウトの方々が一番お話したいと思うので、このくらいで終わらせていただきます。

丸山竜平 スカウト部長

FC町田のスカウトをしています、丸山竜平と申します。日頃より法政大学さん、またメディアの方々には非常にお世話になっております。ありがとうございます。ただいま長山監督から少しオーダーがあったので、長めに話せればと思いますが、大変おめでたい席なのでしっかり任務を全うしたいと思います。

まずは大学サッカー界を引っ張り、また同じ町田を拠点とする法政大学という素晴らしい大学から佐藤大樹選手が我々のクラブに加入していただけることを本当に喜ばしく思っております。思い起こせば大学1年の時に小平でFC東京さんでやっていたトレーニングマッチで初めて間近で彼のプレーを見まして、それが印象に残っております。大学2年の時に(チームの)トレーニングマッチに参加してもらいまして、今年の沖縄キャンプと宮崎キャンプに参加してもらいました。長く彼のことはクラブの強化部内でも常日頃から話は出ていましたので、長い期間をかけて獲得できた選手という位置づけであります。長山監督も先ほどおっしゃっていただきましたが、左足の強烈なシュートと力強さと周りを生かせるプレーが彼の特徴だと思っております。攻撃の部分だけでなく守備の部分でもたくましく育ってきてくれていますし、強化部の評価も高いです。来年も監督が変わらない中でオーダーというのももちろんありましたし、そういう中では本当にありがたい加入だと感じております。その中で皆さんご存じの通り、短い時間ではありましたが彼は特別指定としてすでに我々クラブの一員としてJリーグでデビューをしてくれております。やはりまだまだ伸びる要素がたくさんある選手だと思いますし、もっともっとできる選手だと本当に期待しております。我々クラブは皆さんの協力を得て少しずつ大きくなってきているクラブでもあります。町田市の協力やいろいろな方の協力があってスタジアムやハード面で良くなってきてくれている中で、彼が来年それ以降も中心となってJ1に上げてクラブとともに成長していってもらいたいと思っております。本日はこのような素晴らしい席に同席させていただき、誠にありがとうございます。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

田中和樹(京都サンガF.C.内定)

来シーズンから京都サンガFCに入団することになりました、社会学部社会学科4年の田中和樹です。まずこの場に立てているのは、今まで支えてくださった方々のおかげだと思っているので、恩返しをできるように来年から頑張っていきたいです。京都サンガは12年ぶりのJ1復帰ということで、J1リーグで勝ち続けられるチームに、そしてJ1で優勝できるチーム作りに貢献できるように頑張っていきます。よろしくお願いします。

長山一也 監督

田中和樹は浦和学院高校出身です。彼は身体能力が抜群に高く、抜群のスピードで相手を抜き去る推進力があり、見ていて気持ちのいいプレーをする選手です。彼は献身的な守備もしていて、FWの選手なのですが、守備の面でもチームに貢献できる選手です。個人で突破する能力を持っているのですが、大学では判断力や周りを活かしたり、周りに活かされたりするプレーも身につけてきました。京都サンガFCは来年度からJ1に昇格するので、その勢いに乗って活躍してくれることを期待しております。

中山博貴 スカウト

本日はこのような素晴らしい場にお招きいただき、ありがとうございます。まず、長山監督は同郷ということもあり、よくコミュニケーションを取らせていただいて、田中選手に関しても、いろんな話を以前からお聞きした中で、このようなご縁が結ばれたと思います。ありがとうございます。田中選手が2年生くらいの時に見てから何か惹きつけられるものがありました。今年の1月の沖縄キャンプに参加していただいたのですが、12月に新監督が京都サンガを指揮することになり、攻守にアグレッシブなサッカーを追求する中で、田中選手のスピードに魅力を感じ、間違いなくフィットすると感じたので、キャンプでオファーさせていただきました。京都サンガは12年ぶりにJ1昇格を達成して、来年J1でチャレンジャーとして挑むことになります。田中選手の特徴を最大限に生かして、来年、我々のホームスタジアムで田中選手が躍動する姿を楽しみにしています。

中井崇仁(藤枝MYFC内定)

この度、来シーズンから藤枝MYFCに加入させていただきます、スポーツ健康学部スポーツ健康学科の中井崇仁です。まず、小さいころからずっとなりたかったプロサッカー選手という職業に就けたこと、すごく幸せに感じています。プロサッカー選手は非常に多くの人々に勇気や感動を届けられる本当に素晴らしい職業だと思っています。その職業に就けたことに誇りを持ち、精一杯藤枝MYFCというクラブで中井崇仁という人間を爆発的に体現していきたいと思います。よろしくお願いします。

長山一也 監督

尚志高校出身で、ゴール前でのアイデアと嗅覚を兼ね備えた選手です。彼はピッチ外では主務の仕事もしています。うちのチームでは選手に主務の仕事をしてもらっているんですが、グラウンドの手配であったり細かい事務作業含めて裏方の仕事も、選手をしながらやってくれています。その仕事も自分から進んで取り組んでくれていますし、みんなが大変だと思うことも前向きに取り組める人間性も持っています。試合に出る時も出ない時も変わらず練習での取り組みを100%してくれる選手です。すごく練習の雰囲気を作ってくれたりだとか、指導者としては助かる選手、無くてはならない、チームに1人いて欲しいなという選手です。藤枝に加入してからも、チームにもサポーターにも愛される選手になってくれると思います。

大迫希 強化担当

藤枝MYFC強化部の大迫希です。本日はこのような素晴らしい会にお招きいただきありがとうございます。私事ですけど昨年で現役を引退して今年から強化1年目と全くわからない状況の中、関東リーグを視察して中井崇仁選手を一目見たときから藤枝MYFCは攻撃的なスタイルを掲げているので、フィニッシュのところですごく力になってくれると確信しました。見てすぐに長山監督にはお電話をさせていただいて、獲得がしたいとはお伝えさせていただきました。我々クラブとしては人間性を重視していて、法政大学さんでは主務もやっていて真面目ですけど、盛り上げれる、そして人のことを思いやれる心をもっている中井崇仁が一人の人として僕も大好きですし、クラブとしても必要な選手なので藤枝MYFCで愛される、Jリーグ入ってからも変わらず素晴らしいメンタルティを持ってともに成長していければと思っています。本日は8名の皆さんおめでとうございます。

飯島陸(ヴァンフォーレ甲府内定)

この度、ヴァンフォーレ甲府へ加入することとなりました、経済学部経済学科の飯島陸です。まずプロサッカー選手になるにあたり、ここまで支えてくれた両親、指導者の方々、関わってくださった全ての人に感謝申し上げます。今年はj1に昇格することができませんでしたが、来シーズンは自分の力でJ1昇格に貢献できるように頑張っていこうと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

長山一也 監督

飯島陸選手は前橋育英高校出身で、全国高校サッカー選手権で得点王になり、鳴り物入りで入学してきてくれた選手です。彼の特徴はタイミングの良いラインへの飛び出しと、ゴールへの嗅覚、前線での守備です。彼はサイズがない選手ですけれど、だからこそ子供たちに夢を与えれるような選手になっていくと思っていますし、大学で苦労した分、自分の特徴を生かした上で結果を出してJ1昇格の力となってくれればと思っております。

森淳 スカウト

実は飯島君は元々有名だったので、自分たちのようなチームには来てくれないのだろうなと思っていました。ですが、ちょうど去年来てくれた長谷川元希が『飯島は僕と合う』と言っていたので、僕はストライカーは大きな方がいいのかなと勝手に思っていたのですが、見てくださいというものですから実際に見に行ってみたらペナルティーエリア内で変化を生み出せるというか、パスコースやシュートコースをたくさん持っているため、これは面白いと思い、長谷川にとってはやりやすく、飯島とのホットラインができると感じさせてもらいました。そのため練習に呼んでみたのですが、その時も長谷川も飯島に対してどんどんパスを出していて、これは面白いと思い、前監督と面白いし、やってみようという話になり、元々は大きなストライカーを取る予定でしたが変更しました。僕が飯島君にお願いしたいことは、なんの根拠もないのですが今シーズン長谷川7得点、同じく法政大学からきた関口選手が2得点してくれたので、二人を合わせた9得点とってくれたら助かるなと思っております。普通は2桁と言うのですが、10点とってしまうと他のチームが飯島君を獲得しにきてしまうので、まずは9点と言うことでよろしくお願いします。

宮本優(東京ヴェルディ内定)

僕自身プロの夢を諦めかけた時期が正直ありました。しかし、その中でも踏ん張れたのは、多くの方に支えてもらった感謝の気持ちで行動ができ、こうやってプロを勝ちとることができたと感じています。その感謝を体現するために、プロ1年目からコンスタントに試合に出続け、活躍し東京ヴェルディの勝利のために貢献し続けたいと思います。また、伝統と歴史のあるこのクラブに所属する責任と自覚を持ち、このクラブはJ2にいるべきクラブではないと思っているので、来年J1に昇格できるように結果を出し続けていきたいと思います。

長山一也 監督

清水エスパルスユース出身の選手で、元々ボランチをやっていた選手ですが、今年から右サイドバックでプレーするようになりました。安定感や運動量もあり、試合を重ねるにつれて成長していきました。最近では、まとめるような声がけなども行い、リーダーシップをとるようにもなりました。彼は、優しい性格の持ち主であり、後輩からも慕われていますし、チームメイトのことを気にかけ、名前の通り優しい人間です。井上コーチも法政大学から東京ヴェルディへ入団していますし、これもなんかの縁だと思うので、東京ヴェルディで活躍してくれることを期待しています。

坪井健太郎 強化

江尻強化部長と私で継続的に試合を拝見させていただき、その後、数日間練習参加に来ていただきました。彼のパフォーマンスを見ていて特徴的なところが2つありました。一つは、サイドバックとしてプレーしている時の上下動です。この運動量は、今のヴェルディに間違いなくプラスになり、貢献してくれる要素だと思っています。もう一つは、ヴェルディは世間的にテクニカルなチームだと思われていると思いますが、今後、ヴェルディが進化していく為には、よりハイインテンシティ、ある意味強さという部分を加えてバージョンアップしていきたいと考えています。攻守にわたる献身性も彼のストロングポイントとして江尻と話していて、オファーをする重要な要素となりました。

長山監督からも紹介がありましたが、私も彼と話していて、素直で可愛げのある人柄やキャラクターが好きです。プロサッカー選手は一流のプレーでファンを魅了することも重要ですし、またその人柄で多くの人に愛される選手になってくれることを大変楽しみにしております。クラブは昨年から大きな変化をしてきました。来季もJ1昇格に向けて彼と共に、そしてクラブに関わる全ての方を勇気付けられるシーズンを過ごしていきたいと思いますので今度ともよろしくお願いします。そして彼には、来季入団後一年目からスタメン争いをしてくれるような頑張りを期待しています。

安光将作(カターレ富山内定)

来シーズンからカターレ富山に入団することが決まりました、社会学部社会学科4年の安光将作です。今、長山監督からもありましたように長山監督がいたチームですし、1人契約満了になってしまいましたが、2個上の先輩が所属している関係もあるので、自分はこのスタートラインに立てたと思っているので、本当に感謝しています。また、自分も優と同じように、プロサッカー選手というキャリアを歩むことができないのではないのかと不安になって、少し諦めるような時もありました。そういう自分に声をかけてチャンスを与えてくださったカターレ富山のために自分の持てる力を出して、チームに貢献したいと思います。

長山一也 監督

ジェフユナイテッド市原千葉U18出身で、彼は高い技術を活かしたドリブル、パス、シュートなどの攻撃のセンスが抜群にある選手です。大学に入ってからフィジカルもすごく鍛えて、体もひと回り大きくなってきました。そういう努力家な一面もあります。また、明るいキャラクターで雰囲気を明るくさせてくれたりする人柄も持っています。カターレ富山は私も所属していたクラブで今年J2に復帰できなかったので、ぜひJ2復帰のための力になってくれることを期待しています。

遠藤善主 強化部長

カターレ富山強化部長の遠藤と申します。まずはこのような席にお招きいただき、本当にありがとうございました。そして長山監督をはじめ、法政大学サッカー部の皆さま、本当にありがとうございます。先ほど紹介がありましたが、長山監督とは、私がコーチで彼が選手、その後に指導者という長い関係があります。そういった中で安光選手は大学リーグ、そして夏には法政大学が富山でキャンプをした時のパフォーマンスを見ながら練習参加をしていただきました。そういった中で、技術が非常に高い、フィジカルもある、また初めてやったウイングバックのポジションをプレーした中で十分に素晴らしいパフォーマンスでプレーしていて、戦術的柔軟性も非常に高い選手だなと。その背景には個人戦術の部分が非常に高い選手だな、という目で見させてもらいました。現場の人間も非常に高い評価をしていたので、獲得を決めさせていただきました。また、法政大学からは末木、契約満了となりましたが松澤が、チームの中心となってプレーしております。今年は4位で終わりましたが、来季はJ2復帰、その力になってくれると確信しております。頑張ってもらいたいなと思っています。最後に、本当に法政大学の8名の皆さんおめでとうございます。カターレ富山を代表して、また今後ともよろしくお願いします。ありがとうございます。

 

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