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【ハンド】2022年度関東学生ハンドボール連盟春リーグ戦 第5戦 対国士舘大学 上手く流れを掴めず、敗戦。

ハンドボール

5月1日から春リーグ後半戦が開始。今までの記事をこちらに掲載させて頂くのでお読み下さい。よろしくお願い致します。

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2022年5月1日(日)
立教大学新座キャンパス

春リーグ戦の後半が始まった第5戦。気持ちの良いスタートを切りたかったが、国士舘大学の巧みなディフェンスにペースを乱され、思うようなプレーができないまま試合終了の合図が鳴ってしまった法政大学。今回は選手インタビューでも上がった”立体に対する攻め”というのがキーワードとなった。

※個人得点項目の通算得点に誤りがありましたので修正いたしました。申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

試合結果

トータル試合結果

24
法政大学
12 前半 15 30
国士舘大学
12 後半 15

個人得点

背番号 選手名 学部・出身校 今試合得点 通算得点
9 吉田峻介 社会4・愛知県立日進西高 3 15
10 渡邊桂也 経済2・市川 2 28
18 石田季里 経済3・越谷南 2 22
19 加藤怜央 現4・法政二 1 11
22 岩﨑琢未 スポ2・熊本国府 7 37
13 石川洸達 経済4・法政二 3 7
6 林来連 経済4・法政二 2 7
4 布田航 経済3・藤代紫水 0 5
5 林優我 経済1・近江兄弟社 0 2
3 山本浩介 社会4・浦和学院 0 4
25 今松祐也 経済3・浦和学院 1 7
26 竹中柊翔 社会1・法政大学第二 0 3
7 親泊寛粋 経済1・興南高校 3 5

セーブ率

16 高木アレキサンダー 経済4・市川 38%

※更新しました。

試合後順位表

順位 大学名 勝-分-負 得点 失点 得失点 勝ち点
1位 日本体育大学 5-0-0 181 149 32 10
2位 筑波大学 5-0-0 155 129 26 10
3位 国士舘大学 4-0-1 126 104 22 8
4位 中央大学 3-0-2 137 118 19 6
5位 法政大学 3-0-2 153 150 3 6
6位 早稲田大学 2-0-3 146 142 4 4
7位 東海大学 1-1-3 152 166 -14 3
8位 立教大学 1-0-4 139 162 -23 2
9位 明治大学 0-1-4 141 163 -22 1
10位 順天堂大学 0-0-5 76 123 -47 0

 春季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月16日(土) 早稲田大学 ⚪︎30-29 国士大多摩
2    17日(日) 筑波大学 ⚫︎30-34 立教大新座
3      23日(土) 中央大学 ⚪︎29-27 法政大多摩
4      24日(日) 立教大学 ⚪︎40-30 法政大多摩
5 5月1日(日) 国士舘大学 ⚫︎24-30 立教大新座
6       7日(土) 日本体育大学 国士大多摩
7     14日(土) 東海大学 三郷市総合体育館
8     21日(土) 順天堂大学 国士大多摩
9     22日(日) 明治大学 国士大多摩

 

戦評

法大側がボールを持ってスタート。早々に得点を入れたいところだが、そう簡単にはいかず、ボールは国士舘大の元に。開始40秒に攻撃を仕掛けられるがGK高木アレキサンダー(経済4)が防ぎ55秒に法大が1点を取る。先手を取った。1分35秒に得点を取られるが1分56秒には岩﨑琢未(スポ2)から加藤怜央(現福4)、そして吉田峻介(社会4)にパスが渡り得点を入れる。その後も得点獲得の機会を狙い3分16秒に岩﨑、4分20秒に渡邊桂也(経済2)、加藤が攻め込むが強靭なディフェンスに邪魔をされてしまう。得点を入れてから2分30秒ほど経ってやっとの思いで相手のボールをカットし再度岩﨑が攻め込み点数を入れる。しかし5分11秒には国士舘大に得点させてしまう。その後すぐに岩﨑からのパスを受け取り林来連(社会4)が攻め込むも惜しくも得点には辿り着けず。そんな中でも流れを国士舘大には渡せないと言わんばかりの勢いで吉田がゴールを決める(法大4-2国士舘大)。それに便乗して加藤も攻め込もうとパスは回しているが攻撃にまでは至らず。そうしている内に8分21秒に勢いよく攻め込まれたがGK高木が好セーブで防ぐ。その後も相手に追いつかれないよう、加藤が的確に、林も堂々と点を重ね、前半12分までなんとか国士舘大と2点差を保っている。13分15秒、14分10秒には上から軽やかに、と得点を許してしまい同点の法大6-6国士舘大に。さらにその後も立て続けに攻め込まれる。19分になる前には体制を立て直そうとタイムアウトをとる。タイムアウト後石川洸達(経済4)や石田季里(経済3)が得点するも法大12-15国士舘大の3点離され前半戦は終了。後半、法大のディフェンスが前半よりも強い形となり簡単にはゴールを許さない。4分40秒にはGK高木がそのこと証明するかのように勢いよく攻め込まれるも見事ブロック。その後点数を獲得するも、相手も攻め込みに成功するためなかなか点差は縮まらす。8分30秒には林からのパスを受けて渡邊が上からストレートに、11分55秒にも得点。18分にはタイムアウトが挟まり法大の流れに変えたいところだがなかなかそうはいかず点差はさらに開き6点差に。その後も点差を縮めようと奮闘するも終了まで点差は変わらず法大24-30国士舘大学で幕を閉じた。

 

選手インタビュー

加藤怜央選手

―今日の試合を振り返って
結構序盤からせっていた試合で、後半離された時にもっとみんなで声をかけて(点数)を離される前にちゃんと追いつきたかったなと思いました。

―国士舘大学は(今回の試合では)DFがしっかりしていた印象を受けましたが、今までの練習試合で感じた印象と変化はありましたか
そうですね。その練習試合をしていた時よりもかなり一対一、一人一人のディフェンス力はすごい上がっていて、こっちとしても立体に対する攻めっていうのがあまり得意ではなかったのでもう少しそこを次までに練習して立体の攻めに対してちゃんと攻められるようにしたほうが良いかなと思いました。

―いつもの試合では渡邊選手、岩﨑選手にボールを回して先陣を切って行くイメージがありましたが、(前半は特に)今回はそのお二方以外の方が得点を入れている印象を受けました。それは意図していたことだったのですか
意図していたことはないのですが選手層の厚さっていうのは僕らの強みでもあるのでその2人のマークが厚くて点を取れなくても他の人が他の所でちゃんと点を取れるという。そういう所がうちの強みでもあるので。逆サイドの左利きの選手(=吉田峻介選手・社会4)がすごいシュートがたくさん入るのでその選手に前半はたくさんパスを集めて点を決められたのでそこはすごく良かったかなと思います。

―今日の改善点・反省点はどのようなポイントですか
立体に対する攻めが対策不足というか、こっちとしては全然攻められなかったのでそこをもうちょっと練習して立体に対する攻めをしっかりしたいなと思います。

―今のところリーグ1位の日本体育大学との試合に向けて
すごく速攻が速いチームですごく走ってくるので走り負けしないようにベンチ入りしているメンバーチーム全員で戦って勝ちたいなと思います。

林来連選手

ー今日の試合を振り返って
今日は今までやっていなかった相手の立体的なディフェンスに対して我々の攻撃陣が攻められなかったのが敗因の一つかなと考えております。

―前半と後半で作戦が変わったように感じました。
相手側のオフェンスがロングシュートであったり、利き手側というのを非常に攻めてきていたのでそこに対して”できるだけそこに当たっていこう”だとかそういったところの修正を図ったところが変化したところかなと思います。

―今までのリーグで出た課題、改善したいと思っていたポイントは
前半は相手の真ん中のDFが広くて、それを上手く使えていたのですけど、後半修正してくることを踏まえて一回外側で攻めを作っていこうと言う話になりました。今までのリーグを振り返って、やはり得点源が集中している課題が正直あってそこに対して得点をより分散して行くことが今後の課題になって行くかなというのことが今日のリーグ戦の試合でも前半の試合でもよく得点をしてくれる2年生の桂也(渡邊桂也選手・経済2)が点数を取れていなかったので、そこの得点の分散というのが今後のリーグの課題となってくると思います。

ー立教大学との試合について個人の役割は
個人の役割としてはまず4年生としてチームをまとめることとともに、自分が相手の懐に入りながらプレーをするというところで相手がどういった事を考えるのかを逆に自分が考えてそういった考えを利用して味方に伝えながら上手く攻撃であったり防御をして行くような形になっています。

―タイムアウトではどのようなお話を
先ほども申し上げたのですけれども、利き手側へのディフェンス、ロングシュートに対してのディフェンスっていうのが全く上手くいっていなかったのでそこに対して課題意識を持って全員で取り組んでいこうという話をしました。

―春リーグ戦の後半戦はどのように過ごしていきたいですか
今までのリーグを通じて得点源が集中しているということが課題の一つであったので、またキーパーに少し頼りきりな部分もあるのでそういったところの修正をしながら、自分たちとして、法政大学という色を発揮しながらもリーグを処理していければ良いのかなと思います。

―”法政大学の色”といわれると活発というイメージもありますが自分たちの代だからこその”色”はありますか
自分たちの代だからっていうとなかなか難しいのかなと思うのですけど僕たちは下級生の頃から代として試合に出させていただくことが多かったので、そういったところもチームとしての土台のような役割をしながらも得点を取ってくれるような下級生達に対してより自由にさせて行くようなそういった”自由な色”っていうのを発揮していきたいなと思います。

 

 

国士舘大学には”立体でのディフェンス”をされ、流れを掴めずに試合が終了してしまった。この試合で得た改善点を上手く利用し次からの試合では法大の色を魅せて欲しい。

(取材・記事 松岡茉満子)


今回は写真撮影を行わなかったため、春リーグ前半の載せ切れていない写真の一部を掲載いたします。ブレた写真などもございますがご了承ください。

選手達


https://sports-hosei.net/60043/(第6戦 対日本体育大学)→後記事

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