• HOME
  • 記事
  • 準硬式野球
  • 【準硬式野球】東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対東大2回戦 2試合連続二桁得点を挙げ、快勝!3つ目の勝ち点を奪う!

【準硬式野球】東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対東大2回戦 2試合連続二桁得点を挙げ、快勝!3つ目の勝ち点を奪う!

2023年 東京六大学準硬式春季リーグ戦 東大1回戦
2023年4月23日(日)
法大多摩キャンパスグラウンド

二桁安打、二桁得点で快勝した試合から一夜明け、2タテするべく臨んだ東大第二戦。エース・藤中が完投し、打っては打撃陣も火が付き二試合連続の二桁得点で勝利を挙げた。3つ目の勝ち点を挙げた法大は、単独首位でリーグ戦を折り返す。

終始にこやかに投球を続けた藤中

試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法 大 1 5 1 2 2 2 0 × × 13 14 0
東 大 0 0 0 1 0 0 0 × × 1 4 4

(東大)柏野、長野-宇野

(法大)藤中-澤野、吉田

 

打撃成績

打順 守備 選手、学部、学年 出身校 打席数 安打 打点 四死球
1 (9) 鈴木歩夢(社4) 明星 5 3 3 1
2 (6) 唐橋悠太(経4) 桐光学園 2 0 0 0
6 菊池開斗(社2) 花巻東 1 0 0 0
3 (7) 関宮楓馬(社3) 静岡 4 2 3 1
4 (4) 塩唐松宏将(社4) 鳴門 4 2 1 0
4 藤中温人(社1) 鳴門 1 0 0 0
5 (8) 小原捷平(社2) 仙台育英 4 2 0 0
PH 和泉直人(文4) 札幌第一 1 0 0 0
8 森涼太(経2) 三重 0 0 0 0
6 (2) 澤野智哉(社4) 国士館 4 1 1 0
PH→2 吉田大晟(人4) 小山台 1 0 0 0
7 (4) 高橋凌(社4) 花巻東 2 1 0 1
PH 福本陽生(経4) 星稜 0 0 0 1
4 茂木大樹(人3) 前橋商業 0 0 0 0
8 (5) 須賀椋也(現3) 新田 3 1 1 0
PH 小池永紀(スポ4) 法政二 0 0 0 1
5 井岡皇雅(現3) 健大高崎 0 0 0 0
(1) 藤中壮太(社3) 鳴門 2 2 1 1

投手成績

被安打 奪三振 四死球 自責点
藤中 7 4 6 0 1

盗塁: 小原 捷平(2回) 高橋 凌(3回) 澤野 智哉(4回) 塩唐松 宏将(4回) 唐橋 悠太(4回) 藤中壮太(5回) 鈴木 歩夢(6回)
走塁死: 小原 捷平(2回)

戦評

1回戦はスタンドに駆けつけた応援団からの熱いエールを背に15-1と投打で東大を圧倒した法大ナイン。続く2回戦も勢いそのままに、2戦連続コールド勝ちという完璧な形で勝ち点を奪った。

先頭の1番打者・鈴木歩夢(社4)がいきなり左前打を放つと、続く唐橋悠太(経4)が送りバントを決め1死二塁の好機を演出。するとその直後、3番・関宮楓馬(社3)が中前適時打を放ち見事先制点をもぎ取った。

そして続く2回は先頭・小原捷平(社2)が放った中前打に始まり打者一巡、計6安打の猛攻で一挙5点を追加した。一気に試合の流れを手繰り寄せるビッグイニングに。

3回から6回も法大打線は勢いそのままに毎回得点。最終回となった7回こそ三者凡退に抑えられたものの、途切れ目の無い法大打線の恐ろしさを見せつける結果に。この日2本の適時打を放った関宮は「チームとしてチャンスでの1本は徹底して意識してきたことだったのでそれがこの東大戦で実った」と語り、チームの状態に好感触を伺わせる。

一方の投手陣は先発の藤中壮太(社3)が7回を投げきり完投勝利。4回の左越三塁打をきっかけにこの日唯一の失点を許すも、試合を通しての被安打は4本とエースとしての貫禄を見せつけた。

東大とのカードを2試合で計28得点2失点と完全勝利に終えた法大。次戦の相手は昨秋ストレート負けを喫している明大だ。現在勝ち点を取りこぼすことなく3戦を終えた法大にとって、リーグ制覇に向けた正念場となる対決である。今カードで得た自信を胸に、昨秋の雪辱を果たせるか。法大ナインの健闘に期待したい。

3打点の活躍をした関宮

(記事:嘉藤大太、写真:田中さや)

選手インタビュー

関宮楓馬選手

ー試合をふりかえって
今日の試合は7回以外毎回得点できたということで、これまでの試合では残塁の多さが課題だったので、昨日今日はチャンスで1本出せているのでそこは良いと思います。

ー1~2打席目は連続適時打
初回は先頭が出塁、バントで送って自分がタイムリーという綺麗な形で得点できたので自分の役割を全うした感じです。
2打席目もチャンスで回ってきたのであとは打つだけ、という感じでした。

ーここ2日間チームとして計28得点。好調の要因はどこに
これまではチャンスを得点に結びつける展開が少なかった中で、チームとしてチャンスでの1本は徹底して意識してきたことだったのでそれがこの東大戦で実ったのかなと考えています。

ーケガ明けから身体の調子は
もう身体に関して怖い部分は無いのであとはチームのために自分ができることを全うしたいと思います。

ー次戦への意気込み
ここから残り2カード、明大さんも慶大さんも力のある大学なので油断せず気を引きしめて。来週は空き週で時間があるのでもう1回チームを立て直した上で残り2カードも勝ちたいと思います!

鈴木歩夢選手

ー今日の試合を振り返って
昨日に続いて先制ができたので、自分たちのペースで試合を運べたかなと思います。

ー2試合連続の二桁得点となりました。副将として、これまでの試合を振り返って
どんどん良くなっていると感じています。これからのカードにつながる試合ができているかなと思います。

ー現在、リーグトップの打点数です。今大会のご自身のバッティングは
成績自体はあまり良くなくて、正直苦しい期間が続いています。結果というよりも、チームのためにと思って働いているのが打点に繋がってくれているかなと思っています。

ー今カードは1番に座りましたが、変化は
入りたての頃は1番を打っていて、懐かしい感じもしました。新鮮な気持ちで臨めたのが意外に結果につなげられたかなと思っています。

ー1番打者として心掛けていることは
チームの1番打者なので、消極的なバッティングをしないよう心掛けています。チームが消極的にうつってしまうと思うので。強気で、チームの怖さを象徴できるような1番になりたいと思っています。

ー副将として、期待している選手は
藤中温人(社1)ですね。気持ちが強いですし、早大戦でも大事なところで一本が出ました。そういった勝負強さが今の法大には足りないので、いざという時大事なところで打ってくれるんじゃないかなと期待しています。

ー次戦への意気込みを
一戦一戦勝ちにこだわって戦いにいくことが優勝に繋がると思うので、焦らず、先見ず、一戦一戦丁寧に戦っていきたいと思います。

関連記事一覧