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【テニス】2022年度関東学生テニストーナメント大会(春関)本戦直前 ~女子注目選手インタビュー~

2022年5月9日(月)~5月15日(日)
2022年度関東学生テニストーナメント大会(春関)本戦
大宮けんぽグラウンド他

ついに本戦が始まる2022年度関東学生テニストーナメント大会(春関)。予選免除の選手を含め、法大からは男女合わせてシングルスに15名、ダブルスに6ペアが出場する。インカレ出場権をかけ、関東の猛者がしのぎを削るこの大会。昨年度は猪川結花(社4)がベスト4進出と快進撃を見せたが、今大会それを超える選手は現れるかー。今回は本戦直前取材として、女子注目選手にお話しをうかがった。

昨年春関ベスト4と大躍進をとげた猪川。

出場選手

女子シングルス

選手名 学部学年 出身高校
猪川結花 社会4 岡山学芸館
鵜飼日南乃 スポ3 法政二
上伊倉理子 社会2 浦和麗明
中込笑愛 スポ2 山梨学院
贄田佳穂 社会1 目黒日本大

女子ダブルス

選手名 学部学年 出身高校
猪川結花・上伊倉理子 社会4・社会2 岡山学芸館・浦和麗明
山﨑京花・鵜飼日南乃 経済4・スポ3 浦和学院・法政二
結城七菜・小西優奈 スポ1・理工1 法政二・法政二

インタビュー

猪川結花・上伊倉理子ペア

―ダブルスとして昨年を振り返って
猪川:昨年はドローがあまりよくないのもあって、本戦では勝てなかったです。ただ、予選では結構競った場面でも最後までやり切って勝つことができたので良かったと思います。
上伊倉:(猪川)結花さんも言っていたように春関、夏関、インカレすべて本戦では一つも勝てななかったのですが、予選では競った中で自分たちのプレーが出せて勝てたのは良かったなと思います

―得たものや見つかった課題は
猪川:課題としては、格上の人に対しての戦い方やダブルスがうまい人たちへの対処があまりできなかったことです。得たものとしては、競ったところでの勝負強さ、粘り強さだと思います。
上伊倉:自分たちはストロークで押していくタイプなのですが、相手にロブを使われたり、前に出られた時に崩れたりミスが多くなったりしたことが課題です。ポイントを取っていても相手にやられている感じが出た試合もあったので、そこも課題点です。得たものとしては、競った場面でのタイブレークやスーパータイブレークで自分たちの点の取り方が見つけられたところです

―本戦からの出場となります。実戦練習は
猪川:練習試合や対抗戦、普段からポイント練習をやるなど、できていると思います。

―現在の調子は
猪川:練習試合や対抗戦の機会が多く、対抗戦では私たちも出させていただいているので、試合を重ねるたびに調子が上がっていると感じています。

―ペアの強みは
猪川:勝負強さです。スーパータイブレークや競った場面になっても最後は勝ち切れるところが強みだと考えています。
上伊倉:ストローク力に加えて、最後点数を取り切れるところや、ポーチに行って点を取り切る所が強みかなと思います。

―春関に向け重点的に取り組んだことは
猪川:2人ともストロークで押すタイプで、ダブルスっぽさがないので、ボレーの練習やポーチの練習を多くやってきました。

―ダブルスの目標をお願いします
猪川:本戦に上がって1年目は、一つも勝てていないのでまずは初戦を勝つことを目標にやりたいです。
上伊倉:去年は1回戦で負けてしまったので、まず初戦に勝って、シード選手に挑戦したいと考えています。


ダブルスでの本戦初勝利を目指す。

―シングルスとして昨年を振り返って
猪川:ドローもよかったこともあって、自分が思っていた以上の成績が出せました。
上伊倉:去年の春関では二次予選のファイナルで負けてしまい、夏関は本戦に上がったのですが1回戦で負けてしまったので、あまりよかったなという感じはないです。

―現在の課題は
猪川:試合中に集中力が続かないことが多いので、最後まできっちり集中して試合をやり切ることが課題です。
上伊倉:シングルスでは特に、良いときと悪いときの差が出てしまうところです。流れが自分あって良いときも、相手に流れを取られてしまうこともあるので、一定して自分のプレーをできるようにすることが課題です。

―上伊倉選手の初戦相手は夏関の初戦でも対戦した山田悠里選手(立大)です
上伊倉:この前の夏関では内容でもスコアでも競っていたのですが、ファーストセットを取れなかったこともあり、粘り勝ちをされてしまいました。1回も勝ったことがない相手で、長い試合になるかもしれないんですけど、勝ちきりたいと思っています。

―新入生の様子は
猪川:人数も5人と多いので、和気あいあいと楽しそうにやっているなと思います。
上伊倉:仕事を教えたり、聞かれたことを教えるというのは初めてだったんですが、みんな明るくて良い子たちがいっぱいだと思います。

―猪川選手は主将に、上伊倉選手も後輩ができましたが、意識の変化は
猪川:今年はリーグ戦ができそうで、リーグ戦では4年生が主体なのはもちろんですが、1年生も基盤としてやらないといけないので、1年生の指導をやらないといけないなと思っています。
上伊倉:1,2年生の仲が良くて、楽しそうにやっているのですが、リーグ戦とかでは楽しいだけではだめだと思っているので、教えていかなければと思っています。

―シングルスの目標をお願いします
猪川:去年の成績が良かった分、今年はプレッシャーもあるのですが、ベスト〇〇という目標を立てるのではなく、一つ一つ伸び伸びとやりたいです。ラスト1年なので、インカレ本戦に出られるように2回戦は必ず勝って、あとはもう伸び伸びとやりたいと思っています。
上伊倉:私は初戦が一回も勝ったことのない相手なので、まずは一回戦を頑張りたいという思いが強いです。一回戦で勝ったらインカレ予選も決まるので、あとはシード選手に挑戦していきたいと思っています。

(取材:東夏紀)


単複ともにインカレ出場を目指す上伊倉。

山﨑京花・鵜飼日南乃ペア

―昨季を振り返って
山﨑 : コロナでリーグとか試合がなくなったのでやはりモチベーションを保つのが難しかった中で、こうして今年はコロナが収まってきたので頑張ろうという感じですかね。
鵜飼 : 昨年はコロナの影響もあって試合もあんまりできなくて実戦経験を積めなかったっていう部分のあったので、不安な部分もあるんですけど、でも去年本選出場を果たしているところもあるのでそういう意味ではいい流れでこれているかなと思ってます。

―予選を突破されましたが、手応えは
山﨑 : 私はダブルスのみになってしまうんですけど、すごい一試合目はそんなに調子がよくなかった中で、二試合目すごいうまく勝てたのですごいきてるなという感じですね(笑)
鵜飼 : 私もダブルスに関しては1試合目あまりいい形で勝てなかったんですけど、次切り替えて今までの試合の中でも結構一番いいような形で勝てたのはすごく大きかったですね。シングルスもかなり危ない部分は多かったんですけど、しっかり自分の中で納得いくようなかたちで勝てているのでこのまま頑張っていきたいと思っています。

―自身の武器やペアの強みは
山﨑: 私の武器はやっぱりロブですね。高いボールでラリーをしていくのが武器で、ペアの(鵜飼)日南乃の武器はやっぱりボレーがすごく私は好きですね。武器だと思います!
鵜飼: 私自身の武器としてはやっぱりネットプレーでしっかり前で動くということが武器で、(山﨑)京花さんは粘り強いストロークと後はやっぱり破壊力のあるスマッシュが私は一番の武器なのではないかなと思ってます。

―自身やペアの課題は
山﨑 : 私たち二人の課題として、やっぱり出だしがすごい悪くなってしまうことだったり、すごい勝てそうなところで勝ち切れない、ポイントを取り切れない部分っていうのがすごくあるので、そこはしっかりと出だしだったり最後まで集中力を高めて勝っていくというのはすごく課題だなと思っています。
鵜飼 : 一緒なんですけど、二人でいい流れを切ってしまう部分だったりとか苦しい場面でしっかり耐えらない部分がすごくあるので、そういう時こそ二人でしっかり声かけあって超えていけたらなと思っています。

―副将として心がけていることは
山﨑 : 部活の楽しい雰囲気しっかりやるときはやってオフな時はしっかりみんなとコミュニケーションをとって、部が楽しくできるようにやるときはやって楽しい時は楽しくというのはすごく心掛けていますね。ちょっと気になるところがあったらしっかり指摘して、そこはちゃんと副将としてやっていきたいなと心掛けています。

―今年の女子部の雰囲気は
山﨑 : フレッシュな1年生が入ってすごい活気がある雰囲気だと思います!
鵜飼 : 同じなんですけど今年の1年生は元気もあってすごくのびのびできるような環境が整っているので、チームの雰囲気はとても明るく良い感じで練習できていると思います。

―上級生になっての気持ちの変化は
鵜飼 : 1.2年生の時はチームの中心みたいな選手でもなかったですし、自分はSSIスタイル(スポーツ推薦入試)で入学したわけでもなかったので勝たなきゃいけないとかあまり思っていなかったんですけど、三年になってやっぱり上級生になって買っていく姿勢を下級生に見せたいしチームの中心としてもしっかりかたなきゃいけないなという自覚はすごく芽生えました。

―鵜飼選手はシングルスで予選を突破されましたが、手応えは
鵜飼 : 自分の中では本選に上がることがまず1つの第一目標だったのでそれをクリア出来てうれしいんですけど、まだここから先にはインカレ予選に繋がる部分もあるのでチャレンジャー精神をもってしっかり頑張りたいと思っています!


ロブとネットプレーを武器に春関に挑む

―今年の新入生はいかがですか
蛸井:一年生の子たちは、部活の中での一年生の仕事があるのですが、それを一生懸命やってくれているなと感じています。みんなやる気ある子が多いなと感じています。
山﨑:一年生の子たちはみんな上手で、自分にも刺激を与えてくれていて、頑張ろうって思えます。

―山﨑選手はラストイヤーとなります。かける思いは
﨑 : ラストイヤーなのでやっぱり本当に後悔しないよう、シングルス負けてしまってダブルスしかないのでダブルスではしっかりと一試合一試合大切に勝ちにこだわってやっていきたいなと思っています。

―春関に向けて目標・意気込みをお願いします
山﨑 : 目標はインカレに絶対に行くことで、1試合1試合大切に日南乃とのダブルスを大切に、1試合でも多く勝てるように2人で頑張っていきたいと思っています!
鵜飼 : ダブルスでは、緊張しすぎず自分たちらしく笑って楽しんで数少ない京花さんとの試合をしっかり大切に頑張って絶対インカレに行きます!シングルスでも自分らしいプレーをしてチャレンジする気持ちでしっかり試合に挑んでインカレ出場権を獲得したいと思います!
(取材:岩崎亜耶)


山﨑にとってラストイヤーとなる今季、インカレ出場をかけ春関に挑む

 

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